デビットカードとは、紐づいている預金口座残高の範囲で決済できるカードのことを言います。デビットカードで決済をした場合、その場で預金残高から利用金額分が差し引かれるため、使いすぎや払い忘れの心配がありません。
デビットカードは、クレジットカード会社での発行ではなく銀行で発行しているため、自分がよく利用している口座の銀行で作成するのが一般的です。
デビットカードのサービス内容についてよく分からないという方もいるかと思いますので、基本的な内容について確認していきましょう。 今回、みずほ銀行デビットカード、三井住友銀行デビットカード、三菱UFJ銀行デビットカードそれぞれの内容を記載しています。
みずほJCBデビットカード | みずほ銀行デビットカード | 三井住友銀行デビットカード | 三菱UFJ銀行デビットカード | |
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券面 |
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入会費・年会費 |
年会費は初年度無料。2年目から1,100円(年1回以上の利用で年会費無料) | 無料 | 無料 | 無料 |
申込条件 | みずほ銀行の口座を持っている15歳以上の方(中学生は不可) | みずほ銀行の口座開設で自動付帯 | 三井住友銀行の口座を持っている15歳以上の方 | 三菱UFJ銀行の口座を持っている15歳以上の方(中学生は不可) |
申込方法 | 店頭またはインターネット | 店頭またはインターネット | 店頭またはインターネット | 店頭またはインターネット |
利用範囲 | 国内外問わずJCB加盟店で利用可能 | J–debitマークのある加盟店 | 国内外問わずVISA加盟店で利用可能 | 国内外問わずVISA加盟店で利用可能 |
その他特徴 | ・1回の利用可能額は50∼200万円 ・1日の利用可能額は50∼200万円 ・1ヶ月の利用限度額は100万円∼250万円 |
・1日の利用限度額50万円まで ・利用限度額の設定が可能(10・20・30・40・50万円から設定可) |
・1回の利用可能額は0∼200万円 ・1日の利用可能額は0∼200万円 ・1ヶ月の利用限度額は0∼1,000万円 ・利用限度額はVISAデビット会員用Webから変更可能 |
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デビットカードを持つメリットとはまず、預金残高分しか利用できず、決済後すぐに口座から利用金額分が差し引かれるため「使いすぎ」や「払い忘れ」が防げることです。
他にもメリットはあります。それは利用明細がWEB上で確認できるため、ネット上で家計簿をつけるような感覚でお金の管理ができることです。さらに、デビットカードを持つことによりATMでお金を下ろす必要がなくなるため、手数料の節約ができるのもポイントです。
そしてデビットカードを持つ最大のメリットは、利用金額に応じてキャッシュバックが受けられることでしょう。みずほJCBデビットカード、三井住友銀行デビットカード、三菱UFJ銀行デビットカードで決済した場合のキャッシュバック率を以下にまとめました。
みずほJCBデビットカード | 三井住友銀行デビットカード | 三菱UFJ銀行デビットカード | |
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キャッシュバック比率 | 毎月の利用金額から0.2% | 毎月の利用金額から0.25% | 毎月の利用金額から0.2% |
デビットカードを持つメリットを総合的に言うなら、クレジットカードよりもお金の管理がしやすいことでしょう。
デビットカードを持つデメリット、それは預金残高の範囲内でしか利用できないことです。また、みずほ銀行デビットカードのように、J–debitマークのある加盟店でしか利用できないタイプもあるため、利用範囲が限られるケースがあることもデメリットだと言えます。預金以上の利用、後払いで上手にお金のやりくりをしていきたいという方はクレジットカードの方が向いているでしょう。
次に、クレジットカードの特長を確認していきましょう。
クレジットカードは、デビットカードとは異なり銀行以外に様々な会社で発行していることが挙げられます。例えば、飲食店や商業施設で発行しているカードがあれば信販会社や航空会社などで発行しているカードもあります。
そのため、各社が独自に行なっているキャッシュバックや特典が受けられるのが魅力です。例えば、航空会社が発行するクレジットカードは利用金額に応じてマイルが貯まるという特典があるほか下記の2つがあります。
・分割払いやリボ払いなど支払い方法が選べる
・口座残高に関係なく、あらかじめ定められた限度額内であれば決済できる
クレジットカードを持つメリットは、自分のライフスタイルに合ったクレジットカード契約ができることです。例えば、旅行によく行く人であれば航空会社が発行しているクレジットカードを持つことで効率よくマイルが貯められ、旅行保険も付帯されていることから安心度を高めることもできます。
またネット通販をよく利用する人は、ネットショッピングサイトが発行しているクレジットカードを持つことで割引などの特典が受けられます。デビットカードより契約できるクレジットカードの種類が多いこともクレジットカードのメリットです。
他にも以下のような使い方ができるため、クレジットカードは便利と言われています。
・手持ちがなくても限度額内であれば決済できるため、給料日前でお金がないというときも安心できる ・分割やリボ払いができるため、貯金がなくても高額な買い物ができる
クレジットカードにはデメリットもあります。 それは、使いすぎてしまう可能性があることです。クレジットカードは、手持ちがなくても限度額内であれば決済することができます。また、高額な買い物は分割払いやリボ払いが利用できるため、その場の勢いで買い物をしてしまう危険があります。クレジットカードを持つ場合、自分の経済状況を見ながら利用額を管理していかなければなりません。
デビットカードとクレジットカードの違いとは一体何でしょう。
大きな違いは、申込後の審査があるかないか、利用金額の支払いが即払いか後払いかの2つです。デビットカードは基本、15歳以上で申込する銀行の口座を持っていれば比較的簡単に作ることができます。
クレジットカードも申込をしてから発行可否の審査が行われますが、一般的にデビットカードはクレジットカードよりも審査に通りやすい傾向があります。
デビットカード | クレジットカード | |
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申込後の審査 | あり クレジットカードより優しい |
あり |
利用金額の支払い | 利用後すぐに口座から引き落とされる | 毎月決められた引き落とし日に支払い。即日引き落としとはならない |
利用分の支払い方法についても違いがあり、デビットカードは決済後すぐに、紐づいている銀行口座の預金から即日引き落としされます。しかし、クレジットカードはそうではありません。毎月決められた引き落とし日に指定した銀行口座からまとめて引き落とされます。
デビットカードもいいけれど、やはりクレジットカードを持っておきたい。けれど審査に通るか不安な方は、アコム株式会社が発行しているACマスターカードがおすすめです。特長は、何といっても年会費無料で即日発行できるところです。
年会費・入会費 |
無料 |
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利用限度額 | 10〜300万円 |
利用明細の確認方法 | web明細または紙明細の選択可能 |
手数料・実質年率 | 10.0%~14.6% |
支払い方法 | 35日ごとの支払い |
その他 | カードローン機能つき |
ACマスターカードは、利用金額に応じてポイントがつくなどの特典はありません。しかし、審査方法が通常のクレジットカードとは異なり、過去のクレジットヒストリーを重視しない「貸金業法」に基づいているため、破産経験がある方や30代40代でクレジットカードを持ったことがない方も安心して申し込みできるのです。
もし、審査に通るか不安だけど、クレジットカードを持ちたいという方は、ぜひACマスターカードへの申し込みを検討してみてください。
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