コストコで使えるのはマスターカードだけ!マスターカードの中でもお得になるクレジットカードを比較して紹介!
コストコは、巨大な店舗とアメリカンサイズのカートで買い物をするのが印象的な倉庫店で、生活に必要なもののほとんどを揃えられることでも知られています。
また、コストコはゴールドスターメンバーという会員制をとっていて、会員になるにはMastercardブランドのクレジットカードが必要です。
コストコでは以前、Mastercardブランドのほかにアメックスブランドも利用できましたが、現在はMastercardブランドのみが利用できます。
ここではコストコで利用しやすいMastercardブランドのクレジットカードをチェックしていきましょう。
・コストコとはどんなお店か
・コストコで使うとお得なクレカ
・コストコオリジナルカードのメリット
コストコってどんなところ? 巨大倉庫のような店内で高品質な優良ブランド商品を低価格で購入できる会員制倉庫型店舗
コストコは正式名称を「コストコホールセール」といって、世界に700倉庫店以上、日本国内には26倉庫店を展開しています。
巨大な倉庫のような店舗が特徴的で、その中では大量の食品・日用雑貨・家電・衣類など、高品質で幅広いジャンルの商品を販売しています。
コストコに一歩入ると、日本のカートよりも一回りも二回りも大きなアメリカンサイズのカートを押して買い物をする人たちであふれていて、個人の方だけではなく、何らかの店舗を経営する方が仕入れとして買い物をしている様子もうかがえます。
商品は業務用サイズが中心で、個人の方は友だちやご近所さんと一緒に買い物に来て、あとで分けることもあります。
どちらかというと、一般的なスーパーで買い物をするのとは違って、大量のまとめ買いにぴったりの倉庫店です。
また、コストコにはオリジナルブランドの「カークランドシグネチャー」があり、ほかのナショナルブランドと同じくらいか、それよりも高品質な商品を買うことができます。一般の商品に比べてコスパが抜群に良いことからファンも多いといわれています。
まとめ買いをしてもコスパが良いコストコは、どんな支払い方法が利用できるのか気になる方もいることでしょう。
コストコの支払い方法
現金/クレジットカード/コストコプリペイドカード
コストコでは、現金のほかに、ゴールドスターメンバーの会員のみMastercardブランドのクレジットカード払いが利用できます。
まとめ買いで大きな金額になるため、せっかくならポイントを貯めておきたいところ。そこで次では、コストコでの買い物に利用できるMastercardブランドのカードを紹介します。
コストコで使えるMastercardブランドのカードでおすすめの3枚を紹介
コストコで使えるMastercardブランドのカードは、気軽に使えるよう年会費が無料のカードをピックアップしてみました。いつでも手軽に使えて、ポイントや特典も充実している3枚のクレジットカードは下記のとおりです。
三菱UFJカード VIASOカード
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイントプログラム | VIASOポイント |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Mastercard |
三菱UFJカード VIASOカードは年会費無料で、最短翌日発行ができるクレジットカードです。
ポイント還元率は0.5%、貯めたポイントは何も手続きなしでカードの利用料金引き落とし口座に自動でキャッシュバックされます。年間1,000ポイント以上貯めると自動でキャッシュバックになるので、できるだけ1,000ポイント以上貯めることが重要です。
また、三菱UFJカード VIASOカードはカードデザインが豊富で、さまざまなキャラクター、アニメ、映画、エンタメ系のデザインから選ぶことができます。好きなデザインを選ぶのも楽しくなりそうです。
銀行系のクレジットカードですが、審査に通りやすいことも三菱UFJカード VIASOカードの特徴と言って良いでしょう。
- 年会費・・・無料
- 国際ブランド・・・Mastercard
- 申込み資格・・・学生を除く18歳以上で安定した収入のある方
- 追加可能カード・・・家族カード、ETCカード
- 付帯保険・・・海外旅行傷害保険:最高2,000万円、ショッピングパートナー保険:年間100万円まで
- ポイント還元率・・・0.5%
楽天カード
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイントプログラム | 楽天ポイント |
還元率 | 1% |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
楽天カードは永年年会費無料、専業主婦やアルバイトの方も申込むことができるクレジットカードです。
ポイント還元率は1%、入会特典はいまなら最大もらえます。
また、楽天グループを利用すると、楽天市場独自のポイントアッププログラムのSPUが適用になり、条件の達成で最大倍まで還元率がアップします。
国内最大級のオンラインモールの楽天市場での利用なら、還元率が3倍以上にアップして、毎月5と0のつく日に買い物をすると最大で5倍の還元率になります。
街では楽天カードのポイント加盟店の利用で3倍貯まり、貯めた楽天スーパーポイントは1ポイント→1円として、ネットショッピングでも街での支払いにも使うことができます。
楽天カードは入会しやすくて、とにかくポイントが貯まりやすいことが特徴です。楽天カードでは国際ブランドがVISA、Mastercard、JCB、アメックスから選べますが、Mastercardブランドを選ぶとコストコでの支払いにも困りません。
- 年会費・・・永年無料
- 国際ブランド・・・VISA・Mastercard・JCB・アメックス
- 申込み資格・・・学生を除く18歳以上の方
- 追加可能カード・・・家族カード、ETCカード
- 付帯保険・・・海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- ポイント還元率・・・1%
dカード
年会費 | 無料 |
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ポイントプログラム | dポイント |
還元率 | 1% |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
dカードは携帯電話会社のdocomoのクレジットカードで、年会費は永久無料、携帯電話への補償が魅力的な1枚です。
dカードケータイ補償は、docomoの携帯電話を購入後1年間、本体の紛失・盗難、水濡れや全損を含む修理不能な状態になったときに、同一機種・同一カラーに限り本体再購入費用を最大1万円まで費用を補償する特典です。
通常なら全額自己負担になるところ、少しでも補償してもらえると購入費用の負担も軽くすることができます。
dカードで貯まるポイントは還元率1%、コンビニのローソンなら最大5%の還元率にアップします。普段からローソンを利用するなら、一層お得にポイントが貯まり、その他のポイント加盟店でもカードの提示でポイントが貯まります。
また、dカードは新規入会でdポイント付与といった新規入会特典を展開しています。dカードは入会特典からポイントがたくさんもらえて、普段の買い物でもポイントを貯めやすいことが特徴です。
- 年会費・・・永久無料
- 国際ブランド・・・VISA・Mastercard
- 申込み資格・・・学生を除く満18歳以上の方
- 追加可能カード・・・家族カード、ETCカード
- 付帯保険・・・dカードケータイ補償、お買い物あんしん保険
- ポイント還元率・・・1%
Mastercardブランドの3枚のカードはポイントを貯めて使える場所が多いのがメリット
Mastercardブランドの三菱UFJカード VIASOカード、楽天カード、dカードは、それぞれに特徴がありますが、入会特典が高いことと、ポイントが貯まる場所と使える場所が豊富なことが共通しています。
それぞれのカードは、ネットショッピングをはじめ、街での買い物でもポイントが貯まります。また、それぞれのポイント加盟店では、カードの提示やカードショッピングでもポイントが貯まりポイント払いに使うこともできます。
三菱UFJカード VIASOカードはカードの引き落とし口座に自動キャッシュバックになるものの、現金として使用できるため幅広く使うことができます。
三菱UFJカード VIASOカード・楽天カード・dカードの比較表 | |||
---|---|---|---|
カードの種類 | 三菱UFJカード VIASOカード | 楽天カード | dカード |
年会費 | 無料 | ||
ポイント還元率 | 0.5% | 1% | 1% |
お得に利用できる店舗 |
VIASO eショップ 固定費の支払いでポイント2倍 街での買い物 |
楽天市場 ポイント加盟店 |
dポイントクラブ加盟店 |
コストコのグローバルカードはコストコ内での利用が高還元! コストコヘビーユーザーならメリットが大きい
コストコではオリジナルのコストコグローバルカードを発行していて、コストコの公式サイトからオンラインで入会することができます。
グローバルカードに入会すると、最大7,000円相当のリワード(ポイント)がもらえる入会特典(2022年01月24日調べ)も魅力です。
グローバルカードで貯まるポイントは「リワード」と呼ばれ、コストコでの買い物には1.5%のリワード還元があり、コストコ以外での買い物には1%還元でリワードが貯まります。クレジットカードで貯まるポイントとしては、かなり高い還元率のため、使えば使うほど効率的に貯められるでしょう。
コストコグローバルカード
年会費 | 初年度無料 ※翌年度以降は年1回以上カード利用があれば無料。 |
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ポイントプログラム | リワード |
還元率 | コストコ関連で1.5%、それ以外1% |
国際ブランド | Mastercard |
グローバルカードへの入会金は無料、年会費は初年度のみ無料で利用できます。翌年度からは年に1回以上のカードショッピングがあれば、年会費1,375円(税込)を無料にすることができます。
このグローバルカードに入会すると、コストコの年会費(4,840円(税込))を自動で引き落としにすることもできます。
ポイントの貯まり方
グローバルカードで貯まるリワードは、コストコのほかコストコガソリンスタンドの給油でも1.5%還元を受けられます。毎回コストコで買い物をしたついでに給油もするようにすると、どんどんリワードを貯められるでしょう。
ただ、グローバルカードでは1年分のリワードを翌年のはじめに付与するスタイルのため、毎月リワードがもらえるわけではありません。リワード付与のタイミングが年に1回だということは覚えておくようにしてください。
貯めたポイントの使い道
貯めたリワードは、1リワード→1円として、コストコでの支払いに使用することができます。コストコの買い物代金すべてに充てることはもちろん、端数のみリワード払いにすることもできます。
リワードはとにかく還元率が高いので、たくさん貯めてコストコの買い物代金に充てる使い方がおすすめです。
コストコグローバルカードを年間どれくらい使うとお得になる?
コストコユーザーのほとんどは、毎月10,000円から20,000円ほど利用する方が多いといわれていて、グローバルカードを利用している方は定期的にリワードも貯まりやすい傾向です。
また、貯めたリワードもコストコで循環させるように簡単に活用できるため、ある程度の金額を毎月使うユーザーの方がお得になります。
コストコグローバルカードをコストコとコストコガソリンスタンドで使う場合、年間にどれくらいの金額を使うとお得になるでしょうか。
例えば、毎月10,000円使う方なら年間12万円となり、リワードは1,800リワードが貯まります。
コストコのゴールドスターメンバーの年会費は4,840円(税込)で、約4,800円と考えることができます。この年会費を実質無料で利用するには、年間320,000円の買い物が必要です。月あたりで考えると約27,000円になります。
頻繁に利用するコストコユーザーだったとしても、月あたり27,000円ほどの利用がなければ、年会費の分がマイナスになる計算です。
コストコグローバルカードを使って毎月コストコを利用する方は、月に27,000円以上の買い物があるとメリットが大きくなります。
コストコで毎月一定額の買い物ではなくとも、年間の合計が32万円以上になると年会費分のリワードがもらえて、実質年会費を無料にすることができます。
利用方法次第ではコストコグローバルカードよりもほかの3枚がお得! コストコ以外でも買い物するなら三菱UFJカード VIASOカード・楽天カード・dカードを活用しよう!
コストコグローバルカードはコストコに特化したクレジットカードで、コストコでの買い物とガソリンスタンドの利用で1.5%還元のリワードが貯まります。高還元率でリワードが貯まるものの、貯めたリワードはコストコのみでしか使うことができません。
コストコヘビーユーザーにとってはリワードの還元率がメリットでも、クレジットカードをコストコ以外でも使用する方にとっては少し窮屈な印象を覚える方もいるかと思います。
コストコ以外のほかの店舗でもクレジットカード払いを利用する方は、カードを使い分けることも考えてみてください。
- コストコは利用する。
- 年間30万円を超えるほど利用しない。
- たまにしか買い物に行かない。
上記に当てはまる方は、Mastercardブランドの三菱UFJカード VIASOカード、楽天カード、dカードの利用がおすすめです。
普段の買い物でポイントが貯まりやすく、貯めたポイントもさまざまな場所や店舗で使うことができます。
ポイントの還元率はグローバルカードに劣るカードもありますが、普段のポイントの貯めやすさと使いやすさ、加えてたまにコストコを利用することを考えると、年会費が無料で小回りが利く3枚のMastercardブランドのカードが便利です。
コストコの利用頻度や年間の利用金額に応じて、ベストなクレジットカードを選ぶようにしましょう。