ANAカードは、ANA(全日本空輸)グループが複数の企業と提携して発行している、「ANAマイレージクラブ」会員向けのクレジットカードです。
ANAカードは、利用するごとにANAのマイルを貯められる点が最大のメリットですが、その貯まり方がJALカードとは大きく異なります。
JALカードではクレジットカードを利用すると、その都度マイレージバンクにマイルが入るのに対し、ANAカードでは「いったんクレジットカードのポイントとして貯まり、それをANAのマイルに変換する」という仕組みになっています。
クレジットカードのポイントプログラムは、発行会社によって異なりますので、
ANAカードは「ブランドによってマイルの貯めやすさが変わる」点が大きな特徴となっています。
またクレジットカードのポイントからANAのマイルへ変換する際の手数料も、ブランドによって違いますのでチェックしましょう。
「自分にはどのANAカードが合っているのか ?」「どのANAカードなら審査に通りやすいか ?」などを考えた上で、申し込むことが大切です。
ANAカードは、2015年3月現在、5つの会社からそれぞれ複数の種類が発行されています。ここでは、学生カードを除くANAカードについて確認していきましょう。
国際ブランドがVISAになっているANAカードです。
もっともスタンダードな「ANA VISA一般カード」をはじめ、Suicaの搭載された「ANA VISA Suicaカード」や、ワンランク上の「ANA VISAワイドカード」、さらにサービスの充実した「ANA VISAワイドプゴールドカード」と、最上級の「ANA
VISAプラチナプレミアムカード」があります。
ANA VISA一般カード・ANA VISA Suicaカード |
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年会費 | 2,200円(家族会員は1,100円) |
旅行保険 | 海外1,000万円・国内は航空旅行のみ1,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時1,000マイル 搭乗時10パーセント |
移行手数料 | 6,600円(10マイルコース)・無料(5マイルsコース) |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル(10マイルコース) 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
ANA VISA nimocaはSuicaまたはPASMOを利用する機会があるか無いかで選んでいいでしょう。
そういった機会があれば、よりポイントが貯めやすくなったり、便利に使えるといったメリットがあります。
基本的な申込条件は共通しているので、審査基準という意味では横並びと考えて良いでしょう。
ANA VISAワイドカード |
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年会費 | 7,975円(家族会員1,650円) |
旅行保険 | 海外5,000万円・国内は航空旅行のみ5,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 6,600円(10マイルコース)・無料(5マイルsコース) |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル(10マイルコース) 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
ANA一般カードより、ワンランク上のカードです。
マイル還元率などはANA一般カードと同じですが、付帯保険が「海外旅行 5,000万円」、「国内航空 5,000万円」、ボーナスマイルが「2,000マイル」と、ANA ワイド”ゴールドカード”とスペックが共通する部分が多くなってきます。
ANA一般カードと比較して年会費は7,830円と高めになっていますが、申し込み条件は共通していますので、両者の審査基準に大きな違いはないと考えられます。
注意点としては、ANA一般カードと同じく、マイル移行手数料:Visa、MasterCardは6,600円/年、JCBは5,500円/年と発行元によって条件に違う点があるということです。
ANA VISA ワイドゴールドカード |
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年会費 | 15,400円(家族会員4,400円) |
旅行保険 | 海外5,000万円・国内5,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル |
Visa、MasterCard、JCBの3つのブランドから選べる“ゴールドカード”で、年会費や保険、基本的なマイルの貯まりかたなどのスペックは各ブランドで共通しています。
しかし、三井住友カード発行であるVisa、MasterCardは対象年齢が30歳以上、JCBは20歳以上と大きな差があります。
また、三井住友カード発行のANA ワイドゴールドカードは利用枠が70万円~(JCBは個別に指定)と比較的高額な最少利用枠です。
上記のことからANA ワイドゴールドカーならJCBの方がVisa、MasterCardよりも審査のハードルが低いということが推測できます。
ANAカードで「ゴールド」ということなら「ANA ワイドゴールドカードJCB」がもしかしたら穴場かもしれません。
ANA VISA プラチナプレミアムカード |
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年会費 | 88,000円(家族会員4,400円) |
旅行保険 | 海外・国内ともに最高1億円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時10,000マイル 搭乗時50パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=15マイル |
三井住友カードが発行するANAカードでの最上位がこのカードになります。
入会時と継続利用時のボーナスが10,000マイル。ANAグループ便利用時の区間基本マイルの50%がフライトボーナス。マイル換算率100円=1.5マイル、マイ・ペイすリボ利用なら100円=1.8マイルとマイルの貯まりやすさもちろん、24時間対応のコンシェルジュサービス、世界600ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティパス」など、プラチナならではの特典が魅力です。
年齢は30歳からが対象で、「プラチナカード独自の審査基準」としています。新規で申し込みの場合、審査のハードルは必然的に高いと考えられます。
ANA ワイドゴールドカード(Visa)などからのグレードアップなどが最も利用の近道といえるかもしれません。
JCBブランドのANAカードです。もっともスタンダードな「ANA JCB一般カード」をはじめ、18~29歳までを対象としたお得な「ANA JCBカード ZERO」や、一般カードにPASMOを搭載した「ANA To Me CARD PASMO JCB」、一般カードよりもワンランク上の「ANA
JCBワイドカード」、さらに上級の「ANA JCBワイドゴールドカード」と「ANA JCBカードプレミアム」などがあります。
ANA JCB一般カード・ANA To Me CARD PASMO JCB |
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年会費 | 2,200円(家族会員は1,100円) |
旅行保険 | 海外1,000万円・国内は航空旅行のみ1,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時1,000マイル 搭乗時10パーセント |
移行手数料 | 2,200円→2015年4月より5,500円(10マイルコース) 無料(5マイルコース) |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル(10マイルコース) 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
一般向けANAカードの中で唯一学生も利用できるカードで、その点で「審査基準は比較的低い」可能性があります。
しかし、機能面ではむしろ「一般カード+アルファ」といえるカードで、マイル還元率、ボーナスマイルなど基本的な特典の条件はほぼ同じでありながら、To Me CARDとPASMO定期券の機能を備えています。
To Me CARDのポイント2重取りができますし、PASMOのオートチャージや定期券区間外の乗車でポイント獲得できるなど、他のANAカードにはないお得なメリットがあります。 首都圏で電車をお仕事などで日常的に利用している方であれば「空と陸に強いカード」といえます。
ANA JCBカード ZERO(18~29歳までの間で5年間限定) |
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年会費 | 無料 |
旅行保険 | なし |
ボーナスマイル | 入会時なし・搭乗時10パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
ANAカードの中で唯一初年度以外も年会費が無料(5年間)のカードです。
対象が18歳から29歳で5年間という期間限定のカードで、その後のカード更新時には一般カードへの切り替えになります。傷害保険が無いなど、スペック的に劣る部分も多いということから「ANAカードお試し版」といえます。年齢基準さえ合えば、審査のハードルはANAカードの中でも最も低い可能性があります。
マイル換算:100円=0.5マイルと、ANA一般カードの「5マイルコース(マイル移行手数料無料)」と同じ条件です。「実際にANAカードでマイルを活用できるのか」といった基本的な部分をチェックしたいのであればおすすめのカードといえそうです。
ANA JCBワイドカード |
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年会費 | 7,975円(家族会員は1,650円) |
旅行保険 | 海外5,000万円・国内は航空旅行のみ5,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 2,200円→2015年4月より5,500円(10マイルコース) 無料(5マイルコース) |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル(10マイルコース) 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
ANA一般カードより、ワンランク上のカードです。
マイル還元率などはANA一般カードと同じですが、付帯保険が「海外旅行 5,000万円」、「国内航空 5,000万円」、ボーナスマイルが「2,000マイル」と、ANA ワイド”ゴールドカード”とスペックが共通する部分が多くなってきます。
ANA一般カードと比較して年会費は7,975円と高めになっていますが、申し込み条件は共通していますので、両者の審査基準に大きな違いはないと考えられます。
注意点としては、ANA一般カードと同じく、マイル移行手数料:Visa、MasterCardは6,600円/年、JCBは5,500円/年と発行元によって条件に違う点があるということです。
ANA JCBワイドゴールドカード |
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年会費 | 15,400円(家族会員は4,400円) |
旅行保険 | 海外1億円・国内5,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル |
Visa、MasterCard、JCBの3つのブランドから選べる“ゴールドカード”で、年会費や保険、基本的なマイルの貯まりかたなどのスペックは各ブランドで共通しています。
しかし、三井住友カード発行であるVisa、MasterCardは対象年齢が30歳以上、JCBは20歳以上と大きな差があります。
また、三井住友カード発行のANA ワイドゴールドカードは利用枠が70万円~(JCBは個別に指定)と比較的高額な最少利用枠です。
上記のことからANA ワイドゴールドカーならJCBの方がVisa、MasterCardよりも審査のハードルが低いということが推測できます。
ANAカードで「ゴールド」ということなら「ANA ワイドゴールドカードJCB」がもしかしたら穴場かもしれません。
ANA JCBカードプレミアム |
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年会費 | 77,000円(家族会員は4,400円) |
旅行保険 | 海外・国内ともに最高1億円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時10,000マイル 搭乗時50パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 100円=2ポイント=2マイル |
国内ブランドであるJCBが発行するANAカードの最上位がこのカードになります。
入会時と継続利用時のボーナスが10,000マイル。ANAグループ便利用時の区間基本マイルの50%がフライトボーナス。
基本マイル換算率100円=1.3マイルで、ANA VISAプラチナ プレミアムカードに劣りますが、ANAカードマイルプラス提携店で航空券購入なら100円=2マイル加算、合計で3.3マイル換算にできます。
特典も24時間対応のコンシェルジュサービス、世界600ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティパス」など、最高グレードの内容です。
年齢は30歳からが対象で、「JCBプラチナカード独自の審査基準」としています。新規で申し込みの場合、審査のハードルは必然的に高いと考えられます。
ANA ワイドゴールドカード(JCB)などからのグレードアップが望ましいといえるでしょう。
国際ブランドがMasterCardのANAカードです。もっともスタンダードな「ANAマスター一般カード」をはじめ、PASMOが付いた「ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード」、さらにワンランク上の「ANAマスターワイドカード」や、最上級の「ANAマスターワイドゴールドカード」などがあります。
ANAマスター一般カード・ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード |
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年会費 | 2,200円(家族会員は1,100円) |
旅行保険 | 海外1,000万円・国内は航空旅行のみ1,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時1,000マイル 搭乗時10パーセント |
移行手数料 | 6,600円(10マイルコース) 無料(5マイルコース) |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル(10マイルコース) 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
ANAマスターワイドカード |
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年会費 | 7,975円(家族会員は1,650円) |
旅行保険 | 海外5,000万円・国内は航空旅行のみ5,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 6,600円(10マイルコース) 無料(5マイルコース) |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル(10マイルコース) 1,000円=1ポイント=5マイル(5マイルコース) |
ANAマスターワイドゴールドカード |
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年会費 | 15,400円(家族会員は4,400円) |
旅行保険 | 海外・国内とも5,000万円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1,000円=1ポイント=10マイル |
プラチナカードの代名詞的存在であるダイナースのANAカードです。「ANAダイナース一般カード」と「ANAダイナースプレミアムカード」の2種類が発行されており、どちらも充実した旅行傷害保険が付帯しているほか、マイル還元率も高く設定されています。
ANAダイナースカード |
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年会費 | 29,700円(家族会員は6,600円) |
旅行保険 | 海外・国内とも1億円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時2,000マイル 搭乗時25パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | ANAグループでの利用:100円=2ポイント=2マイル それ以外:100円=1ポイント=1マイル |
マイル換算率100円=1マイル、入会時と継続利用時のボーナスが2,000マイル。ANAグループ便利用時の区間基本マイルの25%がフライトボーナスと、マイル獲得におけるスペックは他のゴールドカードと対等といえます。
通常のダイナースクラブカードでもANAマイレージクラブへのポイント移行ができます。しかし年間で8万マイルという移行上限があることや、年会費やマイル移行手数料、フライトボーナスなど総合的に判断すればANAダイナースカードの方がANAマイル利用でお得なメリットが多いです。
年齢は27歳からが対象。審査基準はゴールドと同様のハードルの高さが想定できますので、ある程度の属性の方でないと審査通過は厳しいといえるでしょう。
ANAダイナースプレミアムカード |
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年会費 | 170,500円(家族会員は無料) |
旅行保険 | 海外・国内とも1億円 |
ボーナスマイル | 入会・継続時10,000マイル 搭乗時50パーセント |
移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | ANAグループでの利用:200円=5ポイント=5マイル それ以外:100円=1ポイント=1マイル |
マイル換算率100円=2マイル、入会時と継続利用時のボーナスが10,000マイル。ANAグループ便利用時の区間基本マイルの50%がフライトボーナスと、マイル獲得におけるスペックはANAカードの中で最高。
ANAカードの中で最も高い年会費(170,500円)ということもあり、ANAカード全体の中でトップグレードのカードです。
ダイナースプレミアムとしての特典と、ANAカードの上位(ワイド)グレードの特典も利用できるので、高いステータスに加え、空港利用時などの利便性にも優れたカードといえそうです。
申し込みの対象年齢や、具体的な条件は無く、「招待制(インビテーション)」としています。会員になるためにはANAダイナースカードで良好な利用実績を数年積む、もしくは別のプレミアム会員からの紹介といった方法になるので、かなりハードルは高めです。
ANAカードの審査基準は、発行ブランドや、クレジットカードのランクによって異なります。
満18歳以上の方(高校生・大学生は除く)
原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
いずれも申し込みが可能ですが、「ANA VISAワイドゴールドカード」と「ANA VISAプラチナプレミアムカード」には独自の審査基準があると明記されていますので、初めてクレジットカードを持つ方や収入に不安のある方は、避けておくのがベターです。
審査に自信のない方は、まずは「ANA VISA一般カード」に申し込み、実績を重ねてからランクを上げていくことをおすすめします。
18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方
18歳以上(学生不可)、29歳以下でご本人または配偶者に安定継続収入のある方
20歳以上でご本人に安定継続収入のある方
30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
いずれも申し込み可能ですが、特に最上級の「ANA JCBカードプレミアム」はJCBプラチナカード独自の審査基準が適用されるため、新規申し込みの方や収入面で不安のある方は審査に通らない可能性があります。
審査に自信のない方は、ANA JCB一般カードかANA JCBワイドカードへの申し込みから始めましょう。
また「ANA JCBカードZERO」は20代までの方を対象としたお得なクレジットカードですので、年齢的に対象になる方はまずこちらに申し込んで実績を重ねるのも一つの方法です。
満18歳以上の方(高校生・大学生は除く)
原則として満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
VISAと同じく三井住友が発行するクレジットカードですので、審査基準もVISAと基本的に同じです。
30歳未満の方や、クレジットカードを初めて持つ方、また収入面で審査に不安な方は、まずANAマスター一般カードもしくはANA VISAワイドカードに申し込みましょう。
ANAダイナースカードは、入会の目安として「年齢27歳以上の方」としか明記されておらず、収入などについては規定されていません。しかし通常のダイナースカードの審査基準を考えると、年収は最低500万円以上が目安になります。
さらにワンランク上の「
ANAダイナースプレミアムカード」は、デスクに電話すれば申込書類を送ってもらえるものの、基本的にダイナースカードを持っている方への招待制となっており、新規に申し込んでも審査に通る可能性は高くありません。
ANAカードの審査基準を踏まえると、年齢や収入の状況に応じて、最初は無理のないランクのクレジットカードに申し込むことがおすすめです。そしてしばらく実績を重ねてから、ランクを上げていくようにしましょう。
特に30代以下で年収が特に多くない方や、初めてクレジットカードを持つ方の場合は、どの国際ブランドであれ、
まずは「一般カード」もしくは「ワイドカード」の取得を目指しましょう。
ANAの一般カードとワイドカードは、どのブランドであっても同じ審査基準となっていますが、特に初めてクレジットカードを作る方は実績がないため、一般カードへの申し込みから始めることをおすすめします。
また29歳以下限定の「ANA JCBカードZERO」も、年会費がかからずANAのマイルを貯めることができますのでおすすめです。
ANAカード利用であれば、マイルをより多く貯めるために家族の利用分も入れておきたいところです。
ANAカードには家族一丸となってマイルが貯められる「家族カード」というものがあります。 家族カードは申込者代表者の家族が持てるクレジットカードで、利用分の支払いは申込代表者となることで、マイルをより効率良く貯められます。
ANAカード家族カードは申込代表者の支払いとなるため、申込代表者がANAカードを持つことができた、使用しているならば追加申請でカード発行ができるようになっています。
家族のひとりが専業主婦(主夫)であっても、審査が不安であっても、申込代表者が持てれば問題はないようなので、家族みんなでマイルを取りこぼしせずに貯めていきたいときは家族カードを選びましょう。
ANAカードには学生用もあります。学生用は申込資格が限られ、学生という名が付いている間にしか申込むことができません。
■申込資格
18歳以上の学生(大学・短大・専門学校・工業高専4、5年生・大学院生)で日本国内での支払いが可能な方が対象です
日本国内での支払いが可能と書いてありますで、海外に行くことが多くても日本国内に拠点を持っている方が基本となります。
18歳以上の学生という申込資格なので、収入のありなしは関係ないとの見方もできますが、アルバイトをしていないよりもしていた方が信頼性は高くなるでしょう。卒業後はANA一般カードへと切り替わります。
さらに上級のANAカードには、ゴールドカードでの実績のほかに「カード会社独自の審査基準」が適用されるため、誰でも審査に通るというわけにはいきません。 特に「ANAダイナースプレミアム」や「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」などは、ANAカードの中でも審査基準がもっとも厳しくなります。