楽天カードは高校生でも作れる?審査基準や注意点、高校生でも使える便利なカードをご紹介
「楽天カードは高校生でも使える?」
高校生であっても、クレジットカードを発行したいという方も多いかと思いますが、結論として基本的に高校生の場合クレジットカードを発行することはできません。
ただし、高校生であってもクレジットカードの要領で、ネットショッピングや国内外の加盟店でスピーディに決済が可能なカードがあります。
そこで今回は、今後を想定した楽天カード発行の際に気を付けておきたいポイントや、高校生でも使えるクレジットカードの代わりになる決済手段について詳しく紹介します。
・高校生はクレジットカードを作れない
・楽天カード発行の際の注意点
・高校生でも作れるクレジットカードの代わりとなる決済手段
高校生だけど、人気の楽天カードは使える?
2020年の6月30日まで実施されている「キャッシュレス・ポイント還元事業」をきっかけに、キャッシュレス支払いのできるクレジットカードや電子マネーの利用を始めたり、利用の検討をしている方が増えています。
大人でも子どもでも、年齢を問わず誰でもお得に買い物をしたいと考えますが、子どもが使うことのできるキャッシュレスの種類は、残念ながら限られています。
大人と子どもの狭間である自分はどうなのだろうと考えた高校生や大学生の方、どのようなキャッシュレス支払いを利用することができるのか、確認しておきましょう。
アルバイトなどで自分でも稼ぐ方が増え、お金を使う機会の増える高校生の間でも、高還元のクレジットカードとして人気の【楽天カード】に注目が集まっています
ただし、残念ながら高校生では申し込みを行うことができず、18歳以上の大学生や専門学生から申請することができる審査基準が設けられています。
大学や専門学校に入学して、クレジットカードに申し込もうというとき、入会には必ず審査が行われ、審査で落とされてしまうとカードを持つことができず、入会後もカードの使い方次第では、カードを解約されて使えなくなってしまうという事態が起きてしまいます。
楽天カードの審査基準や審査に落ちないためのポイント・注意点を確認し、カードが発行されてからの使い方も確認していきましょう。
ポイント進呈ルールの変更について
2022年4月1日(金)より、一部サービスについて、楽天ポイントの進呈ルール(進呈対象金額)が下記のとおり変更されます。
- 変更前:消費税をポイント進呈対象金額に含む
- 変更後:消費税をポイント進呈対象金額に含まない
楽天市場の変更点
対象サービス 変更タイミング ポイント付与の対象金額 変更前 変更後 通常購入 2022年4月1日(金)00:00
以降の注文1商品ごとの税込購入金額 1商品ごとの税抜購入金額 定期購入
頒布会
予約購入2022年4月1日(金)00:00
以降に確定された注文注文確定時の税込購入金額 注文確定時の税抜購入金額 その他変更となる対象サービス
変更後のポイント進呈ルールについては、各サービスごとに条件等が異なる為、各サービスサイトをご確認ください。
※条件達成など固定値でのポイント進呈を行っているケースについては、ポイント進呈ルールの変更はございません。
※楽天ポイントカードでは、ごく一部の加盟店を除きポイント進呈対象金額に変更はございません。
楽天カードの審査基準
一般的に、クレジットカードの申し込み資格は、高校生を除く満18歳以上の方となっており、本会員の家族が利用することのできる家族カードでも同様の条件となっており、「楽天カード」も高校生は申し込むことができません。
高校生を除く満18歳以上の方であれば、大学生やアルバイト・パート・主婦・主夫の方でも楽天カードに申し込みを行うことができますが、楽天カードに申し込むためには「楽天会員」である必要があります。
楽天会員とは、「楽天市場」や「楽天ブックス」など、楽天のサービスを利用する際に楽天ポイントを貯めることができるなど、お得に利用することのできる「楽天グループ共通のID」のことで、楽天を利用している方なら、すでに登録していることが多いものです。
グループにある楽天銀行を登録口座にする必要はありませんが、楽天会員に未加入であるならば、カードの申し込みと同時に入会が必要となります。
楽天カードの審査に落ちないために
楽天カードはアルバイトや主婦の方でも申し込むことができるため、比較的審査は厳しくないといえますが、厳密な審査内容については公開されていません。
楽天カードの審査を受けた方によると、「本人や家族(世帯主)に収入があるか」「信用情報に問題がないか」という一般的な審査基準が重要であることがわかります。
信用情報というのは、個人情報やそれまでのローン・クレジットカード情報などを元に「お金を貸して、返済してくれるかどうか・信用できるかどうか」と判断するための履歴です。
カードの発行は、信用情報をもとに企業や個人の信用度を点数化(スコアリング)したものによって、発行されるかどうかが決まります。
無職の方は収入がないため返済能力がないと判断されて審査に落ちるということがありますが、父親や母親など、世帯主に収入がある場合は専業主婦・主夫や学生でも審査に通ることができます。
専業主婦・主夫や学生の方など収入がない方や少ない方の上限額は、ほとんどが10万円となっており、審査に通るか不安な方はキャッシング枠を0円にして申し込みを行うことで、スコアリングの点数が下がることがないため、審査に通りやすくなります。
「ローンなんかしたことない」と思っている方でも、実は携帯電話・スマートフォンの本体を購入するときに「毎月の支払いと一緒に払っている」という方は、割賦契約となり、月々の支払いを延滞していると信用情報に傷をつける可能性があるため、気を付けましょう。
楽天カードの審査時間と発行期間
楽天カードの審査は、機械で自動的に行われているため、信用情報に問題がない方は、営業日には最短数分という即時で審査がおりることがあることが特長です。
審査結果は、申請時に入力したメールアドレスに連絡され、「発行手続きが完了しました」というタイトルのメールが来た場合には審査は通過しており、「審査結果を確認してください」の場合には、残念ながら審査に落ちてしまっています。
通過後は最短3営業日~1週間でカードが届き、発行の際に本人確認書類は不要ですが、カードを受け取る際には運転免許証や被保険者証などの「本人確認書類」の提示が必要となります。
カードを受け取ったあとも、油断は禁物!
入会後も「途上与信」が行われ、その際に信用情報に問題があると、強制解約処分を下されてしまう可能性もあります。
一般的なクレジットカードは1年に1度途上与信を行われることが多いですが、楽天カードは3ヶ月に1度とサイクルが短く、ほかにもキャッシングの利用時や申し込み時、増額申請時、カードの契約更新時などにも途上与信が行われます。
カードを使った際は延滞しないよう、きちんと返済を行いましょう。
高校生だって、カードが使いたい!
楽天カードの審査については確認できましたが、高校生のうちからクレジットカードかそれに準じるようなカードを利用したいという方は、「デビットカード」を利用することを検討してみましょう。
1ヶ月ごとに利用金額をまとめて口座から引き落とされる「後払い」のクレジットカードとは異なり、「デビットカード」は、口座残高から決済と同時に引き落とされる「即時支払い」のカードとなっており、口座に入っている金額内でしか利用することができません。
高校生でも作ることができ、限度額が口座残高となるため、支払い能力以上に使いすぎてしまうという心配がなく、クレジットカードと同じように付帯保険が利用することや、海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。
一方で、支払いは一括払いのみとなっており、口座残高以上のお買い物ができないため、レジでの支払いの段階で購入不可となってしまう場合があります。
また、クレジットカードを持つための「クレジットカードヒストリー」を積むことができない、カードによっては使用することのできない時間帯がある、加盟店でも利用することのできない店があるなどのデメリットがあります。
それでも高校生に利用することができ、キャッシュレス・消費者還元事業対象の店舗で利用すると、ポイントなどの還元を受けることができるデビットカードの利用することで、便利でお得なお買い物をすることができるようになるでしょう。
デビットカードの中で特典が豊富な【三菱UFJ-VISAデビット】の詳細を確認し、どのようにお得に利用することができるのか、検討してみましょう。
デビットカードでは、クレジットカードの利用方法を勉強できる!
【三菱UFJ-VISAデビット】の入会資格は下記のようになっているため、高校生の方でも申し込むことができます。
- 普通預金口座を持っている個人・個人事業主の方(屋号付き口座を除く)
- 中学生を除く15歳以上
- 日本国内に居住している方
「三菱UFJデビット」には、JCBとVISAの2つの国際ブランドが用意されていますが、VISAを選択することで、国内外のほとんどの店舗で利用することができます。
海外ATM利用手数料:110円/回(消費税込)
海外事務手数料:取引金額の3.05%
※一部ATMにおいて別途現地金融機関所定の使用料がかかる場合あり
三菱UFJ銀行の口座を引き落とし口座に登録する必要があるため、三菱UFJ銀行の口座を持っていない場合にはカードの申し込みと同時に開設する必要があります。
年会費は永年無料なので安心です。
カードのデザインはレッド・ホワイト・ブラックの3種類から選ぶことができます。
一部の加盟店を除き、街のお店でもネットショッピングでも、国内外のVISA加盟店で利用することができ、海外のVISAまたは「PLUS」マークのあるATMで現地通貨を引き出すことができます。
機械に通さずタッチで決済を行うことのできる「VISAタッチ」を利用することや、スマートフォンで三菱UFJデビットを利用することのできるお財布アプリ「MUFG Wallet」や「Google Pay」などに登録して利用することができるので、スピーディな支払いも可能です。
利用限度額は、口座残高または自分で設定した利用限度額のいずれか低い金額の方となるため、口座にお金を入れているけれど使いすぎが不安という方でも安心してカードを利用することができます。
旅行の傷害保険は付帯していませんが、カードで購入した商品が盗難や破損などの損害を被った場合の「ショッピング保険」は、1事故につき自己負担額5,000円で、年間100万円まで補償を受けることができます。
ネットショッピングなどで不正に利用されてしまった場合には、年間最大100万円の補償を受けることができます。
インターネットバンキングの「三菱UFJダイレクト」の契約・登録をしたうえで、「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」で三菱UFJデビットの利用代金の引き落としがあると、三菱UFJ銀行のATM利用手数料が何回でも無料となります。
18歳~23歳の方はセブンイレブンやローソンなどのコンビニATM利用手数料も、月2回まで無料となります。
三菱UFJダイレクトでは、インターネット上で残高・出入金明細を確認することや振り込みの手続き、税金や公共料金の支払いを行うことができ、三菱UFJ銀行宛の振り込み手数料を無料で利用することができる便利なサービスとなっています。
クレジットカードのようなポイントプログラムはありませんが、前月の利用金額に応じて、毎月25日に決済口座へ、一律0.2%の自動キャッシュバックが行われます。
高校生の間は三菱UFJデビットを利用して、お買い物を賢くお得に還元し、クレジットカードを申し込む日のために、正しいカードの利用方法を学んでしまいましょう!
使い方はもちろん、デビットカードとクレジットカードの違いやおすすめのデビットカードについて詳しく解説しています。
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