子供が海外旅行・留学に行く、どのプリペイドカードがおすすめ? 人気カードを徹底比較!
「海外旅行や留学におすすめのプリペイドカードとは?」
プリペイドカードは事前入金型のカードで、万が一盗難や紛失により不正利用されても入金額以上に利用されないため、海外旅行や留学のために発行したいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事では海外でも利用できるおすすめのプリペイドカード3つの紹介とそれぞれの比較、子供に持たせるならどのカードかなどを詳しく解説していきます。
・海外旅行や留学におすすめのプリペイドカード3つ
・海外旅行や留学におすすめのプリペイドカード3つの比較
・海外旅行や留学で子供に持たせるならどのカードがおすすめか
満15歳の海外留学に対応!
満15歳から18歳で海外留学であれば家族カードが発行可能です。
三井住友カード ゴールド(NL)
年会費 | 5,500円(税込)※1 |
---|---|
還元率 | 0.5%~7%※2 |
ポイントサービス | Vポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
550円(税込)※3 | でカード番号を発行※4,5 | ~200万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
iD・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費永年無料(※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)※2:
※3:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
※4:即時発行できない場合もございます。
※5:カードの発行は最短3営業日発行。
「少しだけ足りない」ときに頼れるカードローン
SMBCモビット | |
---|---|
モビットの「WEB完結申込」を利用することで、職場への電話連絡なし・郵送物なしとして利用できます。 スマホアプリがあれば、セブン銀行からカードレスでキャッシングもできて便利です。 スマホ1台で24時間365日好きなときに融資を受けたい方におすすめです。 | |
海外で子供に持たせるなら海外プリペイドカードの方が安心? 海外プリペイドカードってどんなカード?
プリペイドカードは、事前に一定金額をチャージ(入金)して使うカードのことで、チャージ金額を上限として使用することが特徴です。
クレジットカードの場合、数十万円から数百万円の利用限度額の範囲で使いすぎてしまうこともありますが、プリペイドカードは使い過ぎ防止にも役立ちます。
海外プリペイドカードは国内でも海外でも使用できるプリペイドカードか、海外でのみ使用できるカードをいいます。
クレジットカード決済と同じように、買い物や飲食店での支払いはもちろん、キャッシュレス決済可能な支払いに対応しています。
プリペイドカードのメリットとして、万が一海外プリペイドカードを盗まれて不正使用されたとしても、クレジットカードのように際限なく使われることが無く、被害はチャージ残高分のみに抑えられる点が挙げられます。
クレジットカードと同じような感覚で使用できる利便性と、万が一のときの防犯性の高さから、海外で使うカードの1種類として選ばれています。
海外で子供に持たせるなら海外プリペイドカードが安心!
留学や海外旅行で子供が海外に行くときは、どんなカードを持たせたら良いでしょうか。
クレジットカードは便利でも、不正使用などのリスクが高いものです。
クレジットカードの利用限度額は10万円から数百万円と幅広い設定もあるので、子供が自由に使うカードとしては不向きな面もあります。
海外で子供にカードを持たせるならプリペイドカードがおすすめです。
あらかじめチャージ金額を決めることで、自由に使える金額を親のほうで制限・管理できることや、万が一のトラブルが発生しても被害を最小限にできるなどのメリットがあります。
海外で現金が必要になった場合も、チャージ金額の範囲で海外ATMからの現地通貨の引き出しもできるため臨機応変な使い方ができます。
日本にいても送金できるの? 海外プリペイドカードにチャージ方法について
海外プリペイドカードにチャージするには、本人口座からの振り込みかFX口座などの外貨専用口座からの振り込みを利用します。
海外プリペイドカードの契約者本人がチャージする場合は、インターネットバンキングや振り込み、国内ATMを介してチャージできます。
家族からのチャージには事前の委任状の提出が必要で、チャージ専用口座への入金によりチャージできます。
海外プリペイドカードへのチャージは、入金手数料や為替手数料がかかることがあり、入金手数料は1.0%ほど、為替手数料は4.0%前後が平均的です。
無料でチャージできる海外プリペイドカードの場合、これらの手数料も無料で利用できます。
海外の金融機関にお金を送る海外送金の場合は、銀行により3,000円から5,000円ほどの手数料がかかります。
海外にいる子供や家族に定期的にお金を送るなら、各種手数料が無料の海外プリペイドカードが手軽で利用しやすいでしょう。
おすすめの海外プリペイドカード3枚の特徴をチェックしてみよう
Cash Passport(キャッシュパスポート)
Cash Passportは使用者の年齢に関係なく利用できることが特徴で、取引条件に沿って利用できるなら誰でも申し込みできる海外プリペイドカードです。
申し込みから1週間ほどで発行され、日本にいる家族からのチャージが可能、カード管理料などが無料で利用できることから、留学生への送金方法として人気があります。
使用する際に銀行口座を開設しなくても良く、万が一のトラブルの際にもチャージ残高が被害に遭うこともありません。
24時間365日のカードサポート、スペアカードも付帯するので手持ちのカードにトラブルが発生したとしても再発行を待たずに使用し続けることができます。
Cash Passportは複数の通貨をチャージして使えるマルチカレンシーの海外プリペイドカードで、チャージできるのは、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの9種類の通貨です。
通貨専用口座に振り込むと個別のマイアカウント内で通貨を自由に移動させて使用できるため、滞在国と通貨が変わっても外貨両替いらずで使用できます。
日本国内では使用できませんが、海外では広く世界210以上の国や地域のMasterCard加盟店、MasterCard対応ATMが利用できます。
また、Tポイント付きCash Passportを利用すると、海外でのMasterCard加盟店での理容やMasterCard対応ATMの利用で200円につき1Tポイントが貯まります。
- 入金手数料・・・1.0%
- 決済手数料(ショッピング利用手数料)・・・無料
- 為替手数料・・・4.0%
- 海外ATM手数料1回・・・2ドル(約200円)
Manepa(マネパ)
- 新規申し込み受付一時停止
- Manepa(マネパ)は新型コロナ感染拡大を受けて、海外利用がメインとなる本カードの申込を一時停止しています。
Manepaカードは、海外プリペイドカードとして日本国内でも年会費無料で使用でき、各種手数料が安いことが特徴です。
申し込みから2週間ほどで発行され、Manepaカード会員1人1人に用意される専用振込口座から、本人名義の振り込みによりチャージすることができます。
1回の振り込み限度額100万円の範囲内で本人名義の振り込みなら家族からのチャージも可能です。
申し込みは15歳以上75歳までの方なら誰でも可能で、カードショッピング保険50万円まで、24時間365日対応のサポートデスクが利用でき、不正利用の防止や残高補償にも対応しています。
またManepaカードは複数の通貨をチャージできるマルチカレンシーの海外プリペイドカードで、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円の6種類の通貨に対応しています。
各通貨への両替は、レートが良いときに自分で両替する方法のほか、おまかせ両替・おまかせチャージ機能を使用すると日本円のチャージのみで、各通貨への両替とチャージが便利にできるようになります。
マネーパートナーズのFX口座(パートナーズFXnano)を持っている方は、各通貨に両替するときの両替コストを安くすることができます。
通常、Masterカード口座で1,000ドルを両替する場合(1ドル100円として計算)両替コストは2,500円かかりますが、FX口座の現受けを活用した場合、両替コストを1,100円まで下げることが可能です。
さらにFX取引で得た海外と日本の金利の差額相当分となるスワップポイントを毎日受け取れることや、外貨としてManepaカードにチャージできるメリットもあります。
ManepaカードはMasterCard加盟店でキャッシュレス決済ができるほか、現金が必要なときはMasterCard対応の海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。
また、海外・国内のショッピング利用料金には、1.0%のキャッシュバックがもらえます。
キャッシュバックは利用月の翌月に付与され、ポイント還元とは異なり有効期限がないのでスピーディーかつお得に使えるメリットがあります。
- 入金手数料・・・無料
- 決済手数料・・・無料
- 為替手数料・・・1ドルあたり2.5円(2.0%程度)
- 海外ATM手数料1回・・・2ドル(約200円)
GAICA(ガイカ)
GAICAは世界200以上の国と地域で使えることが特徴で、年会費無料、各種手数料も為替手数料を除いて無料で利用できる海外プリペイドカードです。
満13歳以上の方なら誰でも申し込むことができ、申し込み年齢の上限は設けられていません。
申し込みから最長10日ほどで到着し、家族からのチャージは、GAICAが定める委任届出書の提出が必要になるものの利用できます。
新生銀行の新生総合口座パワーフレックスを持つ方は、Flex機能付きのGAICAを利用できます。
毎月定額チャージ、オートチャージ、外貨チャージを始め、24時間365日いつでもチャージや払い戻しが会員専用サイトから即時確認できるなど、充実の機能を利用できます。
また海外ATMでの引き出し手数料が無料になることもおすすめポイントです。
VISA加盟店での利用・各種支払いは海外・国内のどちらでも世界基準タッチ決済のVisa pay Waveが利用できます。
「VISAマーク」または「PLUSマーク」のある海外ATMから現地通貨を引き出せるので、現金が必要になったときも安心です。
- 入金手数料・・・無料
- 決済手数料・・・無料
- 為替手数料・・・4.0%
- 海外ATM手数料1回・・・無料(Flex機能付きに限り)
さらにGAICA会員になると、便利なサービスを利用できるようになります。
空港宅配サービス
成田空港・羽田空港国際線ターミナル・中部国際空港・関西国際空港を対象に、荷物の宅配を割引料金(片道200円/個、往復300円/個)で利用できます。
レンタル携帯電話/レンタルWi-Fiサービス/レンタルポケトークの利用
成田空港・羽田空港国際線ターミナル・関西国際空港を対象に、世界各国で利用できる携帯電話やWi-Fiルーターをレンタルできるサービスです。
優待料金
レンタル携帯電話割引料金 | レンタル料金 50.0%引き(通常250円/日) 通話料金 15.0%引き |
---|---|
レンタルWi-Fi | データ通信料 15.0%引き(通常1,150円/日) |
レンタルポケトーク |
レンタル料金 200円引き(通常800円/日) |
コート維持預かりサービス
成田空港・羽田空港国際線ターミナル・中部国際空港・関西国際空港を対象に不要のコートを預かってもらえます。コート1着10.0%OFFで利用できます。
手荷物一時預かりサービス
成田空港・羽田空港国際線ターミナル・中部国際空港・関西国際空港を対象に手荷物1点につき15.0%OFFで預けることができます。
アプラスのワールドワイドサポートの利用
世界各国にあるアプラスワールドデスクが利用でき、困りごとからホテルやレストランなどの紹介や案内をしてもらえます。
海外で子供が使うのにぴったりなのはどのプリペイドカード?
海外で子供が使う海外プリペイドカードは、どのプリペイドカードが良いでしょうか。
各海外プリペイドカードの特徴と、海外で使用する子供の年齢やチャージする家族の条件で選ぶことがおすすめです。
例えば、子供の年齢が15歳未満の場合、13歳以上で申し込み可能なGAICAか、年齢制限がないCash Passportがおすすめです。
さらに申し込みと同時にスペアカードを用意したいならCash Passportが良いでしょう。
ほとんど毎月チャージする、家族でFX取引をしているという方は、各種手数料が安いManepaカードがおすすめです。
FX口座の利用で海外通貨への手数料が半額以下になることや、カードショッピング保険やサポートデスクによるサポートが充実していることもおすすめポイントです。
さらにキャッシュバックや万一のときも残高補償が利用できるので安心して子供に持たせられる海外プリペイドカードです。
セキュリティの高さとサービスの豊富さで選ぶならGAICAがおすすめです。
新生銀行の総合口座を持つ方や外貨預金がある方には断然おすすめで、充実の機能が付帯するFlex機能付きGAICAを利用できるようになります。
便利なチャージ機能や、海外ATMの手数料が無料になる、クレジットカードのような優待特典を利用できるなどさまざまなサービスを受けられます。
GAICAで利用できるタッチ決済のVisa payWaveは、世界基準のセキュリティ技術(EMV)を採用し高い安全性と非接触決済が特徴で、海外での不正使用防止にも役立つ決済方法です。
子供の留学期間が延長してGAICAの利用が長くなっても、手数料などの負担を軽いので利用しやすいでしょう。
海外旅行先・留学先で安心・安全に使えるのは海外プリペイドカード! 子供の使用でも用途に合わせたプリペイドカードに入会しよう!
海外旅行や子供の留学で子供にクレジットカードを持たせることは、カードの使い過ぎや盗難・紛失などのリスクが高いため不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
子供にとっても慣れない環境での生活は不安やリスクが大きくなりやすいので、カードを持たせるなら安全性が高い海外プリペイドカードがおすすめです。
海外プリペイドカードなら気になるリスクを抑えることができ、生活費の送金手段としても活用できます。
FX口座がある方や外貨預金がある方は、国内銀行から海外送金する際の手数料よりも少し安く送金できるので、条件が合う海外プリペイドカードを選ぶことがおすすめです。
海外でのみ使用できるカード、国内外でも使用できるカードなどそれぞれの特徴やサービスにも注目すると選びやすくなります。
このコラムに関連するコンテンツ
Pick Upコラム
クレジットカードの選び方
監修ファイナンシャルプランナー紹介