ANA VISA Suicaカードの年会費を826円(税込)にする方法
使うたびにマイルが貯まるANAカードは、ビジネスや旅行などでフライトの機会が多い人の強い味方です。
特にANAカードの中でも人気なのが、初年度年会費無料でマイルが貯まる特典が満載のANA VISA Suicaカードです。
実はこちらのカード、2年目以降の年会費は通常2,200円(税込)ですが、ある条件を満たせば、年会費826円(税込)とかなりお得になるクレジットカードとして、マイラーから支持されているのです。
ANA VISA SuicaカードはANAカードの中で人気NO.1
初年度年会費無料!
入会時・継続時に1,000マイル(2,000円相当)のボーナスマイル
Suica利用&チャージでマイルが貯まる!
ANA VISA Suicaカードの特徴は、「クレジット機能」・「ANAマイレージサービス」・「Suica機能」の機能が1つになっていること。飛行機も電車もショッピングもANA VISA
Suicaカード1枚で済ますことができます。
ANA VISA Suicaカードが多くの人に選ばれている理由は、この利便性に加え「マイルが貯まるサービス」が充実しているからでしょう。
特に、Suicaの利用やチャージでマイルが貯まるのはANA VISA Suicaカードだけです。
そのほかにも、カード入会時や継続時に1,000マイルのボーナスマイルが付与されたり、ANAカードマイルプラス提携店での利用や対象商品の購入で、クレジットカードのポイントとマイルが両方もらえたりと、お得なサービスが豊富に用意されています。
ANA VISA Suicaカードのマイルが貯まるサービス
・初年度年会費無料
・カード入会時や継続時に1,000マイルのボーナスマイルをプレゼント
・ANAグループ便の利用時にフライトボーナスマイル付与
・ANAカードマイルプラス提携店での利用や対象商品の購入で、マイルとクレジットカードのポイントがダブルで貯まる
マイルが貯まるだけじゃない!フライトを快適にする「使える」サービスも充実
・搭乗日当日の予約変更が可能。ANAカード会員専用の割引運賃を利用できる「ビジネスきっぷ」
・ANAのフライトをチケットレスで利用できる「スキップサービス」
など。
また、「ANA SKY WEB」とJR東日本「えきねっと」の連携により、飛行機から電車への乗り継ぎ予約なども手軽にできるというマイル以外のサービスも充実しています。
マイルが貯まりやすいその理由とは?
理由その1
カードのショッピング利用時と同等のマイルが
Suicaチャージでもゲットできる!
なんといっても「使える」のがSuica機能です! カードをショッピングや食事の支払いに使った場合と同様に、Suicaチャージをした際にもマイルが貯まります。もちろん、ポイント換算率もショッピング利用時と同じです。
1ポイントにつき獲得できるマイルの量は、カード申し込み時のコースによって異なります。5マイルコース、10マイルコースの2コースで、1ポイントのマイル換算も違ってきます。
5マイルコース/1ポイントにつき5マイル
10マイルコース/1ポイントにつき10マイル
さらに、1ポイントはSuicaチャージ1,000円分に相当します。
【例】
5マイルコースの場合
・Suicaチャージ1000円で1P=5マイル
10マイルコースの場合
・Suicaチャージ1000円で1P=10マイル
5マイルコースと10マイルコース、どちらにするかはカード申込時に選ぶことができます。5マイルコースも10マイルコースも基本のマイル付与率は0.5~0.89%ですが、10マイルコースには毎年、マイル移行手数料が6,600円(税込)かかります(5マイルコースに移行手数料はありません)。
5マイルコースは、普段それほどカードを使わないけれど確実にマイルを貯めたい方に向いています。一方10マイルコースは、カードを頻繁に使う、またはカードで高額の決済をする機会が多く、がっつりマイルを貯めたい方におすすめです。ちなみに、マイル移行を2年に1回にすると1年あたりのマイル移行手数料6,600円(税込)が半額の3,300円(税込)になるので、長期的な視野でマイルを貯めたい方は、ぜひ利用してみてください。
理由その2
入会時に1,000マイル、翌年度以降カードを継続すると
毎年1,000マイルのボーナスマイルがもらえる!
継続時のボーナスマイル1,000マイルは、年会費をANA VISA Suicaカードで支払うことで付与されます。初年度から毎年1,000マイルをもらえるのは大きなメリットです。
ボーナスマイルの有効期限は2年間で期限が過ぎると失効してしまうので、必ず2年以内にポイントをマイルに変換しましょう。
理由その3
ANAカードマイルプラス提携店でのカード利用および対象商品の購入で、
三井住友カードポイントに加えてマイルも付与される!
ANAカードマイルプラス提携店・対象商品を利用する際にANA VISA
Suicaカードで精算すると、クレジットのポイントとは別に、100円=1マイルまたは200円=1マイルが貯まります(5マイルコースでも10マイルコースでもマイル付与率は同じです)。
たとえばANA VISA Suicaカードを使って髙島屋で2万円の洋服を購入したとします。髙島屋の場合、200円につき1マイルが付与されるため、この買い物によって100マイルが手に入ることになります。さらに、マイルとは別に三井住友VISAカードのポイントも付与されます。
理由その4
フライトごとに区間基本マイレージの10%付与
たとえば、東京‐福岡の区間基本マイルが500マイルだったとすると、カード決済時に、その500マイルに10%分の50マイルが上乗せされ、合計550マイルの獲得となります。
ネックの年会費を826円(税込)にする方法
これほどマイルが貯まるサービスが充実している上に、初年度年会費無料と至れり尽くせりのANA VISA
Suicaカードですが、次年度からは2,200円(税込)の年会費がかかります。でも次の方法を使えば、年会費を安く抑えることができます。
初年度年会費無料で、どんどんマイルが貯まるANA VISA
Suicaカードのネックは、2年目から2000円+税の年会費がかかることです。しかし、支払金額の上限を自分で設定する「マイ・ぺいすリボ」に登録し、年1回カードを利用するだけで、年会費を826円(税込)までグッと引き下げることができるのです。
※2021年2月年会費お支払い分からは「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料のお支払いが必要となります。
●マイぺいすリボとは?
「マイ・ペイすリボ」は、毎月のクレジットカード支払い金額をあらかじめ自分で設定できる三井住友VISAカードが提供するサービスです。ショッピングのたびに支払い金額をリボ払いに変更する手間が省けます。毎月の支払い金額は、その月の申し込み期限までにインターネットまたは電話で申し込みをすれば、自由に増やしたり減らしたりできます。
・初年度年会費無料
・年1回以上のリボ払い手数料のお支払いで翌年度以降も年会費無料
・最低支払い金額は5,000円。
・支払い後の残高はリボ払いとなり手数料がかかる(実質年率15.0%)。
裏ワザ/さらにマイルも貯まる!
「マイぺいすリボ」を上手に利用してマイル付与率を1.3%にアップ!
ANA VISA Suicaカードのマイル付与率は1,000円につき1マイルですが、「マイぺいすリボ」を使うとリボ払いの請求がある月には1,000円につき3マイル相当のボーナスポイントが付与されます。
リボ払いは年率15%の金利手数料が掛かりますが、リボ利用後すぐに、支払金を一時的に増額することにより、最低限の金利手数料で獲得マイルを1.3%アップできます。「マイぺいすリボ」の支払額は、インターネットサービスVp@ssから自由に増減が可能です。
【手順】
① カードが届いたら、インターネットサービスVp@ssで最低支払金額を設定。
② リボ利用後、口座引落日までに最低支払金額を少しだけ超える金額(100円~200円程度)を残して繰り上げ返済する。
【例】
最低支払い金額が1万円、リボ利用額が10万円の場合
次月の締め日までに89,900円を繰上返済すると、残高は10,200円になります。次月には最低支払い金額の10,000円が引き落とされるので、リボ手数料の残高は200円です。リボ残高200円の場合の月利は2.5円で済みます(200円×月利1.25%)。
JCB、アメックス、ANA VISA Suicaカードの違い
ANAカードは、全日本空輸グループが複数のカード発行会社と提携して、ANAマイレージクラブの会員に向けて提供しているクレジットカードで、ANA VISA
Suicaカード以外にも、ANA・JCBカードやANAアメリカンエクスプレスカードなど、さまざまなカードがあります。当然ながら、カード会社の違いによってマイルの付与率や年会費、付帯サービスも異なります。
では実際、ANA VISA
Suicaカードは、他社発行のクレジットカードと比べて本当にお得なのでしょうか。「マイルの貯めやすさ」「価格の安さ」にポイントを置き、ANAカードの中でも人気の高いANA・JCBカード(一般)とANAアメリカンエクスプレスカード(アメックス)と、マイル付与率とマイル移行手数料、年会費を比較してみましょう。
ANAマイル付与率・移行手数料の比較
カード名 | マイル付与率 5マイルコース |
マイル付与率 10マイルコース |
移行手数料 10マイルコース |
---|---|---|---|
ANA VISA Suicaカード | 0.5~0.89% | 0.5~0.89% | 6,600円(税込) |
ANA・JCBカード(一般) | 0.5~0.56% | 1~1.06% | 5,000円+税 |
ANA・アメックスカード | なし | 1.00% | 6,600円(税込) |
年会費の違い
カード名 | 初年度の年会費 | 2年目以降の年会費 | 割引後の年会費 |
---|---|---|---|
ANA VISA Suicaカード | 無料 | 2,200円(税込) | 826円(税込) |
ANA・JCBカード(一般) | 無料 | 2,200円(税込) | なし |
ANA・アメリカンエキスプレスカード | 7,000円+税 | 7,000円+税 | なし |
ANA VISA
Suicaカードは、マイレージ移行手数料ではANA・JCBカードに少し劣ります。しかし、割引後の年会費では、「マイ・ぺいすリボ」に登録し、年1回リボ払いでカードを利用することで適用される割引を利用することにより、ANA・JCBカードよりも年間1,250円+税も割安になります。
また、「マイ・ぺいすリボ」に登録するとリボ払いの請求月に、マイル付与率が通常1,000円につき1マイルのところ1,000円につき3マイルにアップします。カード利用後すぐにリボ払いの支払金を一時的に増額し金利手数料を抑えるという裏ワザを活用すれば、マイル獲得率もANA・JCBカードよりも確実にお得です。
リーズナブルにマイルが貯まる航空系カードを持つなら、迷わずANA VISA Suicaカードをチョイスしましょう!
ANA VISA Suicaカード
- 初年度年会費無料
- 1ポイント=5円としてスイカへの移行が可能
- スイカとのリンク設定でオートチャージも可能
- カード入会や飛行機の搭乗などでボーナスポイントがもらえます。普段使いでポイントもマイルも貯めたい方におすすめ。
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