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ドコモの新サービス「dカードお支払割」は本当にお得なのか? 2つのデメリットも紹介

「dカードお支払割」が開始!

改正電気通信事業法が10月1日をもって施行され、これまで携帯電話やスマートフォンの端末と通信利用料金の「セット割」が禁止され、端末料金と通信料金が完全に切り離されるようになりました。それによって各社は利用料金に端末購入補助サービスを提供することはできなくなり、低料金プランの価格競争が起こることが期待されています。
大手携帯キャリアのdocomoでは、新料金プランの発表とともに、dカード利用者限定の【dカードお支払割】という割引料金を始めましたが、どのような条件でどれぐらいお得になるのか、詳細を確認していきましょう。

変わる携帯電話料金!

dカードお支払割の詳細

定期契約なしの「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」を契約し、利用料金の支払い方法として「クレジットカードによるお支払い(定期クレジット)」に、家族カードを含む「dカード」・「dカード GOLD で登録をすると、月額170円の割引で利用することができます。

ここがオススメ!
毎月の料金がお得になる「定期契約」では、2年単位での自動更新となり、契約期間内での解約・定期契約のない料金プランへ変更する場合に9,500円の解約金がかかってしまいました。しかし「dカードお支払割」を利用することで、プランを変更したい場合、いつでも無料で行うことができます。

対象のプランは、10月1日以降に契約をした

  • ギガホ
  • ギガライト
  • ケータイプラン

の3つの新プランとなっており、「定期契約あり」の契約は対象外となります。

利用するには、対象の料金プランを契約し、利用料金の支払方法で「クレジットカードによるお支払い(定期クレジット)を選び、「dカード」「dカード GOLD」(家族カードを含む)を登録するだけなので、難しい設定や新しい契約を行うなどの面倒な手間はいりません。

dカードお支払い割には、どんな「メリット」「デメリット」があるの?

メリット

メリット①

大きなメリットとしては、今までは「2年間同じ回線を使う」という前提で割引されていた利用料金が、dカードお支払割を利用することで、いつでも解約料金なしでプラン変更をすることができるようになったことです。

毎月170円の割引ですが、1年間では2,040円の割引となり、解約料金の1,000円(新プラン)をかけずにいつでも自分のお得なプランに見直すことができます。

メリット②

2019年10月1日~2020年3月31日までの間は【dカードお支払割】というキャンペーンが行われており、キャンペーンにエントリーを行い、対象カードでお買い物1することで、通常の決済ポイントの1%+キャンペーンボーナスポイントの4%→5%のdポイントを獲得することができます。

ここに注意!①
対象となるカードは家族カードを含むdカード・dカード GOLD・DCMX・DCMX GOLDとなっており、携帯電話料金や年会費・各種手数料などはポイントの対象外となり、VisaやMastercardのクレジットカードでのお買い物が対象であるため、iDでのお買い物は対象外となります。
ここに注意!②
キャンペーンで貯まるポイントは、利用月の翌月末に加算され、期間限定・用途限定のポイントとなっているため、ポイントの使い方には注意が必要です。通常のdポイントの有効期限は48ヶ月となっていますが、キャンペーンポイントのdポイントの有効期限6ヶ月と短くなっており、ケータイ料金に利用することができないなど、ポイントの利用先も通常のポイントとは少し異なっています。

本会員か家族会員のいずれかの会員のエントリーによって全員がエントリーしたことになり、特典を付与する利用代金は、本会員・家族会員もそれぞれのカウントで、1人月額2,000ポイントを上限として、本会員に家族会員の特典も合算して付与されます。

デメリット

デメリット①

これまでもドコモの携帯電話料金やドコモ光などの支払いでdカードを利用しても、dポイント付与の対象外となっていましたが、「dカードお支払割」も今まで同様にポイント対象外となっています。

docomoユーザーにとってポイントを貯めやすい特典などが用意されているdカードではありますが、携帯電話料金への支払いでポイントを貯めることができないというところはチェックが必要です。

デメリット②

「dカードお支払割」を利用する場合、9月30日以前の契約や、定期契約ありで契約をしているという場合には、新しく対象プランへ変更することが必要となるため、プランの変更手続きを行わなければならないという手間が発生します。

定期契約ありから新プランへ変更する場合、その時点では解除料金が発生することはなく、元のプランの契約期間が終了するまでは解除料金が保留となりますが、期間満了を待たずにプラン変更をしてしまった場合は、9,500円の解約料金(旧プラン)がかかることになります。

新プランに変更した場合でも、その前のプランが定期契約ありを利用していた方は、自分の定期契約はいつまでになっているのかをチェックしておきましょう。

dカードお支払割はどれぐらいお得になる?

例えば、2019年10月まで、2年間の定期契約ありで契約をしていた場合、毎月のデータ量が7GB未満の場合はギガホライトを、それ以上を利用している場合は30GBまで定額で利用することのできるギガホの利用がおすすめでした。

家の中でWi-Fiを利用することがほとんどの方はギガホライト、外出先で動画を見たりとデータ通信を行うことが多い方はギガホと考えるとわかりやすいでしょう。

また、下の表では新旧のギガホプランをそれぞれ一年間利用し解約したときにかかる金額の合計を示しました。契約の見直しなどにご参考下さい。

------------------ 新プラン
ギガホ
旧プランギガホ
定期契約あり 定期契約なし
基本料金(月額) 7,150円+税 6,980円+税 8,480円+税
途中解約 0円 9,500円 0円
割引(月々) ・dカードお支払い割引
-170円
新規契約割引
-1,000円
なし なし
↓↓↓↓↓ ------合計------
一年間で解約
した場合
85,536円 101,636円 111,936円

旧プランのギガホから新プランのギガホに契約をし直すと、dカードお支払割を利用した場合では、契約解除をしたときに16,100円もお得にすることができます。

さらに2020年の3月31日までdカードを利用してお買い物をすると通常1%のポイントが5%となるので、ひと月に5万円のお買い物をdカードで行った場合、通常500ポイントのところ、2,500ポイントを貯めることができるのです。

dカードお支払い割が利用できるのは、このカード!

「dカードお支払割」を利用することができるカードは、「dカード」「dカード GOLD」 の2つのクレジットカードとなりますが、それぞれがどのようなカードなのか、詳細を確認していきましょう!

dカード

基本である「dカード」は、年会費が永年無料で、カードブランドはVISAかMastercardの2つから選ぶことができ、ポストペイタイプ(後払い式)の電子マネーである「iD」が付帯しています。

dカード
dカード

カードの詳細ページを見る

入会資格は、高校生を除く満18歳以上で、本人名義の口座を支払口座として設定することのできる個人となっており、家族カードとETCカードを追加することができます。

100円(税込み)→1ポイントのdポイントを貯めることができ、JALやエネオス・マツモトキヨシなどのdポイント特約店では100円→1ポイントにプラスして、割引やボーナスポイントを獲得、マクドナルド・Amazon・メルカリなどのdポイント加盟店では加盟店ごとのポイントを加算されます。

さらにdカードの会員専用のショッピングモール「ポイントUPモール」には、大手ネット通販サイトのAmazonや楽天市場、GAP・フェリシモなどのファッション、ビックカメラやJoshinなどの家電量販店など、利用されることの多いショッピングサイトが用意されており、いつものネットショッピングをポイントUPモール経由するだけで、通常の1.5~10.5倍のポイントを貯めることができます。

ドコモのケータイ・ドコモ光の利用料金では100円→1ポイントを獲得することはできませんが、1,000円+税→10ポイントをもらうことができます。

貯めたポイントは、グルメや人気家電などの景品との交換、セブンイレブンやAmazonなどで1ポイント→1円相当としてd払いで利用、1ポイント単位でケータイ料金の支払いに充当、Pontaやドトール・スターバックスなどの他社ポイントへの交換・チャージ、JALマイルへの移行などに利用することができます。

  • dカードケータイ補償:購入後1年間・最大1万円として、携帯電話の紛失・盗難・水濡れや全損などの修理不能となってしまった場合、同一機種・同一カラーの携帯電話を再購入する費用の一部が補償されます。
  • お買い物あんしん保険:dカードで購入した商品が盗難や破損などの損害を被った場合、年間100万円まで補償されます。
  • カードの紛失・盗難の補償:クレジットカードを不正利用されてしまった場合やインターネットショッピングなどで会員情報を不正に利用された場合、その損害が補償されます。
  • 旅のサポート:世界各国のVJデスクでは日本語スタッフから旅行のサポートを受けることができ、 海外旅行中にカードを紛失・盗難された際に、暫定的なカード(緊急カード)を11,000円(税込み)で発行することや、1,000米ドル相当額以内の現地キャッシュを借り入れることができます。

dカード GOLD

dカード GOLDは、年会費10,000円+税、カードブランドはVISAかMastercardから選ぶことができ、ポストペイタイプの電子マネー「iD」を付帯することができます。

dカード GOLD
dカード GOLD

カードの詳細ページを見る

申し込み資格は、学生を除く満20歳以上安定した継続収入があり、本人名義の口座を支払口座として設定することのできる個人となっており、追加カードとして家族カード・ETCカードを作ることができます。

dカード GOLD限定の特典として、ドコモのケータイ・ドコモ光の利用料金で、1,000円+税→100ポイントを貯めることができ、ひと月に10,000円を利用した場合はひと月で1,000ポイントが貯まり、12ヶ月で12,000ポイントとなり、10,000円+税の年会費以上のポイントをドコモのケータイやドコモ光の支払い料金で還元することができる計算となります。

  • ゴールドカードで人気のサービスである「空港ラウンジサービス」は、国内・ハワイの主要空港でラウンジが無料でご利用になれます。
  • 旅行の傷害保険:dカード GOLDを契約している本会員・家族会員は、海外旅行の傷害保険が最高1億円、生計を同一にする配偶者や同居の親族・別居の子どもの方は、最高1,000万円が自動付帯し、旅行の代金をカードで支払うことで、カードの本会員・家族会員は、国内旅行の傷害保険が最高5,000万円補償されます。
  • dカードケータイ補償:購入後3年間・最大10万円として、携帯電話の紛失・盗難・水濡れや全損などの修理不能となってしまった場合、同一機種・同一カラーの携帯電話を再購入する費用の一部が補償されます。
  • お買い物あんしん保険:dカードで購入した商品が盗難や破損などの損害を被った場合、年間300万円まで補償されます。
  • 緊急カード:海外旅行中にカードを紛失・盗難された際の暫定的なカード(緊急カード)を無料で発行することができます。

ドコモのケータイ料金を複数台契約している場合や、ドコモ光を一緒に利用しているなどでひと月に9,000円以上を利用しているという場合には、dカード GOLDの利用を検討することで、年会費の料金をポイントで還元できる上に、人気の空港ラウンジサービスの利用や旅行の傷害保険、携帯電話やスマートフォンが壊れたときにも補償があるので、安心して利用することができます。

dカードは申し込み後、2~4週間経ってカードが発送されるので、今すぐ申し込みを行うことで、携帯電話の料金だけではなく、ポイント還元もお得なサービスも、賢く手に入れてしまいましょう!



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