渋谷、原宿、表参道もいいけれど、伝統と格式のある専門店が軒を連ねる銀座もいいものです。この街に見合う存在になりたいと、日々、自分磨きを怠らない女性が数多くいることからもわかるように、ここは今なお日本を代表するセレブな場所でありつづけています。

その中心である銀座4丁目の交差点にそびえ、おなじみの時計塔のある建物が高級百貨店「銀座和光」です。

あの時計塔の初代は1894年に、和光の前身である服部時計店（現・セイコーホールディングス）の創業者・服部金太郎が建てたもので、当初は服部時計店の店舗として営業を開始します。その後、関東大震災を経て、現在の時計塔（二代目）と店舗ビルディングは1932年に竣工しました。

戦後は進駐軍により接収され米軍向けの売店として用いられますが、1952年には接収が解除。服部時計店の小売部門を継承して和光が設立され、現在の和光本館での営業を開始しました。

その後、2009年には、経済産業省が日本の産業近代化に大きく貢献した建造物や機械などについて、その保存・活用を目的として認定する「近代化産業遺産」に、この時計塔が認定されています。

銀座のシンボルともいえるこの時計塔と建物を擁する銀座和光は、日本で最も高級な百貨店といっていいでしょう。もちろん、接客も一流で、たとえハンカチ一枚だけの買い物であっても、王侯貴族への対応と変わらない接し方をしてくれます。

さて、日本を代表する高級百貨店といってもおじけづくことはありません。

取扱品は、ウオッチ、ジュエリーのほか、婦人・紳士用品、メガネ、テーブルウエア、家具、食品…… と一般の百貨店と変わりはありませんし、本館から少し離れた和光並木通りビルでは、バング＆オルフセンやヒロココシノといったおなじみのブランドも出迎えてくれます。

また、和光には一般の百貨店に見られるようなポイントカード「和光カード」もあります。

和光カードはショッピング利用金額（税別）の2％分のポイントが貯まる高還元のポイントカードで、たとえば、10万円（税別）のお買い物なら2,000円分もポイントが貯まります。これは、来店時の利用だけでなく、電話での通信販売でも同じです。

また、銀座和光本館のほか、アネックス、インテリアショップ、セイコープレミアムブティック銀座、大阪店、中之島フェスティバルプラザ店、札幌パークホテル店、ホテルオークラ新潟店、名古屋観光ホテル店、羽田空港第1ターミナル店、羽田空港第2ターミナル店の各店でのショッピング分でもポイントが貯まります。

貯めたポイントは最後のショッピングから2年後の同月末日まで有効で、その有効期間内に、1,000ポイントごとに1,000円分の「和光カードお買物券」と交換するという形で使うことができます。

そのほか、和光カードには次のような特典があります。

和光カードのそのほかの特典

●来店時の特典として、1日のお買い物金額3万円（税別）以上で、自宅宛に送料無料で商品を配送してもらえます。

●来店時の特典として、1日のお買い物金額3万円（税別）以上で、西銀座駐車場の2時間分の駐車券が進呈されます。

●お誕生月にはポイントが2倍貯まるクーポン券が進呈されます。クーポン券はお誕生月とその前後1ヵ月（計3ヵ月）の間の1日、来店でのお買い物に使えます。

●和光で催される催事などが案内されます。

和光でショッピングすると、3万円を超えることは少なくないでしょうから、この年会費無料の和光カードに入っておくだけで、これらの特典がついてくると考えていいでしょう。

和光をよく使う方なら、この和光カードの特典に加えて、さらなる特典が追加されるクレジットカード「銀座ダイナースクラブカード／和光」の取得をおすすめします。

銀座ダイナースクラブカードは、社会的ステータスの高い人が持つカードとして知られる国際ブランド・ダイナースクラブが発行するもので、銀座の愉しみ方を提案する特典が特徴的な1枚です。

そのラインナップの1つ、銀座ダイナースクラブ／和光には、和光ならではの特典も加わり、まさしく銀座を満喫したい人のためのクレジットカードとなっています。

銀座ダイナースクラブカード／和光の特徴

●利用可能枠
一般的なクレジットカードとは異なり、カードの利用可能枠に一律の制限はなく、高額商品の支払いや出費が重なる月、長期の海外出張の際でも、ゆとりをもって利用できます。もちろん、まったく無制限というわけではなく、会員の利用状況や支払い実績などによって利用可能枠は個別に設定されます。

●年会費・入会資格
年会費は本会員2万5,000円（税別）で、家族会員は無料です。入会資格は27歳以上で、定職についていない主婦であっても世帯年収次第で本会員になれます。

●銀座ダイナースクラブカードのポイントプログラム
和光など銀座の特約店でカードを利用すると、通常100円の利用で1ポイントが貯まるところ、2倍の2ポイントを獲得できます。

特約店は和光のほか、サンモトヤマ銀座本店、三越銀座店、松屋銀座、GINZA SIX、東急プラザ銀座、バーニーズニューヨーク銀座店の計7店舗。

ポイントには有効期限がなく、貯めたポイントは「ダイナースクラブ リワードプログラム」で商品やギフト券、商品券、他社ポイント・マイルなどに交換できるほか、カード利用代金にも充当できます。

●和光商品券プレゼント
和光での年間利用金額が20万円以上（税別）の方に、最大5％分の和光の商品券がプレゼントされます。

●喫茶利用券プレゼント
和光での1日の利用料金が10万円以上（税込）の方に、和光本館の並びにある和光アネックス2階のティーサロンで使える喫茶利用券がプレゼントされます。

●『チャイム銀座』贈呈
和光の情報誌『チャイム銀座』が届きます。

ここで注目すべきは、ダイナースクラブカードの2倍ポイントと、和光商品券プレゼントでしょう。

利用金額次第では、2倍ポイントで2％の還元率、和光商品券で5％の還元率となり、さらに、和光のポイント2％分を考慮すると、実質的に9％もの超高還元となるので、和光で年間28万円以上のショッピングをすれば、それだけで年会費以上のおトクを得られることになります。

そのほか、銀座ダイナースクラブカード／和光には、ダイナースクラブならではのステータス感あふれる特典もついてきます。

銀座ダイナースクラブカード／和光　そのほかの特典

●「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」の利用が無料
本会員と家族会員は、銀座の中心部にある「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」を無料で利用できます。

ここでは、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクが無料で提供されるだけでなく、コンシェルジュサービスを利用して、レストランの予約、特約店や優待プランの案内など、銀座を存分に楽しむためのサポートを受けられます。

そのほか、Wi-Fiサービス、手荷物お預かりサービス、宅配料金優待サービス、西銀座駐車場10％割引券サービスなどが提供され、コンサートイベントも定期的に開催されています。

同伴者の利用もできますが、その場合は1名1回につき1,000円（税別）がかかります（支払い方法は会員のクレジットカード決済のみ）。

●「ダイナースクラブ D'sラウンジトーキョー」（大丸東京店11階）の利用が無料
本会員と家族会員は、銀座・日本橋を一望できるメンバーズサロン「D'sラウンジトーキョー」を無料で利用できます（1日1回2時間まで）。

提供されるサービスは、フリードリンク、フィッティングルーム、専用クローク、応接室貸し出し（要予約・有料）など。同伴者の利用もできますが、その場合は1名につき926円（税別）がかかります。

●銀座レストラン優待
通常はダイナースクラブ プレミアムカード会員限定で提供している優待・特典を、銀座エリアに限り、一部特別に利用できます。

●エグゼクティブダイニング
厳選された有名店の所定コースメニューを2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料になります。

●空港ラウンジ
国内・海外約500ヵ所を超える空港ラウンジを会員は無料で利用できます。

●手荷物宅配サービス
海外からの帰国の際に、スーツケースなどの手荷物を1個、対象空港から自宅など指定の場所まで無料で届けます。

●名門ゴルフ場優待予約
国内の名門ゴルフ場を会員に代わって予約し、さらに、プレー代金のうち5,000円（税込）をダイナースクラブが提供します。

●最高1億円の旅行傷害保険
最高1億円の国内・海外旅行傷害保険が付帯するほか、年間500万円を限度とするショッピング保険も付帯します。

●会員限定イベントへの招待
ダイナースクラブが開催する会員限定のイベントに招待されます。過去のイベント例としては、アラン・デュカス東京での生演奏イベント、祇園さゝ木 会食会、京都・醍醐寺での観桜会などが挙げられます。

和光での特典だけでなく、ダイナースクラブの特典も受けることができ、銀座の一部店舗ではダイナースクラブ プレミアムカード同等のサービスも受けられるこの銀座ダイナースクラブカード／和光は、和光と銀座の街を愛する人すべてにおすすめできるクレジットカードだといえるでしょう。

銀座ダイナースクラブカード／和光