銀行各社が発行しているデビットカードを比較!還元率や各種手数料の割引はどれがお得?


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銀行が発行しているデビットカードはポイント還元やキャッシュバック、ATM手数料割引などの特典が付いているものが多くあります。

たくさんあるデビットカードの中でお得なカードは一体どれなのか、比較してご紹介します。

この記事でわかること

・デビットカードを持つメリットとデメリット
・銀行発行のデビットカードの還元率はどれが高いか
・デビットカードの手数料割引サービスの差
・おすすめのネット銀行発行のデビットカード

デビットカードを選んだ人が感じるメリットベスト3

デビットカードを比較するにあたって、まずは持つことで得られるメリットを知るのが先決です。

選ぶ際にそのメリットをいかに活用できるかが、お得なデビットカードを持つ近道となります。

【3位】審査がなく15歳から作れることが多い

まず、デビットカードはクレジットカードと比べて比較的に簡単に作ることができます。

デビットカードは基本、15歳以上で申し込みする銀行の口座を持っていれば審査無く作れることが多いです。

【2位】使いすぎや払い忘れの心配がない

そもそもデビットカードとは、紐づいている預金口座残高の範囲で決済できるカードのことを言います。

デビットカードで決済をした場合、その場で預金残高から利用金額分が差し引かれるため、使いすぎや払い忘れの心配がありません。

すぐに反映された利用明細がWEB上で確認できるため、ネット上で家計簿をつけるような感覚でお金の管理もできます。さらに、デビットカードを持つことによりATMでお金を下ろす必要がないので、手数料の節約ができるのもポイントです。

そのため、デビットカードはクレジットカードとキャッシュカードの2枚持ちをするよりもお金の管理がしやすいことでしょう。

【1位】ポイント還元や割引サービスが受けられる

最も大きなメリットは、デビットカードは利用額に応じたポイント還元やキャッシュバックサービスATM手数料割引などの特典があるという点です。

後ほど、具体的にデビットカードの還元率や割引特典の比較をしますので、ぜひ参考にしてみてください。

銀行系デビットカードなら手数料割引サービスが多い

デビットカードは、クレジットカード会社での発行ではなく銀行で発行しているため、自分がよく利用している口座の銀行で作成するのが一般的です。

その理由は、発行元の手数料割引があることが多いからで、一口に手数料と言ってもコンビニATM利用手数料や他行宛や本人名義の振り込みの手数料など様々な割引があります。

デビットカードのサービス内容についてよく分からないという方もいるかと思いますので、基本的な内容について確認していきましょう。

実店舗がある銀行のデビットカードを比較

キャッシュバックよりポイント還元の方が高い

本題となるデビットカードの還元率の差ですが、まずは下の表を見てみてください。

カード名 還元率 左の還元条件
みずほJCBデビットカード キャッシュバック0.2% -
三井住友銀行デビットカード キャッシュバック0.25% 初期設定
ポイント0.5% SMBCポイントパックを設定
三菱UFJデビット キャッシュバック0.2% VISAを選択
ポイント0.3~0.5% JCBを選択
イオンデビットカード ポイント0.5~1% -
りそなデビットカード ポイント0.5% りそなデビットカードを選択
マイル0.5% りそなデビットカード〈JMB〉を選択

実は、中には初期設定だとキャッシュバックサービスで手間がかからない代わりに、還元率が低いものがあります。

逆に、自社ポイントプログラムに変更することで倍にも還元率が跳ね上がることがあるので、よりお得な還元率を求めるなら設定変更のひと手間をかけてみましょう。

また、りそな銀行のりそなデビットカードは通常月間利用額1,000円ごとにクラブポイントが5ポイント付与されますが、りそなデビットカード〈JMB〉を選択することで、利用金額200円ごとに1マイル貯まるという単位さえも変わってきます。

月3万利用なら年間1,000円以上お得に

還元率が変わると、具体的にどれほどお得になるのでしょうか?

仮に毎月3万円を使い続けた場合、1年間で手に入る還元を表にしてみましたので比較してみましょう。

カード名 還元
みずほJCBデビットカード 720円(キャッシュバック)
三井住友銀行デビットカード 900円(キャッシュバック) 1,800P
三菱UFJデビット 720円(キャッシュバック) 1,080~1,800P
イオンデビットカード 1,800~3,600P
りそなデビットカード 1,800P 1,800マイル

上の表の通り、例えば三井住友銀行デビットカードの場合、キャッシュバックでは900円になりますが、SMBCポイントパックを設定すると1,800ものVポイントになるので、900円相当の差がつきます。

また、三菱UFJデビットなら国際ブランドの違いで1,000円以上の差がつきます。

ここがポイント!
手間よりお得を望むなら、発行したい銀行に「他のカードの種類がないか」や「ポイントプログラムが複数がないか」といった点から、選ぶデビットカードを選択するみるようにしてみてください。

デビットカードの手数料割引を比較

続いて、デビットカードを持つことで得られる手数料割引も確認してみましょう。

カード名 手数料割引
みずほJCBデビットカード ・みずほ銀行/イオン銀行ATM時間外手数料
・みずほ銀行宛振込手数料(みずほダイレクト利用時のみ)無料
・条件達成でコンビニ(イーネット)ATM時間外手数料が月最大3回まで無料
・条件達成で他行宛振込手数料(みずほダイレクト利用時のみ)が月3回まで無料
三井住友銀行デビットカード ※以下はデビットカードではなく、キャッシュカードとしての特典
・条件達成で三井住友銀行当行本支店ATMと三菱UFJ銀行店舗外ATMのATM時間外手数料が無料
・条件達成でコンビニATM利用手数料と時間外手数料が月最大3回まで無料
・条件達成でPayPay銀行本人名義口座の振込手数料(SMBCダイレクト利用時のみ)が無料
・毎月25日と26日はATM時間外手数料無料
・カードローンはATM時間外手数料やATM利用手数料が無料
三菱UFJデビット デビットカード特典で手数料割引制度はなし。
別途、「メインバンク プラス」という手数料割引制度がある。
イオンデビットカード ・イオン銀行ATMで手数料無料
・ゆうちょ銀行、みずほ銀行のATMで手数料無料
・イオン銀行間の振込み手数料無料
・他行宛振込手数料が月最大5回まで無料(「イオン銀行Myステージ」に応じて変動
りそなデビットカード ※以下はステータス(条件達成)に応じた特典
・りそなグループATMご利用手数料無料
・コンビニATM利用手数料が月最大3回まで無料
・他行ATM手数料が月最大3回まで無料
・マイゲート・りそなグループアプリ振込手数料が月3回まで半額~無料

以上からわかることは、追加で契約した割引サービスや条件達成によって得られるステージ制を導入しているところが多く、カード有無に関わらず口座を持っていてよく利用する人を優遇した割引を受けられるようになっています。

ところが、みずほ銀行やイオン銀行のデビットカードのようにデビットカードに直接手数料割引特典が付帯してるカードもありますので、やはりデビットカード持つことには大きくメリットがあると言えるでしょう。

人気ネット銀行のデビットカードを比較

近年では実店舗がないネット銀行も人気です。ネット銀行でもデビットカードを発行している所はたくさんあります。

まず、ネット銀行で特に人気のGMOあおぞらネット銀行楽天銀行のデビットカードをご紹介します。

ポイント還元率はどちらが高い?

GMOあおぞらネット銀行Visaデビットと楽天デビットカードの還元率は以下の通りです。

カード名 還元率
GMOあおぞらネット銀行Visaデビット キャッシュバック0.6~1.2%
楽天デビットカード ポイント1%

GMOあおぞらネット銀行Visaデビットは「カスタマーステージ」という利用状況に応じたステージ制を導入しています。

利用額や外貨普通預金の残高に応じてステージが上がり、最高ランクであるとGMOあおぞらネット銀行Visaデビットのキャッシュバック率は1.2%という高還元になります。

一方で楽天デビットカードは通常1%という最初から高還元です。さらに、楽天デビットカードとは別に、楽天銀行なら振込や入金、支払いなどの銀行サービスにもポイントが付きます。

外貨預金がよくわからないという方や、ステージの条件を気にせず常に高還元を求めるなら、楽天デビットカードの方が扱いやすくておすすめです。

Visaデビットなら他行宛振込手数料が最大月20回無料

GMOあおぞらネット銀行Visaデビットなら、他行宛振込手数料が最大月20回も無料になります。

20回という回数は外貨普通預金残高500万円以上のステージに至ることが必要ですが、頻繁に取引をするような人には非常に心強い回数です。

そこで、無料回数のステージ別に楽天銀行のハッピープログラムと並べて比較してみましょう。

ATM出金手数料無料回数(月) 他行宛て振込手数料無料回数(月) ステージ条件
A R A R A R
- 0回 - 0回 - ハッピープログラムエントリーのみ
- 1回 - 1回 - 残高10万円以上または取引5件以上
2回 2回 1回 2回 なし 残高50万円以上または取引10件以上
5回 5回 3回 3回 外貨普通預金残高30万円以上、またはVisaデビットご利用額30万円以上※判定対象期間の3カ間の合計金額 残高100万円以上または取引20件以上
7回 7回 7回 3回 外貨普通預金残高300万円以上 残高300万円以上または取引30件以上
20回 - 20回 - 外貨普通預金残高500万円以上 -
A:GMOあおぞら銀行、R:楽天銀行

ちなみに、ステージ変更のチャンスはGMOあおぞら銀行のカスタマーステージが年4回(毎年1月、4月、7月、10月)で、楽天銀行のハッピープログラムが年12回(毎月)です。

楽天銀行はステージ条件のハードルが低めですが、他行宛振込手数料無料の回数が最大3回と決して多くはありません。そのため、どれほど回数が必要かを考えた上で、選んでみて下さい。

他にも注目して欲しいネット銀行のデビットカード

特に人気なふたつのネット銀行からデビットカードの還元率と手数料割引特典を比較してみましたが、他にもおすすめのネット銀行のデビットカードをもう2つだけご紹介します。

ソニー銀行「Sony Bank WALLET」

Sony Bank WALLET

ソニー銀行のSony Bank WALLETはVisaデビット機能がついたキャッシュカードです。

Sony Bank WALLETを持つメリットに以下のようなものがあります。

  • Club Sのステータスに応じて、お買物金額の0.5~2%のキャッシュバックを受けられる。
  • 他行への振込手数料の無料回数が1回アップ
  • 全国のコンビニATM、提携ATMからの引き出しも原則24時間月最大4回まで無料になる
  • 貯めた外貨を外貨のまま世界で使える

とりわけ貯めた外貨を海外でそのまま現地通貨として引き出せるのは、ソニー銀行ならではの特徴です。

旅先での両替をする必要もなくなりますし、外貨預金の残高が足りない場合も「円からアシスト」により普通預金から不足分を自動チャージしてもらえますので安心です。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)「Visaデビットカード」

PayPay銀行 Visaデビットカード

PayPay銀行は人気電子決済サービスの「PayPay」の残高への入出金がいつでも何回でも手数料無料になる唯一の銀行です。

ATM手数料は毎月1回目(入出金それぞれ1回)が条件無く無料で、2回目以降は3万円以上なら何度でも無料になります。

とはいえ、2回目以降は手数料がかかる可能性があることからも、Visaデビットカードを持つと非常に便利です。直接PayPay銀行の残高を使える手段ですので、ATM手数料を気にせずお買い物に利用したい方にピッタリではないでしょうか。

デビットカードは預金残高内でしか使えない点には注意

デビットカードを持つデメリット、それは預金残高の範囲内でしか利用できないことです。

預金以上の利用、後払いで上手にお金のやりくりをしていきたいという方はクレジットカードの方が向いているでしょう。

クレジットカードとの大きな違いは即払いと後払い


申込後の審査はあり?なし?

デビットカードとクレジットカードの大きな違いは、申込後の審査の有無と、利用金額の支払いが即払いか後払いかの2つです。

前者に関して、デビットカードは基本15歳以上で申込する銀行の口座を持っていれば比較的簡単に作ることができます。

クレジットカードも申込をしてから発行可否の審査が行われますが、一般的にデビットカードはクレジットカードよりも審査に通りやすい傾向があります。

デビットカード クレジットカード
申込後の審査 あり
クレジットカードより優しい
あり
利用金額の支払い 利用後すぐに口座から引き落とされる 毎月決められた引き落とし日に支払い。即日引き落としとはならない

利用分の支払い方法についても違いがあり、デビットカードは決済後すぐに、紐づいている銀行口座の預金から即日引き落としされます。

しかし、クレジットカードはそうではありません。毎月決められた引き落とし日に指定した銀行口座からまとめて引き落とされます。

手持ちがなくても限度額内であれば決済できるので、給料日前でお金がないというときも安心できますし、分割やリボ払いができるため、貯金がなくても高額な買い物がしやすいです。

クレジットカードのメリットとデメリット

クレジットカードのイメージ画像

クレジットカードは、デビットカードとは異なり銀行以外に様々な会社で発行されています

そのため、各社が独自に行なっているサービスが受けられるのが魅力です。

また、支払や還元の特典以外にも旅行特典やグルメ特典などの日常生活を充実させるようなサービスを付帯させていてるカードもあります。

一方でクレジットカードのデメリットは、使いすぎてしまう可能性がある点です。

クレジットカードは、手持ちがなくても限度額内であれば支払いを後回しにして決済することができますので、自分の経済状況を見ながら利用額を管理していかなければなりません。

様々な新規入会キャンペーンも要チェック!
クレジットカードは5,000円相当のポイントや期間限定の還元率UPなど、新規入会キャンペーンを実施しているところがあります。
詳しくは以下のリンクをチェックしてみてください。
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銀行発行のデビットカードは還元率と手数料割引で選ぼう

デビットカードを持つことで得られるメリットを今一度振り返りましょう。

  • 審査がなく15歳から作れることが多い
  • 使いすぎや払い忘れの心配がない
  • ポイント還元や割引サービスが受けられる

この中でデビットカードの選択肢に注目してほしいのが、ポイント還元と割引サービスです。

なるべく高還元のカードを求めることはもちろん、銀行のATM手数料や他行宛振込手数料の割引サービスを確認し、メリットを感じられるようなデビットカードを作るのがおすすめです。

ただ、「本当はクレジットカードを持ちたいけれど審査が不安だから」という理由の方はデビットカードを選ぶのではなく、まずは審査のハードルが低めのクレジットカードに挑戦してみることをおすすめします。

さらに詳しく!
デビットカードでは利用実績(クレヒス)がつきません。メリットとデメリットを理解した上で、デビットカードかクレジットカードかを選びましょう。




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