イオンSuicaカードは本当にお得なカードなのか? Suica搭載のクレジットカード2枚と徹底比較
全国にあるイオンでお得に買い物ができるカード・イオンカード。だけど、近くにあるからイオンカードと選んでいいのか。3枚検討。
イオンが近くにある・普段イオンで買い物をすることが多いという方は検討必至なカードといえるのが、イオンのクレジットカードである【イオンカード】です。
イオンカードは、ポイント還元率はそれほど高くはないカードではありますが、イオンでのお買い物や一部カードではグループのイオン銀行での優待を受けられるなど、お得なものがたくさん用意されているというところにメリットを感じている方が多い一枚です。
1、お客さま感謝デー
毎月20日、30日は全国のイオン、マックスバリュなどのイオングループで、クレジットカードかWAONでのお買い物をすることで5%オフとなります。(一部対象外店舗や対象外商品があります)
食料品はもちろん、日用品などストックできるものをお客さま感謝デーに買い置きしておくという賢い主婦の味方のサービスです。
2、ボーナスポイントがもらえる
イオンカードを利用すると、200円(税込み)→1ポイントのWAON POINTが貯まり、貯まったポイントを景品の交換やイオンのオンラインショッピングなどで利用することができますが、イオングループでのお買い物では、常時通常の2倍WAON POINTが貯まるようになっています。
他にも毎月10日にイオンカードを利用すると、2倍のWAON POINTがもらえる「ありが10デー」、毎月5日にはWAONでお買い物をすることでWAONポイントを通常の2倍(税込み200円→2ポイント)もらうことのできる「お客さまわくわくデー」など、ボーナスポイントの日が多数用意されています。
また、ネットショッピングを行う際には「イオンカードポイントモール」を経由するだけで、最大21倍のWAON POINTが貯まります。
イオンカードポイントモールには楽天市場などの大手通販サイトや伊勢丹オンラインストアなどの百貨店という、利用することの多いオンラインショップが揃っているので、何か通販をしようと思うときには、イオンカードポイントモールを覗いてから行いましょう。
3、55歳以上なら、さらにお得
毎月15日には55歳以上の会員限定の「G.G感謝デー」があり、5%オフでお買い物ができるうえ、お客さまわくわくデーと重なるため、WAONで支払いを行うとポイントが2倍となります。
4、サンキューパスポート
イオンカードを利用していると、ときどき「サンキューパスポート」というハガキが届くことがあり、ハガキが到着した日から利用期間内の好きな日を指定して、雑貨やファッションなどが5〜10%オフとなります。
お得な割引の日を自分で好きなときに決めることができるので、家族の必要なものを買い出しに行く日にハガキを持って行きましょう。
このようにイオンユーザーにとってお得にお買い物をすることができるカードというのがイオンカードの魅力です。
イオンカードには様々なラインナップがありますが、中でも交通系電子マネーとしても使うことのできるカードに注目をして、自分はどのカードならどのようにお得に使うことができるのかを検討をしてみましょう。
イオンSuicaカード
イオンカードにSuicaの機能が付いた【イオンSuicaカード】は、年会費無料で、Suicaのデポジットがかからず、カードブランドはVISA・MasterCard・JCBから選ぶことができます。
イオンSuicaカードでは、貯めたWAON POINTをSuicaへチャージすることができるため、Suicaを使うことが多い方は、カードの利用で貯まったポイントを無駄にすることなく、使うことができます。
WAON POINTは1,000ポイント→Suica1,000円分として、1,000円単位で交換することができ、交換申し込みの翌々日からJR東日本の主な駅にあるATM「VIEW ALTTE」でSuicaへの入金(チャージ)をすることができます。
他にも、Suicaへのオートチャージ機能が使えたり、モバイルSuicaへ登録することで携帯電話を定期券にすることもでき、JR東日本ホテルズの割引サービスの利用や、駅レンタカーでイオンSuicaカードを提示すると、「レール&レンタカーきっぷ」利用時と同じ料金でレンタカーを借りることができます。
さらに旅行時には、海外旅行の傷害保険が自動で最高500万円、カードできっぷや旅行商品を購入すると、改札を入ってから出るまで最高1,000万円が補償されます。
もちろんイオンカードのお客さま感謝デーやWAON POINT2倍、ありが10デーなどのお得な割引なども利用することができます。
クレジットカード盗難補償やイオンカードで購入した5,000円以上の商品が損害を受けた場合補償される「ショッピングセーフティ保険」などが付帯しています。
追加カードとしてWAONが使えるのでイオンでの買い物が多く、電車などの交通機関も利用する人にとって、バランスのいいカードとなっています。
JRE CARD
Suicaの運営元であるJR東日本グループが発行するSuica機能の付いたクレジットカード【JRE CARD】は、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費524円(税込)となっています。
JRE CARDには「Suica・定期券なし」「Suica付」「Suica定期券付」の3種類があるため、クレジットカード自体にSuica機能を付けたい方はSuica付き、またはSuica定期券付きを選択しましょう。
Suica付は国際ブランドのVISA・MasterCard・JCBから選択することができ、Suica・定期券なしとSuica定期券付はVISAのみとなっています。
JRE CARDは通常1,000円(税込み)→5ポイントJRE POINT加盟店では100円(税込み)→1ポイント、優待店では100円(税込み)→3ポイント、さらに加盟店も優待店も利用の翌月には1,000円(税込み)→5ポイントが付与されます。
定期券や乗車券の購入・Suicaのオートチャージなどの購入では、1.5%還元でポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは1ポイント→1円相当として、JRE POINT加盟店・優待店での利用やSuicaへのチャージ、ペンギングッズや鉄道グッズ・東京ステーションホテルなどの優待券やびゅう商品券などとの交換に利用することができます。
ポイントの有効期限は最後に獲得・利用した日から2年間となっており、使う度に自動延長されるため、カードを利用している間は期限を気にすることなく貯めていくことができます。
いつも使い忘れて期限が切れてしまうという方や、高額ポイントの商品を狙いたいという方にはおすすめのプログラムです。
海外旅行の傷害保険は自動で最高500万円、カードできっぷや旅行商品を購入すると、改札を入ってから出るまで最高1,000万円が補償されます。
紛失した際は、クレジットカードの補償はもちろん、定期券やSuicaの残高も補償してくれるため、安心してカードを利用することができます。
JRを使うことが多い方にとっては、ポイントを活用しやすい一枚となっています。
イオンカードセレクト
イオンカードで一番人気の【イオンカードセレクト】は、イオン銀行のキャッシュカード・クレジットカード・WAONの一体型となったカードで、カードの利用代金の引き落とし先はイオン銀行が指定となります。
年会費無料で、Suicaのデポジットがかからず、カードブランドはVISA・MasterCard・JCBから選ぶことができます。
キャッシュカード一体型であるメリットとして、イオン銀行のATM入出金手数料が24時間365日無料、ゆうちょ銀行やみずほ銀行でも所定の時間内の入出金手数料を無料で利用することができます。
さらにイオン銀行間の振込手数料も無料となり、他行宛ての振り込みも月に最大5回まで無料となるので、いつも銀行の手数料を支払うことが多くて悩んでいるという方にとってはたいへんお得なサービスです。
イオン銀行を給与振込先に指定すると毎月10WAONポイント、公共料金をイオンカードセレクトで支払うことで1件につき毎月5WAONポイントを貯めることができ、もちろんイオンカードのお客さま感謝デーやWAON POINT2倍、ありが10デーなども利用できるため、イオンユーザーにとってはメリットが満載のカードとなっています。
Suicaは付いていないため、自家用車などで公共交通機関は使う機会が少なく、イオンでのお買い物が多い・イオン銀行を利用しているという方におすすめの一枚です。
カードの利用条件を満たすと、無料でゴールドカードを発行することができ、ゴールドカードでは海外旅行の傷害保険が最高3,000万円自動付帯、国内の旅行はカードで旅行代金を支払うことで最高3,000万円、カードで購入した商品が損害を被った場合、年間最高300万円まで補償がおり、家族カードの会員も同様の補償を受けることができます。
さらに、イオンラウンジではお買い物の合間に、寛ぎながらドリンクサービスや新聞・雑誌を楽しむことができ、羽田空港の第1ターミナル・第2ターミナル内のラウンジでは、当日の搭乗券とカードを提示することで、フリードリンクやテレビ・新聞などを自由に楽しみながら寛ぐことや、有料でインターネット端末やマッサージチェアなどを利用することができます。
どのカードも大きなメリットがあるものですが、自分の生活スタイルにあったものを選ぶことで賢く、お得さを100%満喫してしまいましょう!
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