ドコモユーザーにとって圧倒的におトクなクレジットカードといわれているのが、ドコモ発行のdカード GOLDです。このカードはゴールドカードということもあり、年会費は1万円（税別）と決して安くはありませんが、ドコモユーザーには、同じくドコモ発行で、年に1回のクレジット支払いにより次年度年会費無料となるdカードよりもおすすめできるカードとなっています。

ポイントは1～10%と高還元！

ドコモユーザーにとって大きなメリットとなるのが「ポイントサービス」です。

クレジット支払いで貯まるポイントは、ドコモが展開する共通ポイント「dポイント」で、基本はクレジット支払い100円（税込）ごとに1P（1円相当）の付与となります。そして、さらにdカード GOLDの会員には、毎月のドコモ携帯電話やドコモ光の料金1,000円（税別）ごとに100Pが付与されます。つまり、ポイント還元率は10％です。

dカード GOLDの公式サイトにある試算では、携帯電話料金が毎月9,000円（税別）なら、1年間で1万800ポイントが貯まり、それにドコモ光の料金が毎月4,000円（税別）加わると、合計で年間1万5,600ポイントが貯まるとあります。これだけですでに年会費以上のおトクとなるわけですが、ここへさらにゴールドカードならではの特典や、ドコモでおトクになる特典がつくのです。

そのdカード GOLDをさらにおトクで便利に使うために、あえてほかのクレジットカードと併用するという裏技的な方法があります。どういうことか次に説明しましょう。

dカード GOLDをお得に使う裏技

実はdカード GOLDにおける、ドコモ携帯電話やドコモ光の料金に対するポイント10％還元は、それらの料金のクレジット支払い金額に対して通常の10倍のポイントが付与されているわけではありません。ドコモ携帯電話料金やドコモ光の料金をdカード GOLDで支払っても、それに対してポイントが付与されるわけではないのです。

では、ポイント10％の内訳は何かというと、 1％分はdポイントクラブ会員に対する進呈で、残りの 9％分はdカード GOLDの会員に対する特典としての進呈となります。

そして、ここが重要ですが、dカード GOLDの会員は同カードで支払っていてもいなくても、その特典ポイントをもらえるということです。そのため、dカード GOLDを所持している人が、ほかのクレジットカードでドコモ携帯電話料金やドコモ光の料金を支払うと、10％分のポイントに加え、その支払いクレジットカードのポイントも得られることになります。つまり、ポイントの二重取りが可能なのです。

では、dカード GOLDとの併用におすすめのクレジットカードは何でしょうか？　ポイント二重取りが目的ならポイント還元率が高いカードを選べばよく、年会費無料ならさらにいいでしょう。その観点からここでおすすめしたいのが楽天カードとの併用です。

次に、各カードの特徴を紹介しましょう。

dカード GOLDの特徴

国際カードブランド・年会費

国際カードブランドはVisaかMasterCardから選べ、年会費は1万円（税別）です。

dポイントが貯まる

クレジット支払い100円（税込）ごとに1P（1円相当）のdポイントが貯まり、dカードが特にお得になるお店ではそれに加えてさらに1％以上のdポイントが付与されます。dカードが特にお得になるお店にはドコモ関連ショップのほか、JAL、JTB、高島屋、伊勢丹、三越、マツモトキヨシ、AOKI、コナカなどがあります。

貯めたdポイントは、ドコモの携帯電話料金やドコモ商品の購入に使えるほか、Amazonや無印良品ネットストアなどのネットショップや、ローソン、ファミリーマート、マクドナルド、サンマルクカフェ、マツモトキヨシ、高島屋、AOKI、東急ハンズ、オリックスレンタカーなどのdポイント加盟店で支払いにあてられます。

ケータイ補償

利用中の携帯電話端末が紛失・盗難または修理不能（水濡れ・全損など）となり、同一機種・同一カラーの新しい端末をドコモショップなどでdカード GOLDを利用して購入した場合に、その購入費用の一部が補償されます。補償期間は購入後3年間、補償金額は最大10万円です。

ショッピング保険

年間最大300万円のお買い物安心保険（ショッピング保険）が付帯します。

旅行関連の特典

全国28空港で無料利用できる空港ラウンジサービスと、海外最高1億円・国内最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯します。

電子マネー・iDの機能が付帯

電子マネーへのチャージにはポイントが付与されませんが、カードには電子マネー・iDの機能が付帯しており、その利用分についてはポイントが付与されます。

追加カード

家族カードの年会費は1枚目無料で、2枚目以降は1,000円（税別）となります。ETCカードについては初年度年会費無料で、年間1回でもETCカードの利用があれば次年度も年会費無料となります。利用がない場合の年会費は500円（税別）です。

楽天カードの特徴

国際カードブランド・年会費

国際カードブランドはVisa、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレスから選べ、年会費は無料です。

楽天ポイントが貯まる

クレジット支払い100円につき1P（1円相当）の楽天ポイントが付与されます。さらに、楽天市場の利用ではポイント最大3倍に、楽天トラベルでは最大2倍に、街ナカの楽天ポイント加盟店では最大でポイント3倍のポイントアップとなります。

貯まったポイントは、楽天グループのサービスで支払いにあてられるほか、街ナカの楽天カードポイント加盟店で支払いに使えます。また、電子マネーの楽天EdyやANAマイルへの交換もできます。

旅行関連の特典

旅行代金をクレジット支払いすることで最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。そのほか旅行でおトクな特典として、海外レンタカー10％オフ、携帯・Wifiルーターレンタル20％オフ、手荷物宅配優待サービス、ハワイ・ワイキキの専用ラウンジの利用などの特典を利用できます。

そのほかの補償

ネットショッピングにおいてカード情報を盗用された場合に不正利用分が補償される「ネット不正あんしん制度」や、楽天市場で購入した商品が届かない場合に請求が取り消される「商品未着あんしん制度」により、安心してネットショッピングができます。

電子マネー・楽天Edyの機能が付帯

カードには楽天Edyの機能が付帯しており、楽天カードからのチャージで0.5％分のポイントが、楽天Edyの利用で0.5％のポイントが付与されます。

追加カード

家族カードは年会費無料で作れます。ETCカードについては年会費540円（税込）となります。

ポイント進呈ルールの変更について

2022年4月1日(金)より、一部サービスについて、楽天ポイントの進呈ルール（進呈対象金額）が下記のとおり変更されます。

• 変更前：消費税をポイント進呈対象金額に含む
• 変更後：消費税をポイント進呈対象金額に含まない

楽天市場の変更点

対象サービス	変更タイミング	ポイント付与の対象金額
		変更前	変更後
通常購入	2022年4月1日(金)00:00 以降の注文	1商品ごとの税込購入金額	1商品ごとの税抜購入金額
定期購入 頒布会 予約購入	2022年4月1日(金)00:00 以降に確定された注文	注文確定時の税込購入金額	注文確定時の税抜購入金額

その他変更となる対象サービス

変更後のポイント進呈ルールについては、各サービスごとに条件等が異なる為、各サービスサイトをご確認ください。
※条件達成など固定値でのポイント進呈を行っているケースについては、ポイント進呈ルールの変更はございません。

楽天トラベル	楽天西友ネットスーパー	楽天イーグルス	楽天エナジー（楽天でんき・楽天ガス）
Vacation STAY	楽天Car	楽天コレクション	Rakuten Super English
RAXY	楽天ぐるなびデリバリー	楽天チケット	楽天全国スーパー（3月1日追加）
J-LEAGUE ONLINE STORE	楽天ぐるなびテイクアウト	楽天モバイル（ドコモ回線・au回線）	ヴィッセル神戸（3月1日追加）
楽天マガジン	楽天ビューティ	楽天シニア

引用：Rakuten PointClub公式サイトより

※楽天ポイントカードでは、ごく一部の加盟店を除きポイント進呈対象金額に変更はございません。

では、この2つのカード、dカード GOLDと楽天カードを組み合わせると具体的にはどういうおトクがあるのでしょうか？　次にその4つのおトクを説明しましょう。

dカード GOLD×楽天カードの4つのおトク

①ドコモ携帯電話料金とドコモ光の料金支払いでポイント二重取り

すでに説明したように、dカード GOLDを所持していれば、支払い方法を問わずドコモ携帯電話料金とドコモ光の料金の10％がdポイントとして還元されます。そこで、それらの料金を楽天カードで支払うと、それに対して付与される1％分の楽天ポイントとのポイント二重取りとなり、合わせて11％分がポイント還元されることになります。

もちろん、ほかのクレジットカードでも同じことができますが、楽天カードはポイント還元率が高く、かつ年会費無料であるため二重取りのメリットを十分生かせます。

②海外旅行傷害保険がより充実する

クレジットカードの海外旅行傷害保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種があり、前者はカードを所持しているだけで保険が付帯する一方で、後者はそのカードで旅行代金を支払った場合にのみ保険が付帯するという違いがあります。

dカード GOLDの海外旅行傷害保険は自動付帯で、楽天カードは利用付帯となるので、旅行代金を楽天カードで支払うと、dカード GOLDの保険とダブルで付帯することになります。（死亡・後遺障害に関しては加入保険のうち最高額が限度となります）たとえば、dカード GOLDの傷害・疾病治療費用補償は300万円（1事故・1疾病）、楽天カードのほうは200万円となっているので最高500万円の補償となります。

dカード GOLDの海外旅行傷害保険は本会員や家族会員以外にも、生計を同一にする配偶者（事実婚・同性パートナーとの事実婚を含む）や19歳未満で同居の親族、19歳未満で別居の未婚の子どもも含む広い範囲にまで適用されるので家族旅行などにも安心です。楽天カードの保険は、そこへさらなる補償をプラスするものと考えればいいでしょう。

なお、dカード GOLDの最高5,000万円の国内旅行傷害保険は利用付帯となっています。楽天カードのほうには国内旅行傷害保険は付帯しないので、海外旅行の料金は楽天カードで、国内旅行の料金はdカード GOLDで支払うという使い分けをすればいいでしょう。

③街ナカのポイント加盟店での利用がもっとおトクになる

クレジットカードのポイントを貯めるうえで意外と大きな要素となるのが街ナカのポイント加盟店の存在です。dカード GOLDにはdポイントカードとしての、楽天カードには楽天ポイントカードとしての機能もあり、たとえ現金払いであってもレジで提示するだけでポイントが貯まりますから、各ポイントの加盟店では現金払いのときでも提示を忘れないようにしたいところです。

dカード GOLDと楽天カードの2枚があると、その分、街ナカのポイント加盟店を利用する機会も増え、よりポイントが貯めやすくなります。また、そこにQRコード決済（d払い／楽天ペイ）を併用するとポイントの三重取りも可能となり、カードが2枚あることでdポイントか楽天ポイントのどちらかにポイントをまとめやすくなります。たとえば、dポイント加盟店で楽天ポイントも貯めることも可能なのです。

まず、ポイント加盟店でのQRコード決済によりポイント三重取りになることについて説明すると、決済方法をdカード GOLDに設定したd払いアプリで支払うと、d払い決済に対して0.5％分、dカード GOLD決済に対して1％分、dポイントカード提示に対して1％が付与（1％還元店舗の場合）され、合わせて2.5％分のdポイントが貯まります。

これは、楽天ポイントでも同じで、決済方法を楽天カードに設定した楽天ペイアプリで支払うと、楽天ペイ決済に対して0.5％分、楽天カード決済に対して1％分、楽天ポイントカード提示に対して1％が付与（1％還元店舗の場合）され、合わせて2.5％分の楽天ポイントが貯まることになります。

そして、カードが2枚あるとポイントをどちらかにまとめやすくなるというのは、たとえば、楽天ペイで支払いつつdカード GOLDをdポイントカードとして提示して両方のポイントを得るといった使い方のことを指しています。これなら、dポイント加盟店で楽天ポイントを貯めたり、その逆に楽天ポイント加盟店でdポイントを貯めたりできるわけです。

また、各QRコード決済アプリに登録するクレジットカードの選択によってもポイントをまとめやすくなります。たとえば、dポイントのほうになるべく多くポイントをまとめたければ、楽天ペイの決済クレジットカードをdカード GOLDに設定すればいいでしょう。そうすると、楽天ペイで支払いつつdポイントも貯まっていきます。

④Apple Payがもっと使いやすくなる

iPhoneにクレジットカードや交通系ICカードを登録して使えるApple Payを店舗で使う場合、電子マネーのiDかQUICPay決済の形となり、それぞれの加盟店で支払いができます。

iD決済になるかQUICPay決済になるかはクレジットカードの種類によって異なり、dカード GOLDはiD決済に、楽天カードはQUICPay決済となります。そこで、Apple Payにdカード GOLDと楽天カードの両方を登録しておくと、iD決済店でもQUICPay決済店でも使え、Apple Payがもっと使いやすくなります。

dカードは楽天銀行引き落としできない

様々なお得があるdカード GOLDと楽天カードの併用という活用方法ですが、ひとつ注意点をあえてあげるとするならば、dカードは楽天銀行の引き落としに対応していないということです。楽天銀行を利用したポイントGETの手段は取れないため、注意しましょう。

dカード・dカードGOLDともに現在入会キャンペーンを実施中です。ご入会やキャンペーンへのエントリー、カードの利用によってプレゼントされる内容が変化します。

dカード ご入会&エントリー&ご利用で最大4,000ポイントプレゼント(dポイント、期間・用途限定)

dカードGOLD ご入会&エントリー&ご利用で最大12,000ポイントプレゼント(dポイント、期間・用途限定)

入会キャンペーンプレゼントは「dポイント」

dカード・dカードGOLDの入会特典はdポイントとしてキャッシュバックされるので注意しましょう。

ポイントは基本的に1ポイント→1円として使用できます。ぜひこのお得なキャンペーンを活用して、大量ポイントをゲットしてみてください。

ｄカードの入会キャンペーンへ申し込む
dカードGOLDの入会キャンペーンへ申し込む

期間限定で最大が貰える楽天カード新規入会＆利用キャンペーンが実施中です！

貰えるポイントの内訳は、新規入会特典として、カード利用特典としてです。

さらに、家族や友達に楽天カードを紹介すると紹介者は1名につき付与され（上限1ヶ月10名）、紹介された方はが付与されます！

ポイントを貰うための注意点

注意点として、入会後にはかならず「楽天e-NAVI」に登録する必要があるので、入会したらすぐに登録しましょう。半年以内でないと受け取ることができません。

さらに、最大の注意点として、カード利用特典で貰えるポイントは「期間限定ポイント」であり、有効期限内にポイントを使うことを覚えておきましょう。

せっかくのお得なキャンペーンなので、最大の取りこぼしが無いように入会しましょう。

入会キャンペーンへ申し込む

楽天カード2枚目作成＆利用で1,000ポイント獲得！

さらに、既に楽天カードをお持ちの方で、2枚目のカードを発行する方が参加できるお得なキャンペーンを実施中です。

楽天カード/楽天PINKカードの2枚目を発行し、届いたカードを申し込み翌月末までに1回以上利用した方が対象に、期間限定ポイント1,000ポイントが進呈されます。

2枚目を持てば、欲しい国際ブランドやデザインのカードが持てるほか、ご利用明細や引き落とし口座はカード毎に別にできるので、利用シーンによってカードを管理しやすくなります。

他に類を見ない稀なキャンペーンですので、既に楽天カードを持っている方はお見逃しなく！

入会キャンペーンへ申し込む

カードお申し込み時の選択内容によってポイント獲得！

「自動リボ払い」に登録＆利用で、最大5000ポイントを獲得できるキャンペーンや、
キャッシング枠の希望で最大2000ポイントを獲得できるキャンペーンも実施中です。

気になる方は、ポイントも貯まるこの機会にぜひ選択してみて下さい！

入会キャンペーンへ申し込む

ポイント還元率1％と高い還元率のdカード GOLDは、ドコモ以外での支払いでも十分ポイントが貯まりやすいカードであり、d払いやdポイント加盟店・特約店の利用により、さらに効率よくポイントを貯めることができます。

もちろんauやソフトバンクのユーザーにとってもdカード GOLDは十分おトクに使える1枚といえますが、やはりドコモ料金が10％ポイント還元になったり、ドコモ携帯にケータイ補償が適用されたりすることを考えるとドコモユーザーに最もおすすめのカードだといっていいでしょう。

利用額に応じてお得なクーポンをGETできる

ドコモユーザーにとっておトクなもう1つの特典として、年間のクレジット利用額に応じてプレゼントされるクーポンについても触れておきましょう。年間合計額が100万円（税込）以上で10,800円相当の、200万円（税込）以上で21,600円相当のクーポンがもらえるので、これだけでも年会費相当以上のメリットとなります。もらえるクーポンには「ケータイ購入割引クーポン」「d fashionクーポン」「dトラベルクーポン」「dショッピングクーポン」「dデリバリークーポン」などがあります。

以上のことから、ドコモユーザーにdポイントカードGOLDをおすすめできる理由がよく分かってもらえたと思います。これをメインカードにして楽天カードを併用することで、このカードの良さをさらに引き出すことになるのです。