家電量販店で利用できる電子マネーを徹底解説! 還元率が高いのはどの電子マネー?
「家電量販店でどの電子マネーが使える?」
「還元率の高い電子マネーはどれ?」
家電量販店では高額なお買い物になることが多いため、折角ならポイントも無駄にしたくないと考える方も多いでしょう。
そこで、今回は「家電量販店で使える電子マネー」・「還元率の高い電子マネー」について詳しく解説していきます。
・家電量販店で使える電子マネー
・家電量販店で還元率の高い電子マネー
・電子マネーとクレジットカードを合わせるとさらにお得
年会費でポイントが貯めやすい!
海外ツアー代金をカード決済すれば海外旅行保険も適用になります。
楽天カード
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 1.0%※1 |
ポイントサービス | 楽天ポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
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550円(税込)※2 | 1週間程度 | ~100万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
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Apple Pay・Google Pay 楽天edy |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。※2:楽天会員の会員ランクがダイヤモンド会員様・プラチナ会員様は無料。それ以外の会員様は550円(税込)。
電子マネーの種類とは
現金を使わない支払いの一般化が進行していますが、そのなかでよく利用されているのが電子マネーになります。
クレジットカードは、ポイントプログラムが付帯されるというメリットがありますが、発行するにはカード会社の審査を受けなければなりません。
しかし、電子マネーを利用するのみのカードならば、クレジット機能がないことから審査が必要なく、利用するとポイントが貯まるのでクレジットカードを発行する自信がない方や、カードを使いすぎるという心配がある方におすすめです。
どんな電子マネーがある?
電子マネーの例
Suica | 交通系IC |
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iD | 後払い式 |
nanaco |
セブンイレブンやイトーヨーカドーでの支払いがおトク |
WAON | イオンでの支払いがおトク |
auWALLET | au関連のポイント還元率が上昇 |
Yahoo!マネー |
「かんたん決済」の利用でヤフオクがおトクとなり、Tポイントとも提携 |
QUICPay | クレジットカードと併用してポイント二重取り |
楽天Edy | 楽天カードと併用することでポイント還元率アップ |
LINE Pay |
コード決済サービスもあり、還元率アップキャンペーンが多い |
日常的に利用する電子マネーとしてはこれらがあり、それぞれに有力な特典やメリットが備わっています。
利用者の生活スタイルによって適した電子マネーは変わっていくので、しっかり吟味するようにしましょう。
家電量販店で利用できる電子マネーとポイント還元率
ここで、家電量販店を最もおトクに利用できる電子マネーは何かということを探っていきましょう。
ビックカメラやヨドバシカメラ、ケーズデンキなどを代表する家電量販店は高額な商品が多い上に、利用頻度が高いお店です。
まずはそんな大型量販店をおトクに利用できる電子マネーや、対応電子マネーを把握しましょう。
各家電量販店対応電子マネー
ビックカメラ | Suica、nanaco、WAON、楽天Edy、LINE Pay、au、QUICPay |
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コジマ | Suica、nanaco、WAON、楽天Edy、LINE Pay、au、QUICPay |
ヨドバシカメラ |
Suica、楽天Edy、iD、QUICPay、auWALLET、LINE Pay |
ヤマダ電機 | なし |
ケーズデンキ | 楽天Edy、au WALLET、LINE Pay→ポイント制度が無く現金値引き |
エディオン |
WAON、iD、楽天Edy、QUICPay |
ノジマ | 店舗次第 |
以上がメジャーな家電量販店チェーンにおける対応電子マネーとなります。
ビックカメラの傘下店がコジマとなっており、対応電子マネーは同じですが、ビックカメラはポイントプログラムのビックポイントが還元率10%になります。
ヨドバシカメラも楽天Edyならばポイントプログラムのヨドバシゴールドポイントが還元率10%です。
他には、ヤマダ電機は電子マネーを基本的に利用できず、ノジマは対応電子マネーが異なりますが電子マネー決済によってポイントプログラムであるノジマポイントの還元率が2%も低下してしまいます。
この2店は電子マネーを使えないお店と覚えておきましょう。
また、エディオンは電子マネーの利用でもポイントの還元率が変わらず、普段通りの利用が可能です。
ケーズデンキはお店独自のポイントプログラムはなく、代わりに値引きが多いものとなっており、電子マネーの利用で還元率アップと言ったことはありません。
電子マネーを利用したお得な買い方
家電量販店にて、電子マネーの力で、おトクにショッピングしたい場合、さまざまな利用方法があるので、特に強力な組み合わせを検証しいていきましょう。
ヨドバシカメラとビックカメラSuica
ヨドバシカメラならばビックカメラSuicaカードで決済をするのが、ポイント還元率を最も高くできる方法となります。
ビックカメラSuicaカードはSuicaのチャージ・オートチャージによってJREポイントの還元率が1.5%となります。
そして、チャージしたSuicaにてビックカメラでショッピングをするとポイントプログラムのヨドバシゴールドポイントが還元率10%にて獲得できます。
つまり、ビックカメラSuicaにてチャージしたSuicaでヨドバシカメラにてショッピングをすると、ポイント還元率が1.5%+10%→総還元率11.5%となります。
ビックカメラSuicaカードのまとめ
ビックカメラSuicaカード
年会費 | ・年会費524円(税込) ・カード発行初年度は年会費無料 ・年に1回以上のカード利用で年会費無料 |
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ポイントプログラム | ・ポイントプログラムはビックポイントとJREポイント ・ビックポイントは還元率0.5% ・ビューサンクスポイントは還元率0.5% ・Suicaチャージで還元率1.5%+ビックカメラでSuica機能支払いで還元率10%→還元率11.5% ・乗車券や定期券などをみどりの窓口、びゅうプラザ、券売機で購入したりSuicaオートチャージでビューサンクスポイント還元率3 ・エネオスサービスステーションとENEOSでんきへのカード払いで還元率2 ・スマフォアプリの「スマポ」に登録するビックカメラ来店で10スマポポイントが貯まる ・100スマポイント→100ビックポイントで移行可能 ・ビューサンクスポイントは商品と交換可能 ・1ビューサンクスポイント→2.5円でSuicaにチャージ可能 ・1,500ビックポイント→Suica1,000円分にチャージ可能 ・400ビューサンクスポイント→1,000ビックポイントに交換可能 ・4,000ビックポイント→1,000JALマイル ・1ビックポイント→1ソフマップポイント ・1ビックポイント→1コジマポイント |
特典・補償 |
・モバイルSuicaの年会費が当面無料 ・国内旅行傷害保険最高1,000万円利用付帯、海外旅行傷害保険が500万円自動付帯 ・定期券機能付きのビックカメラSuicaカードが紛失か盗難となったら連絡日から60日以内の不正利用を負担 |
ビックカメラとリクルートカード
ビックカメラは現金払いの場合、ビックポイントを還元率10%でゲットできるという仕組みになっており、クレジットカードで支払うと還元率が8%に落ち込んでしまいます。
しかし、電子マネーの支払いならばポイント還元率が10%となり、nanacoでの支払いならばnanacoポイント還元率0.5%も重なります。
これを利用すれば、ポイント還元率を最大11.7%にまで引き上げることも可能です。
ポイント還元率11.7%にするには、nanacoにどのクレジットカードでチャージするのかが重要です。
ここでおすすめなのが、nanacoにチャージすると還元率1.2%のリクルートポイントが貯まるリクルートカードです。
リクルートカードでnanacoチャージすると還元率1.2%、nanacoにてビックカメラで支払うと還元率0.5%、ビックカメラにて電子マネー決済はビックポイント還元率10%です。
これを総括しますとリクルートポイント1.2%+nanacoポイント0.5%+ビックポイント10%→総還元率11.7%ということです。
リクルートカード
年会費 | ・年会費無料 ・ブランドはJCB、MasterCard、VISAから選べる ・家族カードの年会費無料 ・ETCカードの年会費無料(MasterCardとVISAブランドは発行料が1,000円+税別) |
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ポイントプログラム | ・リクルートカードのポイントプログラムはリクルートポイント ・リクルートポイントの還元率は1.2% ・家族カードやETCカードの利用でもポイント獲得 ・ポイント有効期限は最終獲得月から1年後の末日まで ・じゃらんnetの予約と宿泊をカード払いで還元率3.2%、プランによっては還元率11.2% ・ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティでの予約と来店をカード払いで還元率3.2% ・ホットペッパーグルメのネット予約と来店にて予約人数×50ポイント ・ポンパレモールにてカード払いすれば還元率4.2%で商品によっては還元率が21.2% ・VISA、MasterCardはnanaco、モバイルSuica、楽天Edyへチャージするとポイント獲得対象 ・JCBはnanaco、モバイルSuicaへのチャージでポイント獲得対象 ・1ポイント→1円換算でじゃらんnet、ポンパレモール、Oisix×Ponta、ホットペッパーグルメ、ホットペッパーBeauty、キノギフト、MARQRELで使用可能 ・リクルートポイント→1Pontaポイントでポイント移行ができる |
特典・補償 | ・旅行代金をカード払いすれば海外旅行傷害保険は最大2,000万円、国内旅行傷害保険は最大で1,000万円 ・ショッピング保険は国内外ともに購入日から90日以内の破損・盗難には年間最大200万円 |
番外編:マルイ・モディ内の家電量販店にてエポスカード
家電量販店でおトクなクレジットカードは、電子マネー以外でもエポスカードの決済がおすすめです。
ポイントプログラムのエポスポイントはポイント還元率が0.5%とさほど高くありませんが、エポスカードは1年に4回「マルコとマルオの7日間」というマルイ・モディの商品が全品10%OFFという特典です。
マルイ・モディの中にも家電量販の店舗はあるため、「マルコとマルオの7日間」を狙ってカード決済すれば非常におトクにポイント獲得が可能です。
電子マネー以外で、おトクに家電量販店でショッピングしたいという方は、年会費無料クレジットカードなエポスカードを発行しましょう。
エポスカードのまとめ
年会費 | ・年会費無料 ・デザインカードが70種類以上で発行料550円(税込) ・国際ブランドはVISA ・ネット経由の申込をしてマルイ店頭でカード受け取りならば最短即日発行 ・ETCカードの年会費と発行料が無料 |
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ポイントプログラム | ・ポイントプログラムはエポスポイント ・基本還元率が0.5%で分割払いやリボ払いで還元率1.0% ・2回払いも手数料無料で分割払い扱いされてポイント還元率1.0%になる ・提携グルメや提携ストアのカード払いで割引やポイント還元率上昇に優待特典のサービス ・「たまるマーケット」経由でのネットショッピングで還元率最大30 ・エポスプリペイドカードの年会費無料でプリカ支払いに0.5%のキャッシュバックサービス ・マルイ店舗やマルイ通販で1ポイント→1円でショッピング利用可能 ・エポスプリペイドカードに1ポイント→1円でチャージ可能 ・マルイ商品券、VJAギフトカード、クオカード、iTunesギフトカードと1ポイント→1円で交換可能 ・1ポイント→0.5ANAマイル、0.5JALマイルに移行可能 ・1ポイント→1ANAスカイコインに移行可能 ・1ポイント→1dポイントや1auwalletポイントに移行可能 |
特典・補償 | ・海外旅行傷害保険が最大2,000万円自動付帯 ・年4回開催の「マルコとマルオの7日間」でマルイ、モディが全品10%OFF ・エポトクプラザ加盟店で優待価格などのサービスあり ・1,000円からのキャッシングでATM手数料無料 |
スマホで決済というスタイルも要チェック!
また、電子マネーをおトクに利用したいという方には、楽天ペイ・LINE Pay・PayPayといったスマホでコード決済するアプリがおすすめです。
楽天ペイのポイント還元率は楽天カードを登録することで、1.5%、LINE PayやPayPayでも基本ポイント還元率0.5%ですが、ポイント還元率増大キャンペーンが非常に活発に開催されています。
ポイント還元率20%などの非常におトクなキャンペーンを行っており、ビックカメラやヨドバシカメラで利用可能ですので決済してみましょう。
金額が大きい家電購入はポイントがたくさん貯まる方法がお得!
クレジットカードのクレジット機能を使うことなく支払いできるのが電子マネーの長所です。
チャージしておけば、支払日を気にすることなく利用できますし、ポイント獲得も可能というのがメリットです。
そんな電子マネーで大型量販店を決済したいという方は、ビックカメラやヨドバシカメラでショッピングをするといいでしょう。
この2つの店舗はほぼすべての電子マネーに対応しており、使い勝手に優れています。
そして、ヨドバシカメラにはビックカメラSuicaカードで決済をしましょう。
Suicaにチャージをすると還元率1.5%、ビックカメラの決済をSuicaで行うと還元率10%となり、還元率1.5%+10%→総還元率11.5%です。
また、ビックカメラにはリクルートカードをnanacoでチャージして決済しましょう。
nanacoをカードでチャージすると還元率1.2%となり、nanacoで決済したらnanacoポイント還元率0.5%、nanacoをビックカメラで決済するとビックポイント還元率10%となります。
つまり、リクルートポイント還元率1.2%+nanacoポイント還元率0.5%+ビックポイント還元率10%→総還元率11.7%です。
大型量販店は高額のショッピングになるので、おトクな電子マネーの組み合わせを選択するようにしましょう。
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