銀行からお金を送金する事を振込といい、これまでは窓口での振込やATMからの振込が主流でしたが、近年インターネットを通じて振込を行うインターネットバンキングのサービスを利用する人が増えてきています。インターネットバンキングは名前の通りインターネット上で、口座を持っている銀行の取引サービスが利用できるもので、銀行に出向く必要が無い上に、振込手数料が安く済むというメリットもあります。
家族への仕送りや公共料金の支払いを振込している方は、毎月何回か振込を行わなくてはならないので手数料も沢山支払うことになります。振込手数料は窓口・ATM・ネットバンキングの順に安くなりますが、仮に1回あたりの振込手数料を100円とし、月に3回、年間36回振込をするとした場合、1年で7,100円も振込手数料が掛かってしまいます。1回あたりは小さな額ですが、振込の回数が増える程、比例して手数料も増えてしまうので節約したいポイントです。
振込手数料は窓口が最も高く、次いでATM、そしてネットバンキングからの振込が最も振込手数料が安くなります。例えば常陽銀行の振込手数料を比較して見ると以下のようになります。(1016年1月現在)
振込先 | 振込金額 | 窓口 | ATM | ネットバンキング |
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常陽銀行あて | 3万円未満 | 314円 | 108円 | 無料 |
3万円以上 | 540円 | 116円 | 無料 | |
他行あて | 3万円未満 | 648円 | 314円 | 314円 |
3万円以上 | 864円 | 540円 | 540円 |
窓口での振込とネットバンキングの振込を比較すると、最大で540円も振込手数料が安くなります。特に現在使っている常陽銀行の口座から、同じ常陽銀行への振込であれば、ネットバンキングは金額の大きさに関わらず無料になるので、常陽銀行同士の振り込みが多い方には特にオススメしたいサービスです。
ネットバンキングサービスは、その銀行の口座を持っている人だけが申し込むことができ、サービスの利用が受けられます。そして14時間残高が確認できるほか、振込手数料が安くなるなど、お得な特典を利用することができます。つまり、取引の多い銀行ほどインターネットバンキングを利用するメリットが大きくなるので、銀行の他のサービスとも合わせて利用する事によってさらに便利に利用することが可能になります。
例えば常陽銀行であれば、銀行が発行しているクレジットカード「JOYO card plus」とインターネットバンキングを合わせて使う事で利用できる特典を増やすことができます。
1,350円(初年度は無料)
JCBまたはDCのいずれかから選択
①クレジットポイント
JCBであればOkiDokiポイントを獲得
1,000円利用=1ポイント
DCであればハッピープレゼントポイントを獲得
1,000円利用=1ポイント
②常陽銀行ポイント
常陽銀行の利用度合いによって付与されるポイントが変わり、取得ポイントによってローン金利や手数料の割引範囲が大幅にアップします。
給与振込または年金自動受け取り口座に指定・50ポイント
・JOYO card plus契約・50ポイント
・JOYO card plus年間10万円以上利用・40ポイント
・公共料金自動支払い1つ以上・10ポイント
・貸し金庫の利用・10ポイント
・住宅ローン利用・50ポイント
・普通預金の残高が10万円以上・10ポイント
・全資産の預かり額合計が1,000万円以上・100ポイント
<取引ポイント50~90ポイント>
・マイカーローンや教育ローンなどのローン金利が基準金利よりマイナス0.4%
<取引ポイント100~190ポイント>
・マイカーローンや教育ローンなどのローン金利が基準金利よりマイナス0.8%
・銀行ATM時間外手数料がいつでも無料
・コンビニATM利用料金が月4回まで無料
・貸し金庫利用料が3,140円割引
・クレジットポイントを毎年10月に100ポイント加算(JCB・DCともに)
<取引ポイント300~ポイント>
・マイカーローンや教育ローンなどのローン金利が基準金利よりマイナス0.8%
・銀行ATM時間外手数料がいつでも無料
・コンビニATM利用料金がいつでも無料
・貸し金庫利用料が6,480円割引
・クレジットポイントを毎年10月に100ポイント加算(JCB・DCともに)
JOYO card plusは初年度の年会費は無料ですが、1年目以降も年会費を無料にするためには、携帯電話、PHS、電気料金の1項目以上をクレジット決済にするか、または1年間の利用料金が10万円以上になる場合には1年目以降も無料になります。これを常陽ポイントと合わせることによって、以下のように特典が広がります。
・JOYO card plusを持っている + ・1年間の利用金額が20万円以上or携帯電話、PHS、 電気料金の2項目以上をクレジット決済 + ・常陽銀行の口座を給与受け取り口座にする ↓ 年会費が2年目以降も無料 |
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・JOYO card plusを持っている + ・1年間の利用金額が20万円以上or携帯電話、 PHS、電気料金の2項目以上をクレジット決済 + ・常陽銀行の口座を給与受け取り口座にする ↓ 年会費が2年目以降も無料 + (常陽ポイント190ポイントに対する特典) ・マイカーローンや教育ローンなどのローン金利が基準金利よりマイナス0.8% ・銀行ATM時間外手数料がいつでも無料 ・コンビニATM利用料金が月4回まで無料 ・貸し金庫利用料が3,240円割引 ・クレジットポイントを毎年10月に100ポイント加算(JCB・DCともに) |
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常陽ポイントは常陽銀行に口座を持っているだけで自動的にポイント付与の対象になり、JOYO card plusを組み合わせる事でさらに常陽ポイントの獲得ができるので、ATM手数料の特典を受けられるようになります。
さらにインターネットバンキングの利用をすれば、ATM利用手数料だけではなく振込手数料もお得になるので、JOYO card plus・常陽銀行口座(=常陽ポイント)・インターネットバンキング(=アクセスジェイ)の3つを利用して手数料も安く、そしてローンや貸金庫を利用する時にも割引が受けられるようにしましょう。
JOYO card plusのクレジットカード利用でのポイント率は、1,000円利用で1ポイントの付与なので高い方ではありません。しかし常陽銀行での取引が多い方には、ATM手数料や常陽ポイントなどで優遇が受けられるのでポイント付与以上のメリットがあります。
そこでJOYO card plusをオススメしたいのは、常陽銀行に口座を持っており、メインバンクとして利用しており、さらに取引が多い方です。逆に常陽銀行に口座を持っていない、他の銀行がメインバンクなので貯蓄専用の口座になっている、ポイント率の高いクレジットカードを1枚だけ持ちたいという方にはオススメできません。
クレジットカードにはさまざまな特典や機能の付いたものがあるので、申し込む時にはどれくらい機能を使いこなせるか、お得につかえるかどうかをしっかりと検討してから選びたいものです。
ポイント高還元でいえば、VIASOカードが人気を集める1枚となっています。 VIASOカードの良さはポイントが貯まるけれど、ポイント交換手続きは不要で、そのまま1P=1円としてキャッシュバックされるところです。 クレジットカードは通常のカードが良いというときは、VIASOカードを選ぶと使い勝手良く家計のやりくりができるでしょう。
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