スマホ保険は入っていた方がお得?スマホ補償が付いているクレジットカードも紹介

今やスマートフォン比率は9割(※)越えとここ10年で多くの方が携帯電話からスマートフォンに切り替え利用しています。

そんな誰もが1台は持っているスマートフォンはネット検索に電話、メモ帳、カメラなど1端末で多くの機能があり、外出時にはポケットやカバンにいつでも入っている必須アイテムでしょう。いわばスマートフォンはあなたといつも一緒に行動をともにしているパートナーです。

そんなスマートフォンは手軽に持ち運びができる便利さもある分、手から滑り落ちて画面にヒビが入ったり、水没させてしまったり、いきなりフリーズして動かなくなったりといったことが起こりやすいということもあります。

そんなこともあろうかとキャリア会社のスマホ補償に入っている方もいますが、実はそのスマホ補償、クレジットカードによっては付いていることもあるのです

今回はキャリア会社ごとのスマホ補償サービスをチェックしつつ、スマホ補償や保険が付いているクレジットカード4枚を比較していきます。

NTTドコモ モバイル社研究所調査を参考

スマホ補償(スマホ保険)はどんなときに使えるの?

スマホの補償は偶然による事故によってスマートフォンが破損してしまったときに、かさむ修理代をカバーしてくれるものになります。

例えばキャリア会社(docomo)でスマートフォン契約時に加入ができるスマホ補償は「故障、水濡れ、盗難、紛失などもしものときのあらゆるトラブル」に関してサポートしてくれるものであり、スマートフォンの場合は最低月額550円から加入することができます。

docomoのケータイ補償サービスでカバーされるもの

  • 電話機の交換
  • 修理代の一部サポート
  • データ復旧時の代金割引

ではこのスマホ補償は加入していることでどれくらい修理代をカバーしてくれるのでしょうか? 表で確認してみましょう。

5Gスマホ


ハイスペックモデル例(Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53Aの場合)
修理内容 実費修理代金例(税込) ケータイ補償加入の場合(税込)
ディスプレイ修理 40,150円 上限 3,300円
内蔵電池交換 11,770円
基板修理 62,480円
修理上限額 126,280円
機種交換
(参考)
- 12,100円

スタンダードモデル例(arrows NX9 F-52Aの場合)
修理内容 実費修理代金例(税込) ケータイ補償加入の場合(税込)
ディスプレイ修理 35,090円 上限 3,300円
内蔵電池交換 10,560円
基板修理 40,590円
修理上限額 80,630円
機種交換
(参考)
- 12,100円

4Gスマホ


ハイスペック モデル例(Xperia XZ3 SO-01Lの場合)
修理内容 実費修理代金例(税込) ケータイ補償加入の場合(税込)
ディスプレイ修理 41,140円 上限 3,300円
内蔵電池交換 11,000円
基板修理 34,320円
修理上限額 89,650円
機種交換
(参考)
- 8,250円

スタンダード モデル例(AQUOS sense4 SH-41Aの場合)
修理内容 実費修理代金例(税込) ケータイ補償加入の場合(税込)
ディスプレイ修理 17,270円 上限 3,300円
内蔵電池交換 9,240円
基板修理 18,700円
修理上限額 39,820円
機種交換
(参考)
- 5,500円~8,250円

新しいスペックのモデルでもディスプレイ修理だけで40,150円、修理上限は123,280円とはなりますが、補償サービスに加入しておけば修理代上限は3,300円となるので安心さが大きいでしょう。

ちなみにキャリア会社でスマートフォン購入時に加入できるケータイ補償サービスの月額は下記の通り。

<docomo>
ケータイ補償サービス/550円から1,100円(税込)

<au>
故障紛失サポート/418円から726円(税込)

<Softbank>
あんしん補償パックプラス/715円(税込)

<Y!mobile>
故障安心パックプラス/759円(税込)

<UQmobile>
端末補償サービス/418円(税込)

<楽天モバイル>
スマホ交換保証/550円(税込)

注意しておきたい点としては、補償内容はキャリアごとによって異なること、加入できるのは携帯電話購入時(au)スマートフォン購入後から14日以内(docomo)など加入タイミングの条件があることです。すでに購入済みのスマホを持っていて、スマホの補償が欲しい、保険に入りたいという方はスマートフォン向けの保険を探して加入するのが良いでしょう。

キャリア会社ごとに加入できる補償でも、その他の会社で加入するスマホ保険も月額料金が必要となっていますが、クレジットカードに付いているスマホ補償(スマホ保険)は付帯サービスのひとつのため月額料金不要、つまり無料で利用することができます。

スマホ補償にいつも加入していない方はもしかしたらクレジットカードに補償が付いていたということもありえます。

ではここからはクレジットカードに付いている無料のスマホ補償(スマホ保険)についてチェックしてきましょう。

スマホ補償(スマホ保険)が付いているクレジットカード4枚

クレジットカードに付いているスマホ補償(スマホ保険)は基本的にゴールドカード以上となっています。

カードフェイス ミライノ カードGOLD(JCB)
ミライノ カードGOLD
(JCB)
アメックスゴールド
アメックスゴールド
アメックスプラチナ
アメックスプラチナ
ANAアメックスゴールド
ANA
アメックス
ゴールド
対象端末 スマートフォン スマートフォン スマートフォン スマートフォン
対象端末の上限台数 1台 1台 1台 1台
補償内容(支払対象) 破損、損壊、水濡れ、水没、故障、盗難 偶然な事故による破損(ガラス割れ、亀裂、さけ傷、しわ、はがれ、へこみ等)水濡れ、盗難、バッテリー損傷や経年劣化等は対象外 偶然な事故による破損(ガラス割れ、亀裂、さけ傷、しわ、はがれ、へこみ等)水濡れ、盗難、バッテリー損傷や経年劣化等は対象外 偶然な事故による破損(ガラス割れ、亀裂、さけ傷、しわ、はがれ、へこみ等)水濡れ、盗難、バッテリー損傷や経年劣化等は対象外
補償条件 1被保険者が所有または使用する通信端末機器
2無線通信(Wi-Fi)接続が可能な通信端末機器
3保険開始日※1時点で、メーカー発売日から5年以内であるか、またはメーカー発売日から5年を経過した製品であっても、保険開始日を起算として、保険開始日の1年前より後に購入したことの証明を取ることができる通信端末機器
4入会日(2021年2月1日以前の入会のかたは2021年2月1日)のいずれか遅い日の時点で、画面割れ、ケース割れ、水濡れ等がなく、正常に動作している通信端末機器
※ 入会日より前に既に壊れているものは対象となりません。 5日本国内で発売されたメーカーの正規品である通信端末機器
6日本国内で修理可能なものかつ日本国で購入可能な通信端末機器
1保険事故発生時点で直近3回連続してアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを使って、あなたの所有する対象となるスマートフォンの通信料を決済していること
2保険事故発生時点で、スマートフォン購入後24ヶ月以内であること
3偶然な事故によるスマートフォンの破損により修理をしていること、または、修理が困難な場合は、同種同等のものを再調達していること
1保険事故発生時点で直近3回連続してアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを使って、あなたの所有する対象となるスマートフォンの通信料を決済していること
2保険事故発生時点で、スマートフォン購入後24ヶ月以内であること
3偶然な事故によるスマートフォンの破損により修理をしていること、または、修理が困難な場合は、同種同等のものを再調達していること
1保険事故発生時点で直近3回連続してANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを使って、あなたの所有する対象となるスマートフォンの通信料を決済していること
2保険事故発生時点で、スマートフォン購入後24ヶ月以内であること
3偶然な事故によるスマートフォンの破損により修理をしていること、または、修理が困難な場合は、同種同等のものを再調達していること
保険金の上限額 ・修理が可能の場合
最大3万円/年1回
・修理不可能な場合
7,500円/年1回
※7,500円を上限として端末購入金額の25%をお支払い
最大5万円/年1回
自己負担額1万円
最大10万円/年1回
自己負担額1万円
最大3万円/年1回
自己負担額1万円
そのほか - ・保険期間は1月1日午前0時より1年間
・購入後24か月を超えている端末は対象外
・もっぱら業務用に使われている端末も対象外など対象外ははっきりと明記されているのも特徴的。
・保険期間は4月1日午前0時より1年間
・購入後24か月を超えている端末は対象外
・もっぱら業務用に使われている端末も対象外など対象外ははっきりと明記されているのも特徴的。
・保険期間は9月1日午前0時より1年間
・購入後24か月を超えている端末は対象外
・もっぱら業務用に使われている端末も対象外など対象外ははっきりと明記されているのも特徴的。

クレジットカードのスマホ補償サービスは購入時期製造時期通信費の支払いをしているかどうかなど、それぞれで対象・対象外が決まっています。

例えばミライノ カードGOLD(JCB)はカード入会時点でスマホが壊れていないこと、メーカー発売日から5年以内であることなどが条件となり、アメックスゴールドは直近で3回は通信料をアメックスゴールドで支払っていること、購入日から24か月以内であることなどがあります。

スマホキャリアでスマホ補償に加入していない方やこれから上記4枚のクレジットカードに申込もうと思っている方、すでにどれか1枚は持っている方はスマホの購入日を確認し問い合わせをしておくと確実で安心でしょう。

対象となる条件は加入先でこんなに違う!

クレジットカードのスマホ補償(スマホ保険)は壊れたらどれも対象です! ということはなく、表であげたミライノ カードGOLDとアメックスでは対象なる条件が異なっています。

ミライノ カードGOLDは、破損、損壊、水濡れ、水没、故障、盗難を対象内としていますが、アメックスでは盗難、盗難後の破損や水濡れ、水没、機械的事故、紛失など対象外のものが多い印象となります。基本的には偶然に起こったことでスマホが壊れた場合となり、例えば人ごみに押されてスマホを落とし画面を破損してしまった、足がもつれて転んだことでポケット内のスマホに亀裂が入ったなどが挙げられます。

ゴールドカードを希望していてスマホ補償の幅広いカバーが欲しい方はミライノ カードGOLDが良く、アメックスゴールドやANAアメックスゴールドなどはキャリア会社のスマホ補償の+αと考えておいたほうが安心に思えるでしょう。

アメックスのスマホ補償はキャリア会社のスマホ補償を使った場合でも利用できます。

他保険で修理した場合の支払い規定


他保険で支払済みの場合:
修理代金実費ー他保険お受け取り額ー自己負担額1万円=補償額(※)

※ 補償額は総支払限度額5万円が限度となります。

他の保険からの回収金額が損害額に満たない場合で保険金をお支払いできる場合には、この保険はその差額を保険契約の内容に基づき支払います。

規定にも対象となるスマートフォンに損害がでたときは請求が可能なほかの保険に請求するとともにアメックス保険ホットラインに連絡をしてくださいとあります。

アメックスの方は対象外も多いですが、会員サービスとして付いているものなので使わないのはもったいない! ですから事情を説明しておくのが良いでしょう。

スマホ補償(スマホ保険)は必要なのか?

キャリア会社で用意されているスマホ補償は安いもので月額418円から。418円だとしても年間額は5,016円となり、3年間かけていれば180,576円にもなります。

そのことを考えると修理代が高くつく、最新のスマートフォンによくチェンジしている方最新スマートフォンに変えたばかりの方は加入しておくと安心でしょう。

そのほかにもスマートフォンの画面に亀裂が入ったなど破損をしたことがある方、スマートフォンを持ち歩いての外出が多い方で、修理代の大きさに気が引けるなら加入を。

修理代は気にしていないが、補償があればそれはそれでよいという方は、比較した4枚のクレジットカードを選んでみたり、すでに所有しているクレジットカードの付帯サービスを確認してみたりするのが良いでしょう。

スマホ補償が必要か不要かは自分の考えや利用スタイルによってことなりますが、補償があるということにおいては安心できる要素になります。



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