岡山県を本店に、四国や中国地方を中心に展開している中国銀行。

その中国銀行が発行しているクレジットカードのDREAMe（以下、ドリーミーカードと表記）は、どのようなカードかご存知ですか？

ドリーミーカードは国際ブランドとは別に、機能面でカードが2種類あるので、それぞれの特徴を理解した上で発行するのがおすすめです。

そこで、これから発行するという方へ、ドリーミーカードについて詳しくご紹介します。

ドリーミーカードはカードブランドがVISAとJCBから選べて、カードもDREAMe-SとDREAMe-Wの2種類があります。

クレジットカードのみのDREAMe-S

DREAM-S（ドリーミーシングル）はクレジット機能のみのカードです。

国内外でお買い物ができるほか、キャッシングやポイント還元、ETCカード追加などのサービスが利用できます。

キャッシング機能も付与したDREAMe-W

DREAMe-W（ドリーミーダブル）はクレジット機能とICキャッシングの一体型カードです。

金融機関での現金の引出しや振込み、残高参照はもちろん、加盟店でのお買物のほか様々なサービスが利用できます。

年会費はいずれも1,375円(税込)で、カード発行初年度は年会費無料。翌年度も以下のいずれかを達成することで無料になります。

• 年間のショッピング利用金額が10万円以上。
• 携帯電話またはPHSの通話料金をドリーミーカードで支払い。
  ※対象：NTTドコモ・au（KDDI、沖縄セルラー）・ソフトバンク・ワイモバイル
• 月々の電気料金をドリーミーカードで支払い。
  ※対象：中国電力、四国電力、関西電力（JCBのみ）、東京電力エナジーパートナー、中部電力、北陸電力

追加カードの晴れの国カードは2種類の電子マネーが付帯したカードで、どちらも電子マネー「nanaco」が入っています。

あともう1種類は、国際ブランド別にiD(VISA)またはQUICPay(JCB)と異なりますので、よく使うお店がどちらに対応しているか調べて国際ブランドを選ぶとよいでしょう。

支払い方法によっては手数料がかかる

ドリーミーカードのの支払い方法は複数あり、リボ払いや分割払いに関しては一般的なカードと同じく手数料がかかります。

ところが、2回払いとボーナス一括払いに関しては手数料が無料です。

「手数料はかけたくないけれど1回払いは厳しい」という方は、2回払いまたはボーナス一括払いの選択をとってみてください。

2回払い	毎月の締切日までのご利用を翌月と翌々月のお支払い日に均等分割してお支払いいただきます。
ボーナス一括払い	夏：12月16日から翌年6月15日のご利用金額を、8月のお支払い日にお支払い。 冬：7月16日から11月15日のご利用金額を、翌年1月のお支払い日にお支払い。 ※加盟店によりお取り扱い期間が異なります。

中国銀行公式サイトより引用

ドリーミーカードの締め日はいつ？

ドリーミーカードの基本的に毎月15日に締め切り、同月25日ころに金額確定、翌月10日（※）支払いとなります。

※一部金融機関では8日。また、土･日･祝日の場合は翌営業日になります。

Web明細で年会費割引が受けられる

ドリーミーカードは利用代金をWeb明細書で確認することができます。

Web明細サービスを利用することで得られるメリットは3つ。

• 紙の明細書を郵送してもらうより早く支払い金額を確認できます。
• 過去15ヵ月分もの明細を見れるので、まとめて振り返れます。
• 年会費割引が受けられます。

Web明細サービスを設定すると、紙の明細書は郵送されなくなります。ただし、その分年会費を最大1,100円(税込)割引してもらえるので、節約したい方はぜひ利用してください。

ドリーミーカードは元々初年度無料で、翌年度も条件達成で無料になるという説明をしましたが、もし条件達成が難しい場合はWeb明細サービスで年会費割引だけでも利用することをおすすめします。

中国銀行のATMは平日8:45～18:00は手数料無料で利用できますが、それ以外の時間帯や中国銀行以外のATMだと利用手数料が発生します。

ところがドリーミーカードを持っている方は、時間外手数料が無料に！

「お仕事帰りに給与を引き出したい」「土日休みにATMを利用したい」という方も、ドリーミーカードなら中国銀行のATMで手数料を気にせず利用できるのです。
※提携ATMに関しては手数料が発生します。

ドリーミーカードはカードブランドにVISAとJCBがあります。

ポイントプログラムは前者がワールドプレゼントポイント、後者はOki Dokiポイントと異なりますので、それぞれの特徴を知っておくと、いざ使うときに後悔することが少ないでしょう。

還元率はどちらも0.5%還元です。さらに、決済口座のある取引店で銀行取引をするとボーナスポイントが加算されるようになっています。

VISAブランドはワールドプレゼント

VISAブランドを選んだ場合のワールドプレゼントは、1,000円につき1ポイント（5円相当）が貯まります。有効期限は最大2年間です。

携帯電話料金、固定電話料金、ガス代、プロバイダー料金、新聞購読料もポイントゲットの対象になりますし、電気料金とNHK受信料はポイント獲得対象な上に利用代金明細書でいくら使用したかを確認できます。

ワールドプレゼントポイントは「ポイントUPモール」を経由してネットショッピングをすればポイント還元率が最大20倍になり、「ココイコ!」ならば18倍になります。

オンラインショッピングは「ポイントUPモール」経由でお買い物することで、に上がるのが特徴です。

貯まったポイントは生活用品や商品券などの景品、マイレージ移行などと交換できます。特におすすめの交換先はAmazonギフト券やiTunesギフトカードなどのオンラインギフトカード。1ポイント単位で交換できるので、端数のポイントも無駄にせず済みます。

JCBブランドはOki Dokiポイント

JCBブランドのOki Dokiポイントも還元率は0.5%（1,000円につき1ポイント）です。

Oki Dokiランドを経由してのネットショッピングをするとポイント還元率を最大20倍にまでアップできます。それだけでなく、JCB加盟店でカード払いすれば還元率上昇の特典もあります。

また、Oki Dokiポイントは互換性のある他社ポイントが多いのが特徴です。例えば、1ポイントで5nanacoポイントや4dポイントにできます。

ポイントは他にもギフト券やマイルと交換もできますので、交換先の豊富さにまず困ることはないでしょう。

少しでもクレジットカードの到着を早くするには？

ドリーミーカードは審査申込みから発行までに2週間、最大で1ヶ月もかかるという欠点があります。

欲しい時にすぐ発行できないというデメリットを少しでも軽減させるポイントは2つです。

中国銀行の口座を持っている（キャッシュカードをすでに保有している）こと。

郵送での申請は避けること。

郵送に関しては、申請書を送るもしくは受け取るまでに日数がかかってしまいますので、急いでいるときは避けることをおすすめします。

急ぐ場合は即日発行のカードを選ぼう

しかし、すぐにでもクレジットカードが欲しいという方は、別のクレジットカードを申し込むのがおすすめです。

いざ申請して待っていたものの、クレジットカードの審査に落ちて結局持てず、次のカードを申請してさらに時間がかかる……という可能性もゼロではありません。

中国銀行のドリーミーカードにこだわりが無ければ、中には即日発行できるクレジットカードというのも存在していますので、ぜひチェックしてみてください。

中国銀行が発行しているドリーミーカードは、ICクレジット機能とICキャッシング機能が一体化しているDREAMe-WとICクレジット機能のみのDREAMe-Sの2枚のカードがあり、ブランドもVISAとJCBから選べます。

利用スタイルによって4通りのカードが発行できるのがドリーミーカードの強みです。

ただし、応用性の高いカードである一方、発行申請からカードを受け取るまでに2週間から1ヶ月の期間がかかるというデメリットがあります。

もしもすぐにクレジットカードが使いたいという場合は、より早く発行できるカードを選び直すのもひとつの手であることを覚えておきましょう。

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