マイルを貯めてハワイにも行ける! 海外旅行で持っておくと安心なアメックスカード比較

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アメックス(アメリカン・エキスプレス)カードは旅行者の間で支持されています。

というのも、複数のホテルや航空会社などと提携しており、旅行に関わるサービスを展開しているクレジットカードだからです。

セキュリティーの面でもサービスの面でも充実していますが、特にマイルを貯めたいという方にもアメックスカードはおすすめです。

この記事でわかること

・マイルの移行レートの上げ方
・各アメックスカードでマイルの貯まり方

メンバーシップ・リワードでポイントとマイルを貯める

メンバーシップ・リワードでポイントとマイルを貯める

まず、アメックスカードには、「メンバーシップ・リワード」という独自のポイントプログラムがあります。

メンバーシップ・リワードとは、アメックスカードを使用することでポイントが貯められるサービスで、ポイントが貯まる範囲は、日常的な買い物から光熱費や携帯電話料金の支払いまで、幅広いのが特徴です。

加盟店に限定されますが、通常の買い物やレストラン・カフェの利用であれば、100円で1ポイント貯めることができるほか、ボーナスポイント・パートナーズ対象の提携店を利用すると、100円=2ポイント、100円=3ポイントなど、通常よりも高いポイントを貯めることも可能です。

そして、旅行者に注目してもらいたいのは提携している航空会社15社で、ポイントをマイルに変換できることです。つまり、買い物や生活費の支払いでアメックスカードを利用しながら、貯まったポイントをマイルに移行し、そのマイルで旅行を楽しむことができるのです。

ただし、メンバーシップ・リワードの対象カードや提携航空会社の数については、カードによって異なるので、注意してください。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録してマイル移行レートを上げる

メンバーシップ・リワード・プラスに登録してマイル移行レートを上げる

実は「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、さらにポイントが貯まりやすくなるというメリットがあります。

例えば、2,000ポイントをマイルに移行する時、未登録だと1,000マイルしか貯まりません。

しかし、メンバーシップ・リワード・プラスに登録していれば、2,000ポイントを2,000マイルに移行することができます。

参加登録費「3,300円(税込)」を支払うことで登録でき、2年目からは自動更新で登録費が支払われる形です。

ちなみに、マイルへ移行する時の最小使用可能ポイントは1,000ポイントですので、注意してください。

また、対象旅行会社「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」、「H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」、「日本旅行」では、航空券代や宿泊費などにポイントが利用できるほか、メンバーシップ・リワード・プラスに登録しておくと、ポイントの有効期限が無期限になるなど、有益なサービスが提供されています。

これらの充実したサービスによって、アメックスカードは旅行者から信頼と支持を得ているのです。

注意点としては、ポイントをマイルへ移行する際は、各航空会社のマイレージプログラムに登録しておく必要がある点です。

各アメックスカードでマイルの貯まり方を比較

各アメックスカードでマイルの貯まり方を比較

同じアメックスカードでもその種類は多様で、カードによってサービス内容やかかる費用が変わります。

ここでは、「アメックスグリーン」、「ANAアメックス」、「ANAアメックスゴールド」3種類のカードについて、マイルの貯まり方を比較してみていきましょう。

アメックスグリーン

アメックスグリーンは、メンバーシップ・リワードのサービス対象になりますが、1,000ポイント→1,000マイルのレートにするためには、メンバーシップ・リワード・プラスに登録しなければなりません。

その場合、参加登録費として年間「3,300円(税込)」を支払う必要があります。

さらに、ポイントをANAマイレージに移行する場合は、「メンバーシップ・リワード・ANAコース」の参加費として「5,500円(税込)」が別途かかります。

そして、アメックスグリーン自体の月会費が「1,100円(税込)」です。

つまり、年間約20,000円を支払う必要があります。

ただ、注意点としては「ANAマイレージクラブ」に登録して、ポイントをマイルに移行する場合、上限は年間40,000マイルまでと決められています。これ以上は移行できません。

もし、複数のアメックスカードを所有している際は、それらのカード全てのポイントを合算して判断することになります。

提携航空会社によって、マイル移行の制限は異なりますのでそれぞれ確認する必要があります。

アメックスグリーンはマイル以外でも、海外旅行に関する付帯保険が充実しており、死亡・後遺障害保障として5,000万円、傷害・疾病治療費用として100万円、賠償費用として3,000万円など各種の保険がついています。

ただし、付帯保険が適用されるのは、旅行の際に航空券やパッケージ・ツアーをアメックスのカードで支払う必要がありますので、注意してください。

ほかにも、カードが紛失した場合、すぐに再発行するサービスや、カードの不正使用を探知するシステムがあり、サポート体制も整っていると言えます。この再発行のサービスはほとんどのアメックスカードに共通するものです。

ANAアメックス

ANAアメックスは、ANAマイルを貯めることに特化したカードです。

ANAアメックスは、アメックスグリーンとは別のポイントプログラムを組んでいますが、買い物や様々な支払いに利用でき、その度にポイント100円→1ポイントが貯まるようになっている点では同じです。

また、ANAアメックスで貯めたポイントをマイルに移行するためには、「ポイント移行コース」への登録料が年間「6,600円(税込)」かかります。

こちらに登録すれば、ポイントの有効期限が無期限になり、ANAアメックス自体の年会費が「7,700円(税込)」必要ですので、トータルで年間約13,000円かかることとなります。

年間約20,000円かかるアメックスグリーンより、費用としてはお得と言えます。

100円→1ポイント・1マイルなので、10,000円の買い物をすれば、100マイル貯まることになります。

この点はアメックスグリーンと変わりません。

このようにして貯まったポイントをマイルに移行すれば、そのまま18,000マイルを利用することができます。

また、ANA航空券、旅行商品、機内販売などでカードを利用すると、ポイントが1.5倍になるサービスもあります。

これは通常の100円→1ポイントに、200円→1ポイント換算でのポイントが加算される仕組みです。

ほかにも、ANAカードマイルプラス提携店でカードを利用すると、100円→1ポイントに加えて、100円→1マイルが自動で加算されます。

ちなみに、アメックスグリーンでは、マイル移行に制限が設けられていましたが、ANAマイルに特化した「ANAアメックス」や「ANAアメックスゴールド」では、年間移行ポイントに制限はありません。

なので、好きな時に好きなだけポイントをマイルに移行することができます。

こうして見えると、アメックスグリーンよりもANAアメックスのほうが、ポイントやマイルが貯まりやすいことがわかります。

ただし、ANAアメックスはANAマイルメインのため、マイル移行できる航空会社がANA1社だけになります。

一方、アメックスグリーンは、ANAはもちろん、提携航空会社15社から選択できます。

この点は考慮しておく必要があります。

ANAアメックスにも海外旅行時の保険は自動付帯されています。

不正使用を検知するシステムや、再発行のサービスはアメックスグリーンと同じように受けられますが、傷害死亡・後遺障害保険もありますが、アメックスグリーンが最高で5,000万円出されるのに対し、ANAアメックスでは最高3,000万円の保障に留まります。

ANAアメックスも付帯保険が適用されるのは、旅行の際に航空券やパッケージ・ツアーをアメックスのカードで支払った時に限られますので、注意してください。

ANAアメックスはポイントやマイルを貯めるのには適していて、保険サービスについては、アメックスグリーンが勝っていると言えますので、どちらに重点をおくかにより選ぶのが良いでしょう。

ANAアメックスゴールド

アメックスグリーンやANAアメックスと比べて、1つグレードの高いカードになります。

年会費も「34,100円(税込)」と割高ですが、ポイントやマイルは貯まりやすくなっています。

通常のアメックスカード同様、買い物や様々な料金の支払いにカードを利用でき、100円→1ポイントが貯まります。

もちろん、ポイントをマイルに移行することも可能で、移行レートは1,000ポイント→1,000マイルです。

例えば、ANA航空券、旅行商品、機内販売でカードを利用するとポイントが2倍になります。

つまり100円→1ポイントにボーナスで、毎回1ポイントがプラスされるのです。

同じサービスで1.5倍のポイントが出るANAアメックスよりも、ポイントが貯まりやすくなっています。

また、これはANAアメックスと同じですが、提携店でカードを利用すると、100円→1ポイントに加えて、1マイルが自動で積算されます。

当然、海外旅行時の保険は自動付帯されています。

航空券やパッケージ・ツアーの利用時にカードで支払うと、傷害死亡・後遺障害保険金最高1億円が保険金として自動付帯されます。

これは、アメックスグリーンの5,000万円、ANAアメックスの3,000万円と比べて、倍近くの金額になります。

しかも、上記の2枚のカードは航空券などを利用する時にカードを使わなければ、保険金が付帯されませんでしたが、ANAアメックスゴールドでは、カードでの支払いでない場合でも、5,000万円の保険金が付帯されます。

高額の買い物をする人の場合は、ポイントも貯まりやすく、補償関係もしっかりしているANAアメックスゴールドを選ぶことをおすすめします。

ANA、JALのハワイ(ホノルル)までの特別航空券交換マイルを確認して目標に

ANA、JALのハワイ(ホノルル)までの特別航空券交換マイルを確認して目標に

アメックスカードを使ってマイルを貯めたら、特別航空券交換マイルとして利用してみましょう。

ここでは、ANAとJALでハワイ(ホノルル)に行くためにどのくらいの航空券代がかかるのかを参考にしながら、どのくらいのマイルでハワイまで行けるのか説明します。

ちなみに、今回は比べやすくするために、レギュラーシーズンに絞って航空券代やマイル数について解説します。

レギュラーシーズンとは、だいたい「3月、6月〜7月末、8月末〜12月末」の期間を指し、ハイシーズンでもローシーズンでもない一番標準的な期間のことです。

ANAでもJALでもレギュラーシーズンで最も安いエコノミークラスを選べば、およそハワイまで往復9万円〜12万円の航空券代がかかります。

ビジネスクラスであれば、20万〜27万くらいの金額になります。

もちろん、キャンペーンなどをしている時は、これよりも値段が下がることもあります。

あくまで目安と考えてください。

それに対して、マイルで特別航空券を買って、ハワイまで行こうとした場合を考えます。

ANAでは、レギュラーシーズンで、エコノミークラスを利用する場合、往復で40,000マイルが必要になります。

ビジネスクラスになると、65,000マイルになります。

一方、JALではエコノミークラスの場合、同じく40,000マイルが必要で、ビジネスクラスになると80,000マイルを使えばハワイへ行けます。

  • ・エコノミークラス(航空券代)は、往復9万円〜12万円。
  • ・エコノミークラス(マイル)では、ANA・JALの両方が40,000マイル。
  • ・ビジネスクラス(航空券代)は、往復20万円〜27万円。
  • ・ビジネスクラス(マイル)は、ANAで65,000マイル、JALで80,000マイル。

ちなみに、ANAの特別航空券交換マイルは、往復12,000マイルからの利用です。

片道での利用はできませんが、反対にJALは片道7,500マイル、往復15,000マイルからの利用になります。

JALの場合は片道でも利用可能です。

アメックスグリーンはアメックスのプロパーだから見栄えも内容も◎

アメックスグリーンはアメックスのプロパーだから見栄えも内容も◎

アメックスなどの国際ブランドが独自に発行しているクレジットカードをプロパーカードと言い、アメックスグリーンはまさにプロパーカードのなかの1枚です。

プロパーカードは信用性が高く、どこで使っても恥ずかしくない仕様になっています。

また、プロパーカードとしての格式の高さを保ちつつ、アメックスグリーンには様々な特典も用意されています。

アメックスグリーンには「プライオリティ・パス」という空港のVIPラウンジが無料で使える機能があります。

国内外約1,000ヶ所で利用できるため、空港でリラックスできる空間を確保したい人にピッタリで、海外旅行先での日本語サポートもあるので医療機関やレストランを利用する上で困った時に使ってみましょう。

プロパーカードとして高い品位を保ちながら、様々な嬉しいサービスが詰まっているのがアメックスグリーンの特長です。

マイルを貯めるだけでなく、信用や特典の充実しているアメックスグリーンはおすすめです。

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