大手ネット通販サイト「Amazon」は、なんでも売っている・すぐに届くことで人気となり、何かネットで購入したいものをまずはAmazonで検索するという方も多いというほど日々の生活に浸透しています。
お買いものをするだけなら無料の会員登録をするだけですが、Amazonには「Amazonプライム」という有料会員のシステムがあり、年会費3,900円(税込み)で充実したサービスを楽しむことができます。
<Amazonプライムのサービス一覧>
注文した品物を早く届けてほしいことが多い方、読書や映画・音楽を楽しむのが好きな方、ネットスーパーのような使い方をしたい方は、Amazonプライムを便利に使いこなせるでしょう。
さらにAmazonを使う機会が多いという方には、使い方次第でAmazonプライムをもっとお得に利用することができる【Amazon MasterCardゴールド】への入会がおすすめです。
Amazon MasterCardは、三井住友カードとAmazonが提携し、発行しているカードです。
Amazon MasterCardには、一般カードのクラシックとゴールドカードの2種類がありますが、クラシックは別途Amazonプライムに申し込む必要があるため、よりお得に利用することができるゴールドカードに焦点を当てて、カードの詳細を確認していきましょう。
Amazon MasterCardゴールドの通常年会費は10,800円で、利用状況によっては翌年度以降4,320円で利用することができ、入会申し込みは満20歳以上で、安定・継続した収入がある方が対象となっています。
カードには電子マネーのiDを年会費・発行手数料無料で追加可能で、ETCカードは初年度年会費無料、前年度に1回以上の利用があれば、翌年度以降も無料で利用することができます。
国内・海外旅行の傷害保険が最高5,000万円自動付帯しており、カードで購入した商品の損害を補償するショッピング補償は、最高300万円(1事故につき自己負担額3,000円となります)が付いています。
Amazon MasterCardゴールドには、ゴールドカードのサービスの目玉となることが多い「空港ラウンジサービス」が含まれており、国内28ヶ所の主要空港のラウンジを無料で利用することができます。
搭乗を待つ間の手持ち無沙汰な時間をゆったりとした空間で過ごすことのできる空港ラウンジは、フリードリンクや電源・無料Wi-Fiなどのサービス(空港によってサービス内容は異なります)を満喫することができ、利用をするには通常1,000円程度の金額がかかります。
出張や旅行などで空港を使うことが多い方にとっては欠かせないサービスとなっています。
Amazon MasterCardゴールドは、Amazonプライムの特典が無料で使い放題となっていいます。(Amazonパントリーは1箱につき税込み390円、Prime Nowの1時間配送は税込み890円、Amazonフレッシュは月額税込み500円の手数料が別途かかります)
カードを利用することで貯まるAmazonポイントは、Amazon以外のシーンで利用した場合は1%のポイント付与率となりますが、Amazonで利用した場合、常時2.5%の高還元となるため、Amazonのヘビーユーザーにとっては、ポイントがざくざくと貯まるカードとなっています。
貯まったポイントは1ポイント→1円としてAmazonでのお買い物に利用することができます。
ポイントを利用するときは、「レジに進む」の注文内容の確認ページで、支払い方法選択画面で「Amazonポイント」のチェックボックスにチェックを入れると使うことができます。(利用ポイント数は任意で変更することができます)
有効期限は最終購入日、または最終ポイント獲得日のいずれか遅い日から1年間となっていますが、再度Amazonでお買い物をするかポイントを獲得すると、有効期限はその時点から1年間の延長となるため、Amazonでお買い物をすることが多い方にとっては実質無期限となっています。
Amazon MasterCardでは、9時~19時の間にWEBからカードの入会を申し込むと、すぐに審査結果がわかる「即時審査サービス」が用意されており、審査に通ると申し込み後すぐにAmazonでのお買い物に利用することができます。
いつものようにAmazonでただお買い物をしているだけでお得になるAmazon MasterCardゴールドは、どうすればお得に使うことができるのかを確認していきましょう。
Amazon MasterCardゴールドの年会費は通常10,800円となっていますが、初年度年会費割引が用意されています。
カード入会申し込み時にリボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録をすることで、初年度の年会費が5,400円の割引が適用され、5,400円となります。
翌年度もマイ・ペイすリボを継続することで前年度に1回以上カードを利用していることで5,400円の割引となり、さらにカードの利用代金の確認に、WEB明細書サービスを利用し、過去1年間に6回以上の請求があることで1,080円の割引となります。
つまりマイ・ペイすリボを利用しつつ、いつも通りにAmazonでお買い物をしているだけで、翌年度以降の年会費を4,320円にすることができます。
Amazon MasterCardゴールドではAmazonプライムを無料で利用することができるため、この年会費の中にはAmazonプライムの代金である3,900円が含まれていることになり、実質420円でAmazon MasterCardゴールドを利用できるということになります。
Amazonプライムよりも年会費が高くなると思いがちですが、Amazonのヘビーユーザーであれば、ポイントによってそれ以上のお得となるでしょう。
マイ・ペイすリボを利用することで大きくカードの年会費の割引をすることができますが、リボ払いに慣れていない方は、その使い方に注意が必要です。
リボ払いというのは、毎月の支払い金額を均一にすることができるという利点がありますが、その一方で翌月以降に繰り越された支払い額については高い手数料がかかってしまいます。
カードの年会費よりマイ・ペイすリボを利用する方が高くなってしまうのではないかという不安を抱く方もいるかもしれませんが、うまく活用している方はマイ・ペイすリボを手数料無料で利用しています。
リボ払いでマイ・ペイすリボを利用してしまう方法を確認しておきましょう。
マイ・ペイすリボは支払い金額を自分で設定することができ、初回の支払いには手数料がかかりません。
リボ払いは毎月の支払いを繰り越した金額が手数料となるため、マイ・ペイすリボの登録をしていても、繰り越しをしなければ手数料がかからないということになります。
そのため、カードが届いた後、すぐにマイ・ペイすリボの毎月の支払い金額の設定をカード利用限度額と同じ金額にしておくことで、支払いは一括払いと同じ状態になり、手数料が発生しないことになります。
リボ払いを初期設定のまま使ってしまうと、大きな手数料の負担がかかってしまうことになりますが、使い方次第でお得さを最大限に利用できるものでもあります。
Amazonプライムを利用しているという方は、Amazon MasterCardゴールドへの入会を検討し、今よりもさらにお得に賢くAmazonを利用してしまいましょう。