生活の重要なお伴となって全国的に頼れる存在のJAにはクレジットカードのJAカードがあります。JAカードは年会費が発行初年度は無料となっており、翌年以降は年会費が1,250円+税別で家族カードは年会費が400円+税別になります。ETCカードは発行手数料、年会費が無料です。
NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用料金をカード払いすると年会費が無料になります。携帯電話利用料金を初めてカード払いした時に三菱UFJニコスギフトカード1,000円分をゲットできます。
以上の3つの条件のうちの1つを満たすだけで本会員と家族会員両方の年会費が無料になります。どれも容易に達成できる条件となっているので、年会費無料条件を把握して自分にあった無料条件を達成しましょう。
また、JAカードは海外旅行傷害保険が最高2,000万円となります。自動付帯なため、カード払いを受付している場所を探すことなく、旅行そのものに保険がかかります。また、ショッピングパートナー保険によって国内では分割払い・リボ払いで購入した商品が破損したり盗難されたりすると年間最高100万円の補償をしてもらえます。海外では支払い方法を問わず同様の補償がされます。
JAカードには多くの特典があり、JA直売所では「5%割引」のステッカーが貼られていればカード払いすると代金が5%OFFになります。そして全国区のガソリンスタンドであるJA-SSとホクレンSSではレギュラー・ハイオク・軽油のカード払いによって1リットルにつき2円OFFとなります。ガソリン代の値上がりが激しい昨今では大きなメリットでしょう。
JAカードのポイントプログラムであるJAカードわいわいプレゼントは1,000円につき1ポイント貯まる還元率0.4%となっており、200ポイントから1ポイント→4円でキャッシュバックできます。ポイントの使い道がキャッシュバックのみとなっているので実質還元率は0.4%です。ポイント有効期限が2年間で、自動でキャッシュバックしてくれるわけでもないので、貯まったらすぐにキャッシュバックするようにしましょう。
JAカードわいわいプレゼントは年間カード利用額が50万円の場合は翌年の獲得ポイントが1.2倍となり、年間カード利用額が100万円以上なら翌年の獲得ポイントが1.5倍にアップします。
JAカードはJA直売所が5%割引になるのに加えてJA-SSとホクレンSSにてガソリン代2円OFFという特典もあります。これによって車移動が多い地域の方には心強いクレジットカードとなっていますが、さらにロードサービスを付けることができます。
JAカード(ロードサービス付き)は年会費が1,250円+ロードサービス登録費450円→1,700円+税別となっていることに注意しましょう。
ロードサービスは対象車両に二輪・四輪含めており、加えてセカンドカーや家族所有車どころかレンタカーなどもサービス対象という広範囲さが持ち味です。
10kmまで牽引と搬送が無料です。
落輪した車を落差1m以内ならばタイヤ3本まで無料の引上げ作業を行います。
もしも事故や故障によって車が動かなくなったが自宅が遠いという場合には代わりの交通機関への案内や宿泊施設への案内をします。それ以外にも希望する地点まで車両の搬送を行ってくれますが、こちらは費用は自費となってしまうのに注意しましょう。
車のトラブルが発生した場合は以上のサービスを30分以内ならば無料で行ってもらえます。
カーライフサービスではレンタカー紹介サービスにてレンタカーを優待価格で手配してもらうことができます。こちらは車が故障した以外でもレンタカーの料金そのものを優待価格で手配してもらうこともできるのでいつでも利用できます。
また、ガソリンスタンド紹介サービスによって近くのガソリンスタンドの場所と連絡先を案内してもらえますし、整備資格を持っているスタッフによる電話相談サービスもあります。
JAカードは年会費無料条件が3つありますがいずれも達成がとてもスムーズなので実質的には年会費無料のクレジットカードであると言えます。JA直売所とJA-SSとホクレンSSで割引サービスもあり、海外旅行傷害保険が自動付帯されるという長所もあります。
また、年会費が450円上がることでロードサービスを付帯することができ、提携ガソリンスタンドの割引サービスもあることから車での旅行が安全かつリーズナブルになります。
一方でJAカードのデメリットはポイントプログラムのJAカードわいわいプレゼントの還元率が実質0.4%とあまり高くない上にポイントの使い道がキャッシュバックのみという点にあります。そのため、ポイントを重視する方には向かないクレジットカードでもあります。
総合するとJAカードはJA直売所を利用することが多い方や車移動が多い方にロードサービス付帯も含めておトクなクレジットカードと言えるでしょう。