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銀聯カードを日本で発行する方法とは?!三井住友やMUFJでの申し込み方法から使い方までを丁寧に解説!

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銀聯は中国を中心に成長した国際ブランドで、銀聯カードが普及している国や地域では毎日の買い物に欠かせないカードです。

日本でも銀聯カードが使える場所は徐々に増加しており、実は日本でも銀聯カードを発行することができます。

ただし、銀聯カードは一般的なクレジットカードと異なる点もあるため、今回は銀聯カードの発行方法と合わせて詳しく解説していきます。

急成長中の銀聯カードとは? 使える店舗や基本情報を紹介

急成長中の銀聯カードとは? 使える店舗や基本情報を紹介 急成長中の銀聯カードとは? 使える店舗や基本情報を紹介

銀聯カードは中国の金融機関「中国銀聯」が付帯するカードのことで、2002年に誕生した世界6つめの国際ブランドです。

誕生から20年余りで世界2,000社を超える提携、52の国と地域での発行、174の国と地域で利用できるまでに急成長しています。

中国大陸を除く海外では2,300万点の加盟店と164万台のATMで利用することが可能となり、70億枚以上もカード発行されています。

銀聯カードの誕生について

2002年以前の中国では銀行を通した現金のやり取りが難しく、利用者にとっては使い勝手が悪くて不便、新システムの開発が望まれていました。

銀行同士のネットワークの構築に踏み出すべく、中国国内の銀行が共同で中国銀聯を設立、このことがきっかけで銀行同士が銀聯の銀行間決済システムを通じて繋がり、銀行間での決済が可能となったのです。

銀聯カードは中国国内・海外でさまざまな商品の購入やサービスの決済に利用できるようになり、膨大な発行枚数を誇るカードに成長しています。

中国国内で発行されている銀聯カードはほとんどがデビットカード機能付きキャッシュカードで、日本で発行できる銀聯カードはクレジットカード会社との提携カードです。

銀聯カードが使える店舗や優待特典について

銀聯カードが利用できるのは銀聯マークのある店舗または銀聯加盟店で、中国国内のほとんどの店舗で使うことができます。

中国では紙幣よりも銀聯カードの信頼が厚く、VISA・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースクラブの5大ブランドには全く対応していない店舗も多い中、銀聯カードがあれば安心して買い物ができるほど普及しています。

中国国内だけで発行枚数の9割以上が発行され、中国国内でどれほど人気と需要があるかがわかります。

利用できる優待特典は国や地域で異なり、日本人が使えるのは一部の優待特典とクーポン、空港でのサービス、プリペイドSIMの販売などの特典で、クレジットカードの優待特典を重視する方には少し物足りないかもしれません。

それぞれの国で利用できる優待特典の数は多くはありませんが、世界各地で利用できる優待特典は少しずつ増えてきている傾向になってきているのは確かです。

また非接触決済のQRコード決済の導入や、海外で国によっては現地通貨で現金払いをするよりも銀聯カード払いの方が安く済むなど、さまざまな取り組みも始まっています。

銀聯カードは中国、韓国・台湾・シンガポールなどのアジア圏に行く機会が多い方にはサブカードとして持っておくと便利でしょう。

日本国内ではコンビニを含む銀聯マークがある店舗で利用可能、三井住友銀聯カードとMUFJ銀聯カードを発行可能です。

三井住友銀聯カードの基本情報

年会費 無料
申込資格 満18歳以上
追加可能カード 家族カード
発行手数料 無料
カード再製・再発行手数料は550円(税込)
ポイント Vポイント 200円につき1ポイント
付帯サービス 銀聯コールセンター紹介サービス(中国国内・上海での日本語による照会サービス)

MUFJ銀聯カードの基本情報

年会費 無料
申込資格 MUFJカードを持っている方
追加可能カード 家族カード
発行手数料 無料
カード再製・再発行手数料は550円(税込)
ポイント 各MUFJカードの基本ポイント
付帯サービス 海外銀聯加盟店でのショッピング利用でグローバルポイント・スヌーピーポイントプログラムが2倍、海外アシスタンスサービスの利用

日本国内で銀聯カードを申し込むには? 三井住友銀聯カードとMUFJ銀聯カードの発行方法を紹介

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日本で唯一単独発行できる! 三井住友銀聯カードの申し込み方法

日本で銀聯カードを発行する場合、MUFJ銀聯カードではすでにMUFJカード会員であることが条件で、銀聯カードは追加カード扱い、2枚目のカードとして発行します。

国内の一般的な提携カードのように1枚での発行は難しく、海外でも同様に追加カードとして発行するケースが目立ちます。

三井住友銀聯カードは国内で唯一、1枚のカードとして発行することができ、三井住友と銀聯の提携カードとして発行しています。

申し込み方法は、三井住友銀聯カードの公式ページ下部にある「三井住友銀聯カードのお申し込み」の下「お申し込みはこちら」からカードの詳細と、好みのカードデザインを選択します。

個人情報を入力する際に運転免許証などの身分証明書と、金融機関の通帳やキャッシュカードなどの金融機関の口座番号がわかるものが必要になるので、手元に準備しておくようにしましょう。

三井住友銀聯カードは、公式サイトからのWEB申し込みから審査完了とカード発行まで最短3営業日、自宅または手元にカードが到着するまではおよそ1週間程度を目安としています。

三井住友銀聯カードの申し込みからカード発行の流れ

  1. 公式サイトからWEB申し込み
  2. 支払い口座の設定
  3. 入会審査・カード発行(最短3営業日)
  4. 自宅にカード到着(約1週間)

また家族カードの発行を希望する方は、家族カードのオンライン追加の利用が便利です。

三井住友銀聯カードの家族カードはオンライン追加対象カードなので、オンライン追加サイト上部「家族カードのオンライン追加」の下「お申し込みはこちらから」より1枚ずつ申し込むことができます。

2枚以上の家族カードを発行する方は、枚数分の申し込みを繰り返すことが必要です。

三井住友銀聯カードの家族カードオンライン申し込みからカード発行の流れ

  1. 本会員のカードでログイン
  2. 追加する家族カードを選択(三井住友銀聯カードを選択)
  3. 申し込みに関する同意
  4. 家族本人の個人情報の入力
  5. 最短3営業日で審査・カード発行
  6. 発行枚数分1~5を繰り返す

2通りの申し込み方法があるMUFJ銀聯カードの申し込み方法

MUFJ銀聯カードの申し込み方法は、MUFJカードにすでに入会しているか、していないかで若干異なり、すでに入会している方はWEBサービスの「銀聯カード申込書」または電話から申し込むことができます。

MUFJ CARD WEBサービスにログインして、画面右下にあるWEBサービストップ画面を選択、トップ画面左下部にある資料請求メニューから「追加カード申込書」を取り寄せて、必要事項を記入の上返送すると申し込みが完了します。

MUFJ CARD WEBサービスから追加カード申込書を取り寄せる手順

  1. WEBサービスにログイン
  2. 画面右下の「WEBサービストップ」を選択
  3. WEBサービストップ画面左のメニュー下部の「資料請求」を選択、「追加カード申込書」を選択
  4. 画面の指示に従い操作

電話は自動音声応答サービスが利用でき、受付時間は24時間年中無休なので、都合の良いタイミングで申し込みが可能、MUFJカードを手元に準備しておくとスムーズに操作できます。

  • フリーダイヤル・・・0120-112-880
  • 有料電話・・・03-5489-3361

自動音声応答サービス 資料請求ダイヤルの利用手順

  1. ダイヤル後、音声に従いカード番号16桁をプッシュ
  2. メニューコードを選択してプッシュ(銀聯カードのメニューコード「4109」)
  3. 音声ガイダンスに従って操作

現状MUFJカードを持っていない方は、始めにMUFJカードの申し込みが必要です。

MUFJカード会員サイトの銀聯カード紹介ページ下部より、「お申込方法」のすぐ下、「MUFJカードをお持ちでない方」にある「クレジットカードお申込み」を選択します。

クレジットカードお申込みページの「特徴から探す」メニューにある「詳細条件」からMUFJカードにチェックを入れると一覧が表示されるので、入会するカードを選択します。

同じページ内の下部に「追加できるカード」が4種類表示されるうち、銀聯カードを選択するとMUFJカードと同時に銀聯カードを申し込むことができます。

現状カードを持っていない方向け MUFJカードと銀聯カードの同時申し込み手順

  1. クレジットカードお申込みページの詳細条件よりMUFJカードを選択
  2. 同ページ下部の「追加できるカード」より銀聯カードを選択
  3. 画面の指示に従って操作

中国やアジアで便利に使える銀聯カードの注意点とは? ショッピング専用・一括払い限定には注意が必要

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銀聯カードは中国やアジア圏で便利に利用できますが、日本国内で発行する一般的なクレジットカードとは異なるところがあります。

  • ショッピング専用カードでキャッシングはできない
  • 支払い方法は一括払いのみ
  • ショッピング保険など付帯保険はない
  • 決済するときは暗証番号6桁+サインが必要

もともとの銀聯カードはデビットカード機能が付いたキャッシュカードのため、ショッピング専用でキャッシング機能がないことも理解できますが、日本で発行した銀聯カードの場合、一般的なクレジットカードの感覚で使おうとすると失敗することもあります。

少額の普段の買い物程度なら一括払いのみでもさほど問題はないと思いますが、一括払いが厳しいほどの高額商品を買いたいときは、分割払いやリボ払いが利用できる別カードの方が月々の負担は楽になります。

ショッピング保険などの付帯保険が無いので、万一のトラブルで不正使用されたときは深刻な事態になりかねません。

そのため紛失・盗難・不正使用の被害にあったときは、カード会社にカードの利用停止届けと警察への紛失届を出しましょう。

中国以外のアジア圏でも使えて便利ですが、万一のことを考えると、銀聯カードでの高額商品の購入は控えるのが無難で、海外滞在中は国内にいるときよりもカードの管理を徹底することが重要です。

銀聯カードを持って中国やアジア圏に旅行するときは、別途、海外旅行傷害保険やその他の付帯保険が充実するカードを1枚持っていくことがおすすめです。

また銀聯カードで決済するときは、会計の際カードを提示、金額の確認、6桁の暗証番号(00+指定の4桁)の入力と、売上票へのサインが必要です。

日本のクレジットカード決済と比べて、暗証番号が多いことや必ずサインが必要になる点は覚えておいた方が良く、暗証番号も忘れにくく他人にバレにくいものにするなど注意してください。

銀聯カードの注意点を見ると全体的な機能不足が感じられますが、近年では非接触決済のQRコード決済も取り入れてきているなど今後の発展に期待できるところが多い印象です。

もともとがデビット機能付きのキャッシュカード、中国国民のお財布代わりだったことを考えると、分割払いやリボ払いを含む後払いの概念は、重視されてこなかったのかもしれません。

ショッピング保険を含む付帯保険は、世界中で使えるカードを目指すなら必要になると思われるので、シェアの拡大とともに少額でも付帯するようになると予想できます。

銀聯カードの暗証番号は6桁のままだとしても、世界中でキャッシュレス化、タッチ決済が主流となる中で徐々にサインレスにも対応してくるでしょう。

ただ現状では、ショッピング専用の一括払い、付帯保険なし、6桁の暗証番号+サインの条件をクリアしないと決済できないので注意が必要です。

銀聯カードは今後のサービス展開に期待! 中国やアジア圏に出張や留学する方は必携の1枚

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銀聯は中国を中心に成長した国際ブランドで、銀聯カードが普及している国や地域では毎日の買い物に欠かせないカードです。

日本でもコンビニを始め銀聯カードが使える店舗の増加や、銀聯カードの発行もできるようになり、銀聯カードを1枚持っていれば中国を含むアジア圏に出張や留学で行くときも、心強い味方になってくれるでしょう。

特に中国ではほとんどの店舗で銀聯ブランドが利用でき、VISAやMastercardなどの他の国際ブランドは利用できないことも多いほど、中国に特化した国際ブランドというイメージもあります。

一般的なクレジットカードとは多少異なるところもありますが、中国やアジア圏に旅行に行くとき、そのほか出張や留学などで長期滞在するときは必携のカードのため、今後中国やアジア圏に行く予定がある方は1枚用意しておくことをおすすめします。



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