JALカード Suicaできっぷや定期券購入でもJMBマイルを無駄なく貯める方法


旅行や出張の多い人に便利な交通系クレジットカード

旅行や出張などの機会が多い人とって便利なのが交通系クレジットカードです。交通系クレジットカードとは、航空会社や鉄道会社など交通系の会社が発行するクレジットカードのことで、SuicaやPASMOなど、交通系電子マネーのカードを兼ねたものも少なくありません。

その交通系クレジットカードの中でも特に人気の一枚がJALカードSuicaといわれています。これは、「JALマイレージバンクカード(JMBカード)」と、「JCBブランドのクレジットカード」、さらに、「Suica」と「JALタッチ&ゴー」の機能が一つになった唯一のカードです。

なお、JALタッチ&ゴーとは、航空機に搭乗するときSuicaのように搭乗口でカードをタッチするだけで通過できるサービスのことです。

航空機利用や電車利用の多い人は、SuicaとJALタッチ&ゴーの機能だけでも大変便利です。知っていると思いますが、Suicaは首都圏の私鉄や路線バスで使えるPASMOと同じように使えるほか、さまざまな交通系電子マネー(JR北海道の「Kitaca」、JR東海の「TOICA」、JR西日本の「ICOCA」、名古屋交通開発機構の「manaca」、スルッとKANSAI協議会の「PiTaPa」、JR九州の「SUGOCA」、西鉄の「nimoca」、福岡市交通局の「はやかけん」、東日本旅客鉄道BRT区間の「odeca」)が使える駅の改札でも、それらのカードと同じように使えます。

また、キオスクやコンビニをはじめとする、さまざまな店舗でもSuicaを電子マネーカードとして使えます。そのように使い勝手のいいSuicaとJALタッチ&ゴーは、旅行や出張の多い人にはたいへん便利な機能です。

通常のマイルのほか「入会搭乗ボーナス」などのボーナスマイルも

JALカードSuicaではJALの「JMBマイル」とJR東日本の「ビューサンクスポイント」を貯めることができます。

JMBマイル

JMBマイルの貯め方

JMBマイルはJALグループのさまざまな商品・サービスのほか、ショッピングで貯めることができます。

フライトでJMBマイルを貯める

JALカードSuica会員には、JALグループ航空会社や提携航空会社(ワンワールドアライアンス加盟航空会社)の搭乗で得た通常のフライトマイルに加え、搭乗ごとのボーナスマイルとして10%のマイルがプラスされ、さらに、「入会搭乗ボーナス」としてJALカード入会後初めての登場時に1000マイル(1回のみ)をプレゼント。そして、その「入会搭乗ボーナス」獲得年の翌年以降、毎年最初の登場時に1000マイルがプレゼントされます。

宿泊やツアー、旅行関連サービスでJMBマイルを貯める

世界各地1万5000軒以上の提携ホテルの利用や温泉旅館の利用でマイルが貯まります。また、通常のフライトマイルに加え、対象ツアーに参加するごとにマイルが貯まります。そのほか、旅行にかんする各種サービス(JAL空港宅配サービス、駐車場、海外・国内レンタカー、旅行保険、外貨への両替など)でもマイルが貯まります

ショッピングでJMBマイルを貯める

JALカードSuicaでクレジット支払いをした場合、200円あたり1マイル、特約店の利用で200円あたり2マイルのショッピングマイルが貯まります。特約店には、イオン、大丸松坂屋オンラインショッピング、ENEOS、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ディノスオンラインショップ、紀伊国屋書店ウェブストア、トヨタレンタカーなどがあり、そのほか多岐にわたるジャンルのショップやサービスが特約店リストに名を連ねています。

JALマイレージモール「eマイルパートナー」でマイルを貯める

JALマイレージモール「eマイルパートナー」を経由してインターネットショッピングを利用するとマイルの上乗せがあります。つまり、200円あたり1マイル付与される通常のマイルとは別にマイルがプラスされるのです。

たとえば、Amazonの利用で200円あたり1マイルが、大丸松坂屋オンラインショッピングや三越オンラインストアの利用で100円あたり1マイルが、ZOZOTOWNやユニクロの利用で300円あたり1マイルが通常のショッピングポイントに上乗せされます(大丸松坂屋オンラインショッピングではショッピングポイント自体も2倍の200円あたり2マイルとなります)。そのほか特定のショップで「マイル4倍」「マイル5倍」「100マイルプレゼント」などのキャンペーンも随時行われるので、うまく活用するとマイルを効率よく貯められるでしょう。

JMBマイルの使い方

貯めたマイルは36ヵ月後の月末まで有効で、以下のような使い方があります。

国内線・国際線の特典航空券に交換する

貯めたJMBマイルはJALグループの国内線・国際線の特典航空券に交換できます。JALカードSuica会員であれば、ディスカウントマイルより500マイル(国内線)、あるいは1000マイル(国際線)少ないマイルで交換できておトクです。たとえば、東京・台北間の特典航空券(エコノミークラス)をマイルと交換する場合、ディスカウントマイルで1万8000マイル必要なところが、JALカードSuica会員なら1万7000マイルで交換できます。

国際線アップグレード特典に交換する

手持ち航空券より一つ上のクラスにアップグレードできます。たとえば、日本から中国やフィリピンへ行く便の場合、エコノミークラスからプレミアムエコノミークラスへのアップグレードは9000マイル、プレミアムエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは1万2000マイルで可能です。出発当日の申し込みなら、前者は6000マイル、後者は9000マイルとなり、さらにおトクです。

国内線クラスJ-eクーポン特典に交換する

国内線にて普通席からクラスJにアップグレードできます。3000マイルでクラスJ-eクーポン2区間分と交換できます。

eJALポイント特典、JALクーポン特典に交換する

JALホームページで航空券やツアーの購入につかえる電子ポイント「eJALポイント」に、1万マイル=1万5000ポイント(1万5000円相当)のレートで交換できます。また、JALグループ航空券、ツアー、宿泊などの支払いに利用可能なクーポン券「JALクーポン」にも1万マイル=1万2000円相当のレートで交換できます。

Suica特典に交換する

JALカードSuicaのほか、リンク設定をしたそのほかのSuicaへ、1万マイルごとの単位で、Suicaへ1万円相当のチャージができます。

JR東日本の利用で還元率1.5%のビューサンクスポイントが貯まる

ビューサンクスポイント

ビューサンクスポイントの貯め方

ビューサンクスポイントはJR東日本の商品・サービスの利用で貯めることができます。

JR東日本の利用でポイントを貯める

JR東日本の利用でビューサンクスポイントが貯まります。みどりの窓口、びゅうプラザ、えきねっとでの乗車券や特急券の購入、びゅう国内旅行商品の購入、Suicaへの入金(クレジット支払いによるチャージ・オートチャージ)、券売機での各種カード・指定席・定期券の購入、中央・青梅ライナーの携帯電話予約などでJALカードSuicaを使うと、1000円につき6ポイント(15円相当・還元率1.5%)が貯まります。また、JR東日本、びゅうプラザでイベント券を購入した場合は1000円につき2ポイント(5円相当・還元率0.5%)が貯まります。

ただし、上記の商品をクレジット支払いではなく電子マネーとしてのSuicaで購入した場合、ビューサンクスポイントは貯まらないので注意が必要です。

ビューサンクスポイントの使い方

貯めたビューサンクスポイントは最大2年間有効で、JMBマイルのほかビューカードの特典に交換することができます。

Suicaへのチャージ(サンクスチャージ)

400ポイント(1000円相当)から、駅のATM「VIEW ALTTE」でSuicaにチャージできます。使用しているJALカードSuicaのほか、リンク設定したSuica(モバイルSuica含む)にもチャージできます。

ビューサンクスクーポンに交換する

びゅうプラザで取り扱っている旅行商品のなかで、「ビューサンクスクーポンマーク」のついたJR東日本エリア内の鉄道利用の旅行商品を購入できるクーポン券に交換できます。1600ポイント(4000円相当)を5000円相当のクーポン券に換えられます。

ビューサンクスプレゼント商品に交換する

Suicaのペンギンキャラクターのグッズのほか、食品から雑貨までさまざまな種類の商品と交換できます。

JMBマイルに交換する

600ポイント以上600ポイント単位で、600ポイント=500マイルのレートにて、何度でもJMBマイルに交換できます。

Suicaポイントとの二重取りでますますおトクに

上記のように、JALの利用でもJR東日本の利用でも、さらにはショッピングでもマイルやポイントが貯まるJALカードSuicaは、旅行や出張の多い人には大変魅力的なクレジットカードだといえます。

普段だとなかなか貯まらないマイルも、日常の移動で貯まりやすいビューサンクスポイントをJMBマイルに交換して合算すれば、特典航空券へ交換できるマイル数を満たしやすくなるはずです。

JALカードSuicaには年会費が2000円(税抜)かかりますが、マイルもポイントも貯めやすいので年会費以上のおトクがあるはずです。なお、初めてJALカードを持つ人や、JALカードを退会後1年以上経過している人にかんしては、入会後1年間は年会費が無料となります。

また、JALカードSuica では、JMBマイルやビューサンクスポイントのほかに、Suicaポイントも貯められます。これも知っておきたいところです。会費無料のSuicaポイントクラブに入っておくと、SuicaをSuica加盟店やJR東日本の駅構内の自動販売機で利用した時に0.5~1%の還元率でSuicaポイントが貯まるのです。

Suicaのチャージ時にビューサンクスポイントが1000円につき6ポイント(15円相当・還元率1.5%)貯まることを考えると、これはいわゆるポイントの二重取りとなり、トータルで最大2.5%の高還元(ビューサンクスポイント1.5%+Suicaポイント最大1%)となります。

Suicaはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、イトーヨーカドー、イオングループ、大戸屋、ヤマト運輸、サークルK-サンクス、スリーエフ、NEWDAYS、ルミネ、グランデュオ、エキュートなど20万店舗以上で使えるので、どんどんポイントを貯めていきましょう。SuicaポイントはSuicaへのチャージのほか、電子マネーのWAON、Tポイントへの交換が可能なので、使い道に困ることはなさそうです。

使い勝手良く、マイルやポイント、さらにはSuicaポイントまで貯められるJALカードSuicaは、旅行から日常生活まで大活躍してくれるクレジットカードだといえます。


JALカード Suica

年会費

2,200円

還元率

0.5%

発行期間

約3週間

ETCカード

524円

初年度年会費 海外保険 国内保険
無料 最高1,000万円 最高1,000万円
電子マネー 発行期間 利用可能枠
電子マネー 約3週間 10-80万円




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