夫にバレずに専業主婦がクレジットカードを作る方法

家庭を持たずに、単身で仕事をしているときはクレジットカードの申込みで、誰かを気遣う必要はありませんが、結婚して専業主婦になった場合には、自分の一存だけではクレジットカードを作ることができないので、悩んでいる方も少なくはありません。

最も心配がないのは夫にあらかじめクレジットカードの発行を相談して、了解を得たうえでクレジットカードの申し込みを行ったり、家族カードを発行することですが、 クレジットカードを持つことを了承してもらえない、家庭の事情でクレジットカードを発行する相談ができないなどの事情を抱えている方もいることでしょう。

そこで、夫にばれることなく専業主婦の方でもクレジットカードを申し込む方法について調査してみました。

クレジットカード選びをする時に注意すること

家族カードについて

多くのクレジットカードには夫が持つクレジットカードに紐づけて、「家族カード」というものを発行できるサービスがあります。 例えば三井住友カードのもっともベーシックな「三井住友カード(クラシックカード)」では、本会員の年会費が1,375円(税込)ですが、家族会員カードは年会費が440円(税込)で発行することができます。

また家族カードは本会員と同様のサービスを受けることができるため、旅行の保険が付帯したりショッピング補償が付帯するものも多くあります。しかし家族カードは、本会員と支払口座が同じになってしまい、またポイントも合算されてしまうため、家族カードの利用状況はすぐに知られてしまうことになります。そのため夫の持っているクレジットカードの家族会員に申し込む際には必ず話しておくようにし、ばれないようにクレジットカードを持ちたい場合には家族カードには申し込まないようにしてください。

クレジットカード選びについて

クレジットカードは申込時資格チェックが行われ、その後審査が行われ、審査に通過するとクレジットカードが発行されます。クレジットカードによっては専業主婦では申し込むことができないものもあるため、申し込み資格については事前にチェックするようにしてください。

クレジットカードの審査についてはそのチェック項目や内容については明らかにされていません。しかし申し込み時点にチェックされる「申し込み資格」についてはクレジットカード会社やクレジットカード紹介をしているHP上に明記してあります。

(例)

●三井住友カード ゴールドの入会資格
「原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」
→30歳以上で、かつ正社員など月々の収入が安定・継続的な方を対象としているため、専業主婦の方は申し込むことができません。

クレジットカードの申し込み時にチェックすること

記入

クレジットカードの申込書を記入する際に、本人の職業欄に「主婦」と記入することで、夫の職場や勤続年数などを問われないものもあります。夫の勤務先などを記入すると、在籍確認の電話連絡が行われることもあるため、高い確率でクレジットカードの申し込みが知られてしまうことになります。

専業主婦の方が申し込むことができるクレジットカードの多くは、申し込み時に夫の勤務先の記入を義務付けていないものが殆どではありますが、夫の勤務先の記入を義務付けているクレジットカードに申し込む際にはあらかじめ一言伝えるようにしてください。

支払口座

夫に内緒でクレジットカードを作る場合には、利用料金を引き落とす支払口座の選択についても、自身の口座で、かつ引き落としなどを知られることのないものを選択しましょう。

誰にも知られることなく、クレジットカードを持つためには、家族カードではなく、自分名義のクレジットカードを持つことです。

審査・連絡時に気を付けること

申し込み後、または審査中に電話連絡が行われることがあります。申込書に記入する際に、家の固定電話の番号を書いておくと、万が一本人以外の方が電話に出た場合にクレジットカードの申し込みを知られてしまうことがあるため、携帯電話の番号など申し込みをする方のみが出る電話番号を記入してください。

申し込み後の電話連絡は、申込者と直接コンタクトを取ることによって申し込みの確認をするだけではなく、 すぐに電話に出られなかったとしてもきちんと折り返しの電話をする申込者かどうかもチェックされています。知らない番号からの着信だからと放っておくのではなく、クレジットカード会社からの電話連絡にはきちんと対応するようにしましょう。

クレジットカードが届くときに気を付けること

郵送

クレジットカードは本人宛に郵便局の書留、または本人のみが受け取れる本人限定の郵送で送られてきます。郵便配達が行われるタイミングを計ることは難しく、受け取りの際に夫に知られてしまうケースも多くあるため、最も注意すべきポイントです。

万が一不在票が入ったり、配達のお知らせの電話があることも考えると、申込時には本人のみが電話に出る携帯電話の番号を記入しておく、また配達のおおよその時間を把握しておくといった方法を取っておく必要があります。

即日受け取り

例えばPARCOカードなどは申し込み後、店頭にて最短でその日に発行されるクレジットカードです。郵送での受け取りがどうしても不安があるという場合には、即日受け取りのクレジットカードを選ぶ方法もあります。

個人情報保護法との兼ね合いについて

日本には「個人情報保護法」という法律があり、個人情報に関して本人の権利や利益を保護するため、個人情報を取り扱う事業者などに一定の義務を課すという内容のものです。また、個人情報を取り扱う目的の公表、目的以外での取扱うことの禁止、個人情報の保護に必要な措置を講じる、本人の同意を得ない限り個人情報を第三者へ譲渡することの禁止などが義務付けられています。

この法律によって、夫婦などの家族であっても本人以外に情報を通知したり、個人を特定するような情報を流すことができなくなっています。そのため、家族カードであっても基本的には家族会員の申し込みを行った方のみがクレジットカード会社とやりとりをすることになりますが、ほとんどの家族カードではクレジットカードの利用料金が 本会員と同一口座からの引き落とし、またポイントの共有などのサービスを行っているために知られてしまうケースが多いのが現状です。

一方、主婦として個人名で申し込みを行ったカードで、かつ夫の勤務先情報の記入などを行わなかった場合には、申込者以外の人に対してクレジットカード会社が連絡を取ったり、郵送を行うことはありません。しかしながら、内緒でクレジットカードを作る場合に、夫と同じ家に住んでいる場合や一緒に過ごす時間が多い場合には、直接クレジットカード会社から情報が流れなかったとしても電話や郵便物を見て知られてしまうことがあります。

どうしても夫にばれずにクレジットカードを作りたい場合には、自身でもしっかりと対策を行う必要があります。

夫にバレずに専業主婦がクレジットカードを作る方法・まとめ

個人情報保護法もあり、夫が簡単に妻の情報を手に入れたり開示することが難しくなっているためクレジットカードの申し込みや入手は難しいことではありません。しかしながら電話確認や郵送などによってクレジットカード会社と何らかのコンタクトを取っていることが知られてしまうという事はあり得ないことではありません。

最も良い方法はクレジットカードを作りたい旨を伝え、極力話し合ってからクレジットカードを入手することではあります。夫に内緒でクレジットカードを作ることができたとしても、後ろめたい気持ちでクレジットカードを使ったり、 何かの時にクレジットカードを作ったことが知られてしまうと信頼関係も崩れてしまいます。クレジットカードの申し込み前に、今一度夫を説得できないかどうかを考えてみてください。

しかしそれぞれの家庭の事情によっては話し合うことやクレジットカードの申し込みの許可が困難な場合もあります。その際には、クレジットカードの申し込み時に夫の勤務先を記入する必要のないものを選び、夫の勤務先の記入をせず、また申込者のみが着信を取る携帯電話などを連絡先に指定し、クレジットカードの受け取り時も悟られないように郵送に気を配る、または店頭で受け取れる即日発行 のクレジットカードを選ぶようにしてください。

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