ファミリーマートでJMBWAONより4倍もお得にJALマイルを貯める方法
JMB WAONカードとは
多くのクレジットカードでは貯まったポイントを他社のポイントプログラムやマイルに移行することができますが、それを"手間"だと思ったことはありませんか。もしクレジットカード利用分がそのままマイルで貯めていければマイル数もすぐに分かり、使いやすいものです。
そこで、JALマイルが直接貯められるJMB(JAL MILEAGE BANK)のカードについて知っておきましょう。
JMB WAONカード
JMB WAONカードはJALマイレージバンクとWAONがひとつになったカードで、通常のWAONと同様に発行元のイオンやそのグループ店、それ以外の店舗や施設など国内約19万店で利用できる電子マネーカードです。
JALカードからのオートチャージも可能で(対象外のカードもあり)、クレジットカードよりも気軽に利用できる電子マネーなら日常利用でもっと多くのマイルを貯めることが期待できます。
JMB WAON単体で200円=1マイル(マイル還元率0.5%)貯まりますが、JALカードでのチャージ時に100円につき1マイルが獲得できるので、支払い時と合わせてマイルの2重取りができます。
ただしクレジット機能はありません。クレジット機能も欲しい場合は「イオンJMB WAONカード」があります。
イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
イオンJMB WAONカードはカードショッピングの利用でも200円につき1マイルが貯まります。もちろん電子マネーWAONでも200円につき1マイル貯まる他、毎月5・15・25日の「お客さまわくわくデー」では通常時の2倍のマイルが貯まります。
そんなJALマイルが貯めやすいJMBカードですが、JMB WAONカードよりお得にJALマイルを貯める方法があります。
JALカードでマイル還元率を3倍にする手段
JALマイルをJMB WAONカードよりお得に貯める鍵は、「JALカード」です。まずは基本情報を確認しましょう。
JALカード
JALカードは飛行機の利用はもちろん、日常利用でも直接マイルが貯まるので、ポイント移行の手間や費用は発生しません。とにかくマイルが貯めやすいクレジットカードが欲しいという方にはJALカードはメリットの多いクレジットカードになります。
JALカードは通常マイル還元率が0.5%(200円=1マイル)とJMBカードと差がありません。しかし、手段さえ知っていれば簡単にマイル還元率を上げられます。
マイル還元率=1%にする方法
まず、マイル還元率を1%にあげる方法は3つあります。
- 「ショッピングマイル・プレミアム」(年会費3,000円+税)に入会することで100円=1マイル(マイル還元率1%)にすることが可能。
- JALカード特約店での利用すると、200円=2マイルを獲得(マイル還元率1%)。
- JMB WAONにクレジットカードでチャージ(200円=1マイル獲得)し、WAONで支払いをすると200円=1マイル獲得。つまり、実質200円の利用で2マイルを獲得することができ、マイル還元率を1%にすることができます。
ショッピングマイル・プレミアムに入会すれば最低マイル還元率1%になりますが、年会費がかかるので注意しましょう。
@とAは、組み合わせることによってさらに1.5%にまで上げられます。
ショッピングマイル・プレミアムに入会している状態でJMB WAONにチャージ(100円=1マイル獲得)、そしてWAONで支払いをすると200円=1マイルを獲得することができます。つまり、200円の支払いで合計3マイルを獲得することができ、マイル還元率は1.5%になるのです。
JALカードのマイル還元率は4倍にもできる!
そのほかにマイル還元率をさらに2%まで上げることができる方法があります。デフォルトのJALカードやJMB WAONのマイル還元率が0.5%なので2%は4倍まで引き上げるということになります。
マイル還元率=2%にする方法
- ショッピングマイル・プレミアムに入会している状態でJALカード特約店を利用すると、100円=2マイルになり、マイル還元率は2%となります。
- @の条件を達成している状態で、WAONマイル特約店を利用。200円の利用で4マイルを獲得。マイル還元率を2%にすることができます。
WAONマイル特約店とは
WAONマイル特約店はBLUE SKY、ファミリーマートです。JALカード特約店とは異なるので注意しましょう。
ファミリーマートとBLUE SKYはJALカード特約店でもあり、WAONマイル特約店でもあります。つまり、この2つの店舗であれば、最大でマイル還元率2%の獲得ができるということになります。
特にファミリーマートは全国に約17,000店舗ある非常に身近な存在です。JALカード会員にとってファミリーマートはマイルを最も獲得しやすい場所になるのです。
JALカード特約店とは
一方で、JALカード特約店はWAONマイル特約店と異なり複数あります。
- JALグループ(航空券や機内販売)
- 国内空港のBLUE SKY店舗
その他以下のような店舗がJALカード特約店になります。
さまざまな業種の店舗がJALカード特約店になっていますが、日常利用ということで考えると、コンビニであるファミリーマートや、車を利用される方であればENEOSなどが日々の生活の中でマイルを貯めていける店舗になるのではないでしょうか。
実際にファミマでどのくらいマイルは貯まるのか
ファミリーマートという身近にあるコンビニでも有利にマイルを貯めることができるJALカードですが、「コンビニでの利用は小額なのでそれほどマイル獲得に影響しない」と思われる方も多いかもしれません。しかし、逆に小額だからこそ毎日気軽に利用してしまうのもまたコンビニの特性なのです。
日々の数百円単位のコンビニ利用でも年間で計算すると大きな金額になります。
月20日間、1日あたり600円を使った場合
600円×20日間×12ヶ月=144,000円/年
144,000円×2%=2,880マイル
年間144,000円使うことになるため、2%還元となると2,880マイルが手に入ります。
JAL航空券に変える際に必要な基準は以下を参考にしてみてください。
JALグループ国内線特典航空券例 | 必要マイル数 | |
---|---|---|
通常マイル | ||
A区間 | 東京-大阪 | 往復 12,000(片道 6,000) |
東京-山形 | ||
B区間 | 東京-札幌 | 往復 15,000(片道 7,500) |
東京-沖縄 |
この通常の交換数の他にも、往復6,000マイルで交換できる「どこかにマイル」や複数名での旅行で本会員往復10,000マイルになる「おともdeマイル割引」など、お得に交換できるキャンペーンもあります。
平日にお弁当を1個買うほどの額で2,880マイルが貯まるということは、約2年JCBカードを使うだけで国内旅行ができてしまうということです。
通常利用でもマイルを貯めていくと早い!
ファミリーマートを毎日のように利用するというのは厳しいと考える方も、コンビニ以外でクレジットカード利用する可能性は十分ありますし、回数を重ねれば結果的にその金額もコンビニ利用よりも高額になるのではないでしょうか。
ショッピングマイル・プレミアムの会員であれば、通常利用でマイル還元率1%、JMB WAONにチャージで1.5%、JALカード特約店で2%とファミリーマート以外でも高い還元率でマイルを獲得できます。
上手にJALカードを活用すれば、かなり現実的にマイルを目標値まで貯められるので、ショッピングマイル・プレミアムの年会費3,000円+税を気にしているという方も、こうして簡単に元以上が受けられるということを知っておきましょう。
JAL 普通カード
- 搭乗ボーナスポイントあり
- 割引サービスあり
- 家族カード発行枚数に制限なし
JALのマイレージを貯めるなら、必ず持っておきたい JALカード。
通常は200円で1マイルですが、ショッピングマイルプレミアムに加入すると100円で1マイル貯まるようになるシステムや入会後、初めての搭乗、フライトのたびにマイルがもらえる体制もJALカード会員には嬉しい特典です。
電子マネー | 初年度年会費 | 年会費 | ETC専用カード | 発行期間 |
---|---|---|---|---|
無料 | 2,200円 | 無料 | 約3週間 | |
還元率 | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 | ショッピング保険 | 利用可能枠 |
0.5〜1.0% | 最高1,000万円 (※AMEXの場合 最高2,000万円) |
最高1,000万円 (※AMEXの場合 最高3,000万円) |
年間最高100万円 | 個別設定 |
このコラムに関連するコンテンツ
Pick Upコラム
クレジットカードの選び方
監修ファイナンシャルプランナー紹介