引っ越し後の住所変更忘れによるリスクとは? 利用しているクレジットカードの情報は必ずチェックしよう
クレジットカードの住所変更は、そこまで大きな問題ではないと考えている方もたくさんいることでしょう。
「仮に引っ越してもクレジットカードの住所変更をしなくてもなんとかなる」と、楽観的に考えている方も多いですが、実はクレジットカードの住所変更を怠ってしまうと、考えている以上におっくうな事態になっています。
そこで、クレジットカードの住所変更をしないと何が起こるのか? また人気カードである「楽天カード」・「イオンカード」・「三菱UFJカード VIASOカード」・「セゾンカード」の住所変更方法について確認して行きましょう。
住所変更を行わない場合どんなデメリットがあるのかを把握しておけばクレジットカードの住所変更の重要性も理解できますし、「楽天カード」・「イオンカード」・「三菱UFJカード VIASOカード」・「セゾンカード」は使っている方も多いので住所の変更方法を大まかにでも把握しておくと安心です。
引っ越しをするなら、クレジットカードの住所変更のこともしっかりと頭に入れおいた方が良いでしょう。
クレジットカードの住所変更を忘れてしまうと後にカードの手続きを慌ててしなくてはならないので、せっかくの新生活を気持ちよく始めることができません。
今使っているクレジットカードを長く愛用したいのであれば、クレジットカードの住所変更は必ず行うべきでしょう。
住所変更をしないと、最悪は強制退会もあり得るのです。
引っ越し時にはクレジットカードのことも忘れないようにして、準備万端で新生活を迎えてください。
引っ越したら忘れずにクレカの登録住所も変更しよう!
引っ越しをしたら忘れずにクレジットカードの住所変更を行うようにしましょう。
クレジットカードは信用を元に利用することができるサービスなので、住所が特定できない方にはカード会社の方もサービスを安心して提供できないでしょう。
クレジットカードは後払いシステムのため商品購入時にはカード会社が料金を負担することになるので、信用のない方にお金を貸すわけにはいきません。
引っ越しは新生活を始めるため様々な準備をしないといけないので考えることは山積みですが、引っ越し後はクレジットカードの住所変更を行うことも引っ越しの際にやらなくてはならないこととして覚えておきましょう。
しかし、クレジットカードの住所変更をしないとどんなリスクがあるのかも、詳しく知っておきたい点です。
住所変更をしないと起こる3つのリスクについて、見ておきましょう。
※クレジットカードの登録住所の変更は引っ越し前後どちらでも可能です。
〈クレジットカードの住所変更を怠ることによって起こるリスク〉
1 新しいカードを更新できない
住所変更をしないと登録住所は旧住所になっているので、更新されたカードが手元に届きません。
実家が旧住所であれば問題ありませんが、前住んでいたマンションなどの住所をそのまま登録していると、その住所に新しいカードが届くのでカードを利用できないでしょう。
また、カードが届かなければカードの更新月にも「カードが利用できない」と言われるまで気づかないので、使えないと知ってから住所変更を行う羽目になりカード会社に連絡したりと手続きがおっくうなことになります。
2 個人情報の漏洩
旧住所をそのままカード会社に登録しておくとカードの請求書は旧住所に届くので個人情報の漏洩にも繋がるでしょう。
支払い自体は口座から引き落とされますし、利用明細はWEBからも最近では確認できるため家に届く請求書はなおざりに扱われがちですが、万が一郵便局の方が住所だけを確認して名前を見ずにポストに投函してしまったら旧住所に住んでいる方が中を開けてしまう可能性もあるのです。
そこから自分の情報が漏れてしまったら取り返しのつかない事態なることも想定できます。
個人情報を守るためにも、住所変更はきちんと行ないましょう。
3 催促状が届かない
住所変更をしないことにより一番困った事態になってしまうのはこの「督促状が届かない」と言った状況です。
クレジットカードの利用額は毎月口座から引き落とされるので、「今月も口座に残高が残っているから」と口座の残高を見ないで安心し切ってしまうこともあるでしょう。
しかし、万が一口座に残高がなかった場合は、支払いが済んでいないことになります。
この場合カード会社の方から知らせが来ますが、知らせが来て1週間以内に支払ったのであれば問題にはなりません。しかし次の月まで支払いがなければ支払う気がないと判断されクレヒスに傷が付くだけでなく、強制退会もありえるのです。
強制退会になれば持っているクレジットカードもちろん使うことができませんし、強制退会と言った傷も個人信用情報機関に保管されてしまうので、新しいクレジットカードを発行することも困難でしょう。
カード会社の住所変更はきちんと行わないと、カードを使えなくなってしまうのです。
住所変更を怠ることによって起こる3つのリスクはとても気をつけなくてはならないことではありますが、普段は住所変更のことなど考えていないので見落とされがちとなっています。
ですが、3つのリスクを把握していればその怖さから住所変更を忘れることはないと言えるので、引っ越しを控えている方はきちんと目を通しておきましょう。
続いて、多くの方が利用している「楽天カード」・「イオンカード」・「三菱UFJカード VIASOカード」・「セゾンカード」の住所変更方法を確認していきます。
「楽天カード」・「イオンカード」・「三菱UFJカード VIASOカード」・「セゾンカード」の住所変更方法
住所変更をこれから行うと言った方は、自分のカードの住所変更方法を詳しく知りたいことでしょう。
カード別にそれぞれチェックしておけば、変更時にはスムーズに対応できます。
楽天カード
楽天カードの住所変更は「楽天e-NAVI」または「電話」から変更することが可能です。
「楽天e -NAVI」を選んだ場合は、「メニュー」内の「お客様情報の紹介・変更」より操作できます。
電話での手続きは「楽天カードコンタクトセンター」から変更できるので、ネット上の操作が苦手な方にはおすすめです。
イオンカード
イオンカードを使っている方が住所を変更したい場合は、ネット上から変更できるようになっています。
操作は「イオンスクエアメンバーIDでログイン」→「カードの登録内容紹介・変更画面から住所を入力」→「変更手続きをクリック」の手順で変更が完了するので、簡単です。
電話であれば自動音声の「テレフォンアンサー」からも対応しています。
三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJカード VIASOカードの住所変更を行いたい方は、「ネット」・「自動音声応答サービス」の好きなほうで住所を変更することができます。
「ネット」なら「MUFG カード WEB サービスの会員になる」→「NEWS+PLUSにログイン」→「WEBサービストップ」・「メニュー」→「お届け内容の変更」・「登録住所変更から入力」の操作にて変更可能です。
※ MUFG カード WEB サービスとはカード会員専用のWEBサービスで、年会費などは一切発生しません。
「自動音声応答サービス」を選択した方は、「東日本」・「西日本」で電話電話番号が分かれているので注意してください。
「ネット」・「自動音声応答サービス」いずれも24時間受付となっています。
セゾンカード
セゾンカードの住所変更を行う場合は「セゾンNetアンサー」から住所を変えることができ、変更項目の中から住所を選んで入力するだけなので、スムーズに済むことでしょう。
この他では「セゾンカウンター」・「インフォメーションセンター(電話)」から対応しています。
このようにクレジットカードの住所変更は、市役所に行って住所が変更された証明として住民票を取ってきてそのコピーが必要など、おっくうになるステップは一つもありません。
「楽天カード」・「イオンカード」・「三菱UFJカード VIASOカード」・「セゾンカード」どれもネットから簡単に住所変更ができますし、電話からも対応しています。
住所を変更したい方の中には住所変更と聞くとクレジットカードが信用の元、発行されていると言ったことから、難しい手続きで変更にも1週間ほど時間を要するのではと考えてしまう方もいますが、ネットから仕事の合間など時間を見つけた時に簡単に済ますことができるのです。
これだけのステップで「新しいカードを更新できない」・「個人情報の漏洩」・「催促状が届かない」のリスクを全て回避できます。
強制退会についてはクレヒスにも傷が付き次のカードも発行できなくなるので、これだけは避けたい事態でしょう。
クレジットカードは長く利用していくものなので大切に扱って行かなくてはなりません。
カードのことで重要なことを変更するなら下調べはきちんと済ませておいたほうが安心ですし、難しい手順と考えていたのなら下調べをすることで住所変更が簡単であるとイメージも変わることでしょう。
また、手続きが簡単なため、一度手順をチェックすれば流れを掴むことができます。
引っ越しをする際はクレジットカード以外にもそれこそ市役所へ住所変更の届け出など、もちろんやらなくてならないことがたくさんあり、クレジットカードのことまで考えていられないと言った方も多いことでしょう。
しかし、クレジットカードの住所変更も疎かにしてしまうとカードが使えなくなるなど取り返しのつかないことになってしまうため、引っ越し後の落ち着いたタイミングでも良いので、必ず住所変更は忘れないようにして自分の個人情報やクレヒスを守ってください。
クレジットカードの住所変更は後回しにしないことが大切!
クレジットカードの住所変更を怠ると様々リスクが発生することがわかりましたが、簡単に済む手続きだからこそ後回しにしてしまうことも想定できます。
「いつでも簡単にできる」と言った安心感から、できるタイミングが来てもおっくうだから後で行おうと考え、気づいた時には住所を変更すること自体を忘れてしまいカード情報や個人情報が漏洩していた! などになってしまってはせっかくの下調べも意味をなしません。
クレジットカードの住所変更ができるタイミングが来たら、そのタイミングで早め早めに行うようにしましょう。
三菱UFJカード VIASOカードの住所変更を行う方は「MUFG カード WEB サービス」への会員登録を行わないと変更できないので、この点には気をつけてください。
住所変更は電話でも承っていますが電話対応ではまずは自動音声と言ったところ多く、最初からオペレーターに繋がるわけではないので了承しておきましょう。
オペレーターではない理由は、カード会社には多くの方が様々な内容で問い合わせを行ってきます。
それぞれの内容をオペレーターが対応していたら、電話が混み合い自分の番がいつになるかはわかりません。
しかし、自動音声ならその混雑が解消され、より多くの方が便利な電話で手続きを済ますことができるのです。
問い合わせ内容によってもそれぞれ専門の方が電話を対応するシステムを取っているカード会社が多いので、よりスムーズで納得の行く対応を受けられるようにするためにも、まずは自動音声で問い合わせ内容の振り分けをするのでしょう。
また、クレジットカードはメインカードと他のカードと合わせ持っている方も多いです。
カード利用者の中にはまずはメインカードのみの住所変更を行う方もいますが、もし合わせ持っているカードが年に1回のカード利用で年会費が無料になるクレジットカードだった時、利用しない上に住所変更の手続きも行わないでいるとそのカードの年会費の催促は旧住所に行くので、個人情報の漏洩の可能性があるだけでなくクレヒスにも傷がつき、どこのカードも使えなくなってしまう可能性が十二分にあります。
「クレヒスの傷」=「個人信用情報に傷が付く」と言ったことなので、個人信用情報機関に5年間はその情報が保管され、それは情報が残る5年の間はクレジットカードの発行できないということになるのです。
クレジットカードをずっと使っていきたいなら、住所変更の手続きはとても重要と言えます。
「楽天カード」・「イオンカード」・「三菱UFJカード VIASOカード」・「セゾンカード」を使っていて引っ越しをするのであれば、いま一度住所変更の方法を確認して早めに手続きをすることをおすすめします。
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