夫にバレずに専業主婦がクレジットカードを作る方法
結婚して専業主婦になった場合、自分の判断だけではクレジットカードを作れないケースが多く、悩んでいる方も少なくありません。
夫にあらかじめ相談し、了承を得てからクレジットカードの発行を進めたり、家族カードを利用するのが最も安心な方法です。
しかし、家庭の事情でクレジットカードを持つことが難しかったり、相談しづらいケースもあるでしょう。
そこでこの記事では、夫に知られず専業主婦がクレジットカードを申し込む方法についてご紹介します。
・専業主婦がクレジットカードを作る際のポイント
・家族に知られずに申し込む方法
・即日発行カードを利用する方法
年会費無料で使いやすい!
発行されたカードは全国のマルイや系列店のエポスサービスセンターで受け取れます。
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
ポイントサービス | エポスポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
無料 | 最短即日 | - |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
EPOS PAY・Apple Pay・Google Pay 楽天edy・Suica・PayPay d払い |
クレジットカード選びをする時に注意すること
家族カードについて
多くのクレジットカードには、主に夫が持つカードに関連づけて「家族カード」を発行できるサービスがあります。
家族カードは本会員と同じサービスが利用可能で、例えば旅行保険やショッピング補償がついているものも多いです。
例えば、三井住友カード(クラシックカード)では、本会員の年会費が1,375円(税込)であるのに対し、家族カードの年会費はわずか440円(税込)と非常に低額です。
ただし、家族カードは本会員と同じ口座から支払われ、ポイントも合算されるため、利用状況が本会員にすぐにわかるようになっています。
そのため、家族カードの利用を検討する際には、家族とよく相談しておくことが大切です。
また、家族に知られずにクレジットカードを持ちたい場合は、家族カードではなく自分名義のカードを選ぶようにしましょう。
クレジットカード選びについて
クレジットカードを申し込む際は、最初に申込資格のチェックが行われ、その後の審査を通過すると発行されます。
しかし、カードの種類によっては専業主婦が申し込めないものもあるため、事前に申し込み資格を確認しておくことが重要です。
審査基準の具体的な内容は公開されていませんが、申込時に求められる「申し込み資格」はクレジットカード会社の公式サイトなどで確認できます。
例えば、三井住友カードゴールドでは「原則として、満30歳以上で安定した収入がある方」が対象となっており、専業主婦の方は申し込めません。
このような条件はカードごとに異なるため、しっかり確認しましょう。
クレジットカードの申し込み時にチェックすること
記入
クレジットカードの申込書に「主婦」と記入する場合、夫の職場や勤続年数の記入を求められないことが多く、これにより在籍確認の電話が夫の職場に行く可能性が減ります。
ただし、夫の勤務先を記入すると在籍確認の電話がかかり、カード申し込みが知られることが多くなります。
専業主婦が申し込めるクレジットカードの多くは、夫の勤務先の記入を義務付けていませんが、記入が必要な場合は事前に夫に一言伝えておくと良いでしょう。
支払口座
夫に内緒でクレジットカードを作る場合、利用料金を引き落とす支払口座の選択にも注意が必要です。
引き落としが知られないように、自分名義の口座を選ぶようにしましょう。
誰にも知られずにクレジットカードを持つためには、家族カードではなく自分名義のクレジットカードを選ぶことがポイントです。
審査・連絡時に気を付けること
申し込み後や審査中には、電話連絡が行われることがあります。
申込書に記入する際、家の固定電話番号を書くと、万が一本人以外が電話に出た際にクレジットカードの申し込みを知られてしまう可能性があります。
携帯電話の番号など、申し込みをする方のみが出られる電話番号を記入するようにしましょう。
また、申し込み後の電話連絡は、申込者本人と直接コンタクトを取って確認するためのものですが、折り返し電話ができるかどうかもチェックされています。
知らない番号からの着信でも無視せず、クレジットカード会社からの電話連絡にはきちんと対応するようにしましょう。
クレジットカードが届く時に気を付けること
郵送
クレジットカードは本人宛に、郵便局の書留または本人限定の郵送で送られてきます。
郵便配達のタイミングを計るのは難しく、受け取りの際に夫に知られてしまうケースも多いため、特に注意が必要です。
万が一、不在票が入ったり配達のお知らせの電話がある場合も考慮し、申込時には本人のみが出られる携帯電話の番号を記入すること、また配達のおおよその時間を把握しておくことが推奨されます。
即日受け取り
例えばPARCOカードのように、申し込み後に店頭で最短当日中に発行されるクレジットカードもあります。
郵送での受け取りが不安な場合は、即日受け取りが可能なカードを選ぶ方法もあります。
個人情報保護法との兼ね合いについて
日本には「個人情報保護法」という法律があり、個人情報の保護のために、情報を取り扱う事業者に対して一定の義務が課されています。
例えば、個人情報を取り扱う目的を公表すること、目的外での使用をしないこと、そして本人の同意なしに第三者へ情報を提供しないことなどが義務付けられています。
この法律により、夫婦などの家族であっても、本人以外に情報を通知したり、個人を特定する情報を伝えたりすることができなくなっています。
そのため、家族カードであっても基本的には申し込みをした本人のみがクレジットカード会社とやりとりをすることになります。
しかし、ほとんどの家族カードではクレジットカードの利用料金が本会員と同じ口座から引き落とされ、ポイントも共有されるため、利用状況が知られることが多いのが現状です。
一方、主婦として個人名でカードを申し込み、夫の勤務先情報などを記入しなかった場合には、申込者以外にクレジットカード会社が連絡や郵送を行うことはありません。
しかし、夫と同じ家に住んでいる場合や一緒に過ごす時間が多い場合は、クレジットカード会社から直接情報が漏れなくても、電話や郵便物を見られて知られることがあります。
どうしても夫に知られずにクレジットカードを作りたい場合には、自分でも工夫して対策を講じることが重要です。
夫にバレずに専業主婦がクレジットカードを作る方法・まとめ
個人情報保護法の影響もあり、夫が簡単に妻の情報を取得したり開示することが難しくなっているため、クレジットカードの申し込みや入手はそれほど難しくありません。
しかし、電話確認や郵送などの過程で、クレジットカード会社とコンタクトを取っていることが知られる可能性はあります。
最も良い方法は、クレジットカードを作りたい旨を夫に伝え、できる限り話し合ってから申し込みを進めることです。
もし夫に内緒でクレジットカードを作れたとしても、後ろめたさを感じながら使用することになったり、何かのきっかけで知られると信頼関係に影響が出ることがあります。
クレジットカードの申し込みをする前に、まずは夫に納得してもらえるよう再考してみることをおすすめします。
ただし、家庭の事情により話し合いが難しかったり、申し込みの許可が得られない場合もあるでしょう。
その際には、夫の勤務先を記入する必要のないクレジットカードを選び、連絡先には自分の携帯電話番号を指定するなどの工夫が必要です。
また、クレジットカードの受け取り時には、郵送に気を配るか、店頭で即日発行が可能なクレジットカードを選ぶ方法も検討してください。
このコラムに関連するコンテンツ
Pick Upコラム
クレジットカードの選び方
監修ファイナンシャルプランナー紹介