家族カードの6つのメリットとデメリット

クレジットカードには、クレジットカードを申し込んで発行してもらった人に加えて、その家族の人に対してのみ発行することのできる「家族カード」というものがあります。

例えば、家族の中で母が持っているAというクレジットカードがあったとして、息子は本人自身の名義で新しくクレジットカードBを作ることもできますが、クレジットカードAの家族カードを発行してもらうことによって、母のクレジットカードと同様にAというクレジットカードの機能を使うことができます。家族カードを持った際にはどのようなメリットがあるのかについてチェックしていきましょう。

家族カードを持つ6つのメリット

メリット1「年会費の割引」

クレジットカードの家族カードは、元となるクレジットカードの年会費と比較して格段に安い年会費で発行されており、中には家族会員1人までは無料というクレジットカードも存在します。

(例)
●三井住友VISAゴールドカード
本会員年会費:10,000円+税
家族会員年会費:1人まで無料、2人目から1,000円+税

●JCBカード
本会員年会費:1,250円+税
家族会員年会費:400+税

家族カードを発行することによって、家族それぞれがクレジットカードに申し込みを行い本会員になるよりも格段に年会費が安くなります。

(例)家族それぞれが本会員になった場合
・夫(三井住友VISAゴールドカード)
 年会費10,000円+税
・妻(三井住友VISAゴールドカード)
 年会費10,000円+税
・娘(三井住友VISAゴールドカード)
 年会費10,000円+税

年会費計)30,000円+税

(例)夫を本会員とし家族カードを発行した場合
・夫(三井住友VISAゴールドカード)
 年会費10,000円+税
・妻(三井住友VISAゴールドカード/家族カード)
 年会費無料(1人目無料)
・娘(三井住友VISAゴールドカード/家族カード)
 年会費1,000円+税

年会費計)11,000円+税

本会員の年会費と比較して家族カードの年会費は優遇されており、本会員と家族カードの年会費が同額というクレジットカードは存在しないため、家族でクレジットカードを持つ際には年会費の出費を抑えることが容易なのでお得に使うことが可能になっています。

メリット2「保険などの機能」

クレジットカードの家族カードでは、本会員と同じ条件でクレジットカードの機能や特典を使えるものが殆どです。クレジットカードの中には、海外旅行や国内旅行の際の保険が付帯しているものがあります。クレジットカードの付帯保険には、クレジットカードを持っているだけで保険が付いている「自動付帯」と、旅行代金をクレジット決済することによって保険が付く「利用付帯」の2種類がありますが、この機能・条件についても家族カードで利用できるのです。

(例)夫婦でクレジットカードをそれぞれが持っている場合

・夫(三井住友VISAクラシックカードA)
 海外旅行保険:自動付帯
 +旅行代金をクレジットカード決済することで補償額がアップする
・妻(Orico Card THE POINT)
 海外旅行保険:なし

(例)夫婦でクレジットカードの家族カードを発行した場合
・夫(三井住友VISAクラシックカードA)
 +旅行代金をクレジットカード決済することで補償額がアップする
・妻(三井住友VISAクラシックカードA/家族カード)
 海外旅行保険:本会員に準ずる

メリット3「ポイント」

クレジットカードをそれぞれが持っていると、家計を分けられるというメリットもありますが、一方で出品が分かれてしまうためにクレジットカードのポイントも分化してしまいます。そのためなかなか目標とするポイントまで到達せず、ポイントの有効期限を迎えてしまってせっかく貯めたポイントが失効してしまうことがあります。

家族カードを持つ際には、家族カードで決済して獲得したポイントは本会員のポイントとして合算して貯まることになるため、1人ずつでは貯まりにくかったポイントも、家族カードを利用することによってポイントが貯まりやすくなります。

メリット4「支払いの権利」

家族カードの請求は本会員カードと一括して行われ、同一の口座から引き落とされることになるため、支払いが1つにまとまるので家計の管理がしやすくなるというメリットがあります。また利用明細も1つになるので、無駄遣いをしないように自制したり、子供が変な支出をしていないかをチェックすることも可能になっています。

メリット5「審査」

クレジットカードの申し込みや更新時には必ず審査が行われ、家族カードの申し込み時にも審査は行われます。ただし、家族カードを持つことになる人への審査は行われず、あくまでも本会員に対して再度審査が行われるものです。

そのため専業主婦の方、給与所得がない高齢者の方など自身ではクレジットカードを作ることが困難な方でも家族カードを発行することでクレジットカードを持つことが可能になります。

メリット6(名義)

代表者名義のクレジットカードに紐づけて家族カードを発行したとしても、自分が持つクレジットカードは自分名義のカードとなります。
支払いは代表者の口座にまとめられますが、見た目には「自分のカード」としか見えませんので、誰にも家族カードだとは分かりません。

家族カードのデメリットとは?

デメリット1「発行枚数の制限」

家族カードは原則として同居している家族にのみ発行されるので、家族であれば誰にでも、また枚数も無制限で発行されるものではなく、例えば年会費無料の楽天カードでは、家族会員については5枚までの発行となっています。クレジットカード会社ごとに家族カードの発行制限枚数は異なるため、複数枚申し込みをしたい場合にはあらかじめ確認しておきましょう。

デメリット2「使い方」

クレジットカードの家族カードは、本会員と同様の機能を使うことができるというメリットがありますが、渡したクレジットカードを無制限に使われてしまうと、請求金額が高額になってしまうというトラブルに繋がりかねません。例えば子供に家族カードを持たせる場合には、クレジットカードで無駄遣いをしないという約束をすることはもちろんですが、クレジットカード会社に対して設定の申し込みをすることによって本来のクレジットカードの限度額よりも低い限度額の設定をすることも可能になっています。

もしも家族カードの1枚で高額な買い物をしてしまい、それを本会員が知らずにクレジットカード利用代金の引落口座に十分なお金を入れていなかった場合には、クレジット代金の引き落としができず「未納」扱いになってしまいます。未納扱いになったことを知らなかったとしても、クレジットカードを持つうえで「きちんと支払いができない」という履歴が残ってしまうと決して良いことにはなりません。

クレジットカードの利用履歴は最長で5年間、クレジットヒストリーとして信用情報機関というところに保管され、クレジットカードの更新時や、新しくクレジットカードを作るときの審査で必ずチェックを受けることになっています。審査の厳しいカードでは1度の未納でも審査に落ちてしまうことがありますし、未納や滞納が複数回行われている記録が残ってしまうと高い確率でクレジットカードの審査に落ちてしまうことになります。

本会員のクレジットヒストリーをしっかりと守るためにも、家族カードを発行する際にはきちんと管理を行い、クレジットカード代金の引き落とし日までにはクレジットカードの利用履歴や引き落とし金額などを確認しておいて下さい。

また審査が不安なばっかりに自分名義の家族カードを持ち、口座は別にしたいという方もいますが、基本的には個人名義といえど家族カードなので、口座を別にすることはできません。

家族カードは利点・欠点を納得して持つべき

家族カードには、年会費の優遇やポイントの集積化、同じ機能を利用できる、また自身ではカードを発行することが難しい方にも間口が開かれるという沢山のメリットがあります。また家計の管理がしやすくなるなど、同居している家族の収支をチェックしたり支払いをまとめることができるため家族それぞれがクレジットカードを持つよりも使い勝手が良くなります。しかし家族カードとはいえクレジットカードを発行するという事は、お金の信用情報に関わる責任も負うことになるため、管理やチェックを欠かさないようにしていきましょう。

クレジットカード名


三井住友VISAカード
年会費 無料 無料 1250円+税
家族カード
年会費
無料 無料 400円+税
ポイント 1000円=5ポイント 100円=1ポイント 1000円=1ポイント
旅行保険 付帯 付帯なし 付帯
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