消費者金融系クレジットカードはデメリットが多い?意外と知らないメリットを各発行元と比較
「消費者金融系はデメリットだらけ?」「消費者金融系のクレジットカードは実際どうなの?」
消費者金融系クレジットカードと聞くとマイナスな印象を抱く方もいるでしょう。
しかし、幅広い方が申し込み可能な点や発行スピードの速さなど、消費者金融系だからこそのメリットも多く、実は発行している人も多いのです。
今回は消費者金融系のクレジットカードが気になるあなたに、発行すべきかどうか、メリットやデメリットを各発行元と比較しつつ解説します。
・各発行元の中で消費者金融系は独自の審査基準
・消費者金融系ならではのメリットや配慮がある
・クレカ初心者こそまずは消費者金融系がおすすめ
クレジットカード初心者にも実はおすすめ
消費者金融系のクレジットカードなら申し込みのしやすさを活かして、幅広い方が信用情報を積んでいけることが強み
ACマスターカード
年会費 | 審査時間 | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | ※1 | 受取 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.25% | 最大800万円※2 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※2:800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。
消費者金融系のクレジットカードの特徴を各発行元と比較
各発行元ごとの特徴
クレジットカードの発行元は大きく分けて下記の4つに分類できます。
- 銀行系
- 信販系
- 流通系
- 消費者金融系
銀行系カードは銀行が発行するカードで、信販系カードは代金の建て替えやローンなどを行う会社が発行するカードでクレジットカードでいえば老舗にあたることが多いです。
流通系カードは、百貨店やスーパーなど小売業を行う会社が発行するカードのことで、消費者金融系カードは、個人の小口融資を行う会社が発行するカードのことです。
発行元 | 特徴 | 付帯サービス |
---|---|---|
消費者 金融系 |
独自の審査基準と幅広い申込基準 | 付帯特典や保険がないが発行速度やキャッシング利用が強み |
流通系 |
特定加盟店での優待特典が充実 | 特定の加盟店を多く使う向けの特典が多い |
信販系 |
審査難易度と付帯特典も中間程度でバランス型 |
カードによって様々な 特典や保険が付帯 |
銀行系 |
ステータスやセキュリティ面に優れるが審査難易度は高め | 特典や保険が充実しているものが多い |
上記のように、各発行元によって付帯特典や保険、審査難易度が異なります。
消費者金融系クレジットカードのデメリットとは?
消費者金融系のクレジットカードには、特典や保険が基本的にないこと、ETCカードや家族カード発行などができないことがデメリットです。
特典や保険、ETCカードの発行を求める方にとっては消費者金融系のカードは不向きですが、特に付帯サービスの利用機会がない方にとっては、普通のクレジットカードとしての使い勝手は申し分ないためデメリットはそこまで気にならないかもしれません。
また消費者金融系カードの代表格ともいえる、ACマスターカードは「支払いが自動的にリボ払いになる」という特徴があり、この点がデメリットと感じる方も多いかもしれません。
ただし、あまり知られていませんがACマスターカードでは、毎月「最低返済額」以上であればいくら返済しても自由ですので、最初の返済日に一括で返せるなら、リボ払いの金利はゼロになります。
つまりは金利のかからない、実質的に一括払いの要領で清算を行うことも可能となっています。
Aその日に発行ができる
B特典や保険を求める人には不向き
消費者金融系は申し込みやすさがポイントの一つ
各発行元の中でも、消費者金融系のクレジットカードは独自の審査基準によって申し込みやすいことがポイントの一つといえます。
消費者金融系以外の発行元の場合は、審査において職業や年収などを重視されることがほとんどですが、消費者金融系の審査の場合ではそこまで重要ではありません。
そもそも消費者金融とは、すぐにお金が欲しいという方にお金を貸して、返済時の利息で利益を得る「お金に悩みのある方」に向けたビジネスとなります。
そのため、他の発行元では重視される、年収や職業、過去の借入や金融事故履歴よりも、ビジネスモデルの性質も考慮した、現在の申込者の状況を重視する審査がされるのです。
消費者金融系クレジットカードならではのメリットや配慮がある
アルバイトやパートの方でも申し込みと最短即日発行が可能
消費者金融系クレジットカードは、職業や年収が多いかどうかを重視せず、安定した収入があればアルバイトやパートの方でも申し込みが可能です。
そのほかにも、独自のスピーディな審査により発行が可能で、クレジットカードが欲しいと思ったその日に手に入れることが可能であるのは、消費者金融系クレジットカードだからこそのメリットです。
電話連絡や明細の郵送なしで利用可能
消費者金融系のクレジットカードにいくら魅力を感じていたとしても、周囲の人に使っていることを知られたくないという人もいるかと思います。
そういったニーズにも応えるべく下記のような配慮がなされています。
- 発行時の電話連絡を無しに選択可能
- 利用明細を紙面以外でもATMから確認可能
- シンプルな券面デザイン
ちなみにアコム発行のACマスターカードの券面はこちらです。
普段使っていても特に違和感のないシンプルなデザインとなっています。
クレジットカード初心者こそまずは消費者金融系がおすすめ
クレジットカード初心者にこそ消費者金融系のクレジットカードは向いていないのではないか、と思う方も多いかと思います。
しかし、クレジットヒストリーについて詳しく知ると消費者金融系のカードが、なぜ初心者にこそおすすめか分かるでしょう。
クレジットヒストリーという意外な落とし穴
クレジットヒストリーとはクレジットカードの利用履歴のことで信用情報機関に登録されています。
きちんと支払いを行った履歴だけでなく、支払いを延滞した履歴も記録され、きちんと支払いがされていけば信用情報としてクレジットカードの発行や、ローンや借入などの新規契約の際にプラスに働きます。
逆に、支払いの延滞のようなネガティブな履歴は信用情報の傷として、新規契約の際に受理されずらくなります。
意外と知られていないのが、信用情報に傷があることに加えて、クレジットカードを全く利用したことがないという場合でも新規契約の際にはマイナスに働くのです。
それは、クレジットカードを全く利用したことがない場合だと、実績がないため信用できるかどうかの判断ができないためです。
ただし、消費者金融系のクレジットカードであれば、重視されるのはクレジットヒストリーではなく現在の申し込み者の状況であるため、今までクレジットカードを使ったことがないけど発行してみたい、という方でも発行のチャンスがあります。
消費者金融系の発行しやすいカードで信用情報を育てよう
消費者金融系クレジットカードを初心者の方におすすめできるもう一つの理由としては、信用情報を育てやすいということです。
信用情報を育てるとは、クレジットカードできちんと支払いを行い、クレジットヒストリーを蓄積させ、よりランクの高いカードを発行したり、新規契約を結びやすくさせることです。
前述のように、今までクレジットカードを発行したことがない方や、クレジットヒストリーに傷がある方でも消費者金融系のカードは発行の可能性があり、信用情報を蓄積・回復させていくことが可能になります。
消費者金融系クレジットカードを発行するなら
消費者金融系のクレジットカードを発行するなら、ACマスターカードをおすすめします。
ACマスターカード
年会費 | 審査時間 | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | ※1 | 受取 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.25% | 最大800万円※2 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※2:800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。
ACマスターカードの申し込み資格は、※アルバイト・パートOKで幅広い方が申し込みやすいことから、当サイトでも一番申し込みの多いカードです。
ACマスターカードが選ばれる理由としては下記の特徴が挙げられます。
- 独自基準で審査が不安な人にもおすすめ
- 審査は(※)で土日祝含めの受取可能
- 年会費が永年無料で維持費がかからない
- 電話連絡や明細の確認、券面デザインの配慮
- 3秒スピード診断で審査通過の可能性をチェック
- 申し込みやすさを活かして、信用情報の蓄積がしやすい
もし審査が不安という方は、年齢・年収・カードローン他社お借入状況の3項目を記入するだけで審査の通過可能性が分かる、3秒スピード診断をしてみるのもいいでしょう。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
消費者金融系ならではの強みを活かすのも一つの選択肢
消費者金融系のクレジットカードは、幅広い方が申し込み可能かつ独自の審査基準で最短だとその日のうちにカードを作ることができます。
クレジットカードとしての基本的な機能+すぐにキャッシング利用が可能というのが、消費者金融系のカードの特徴で、クレジットカードに特典や保険を求める方にはおすすめできません。
ただし、クレジットヒストリーを蓄積できることがメリットの1つである消費者金融系のカードは、これまでクレジットカードを使ったことがない初心者の方に特におすすめです。
きちんと支払いを行っていくことで、いずれは気になった他のカードを発行しやすくなったり、ローンや借入などの新規契約の際に有利に働いてくれたりするでしょう。
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