自動車メーカーから発行されているクレジットカードまとめ!年会費や付帯サービスなどのスペックや特徴を紹介
自動車メーカーにはどんなカードがある?
旅行や休日のおでかけ、仕事の移動が多いという方に車はつきものとなりやすく、それによってドライブが趣味になったという方も多いことでしょう。
クレジットカードには自動車メーカーがそれぞれでクレジットカードを発行していることがあります。
自動車メーカー発行クレジットカードを利用することで、特典があることも多いので、所有している自動車メーカーのクレジットカードが、どのようなスペックなのかチェックしてみましょう。
各カードの紹介
TS CUBIC CARD
トヨタファイナンスが発行するクレジットカードがTS CUBIC CARDです。
- 年会費は1,375円(税込)
カード発行初年度は年会費無料 - 家族カードの年会費は440円(税込)
特典として、ドライバーズサポート24を無料利用できるようになり、トヨタレンタカーが10%割引となります。
手荷物宅配サービスや海外おみやげ宅配サービスも割引特典がありますし、トヨタ関連施設であるトヨタ博物館・トヨタテクノミュージアムやさなげアドベンチャーフィールドでも割引サービスがあります。
ポイントプログラムのPLUSポイントは1,000円につき10ポイント貯まる還元率1%で、特約店ではカード払いで還元率1.5%になります。
貯めたポイントはトヨタ・レクサス・ダイハツ・日野・ジェームスの店舗で新車購入する時にて1ポイント→1円換算のキャッシュバックに使えて、車検や点検などでも1ポイント→1円換算でキャッシュバックもできます。
日産カード
日産が発行するクレジットカードが日産カードです。
- 年会費は1,375円(税込)
カード発行初年度は年会費無料
日産販売会社は料金5%OFF、日産レンタカーの利用料金15%OFF、NISMOショップの料金5%OFFと割引サービスがあります。
スーパーレスキューコース24にてさまざまなロードサービスの補償をしてもらうことができます。
海外アシスタントデスクで海外旅行の相談と手配ができ、リムジン送迎や航空券などの交通機関の予約もします。
ポイントプログラムの日産ポイントは日産販売会社の車検・整備・給油・部品購入と加盟店でのカード払いで1,000円ごとに5ポイント貯まる還元率0.5%です。カード払いでポイントを獲得できるようになっています。
獲得したポイントは、日産販売会社で新車・中古車を購入・車検や点検や一般修理で入庫・部用品を購入・日産レンタカー利用時に活用可能です。
修理・部品購入・日産レンタカーでは5,000円以上の支払いでのみポイントを使えます。
新車・中古車を購入する場合にポイントを使うのであれば加盟店舗では1日産ポイント→1.5円キャッシュバック、2日産ポイント→ANAマイル・JALマイルという還元率になります。
一方、日産販売会社・日産レンタカーは1ポイント→3円キャッシュバック、1日産ポイント→1ANAマイル・JALマイルとなるのでこちらの方がおトクです。
Honda C-card
ホンダが発行するクレジットカードがHondaC-cardです。
- 年会費は1,650円(税込)
- 家族カードの年会費は715円(税込)
HondaC-cardはなんと、ETCカードが年会費無料です。
さらには自動車移動中に事故や故障が起きた時のための、ロードサービス24が付帯サービスとしてついるので、万が一にも安全です。
鈴鹿サーキット・ツインリンクもてぎ・レインボーモータースクールでポイント還元率増大や割引サービスがあります。
また、HondaCカードClubOffによって、全国20万以上の提携施設で割引サービスなどの特典を利用できます。
ポイントプログラムのHondaキャッシュポイントは還元率1%となっており、ホンダ販売会社にて車両購入や整備・部品購入で還元率2%となります。
貯めたポイントはホンダ車の12ヶ月点検・ホンダ二輪新車と車両の購入時に1ポイント→1円でキャッシュバックできたり、楽天Edyにも1ポイント→1円換算で移行可能です。
SUZUKI CARD
スズキがSMBCグループと提携し発行するクレジットカードがSUZUKI CARDです。
- 年会費は1,375円(税込)
カード発行初年度は年会費無料 - 家族カードは年会費440円(税込)
SUZUKI CARDはセディナのカードとなっており、低年会費で多くの補償と特典があります。
カード払いで購入した商品は購入日から90日以内では年間最高150万円が補償されますし、海外旅行傷害保険はカードを持っているだけで最高2,000万円が補償となります。
加えて、国内外旅行傷害保険は交通費用をカード払いすると最高1,000万円が補償されます。
セディナ海外デスクでは海外旅行関連の相談・手配ができ、セディナトラベルのパッケージツアーの割引サービスによって3%から8%の代金OFFがあります。
シーエフクラブオフでは国内宿泊施設が最大80%OFFで、さらに、フラワーサービスの割引、海外おみやげサービスの全商品10%OFF・20,000円以上支払いで送料無料もあります。
そして、24時間年中無休で無料のCFスーパーロードサービスも利用できます。
ポイントプログラムは100円につき1ポイント貯まるスズキポイントとなっており、還元率1.0%で、加盟店にて1ポイント→1円のショッピング利用ができます。
さらにポイントプログラムはキャッシュバックコースとWポイントコースを選択できます。
キャッシュバックコースではセディナ加盟店ガソリンスタンドと有料道路の利用料金2つをそれぞれ÷100してキャッシュバックレートが決まり、毎月獲得ポイント×キャッシュバックレートでキャッシュバックされます。
たとえば、獲得したポイントが150ポイントで、セディナ加盟店ガソリンスタンドのキャッシュバックレートが5,000÷100→50、有料道路利用料金4,000円÷100→40となると、150ポイント×50+150ポイント×40→1,350円キャッシュバックという仕組みです。
100円ごとに1ポイント付与されて、たまったポイントは1ポイント1円としてスズキ販売店で利用できます。
Wポイントコースではスズキポイント還元率1.0%に加えて、ワンダフルプレゼントにて還元率0.5%になります。
ワンダフルプレゼントは年間カード利用額に応じてポイント加算が最大2倍になり、貯めたポイントはnanaco、dポイントポイントなどに移行可能です。
マツダM'Z PLUSカード
マツダが発行するクレジットカードがマツダM'Z PLUSカードです。
- 年会費は無料
- 家族カードも年会費無料
- ETCカードも同じく無料利用可能
マツダM'Z PLUSカードは本会員も家族会員も年会費無料ですが、追加年会費810円(税込)を払えばロードアシスタントサービスも利用できます。
ポイントプログラムはm’z PLUSポイントでマツダ販売会社やタイムズカーレンタルでは1,000円につき20ポイント貯まる還元率2%、その他の加盟店舗は1,000円につき10ポイントの1%となります。
貯まったポイントはマツダ販売会社で1ポイント→1円のショッピング利用ができ、4ポイント→1JALマイルにもできます。
自動車系クレジットカード5種類を比較!
紹介した5つのカードのそれぞれの特徴は下記となります。
カード | 年会費 | 特典・補償など | ポイントプログラム |
---|---|---|---|
TS CUBIC CARD |
1,375円(税込) 初年度は年会費無料 |
ドライバーズサポート24 トヨタレンタカー10%割引など |
還元率1% 特約店では還元率1.5% |
日産カード |
1,375円(税込) 初年度は年会費無料 |
日産販売会社は料金5%OFF 日産レンタカーの利用料金15%OFF NISMOショップの料金5%OFFなど |
還元率0.5% 日産販売会社・日産レンタカーで1P→3円キャッシュバック |
Honda C-card | 1,650円(税込) |
ETCカードが年会費無料 ロードサービス24 HondaCカードClubOff |
還元率1% ホンダ販売会社では還元率2% |
SUZUKI CARD |
1,375円(税込) 初年度は年会費無料 |
購入から90日以内で年間最高150万円補償 海外旅行傷害保険最高2,000万円(自動付帯) |
還元率1.0% キャッシュバックコースとWポイントコースを選択可能でさらに還元率アップ |
マツダM'Z PLUSカード | 年会費無料 | 家族カード、ETCカードも年会費無料 810円(税込)を払えばロードアシスタントサービスも利用可能 |
還元率1% マツダ販売会社やタイムズカーレンタルでは還元率2% |
カードによって各自動車メーカーの加盟店や販売会社を利用するかどうかで、ポイント還元率は大きく変わります。
発行を検討している方は、自分がどの自動車メーカーの店舗や利用するかチェックしてみましょう。
自動車メーカーが発行しているクレジットカードは自分に合ったものを選ぼう
自動車メーカーが発行しているクレジットカードは、各メーカー・各クレジットカードそれぞれに特徴があります。
自動車クレジットカードは個性豊かですので、自分に合ったクレジットカードか、車を持っているからと言っても発行するメリットがあるのかというのをしっかり見極めて発行するようにしましょう。
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