家族カード申込前のクレヒス確認は審査に影響しない?本会員の信用情報に注意

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多くのクレジットカードには追加サービスとして、申込者の家族を対象にした「家族カード」というものを発行することができます。

家族カードとは、その名前の通りクレジットカードを持っている本人の家族に向けて発行されるクレジットカードのことです。

本人のカードを親カードとして、そのクレジットカードの機能を家族へ分割し、子カードとして持たせることができます。

家族カードのメリット

親カード所有者の家族のみが発行できる家族カード。

一人ひとりが別のクレジットカードを持つよりも、家族カードを持ったほうがお得な場合があります。

年会費が安い

家族がそれぞれ自分のクレジットカードを申し込むのに比べ、家族カードは年会費が割安になります。

三人家族のそれぞれが親カードを持った場合、年会費の合計は以下のようになります。

(例)家族それぞれがクレジットカードを持った場合

  • 夫:三井住友カード ゴールド
    年会費11,000円(税込)
  • 妻:三井住友カード ゴールド
    年会費11,000円(税込)
  • 子:三井住友カード デビュープラス
    年会費1,375円(税込)

→計年会費23,375円(税込)

一方で家族カードは本会員よりも年会費が割引されているため、クレジットカードの年会費の支出を抑えることが可能です。

(例)1名が親カード、2名が家族カードを持った場合

  • 夫:三井住友カード ゴールド
    年会費11,000円(税込)
  • 妻:三井住友カード ゴールド(家族カード)
    年会費無料(1枚目は年会費無料)
  • 子:三井住友カード ゴールド(家族カード)
    年会費1枚目無料(2枚目からは1,100円(税込))

→計年会費12,100円(税込)

上記のように本会員がゴールド会員であれば、家族会員も年会費無料または1,100円(税込)でゴールドカード本会員と同様の特典・サービスを受けることができます

そのため、付帯特典や保険の内容を重視する場合、本会員として新たにカードを作るよりも家族カードを申し込む方がメリットが大きくなります。

ポイントが貯まりやすい

家族で一括してポイントを貯めることができます。

クレジットカードをそれぞれが持つ場合には、ポイントがそれぞれのカードに付くため、使い方によっては余ったポイントが有効期限切れで失効してしまったり、利用額が少ないと交換可能数までポイントが貯まらないということがあります。

しかし家族カードを持った場合、家族カードで支払いをして獲得したポイントはすべて親カードへ累積されるため、それぞれがクレジットカードを持つよりもポイントが貯まりやすいというメリットがあります。

審査に通りやすい

家族カード申込の際、通常家族に対して審査が行われることがありません

そのため、クレジットカードを一度も所持したことがなくクレヒスが全く無い状態の人収入のない高齢者無職の方でも、家族カードであれば持てる可能性が高いです。

ただし、親カードとなる方に対しては審査が行われることになるため、本会員がこれまでに未納・滞納やトラブルを起こしている場合には家族カードの申し込みを断られてしまうこともあり得ます。

家族カードは個人名義で持つことが可能ですが、支払いは代表者(本会員)となるため、家族カード利用者がクレジットヒストリーを積み重ねるための手段としてはあまり意味がありません

クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードの申し込みや契約の内容、毎月の支払い状況などが記録されたクレジットカードの利用履歴です。クレジットカード会社はこのクレヒスを元に、契約者に支払い能力があるかどうか審査を行っています。

自分名義、自分名義の口座から引き落としのクレジットカードを持ちたいときは、申込資格に合ったカードを見つけて本会員として申込むのが一番良い方法となります。

家族カードの申し込み時の審査について

家族カードの発行を申し込むと、本会員に対して通常のクレジットカードを申し込んだ時と同様に審査が行われます。

審査とはどんなもの?

クレジットカードの審査では、クレジットカードの家族会員を含めた本会員がきちんとクレジットカードの利用額が払えるかどうかをチェックされます。

そのため、本会員の収入や居住形態、これまでにクレジットカードやローンでトラブルがなかったかどうかを再度チェックされるのです。

収入

家族カードの発行を申し込んだ際にも、本会員に支払い能力があるかどうか、再度審査が行われます。

居住形態

誰とどのような家に住んでいるかが確認されます。

審査に最も有利と言われているのは、持ち家に住んでいる方、実家住まいの方です。次に、賃貸住宅であっても一か所に長く住んでいる方は、トラブルがなく家賃をきちんと支払っているとみなされるため有利になります。

また、引っ越し後すぐに申し込むのはおすすめできません。転勤や結婚などの事情がなく、また近場でかつ短期間で引っ越しを繰り返している方は家賃の未納や滞納があったために一か所に長く住めないのでは、と疑われる可能性があるためです。

クレジットヒストリー

過去のクレジットカードの利用情報ローンの返済状況携帯電話料金の支払い状況は、一括して「信用情報機関」と呼ばれる所で記録されており、この利用履歴のことをクレジットヒストリーといいます。

これまで未納・滞納を繰り返している人の場合、支払いの記録であるクレジットヒストリーがぼろぼろの状態になっているため、審査に落ちやすくなってしまいます。

家族カードの審査時間はどれくらいかかるのか

主な人気の家族カードの発行日数は以下の通りです。

カード名 申込~発行までの期間
楽天カード 約1週間~10日前後
イオンカード 約2週間
アメックスカード 約2週間~3週間
オリコカード 約2週間~3週間
dカード 約2週間~4週間

どの家族カードも、発行までに約2~3週間前後の日数を要します。

審査のために必要な日数であり基本的に短縮できませんので、余裕をもって申し込むことをおすすめします。

審査落ちした場合に注意すること

本会員に審査が行われた結果、審査落ちし家族カードが作れない場合もあります。審査に落ちた際には、すぐに別のクレジットカードに申し込むことはおすすめできません

申込履歴のみが信用情報に記録された状態となっているため、「審査落ちした」という情報が別のクレジットカードの審査にも影響する可能性があります。

クレジットカードの申込履歴は一般的に申し込みから6ヵ月間保持されますので、最低でも6ヵ月は申し込みを控えるよう注意が必要です。

クレジットヒストリー・信用情報機関について

クレジットカード会社が審査を行う際、申込者のクレジットヒストリーが記録されている信用情報機関に照会がかけられます。

照会の目的は、クレジットカード申込者が過去にどのようなクレジットカードを持っていたかクレジットカードやローン、携帯電話料金の支払いでトラブルを起こしていないか等について確認を行うためです。

これらの情報を元に、クレジットカードを発行した場合にきちんと料金の支払いが出来る人なのかどうかを判断します。

クレジットカード会社の利用する信用情報機関は全部で3つあります。

CIC、JICC、全銀協のうち1つのみに加盟しているクレジットカード会社もありますが、クレジットカード会社の多くは3つの機関すべてに加盟しています。

また、それぞれの機関は消費者の信用情報を共有しているため、全ての機関で信用情報が確認・保管されていると考えられます。

クレジットヒストリーは開示請求できるのか?

信用情報機関に登録されている自分自身のクレジットヒストリーは、開示請求して閲覧する事ができます

窓口、郵送、またはインターネットで申し込みや閲覧をすることが可能です。ただし、1度の開示請求でおよそ500円~1,000円を開示手数料として支払う必要があります。

費用や手続きの手間は掛かってしまいますが、自身のクレジットヒストリーに不安があるという方、一度見てみたいという方は開示申請をしてみましょう。

クレジットヒストリーを開示することは審査に影響があるか?

クレジットヒストリーには、クレジットカードの申し込み履歴や支払い状況などが最長で過去5年分記録されていますが、情報開示請求を行ったかどうかは記録されることはありません。

そのため、クレジットヒストリーを開示請求したからと言って、審査に影響する可能性はありません

その理由は、クレジットヒストリーの記録を記入するのはクレジットカード会社(信用情報機関の加盟店)のみであり、信用情報機関がクレジットヒストリーに書き込みをすることはないためです。

クレジットヒストリーの開示請求は、クレジットカード会社ではなく信用情報機関に対して直接行うものなので、信用情報機関がクレジットヒストリーに請求があったかどうかを記入することはありません。

信用情報開示の詳細はこちら


家族カードの履歴はクレヒスに影響するのか?

家族カードの支払いは本会員が行うため、家族カードの利用は家族会員のクレジットヒストリーには全く影響しません

そのため、クレジットヒストリーを育てるために家族カードを利用することはあまり意味がありません。

ただし、家族カードで未納・滞納などのトラブルが発生した場合、契約者である本会員の信用情報に傷が付くことになるため注意が必要です。

家族カード申込前に確認するクレジットカードヒストリーの審査への影響・まとめ

クレジットカードの家族カードを持つメリットは、家族それぞれがクレジットカードを持つよりも年会費の支出を抑えることができる点ポイントが一括して獲得できるためにポイントが貯まりやすい点などがあります。

また家族カードを申し込む際には、親カードとなる本会員にのみ審査が行われるため、もしも家族カードを持つ人が本人自身の申し込みではクレジットカードを持つことができない人であっても、クレジットカードを持つことが可能です。

しかし、本会員に対しては申し込み時と同様に審査が行われるため、信用情報に傷がついている場合には家族カードの申し込みを断られてしまう場合もあります。

クレジットヒストリーの情報開示請求を行っても審査に影響することはないため、家族カードを申し込む際に自身のクレジットヒストリーに不安がある場合には、個人情報機関に開示請求を行い、信用情報に問題がないかどうかをチェックすることをおすすめします。



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