Amazon Payは本当にお得?ポイント付与の条件や注意点を徹底解説
電子決済が盛んな中、AmazonもAmazon Payというサービスを提供しており、Amazon PayならAmazonはもちろん、その他のサイトでも決済することが可能で便利です。
電子決済はスピーディにお支払いができることや、ポイントが貯まることなどに魅力を感じる方も多いかと思います。
ただし、Amazon payに関して注意が必要なのが、実はAmazon payで支払っても基本的にamazonポイントや、利用可能な他サイトのポイントも付与されません。
そこで、本記事ではAmazon payの特徴や注意点について詳しく解説します。
・Amazon Payの特徴
・Amazon Payでポイントは基本的につかない
・Amazon利用でお得にポイントが貯まる方法
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年間100万円以上の利用が1回あるだけで、年会費が永年無料になるゴールドカード
三井住友カード ゴールド(NL)
年会費 | 5,500円(税込)※1 |
---|---|
還元率 | 0.5%~7%※2 |
ポイントサービス | Vポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
550円(税込)※3 | でカード番号を発行※4,5 | ~200万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
iD(専用)・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費永年無料(※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)※2:
※3:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
※4:即時発行できない場合もございます。
※5:カードの発行は最短3営業日発行。
Amazon Payとは?
Amazon Payとは、Amazonのアカウントにログインするだけで決済ができるサービスです。最短2クリックで決済できることから、気軽にネットショッピングが楽しめます。
Amazon Payが利用できる加盟店はさまざまですが、例えばJiNSやKEYUCA、カジタク、EDWINなどの加盟店で利用することができます。
【Amazon
Pay導入企業例】
ZOZOTOWN、adidas、コジマネット、プレミアムバンダイ、劇団四季、るるぶトラベル、Soulberry、COACH、Reebok、knot、AXES、STYLE
DELI、イトキン、スプートニクス、FUJII DAIMARU、J'aDoRe、Levi's、マイケルコース、FLAG SHOP、AZUL by
moussy、timberland、成城石井、出前館、DEAN & DELUCA
Amazonの会員登録があれば他のサイトで会員登録をする必要がなくなるため、サイトごとに会員IDとパスワードを入力したり、名前・住所・電話番号を入力したりする必要はありません。
また、支払い方法として登録したクレジットカード情報はAmazonにしか伝わらず、そこから先はAmazonが各サイトでの支払いを立て替える為、むやみに登録情報が広がる心配もないです。
手間がかからないというメリットはもちろんセキュリティなどの観点からも、あまり会員登録などをしたくないという方にも安心のサービスです。
Amazon会員登録には種類がある
ちなみに、Amazon会員には3つの種類があります。
会員の種類 | かかる費用 |
---|---|
無料会員 | 0円 |
Amazon prime会員(月間会員) | 1ヶ月600円(税込) |
Amazon prime会員(年間会員) | 1年5,900円(税込) |
費用のかからない無料会員の他に、Amazon Prime会員という有料プランがあります。
有料プランには月間会員と年間会員があり、月間の場合は1ヶ月600円(税込)、年間の場合は5,900円(税込)がかかります。
ちなみに、無料会員でもAmazon Payは利用できます。
もし有料会員を選ぶ場合、1ヶ月あたりの会員費用がおよそ493円となる年間会員の方がお得です。
もし、長期的にAmazon Payを利用するなら年間会員を選ぶのが得策でしょう。
Amazon Payではポイントはつくの?
結論から言うと、Amazon Payを利用してもAmazonポイントは付与されません。
さらに、先述した通り買い物するサイトでのポイントも付与されません。
支払い方法として登録したクレジットカードのポイントは付与されますが、それ以外のポイントは付与されないとなると、Amazon Payをポイント目的で利用するという方にとってはデメリットになるでしょう。
このように、Amazon Payは便利なサービスですが、お得とは言えないのが正直なところです。
とはいえ、名前や住所、クレジットカード情報をむやみに登録する必要がなくなるため、セキュリティ面で安心といったメリットもあります。
状況に応じて利用する価値は十分にあるでしょう。
Amazon Payの利用でポイントを貯める方法
実は、Amazon Payの利用でもAmazonのポイントを貯める方法がひとつだけあります。
それは、AmazonギフトカードでAmazon Payの決済をすることです。
Amazon Payの決済の際にAmazonギフトカードで支払った場合に、通常会員なら利用した金額の0.5%が付与され、プライム会員であれば1%付与されます。
amazon pay チャージ方法とamazon payでの支払方法
Amazon Payはチャージなしで利用可能です。
そして、Amazon Payでは3つの支払方法に対応しています。
- 【支払方法1】クレジットカード
- 【支払方法2】Amazonギフト券を登録する
- 【支払方法3】デビットカード、プリペイドカード
なお、Amazon payは以下の支払い方法から選択が可能です。
- クレジットカード
- デビットカード・プリペイドカード
- Amazonギフトカード
ただし、AmazonギフトカードでAmazon Payの決済をした際に付与されるのは、あくまでAmazonギフトカード残高となるため、利用先はAmazonに限られる点には注意しておきましょう。
Amazonプライム会員と同じ還元率
Amazonでの還元率は2% | |
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Amazonでの還元率はプライム会員と同じ2%です。 また後ほど紹介する、Amazon payでおトクにポイントを獲得する裏技を利用すれば、誰でも2.5%還元まで上昇します。 |
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ちなみに、Amazonでのお買い物にクレジットカードを使っている方も既に多いかと思いますが、JCB CARD WはAmazonでのお買い物でポイント還元率が2%のカードです。
後ほど詳しく紹介しますが、実はAmazonギフト券をJCB CARD Wで購入して、Amazon payにチャージすれば、Amazonでのお買い物がよりお得になります。
Amazon Pay利用時の注意点
Amazon Pay利用には注意点もあります。
ひとつ目は、Amazon会員にクレジットカード情報がなければ決済できないことです。
Amazon Payは、Amazonに登録されているカード情報を元に決済が行われます。
そのため、クレジットカード情報の登録がない場合はAmazonアカウントがあってもネットショッピングでの決済はできません。
ふたつ目は、買い物するサイトでのポイント付与がされないことです。
例えば、Amazon Payの加盟店であるZOZOTOWNで買い物を行っても、ZOZOTOWNのポイントは付与されません。
Amazon payは他カードと合わせて賢く使う
Amazon Payを使うにはAmazon Payが使える加盟店、ECサイトであることが前提です。
特にネットではAmazonのほか、ピッコマWEB、BEAMS公式、BUYMAなどAmazon公式で確認すると限定的な印象を受けます。
Amazon Payで支払えない先でお買い物をするときは、下記2枚のクレジットカードがおすすめです。
カードフェイス | 貯まるポイント | ポイント付与 | ポイント使えるところ | 総評 |
---|---|---|---|---|
三井住友カード NL |
Vポイント | 200円=1P | VISAタッチ決済加盟店かiD加盟店、Apple Pay、Amazonギフトに交換すればAmazonでも利用できる | Amazon.co.jp利用時ポイントアップ、セキュリティに信頼、ポイントもAmazonで使える |
楽天カード |
楽天ポイント | 100円=1P | 楽天ポイント加盟店 | 加盟店が多く、ポイントが貯まりやすく使いやすい |
あまり知られていない?Amazon payでお得にポイント貯められる方法
Amazon Payは基本的にポイント還元されず、クレジットカードから引き落とした場合でも、クレジットカードでの利用分のポイントのみの付与となります。
ただし、Amazon Payは、Amazonギフトカードで決済した場合のみ、ギフトカード残高に0.5%~1%で還元されます。
そのため、Amazonギフトカードをクレジットカードで購入して、Amazon PayをAmazonギフトカードで決済するという方法がAmazon Payの使い方としては一番お得になります。
そして、Amazonでのお買い物で還元率が上昇するJCBCARD Wを使うことで、高還元率でAmazonギフトカードを購入することができるのです。
プライム会員と同じ還元率のJCB CARD W
JCB CARD WはAmazon payでお得にポイント貯められる年会費永年無料のクレジットカードです。
基本還元率は1,000円で2ポイント(10円相当)の還元率1%で、「Amazonで利用すると還元率が2%」となります
カード | Amazonでの還元率 |
---|---|
Amazon Mastercard |
通常会員→
1.5% プライム会員→ 2% |
JCB CARD W | 2% |
楽天カード |
1% ※Mastercardブランドは2023年1月5日以降500円で1ポイントに(0.2%) |
Amazonで還元率2%というのは、Amazon発行の「Amazon MasterCard」をPrime会員が利用した時の還元率と同じになるため、Amazon prime会員にならずとも還元率の上昇を受けられるのは大きなメリットでしょう。
つまりは、JCB CARD WでAmazonギフトカードを購入し、購入したギフトカードでAmazon payで利用することで、2.5%の還元を受けられます。
もう一点見逃せない利点としては、JCB CARD Wは一カ月の合計金額でポイントが付与されるため、ポイントの取りこぼしが少なくなります。
一般的なクレジットカードは一回ごとの利用金額によってポイントが貯まるため、金額の端数分のポイントが無駄になってしまいます。
例えば、100円につき1ポイントのクレジットカードの場合、190円の商品を購入しても還元されるのは1ポイントとなります。
Amazonはもちろん、普段の買い物でも端数分のポイントの取りこぼしが少なくなるのは、長い目で見ると大きな差になるでしょう。
JCB CARD Wの公式サイトはこちら
三井住友カード ゴールド(NL)
年会費 | ポイント還元率 | 発行までの期間 |
---|---|---|
5,500円(税込)※1 | 0.5%~7%※2 | でカード番号を発行※3,4 |
ETCカード | 国際ブランド | ポイントサービス |
550円(税込)※5 | Vポイント |
- 年間100万円以上の利用で2つの特典あり
- 日々の利用でポイントが貯まりやすい
- カード番号の記載がなく、安全性が高い
三井住友カード ゴールド(NL)は利用条件こそありますが、その条件を満たせば翌年以降の年会費永年無料で、使えるゴールドカードです。年会費無料で持つことができるゴールドカードは非常に少なく、ハイステータスのカードをコストを掛けずに持ちたい方にはおすすめです。
また、ゴールドカード限定の特典もあり、国内の主要空港のラウンジが無料で使えたり、旅行に行く際に、旅費をカードで支払っておくことで海外旅行・国内旅行の両方で最高2,000万円の旅行傷害保険も付帯されます。このようにゴールドカードはカードの特典も充実しているのが魅力の1つです。
そして、通常のカードと同様に電子マネーはiD、WAONが使え、Apple PayやGoogle Payにも紐づけることができるので、日々の様々なシーンでの支払いでとても便利に使えます。
年会費 | 5,500円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%(200円=1ポイント) |
ポイントサービス | Vポイント |
追加カード | ETCカード・家族カード |
電子マネー | iD・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
利用可能額 | ~200万円 |
国内旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | ~300万円※6 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費永年無料※2:
※3:即時発行できない場合もございます。
※4:カードの発行は最短3営業日発行。
※5:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
※6:会員1名につき対象期間中の補償金支払いの限度額です。
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