生活の重要なお伴となって全国的に頼れる存在のJAには「JAカード」というクレジットカードがあります。
JAカードを作ろうと検討している方の中には、どのようなメリットやデメリットがあるのか、年会費やポイント還元率はどれくらいなのか、など気になることがたくさんある方もいるのではないでしょうか。
本記事では、JAカードのメリット・デメリットは何か、特典やサービスはどのようなものがあるか、そして最後に年会費を無料にする条件について紹介していきます。
・JAカードのメリット・デメリット
・JAカードの年会費を無料にする条件
・JAカードの特典やサービス
JAカードには、メリットや特典がたくさんあります。どのような特徴があるのでしょうか。豊富な特典とサービスを解説すると同時に、注意点も併せてみていきます。
様々な特徴があるJAカードですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
JAカードには多くの特典があり、JA直売所では「5%割引」のステッカーが貼られていればカード払いすると代金が5%OFFになります。
そして全国区のガソリンスタンドであるJA-SSとホクレンSSではレギュラー・ハイオク・軽油のカード払いによって1リットルにつき2円OFFとなります。
ガソリン代の値上がりが激しい昨今では大きなメリットでしょう。
JAカードはJA直売所が5%割引になるのに加えてJA-SSとホクレンSSにてガソリン代2円OFFという特典もあります。これによって車移動が多い地域の方には心強いクレジットカードとなっていますが、さらにロードサービスを付けることができます。
JAカード(ロードサービス付き)は年会費が1,375円+ロードサービス登録費495円→1870円(税込)となっていることに注意しましょう。
ロードサービスは対象車両に二輪・四輪含めており、加えてセカンドカーや家族所有車どころかレンタカーなどもサービス対象という広範囲さが持ち味です。
10kmまで牽引と搬送が無料です。
落輪した車を落差1m以内ならばタイヤ3本まで無料の引上げ作業を行います。
もしも事故や故障によって車が動かなくなったが自宅が遠いという場合には代わりの交通機関への案内や宿泊施設への案内をします。それ以外にも希望する地点まで車両の搬送を行ってくれますが、こちらの費用は自費となってしまうのに注意しましょう。
車のトラブルが発生した場合は以上のサービスを30分以内ならば無料で行ってもらえます。
カーライフサービスではレンタカー紹介サービスにてレンタカーを優待価格で手配してもらうことができます。こちらは車が故障した以外でもレンタカーの料金そのものを優待価格で手配してもらうこともできるのでいつでも利用できます。
また、ガソリンスタンド紹介サービスによって近くのガソリンスタンドの場所と連絡先を案内してもらえますし、整備資格を持っているスタッフによる電話相談サービスもあります。
また、JAカードは海外旅行傷害保険が最高2,000万円となります。自動付帯なため、カード払いを受付している場所を探すことなく、旅行そのものに保険がかかります。
また、ショッピングパートナー保険によって国内では分割払い・リボ払いで購入した商品が破損したり盗難されたりすると年間最高100万円の補償をしてもらえます。
海外では支払い方法を問わず同様の補償がされます。
ここまで、メリットや特典を見てきました。では、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。気を付けるべき注意点を見ていきます。
JAカードのポイントプログラムであるJAカードわいわいプレゼントは1,000円につき1ポイント貯まる還元率0.1%となっています。
しかし、200ポイントから1ポイント→4円でキャッシュバックできるため、実質還元率は0.4%です。
また、ポイントの使い道はキャッシュバックのみとなります。
ポイント有効期限が2年間で、自動でキャッシュバックしてくれるわけでもないので、貯まったらすぐにキャッシュバックするようにしましょう。
JAカードわいわいプレゼントは年間カード利用額が50万円の場合は翌年の獲得ポイントが1.2倍となり、年間カード利用額が100万円以上なら翌年の獲得ポイントが1.5倍にアップします。
ポイントの基本還元率が実質0.4%で、キャッシュバックのみと使い道が少ないところはデメリットといえるでしょう。
JAカードわいわいプレゼントは年間カード利用額が50万円の場合は翌年の獲得ポイントが1.2倍となり、年間カード利用額が100万円以上なら翌年の獲得ポイントが1.5倍にアップします。
JAカードは初年度は年会費が無料ですが、2年目以降は1,375円(税込)かかります。
しかし、3つの条件のうちどれか1つをクリアすれば、2年目以降も簡単に年会費を無料にすることができます。
年会費が無料になる条件は以下の3つです。
年会費無料条件になる電力会社は北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力です。
これらの電力会社の利用料金をカード払いすると年会費が無料になります。
また、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用料金をカード払いすると年会費が無料になります。
さらに、携帯電話利用料金を初めてカード払いした際には、三菱UFJニコスギフトカード1,000円分もゲットできます。
以上の3つの条件のうちの1つを満たすだけで本会員と家族会員両方の年会費が無料になります。
どれも容易に達成できる条件となっているので、年会費無料条件を把握して自分にあった無料条件を達成しましょう。
年会費 |
初年度無料 2年目以降:1,375円(税込)(条件達成で無料) |
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家族カード | 年会費440(税込) |
申込資格 |
18歳以上 (未成年者は保護者の同意が必要) |
国際ブランド |
Visa Mastercard |
ポイント還元率 | 0.1%(有効期限2年) |
旅行保険 | 海外旅行保険(最高2000万円) |
ETCカード | 有り(年会費無料) |
JAカードの年会費無料条件は「年間カード利用額12万円以上、提携電力会社の電気料金をカード払い、提携携帯電話料金をカード払い」の3つありますがいずれも達成がとてもスムーズなので実質的には年会費無料のクレジットカードであると言えます。
JA直売所とJA-SSとホクレンSSで割引サービスもあり、海外旅行傷害保険が自動付帯されるという長所もあります。
また、年会費が450円上がることでロードサービスを付帯することができ、提携ガソリンスタンドの割引サービスもあることから車での旅行が安全かつリーズナブルになります。
一方でJAカードのデメリットはポイントプログラムのJAカードわいわいプレゼントの還元率が実質0.4%とあまり高くない上にポイントの使い道がキャッシュバックのみという点にあります。そのため、ポイントを重視する方には向かないクレジットカードでもあります。
総合するとJAカードはJA直売所を利用することが多い方や車移動が多い方にロードサービス付帯も含めておトクなクレジットカードと言えるでしょう。