スターフライヤーカードの年会費を無料にする4つの方法


空港で映える「あの黒い機体」の正体は?

スターフライヤーと聞いてピンとこない方でも、黒光りした機体の航空会社といえばわかるかもしれません。数ある航空会社の中でも白と黒のクールなルックスの機体は非常に目立ち、白い機体の多い空港では特によく映えます。

実はあの機体の内装も黒を基調としたモノトーンデザインになっていて、チェックイン機やウェブサイトも黒がアクセントになっています。これは、スターフライヤーのコーポレートカラーが黒であるからです。

2016年には「シン・ゴジラ」のデカール機がスターフライヤーにお目見えし、モノトーンで描かれたゴジラと、黒の機体が実によくマッチしていました。機体そのものがこれほど目を引く航空会社はほかにはなかなかないでしょう。

このスターフライヤーは北九州空港を拠点とし、ANAと提携しつつ、福岡、北九州、那覇、山口宇部、関空、名古屋、羽田へ就航しています。

早朝便や深夜便に特徴があり、たとえば、主力路線の羽田空港→北九州空港では0時55分発2時35分着という臨時増便が、北九州空港→羽田空港では4時25分発5時55分という臨時増便があります。

こういった便はビジネスユースのほか、観光で時間を有効に使いたい方などにも便利に使えるはずです。

このような特徴から、北九州や福岡にビジネスの拠点があったり取引先があったりして、頻繁に他都市との間で移動している方によって、スターフライヤーは愛用されています。

6往復分のマイルで無料航空券が手に入る

このスターフライヤーを愛用している方、あるいは、これから利用を考えている方におすすめのクレジットカードが、スターフライヤー便への搭乗でフライトマイルが貯まり、また、カードショッピングでもマイルが貯まる「スターフライヤーカード」です。

貯まるのは、スターフライヤーのマイレージプログラム「スターリンク」のマイルで、たとえば、羽田-福岡間の往復なら1,134マイル(積算率100%の場合)に加え、マイレージプログラム登録後の初回搭乗時にはボーナスマイルとして1,000マイルが付与されます。この場合、6往復すると羽田-福岡間の片道航空券(往復運賃適用)と交換できます。

ほかに、北九州-那覇間の往復なら1,126マイル(積算率100%の場合)となり、これに初回搭乗時ボーナスマイルを加えて考えると、やはり6往復で同区間の片道航空券(往復運賃適用)と交換できます。つまり、毎月1回搭乗する方なら半年に1回の割合で片道航空券を無料で入手できるわけです。

一方、カードショッピングで貯める場合は、200円(税込)の利用ごとに1マイルが貯まります。ショッピングだけでなく、家賃や公共料金の支払いでもマイルが貯まるので、たとえば、月に15万円のカード支払いがあれば、750マイルが貯まることになります。これは名古屋の中部空港と福岡空港間往復のフライトマイル(積算率100%)に匹敵するものです。

また、スターフライヤーカードへの入会時にも、ボーナスマイルとして1,000マイルがプレゼントされます。つまり、このカードを作ると同時にマイレージ会員となって搭乗すると、合計で2,000マイルのボーナスマイルが最初にもらえるわけです。

そのほかにもマイルを貯める方法がいくつかあるので、次に紹介しましょう。

スターフライヤーのマイルを貯めるそのほかの方法

ネットポイントで貯める

さまざまなサービスで集めたポイントを交換する「PEX」や「ネットマイル」などのサービスで、ポイントをマイルに交換できます。PEXでは2,000ポイントを100マイルに交換、ネットマイルでは500ネットマイルを100マイルに交換可能です。

一休.comレストランで貯める

レストラン予約サイト「一休.comレストラン」の利用金額200円ごとに1マイルが貯まります。代金をこのカードで支払うとさらに200円ごとに1マイルが貯まり、いわゆる「ポイント(マイル)二重取り」となります。

朝日新聞の定期購読で貯める

朝日新聞デジタルの「スターフライヤーマイレージコース」に申し込むと7,500マイルが貯まり、12ヵ月ごとの契約更新時にも新たに7,500マイルが貯まります。

ふるさと納税で貯める

福岡県行橋市へのふるさと納税(寄付)1万円ごとに2,000マイルが貯まります。また、寄付額10万円以上で1万4,000マイルとモデルプレーン(模型飛行機)が贈呈されます。

ハイセンスなオリジナルアイテムとの交換も

貯めたマイルの使い道についてもチェックしていきましょう。

貯めたマイルの使い道としてまず挙げられるのは、特典航空券への交換です。スターフライヤーでは片道でもマイルが使え、羽田と北九州・福岡・山口宇部間、中部(名古屋)と福岡間、北九州と那覇間の路線では片道7,500マイル、往復1万2,000マイルで特典航空券に交換できます。

また、羽田-関空の場合は片道5,600マイル、往復9,000マイルで特典航空券に交換可能です。

通常、貯めたマイルは本人が使いますが、会員本人の指名があれば家族のほか、友人でも使うことができるので、たとえば仲間内で旅行に行く場合に自分のマイルを友人用の無料航空券に使うといったことも可能です。その際、本人の同行は不要なので、特典航空券だけをプレゼントすることもできます。

また、貯めたマイルはスターフライヤーのオリジナルアイテムと交換することもできます。アイテムの多くはコーポレートカラーの黒を基調としたモノトーンデザインであったり、パッケージがモノトーンであったりして実にハイセンスです。

マイルと交換できるオリジナルアイテム

1/150モデルプレーン 6,000マイルで交換

スターフライヤーA320の1/150スケールのモデルプレーン(模型飛行機)。サイズは全長25センチ×翼長23センチ×高さ15センチ。ひと回り小さい1/200スケールモデルは4,000マイルで交換可能。

GROWN ALCHEMIST トラベルエッセンシャルキット 4,000マイルで交換

ヘアとボディをトータルにケアする人気の4アイテムを搭載したスターフライヤー限定特別仕様のトラベルキット。

ENVELOPE オリジナルTravel Case<トラベルケース> 4,500マイルで交換

柔らかくなめした牛革素材のトラベルケース。スターフライヤーのロゴマークが刻印されたスターフライヤー特別仕様。

タリーズコーヒー抽出器具セット 4,000マイルで交換

コーヒーサーバー、ガラスドリッパー、フィルター、メジャースプーンのセット。

タリーズコーヒーセット 5,000マイルで交換

コーヒー豆、ドリップバッグコーヒー、マグカップ、はちみつのセット。

NEMOCORODO 北九州旨味だしSTARFLYER限定セット 4,000マイルで交換可能

関門海峡の名産「とらふぐ」を使用した「とらふぐだし」「とらふぐめんつゆだし」と、鶏の旨味・風味が凝縮された「かしわだし」のセット。

そのほか、5,000マイルごとに、北九州地盤の百貨店・井筒屋が発行するクレジットカード「井筒屋ウィズカード」のポイント5,000P(5,000円相当)へも交換することも可能です。この場合、ポイント還元率は0.5%となります。

年会費税別1,250円を無料にするには?

スターフライヤーカードには、国際ブランドによって2つの種類があります。マイルの貯め方・使い方、ボーナスマイルについては共通していますが、そのほかの特典や特徴については異なっているので、次にそれを確認していきましょう。

スターフライヤーカード(JCB)の特典と特徴

IDEX(新出光)のガソリンスタンドでの給油がおトクに

IDEXのガソリンスタンドでガソリン(レギュラー・ハイオク・軽油)を、このカードで給油すると、ガソリン代金が1リットルあたり1円引きとなります。

バジェットレンタカーをおトクに使える

バジェットレンタカーでこのカードを利用すると、レンタカー代金が請求時に5%引きになります。

ETCカード、QUICPayを追加可能

クレジットカードと連携したETC(年会費無料)カードや、電子マネーQUICPay(クイックペイ)を追加できます。

Apple Payも使える

iPhoneをおサイフケータイのように使えるApple Payを設定可能です。

スターフライヤーカード(VISA)の特典と特徴

最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯

旅行代金をカードで支払うと、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。

お買い物安心保険

海外での利用、または国内でのリボ払いや3回以上の分割払いを利用した場合、カードで購入した商品の破損・盗難による損害を、購入日から90日間、年間100万円まで補償します(自己負担額3,000円)。

ETCカード、iDを追加可能

クレジットカードと連携したETCカードや、電子マネーiD(専用カード型/おサイフケータイ型)を追加できます。ETCは年会費500円ですが、初年度年会費無料で、2年目以降も1年に1回以上ETC利用の請求があれば無料となります。

VISAのほうは海外旅行傷害保険がメリットとなりますが、ほかに同様の保険付きのカードを持っていて、IDEXのガソリンスタンドやレンタカーを利用される方ならJCBも便利に使えそうです。

カード年会費はどちらも初年度無料で次年度以降1,250円(税別)となります。しかし、一定の条件を満たすことで翌年も年会費無料となります。

年会費を無料にする方法は、スターフライヤーカード(JCB)の場合、年間3万円(税込)以上のショッピング利用が条件となります。ここでいうショッピング利用とはキャッシング以外という意味なので、家賃や公共料金の支払いもここに相当すると考えてください。

年間3万円というのは月に2,500円ということですから、カードを持っていることを忘れてどこかに放置でもしない限り、まずクリアできるはずです。

一方、スターフライヤーカード(VISA)で年会費を無料にするには3つの方法があります。このいずれかをクリアすれば翌年の年会費は無料です。

まず1つは、携帯電話(ドコモ、au、ソフトバンク)の料金をカードで支払うということです。格安SIMなどを使っている場合を別として、ほとんどの方にとって難しくないクリア条件でしょう。

次に、電気料金(東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力)をカードで支払うことでも、翌年の年会費は無料となります。やはり、多くの人にとって難しくないクリア条件です。

最後に、年間10万円以上のカード利用(キャッシングを除く)のあることが、翌年の年会費無料条件となります。JCBのほうに比べるとハードルが高いように思えますが、年に10万円というのは月あたり8,300円ほどですから、スーパーやコンビニなどで少し使っただけでもすぐに達成できる金額です。決して高いハードルではありません。

つまり、JCBのほうであれ、VISAのほうであれ、いずれもクリアの容易な条件ばかりなので、このスターフライヤーカードは実質的に年会費無料と考えてもいいでしょう。

スターフライヤーをよく使う方、これまでその存在を知らなかったけれど、便利に使えそうだという方は、マイルを効率よく貯められて年会費も実質無料で使うことのできるスターフライヤーカードを検討してみてはいかがでしょうか。

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