三井住友カード デビュープラスに海外旅行保険を付ける方法
海外旅行に行くのであれば、存分に楽しむことは勿論、万が一の時に備えてしっかり準備していきたいものです。
一般的に海外旅行の際には、現地で怪我をしたり病院に罹ったりした場合のお守りとして短期間の保険に加入してから渡航します。
海外では日本と同じ制度の医療費のしくみではなく、旅行に行ったのに病気や怪我で、とてつもない額の請求をされる場合もあるので注意が必要なのです。
旅行保険に加入するには、ツアーのオプションとして追加で入るだけでなく、費用負担なくクレジットカードを持つことで付帯させる方法もあります。
今回のコラムでの本題は、学生が持つ事が多い三井住友カード デビュープラス。
三井住友カード デビュープラスに海外に関する旅行保険はついているのでしょうか?また、付いていない場合はどうすればいいのでしょうか?そんな、素朴な疑問も解決する情報をお送りします。
・保険無く海外で病院にかかった時の具体的な料金
・三井住友カード デビュープラスの海外旅行傷害保険の付帯状況
・海外旅行保険がしっかりついた4枚のカード
・2枚持ちの選択肢もある
※三井住友カード デビュープラス、三井住友カード プライムゴールドは2022年5月末で新規発行を終了しています。
現在発行可能なおすすめのカードはこちら
ETCカードも年会費無料
海外旅行傷害保険も自動付帯!お得で便利な1枚です。
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
ポイントサービス | エポスポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
無料 | 最短即日 | - |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
EPOS PAY・Apple Pay・Google Pay 楽天edy・Suica・PayPay d払い |
海外旅行先で非保険時にかかってしまう料金は?
旅行の際に怪我をしたり病気になった場合の請求は、日本で治療を受ける場合と違って全額自己負担になるので治療費が高額になってしまいます。
海外保険のサービスを展開している損保ジャパン日本興亜が発表している実際に海外での医療費請求が発生したケースの例を挙げたので、チェックしてみましょう。
例1:アメリカ
ハワイで海水浴中、溺れて意識を失い、ICUに入院。約1ヶ月入院後、看護師付添のもと、プライベートジェット機にて、日本まで搬送。被保険者自己負担となる。
費用:約3,000万円
例2:メキシコ
溺れて治療を受け、病院に搬送されて治療を受ける。
費用:1,028万円
例3:ドイツ
ドイツ滞在中、肺炎にかかり入院。退院後、当初の滞在予定を早めに切り上げ帰国。
費用:106万円
上記の例のような多額の治療費の請求があった場合に、保険に加入していなければ全て自費で支払わなくてはなりません。
単に擦りキズや打ち身、自分で持って行った薬を服用して対処できれば良いのですが、怪我や病気は帰国まで待ってはくれません。そこで海外旅行に行く際の短期保険があり、各種保険会社から海外旅行向けのサービスが行われているのです。
日本では当たり前のように無料の救急車も、海外では有料が一般的です。救急車で運ばれるだけで、5万や9万といった額がかかる場合があります。
保険付帯条件はクレジットカードによって違う
しかし海外旅行の度に短期保険に加入しなくても、クレジットカードに海外旅行の保険が付帯している場合もあります。
クレジットカードの保険には2種類あり、まずはクレジットカードを持っているだけで保険を掛けて貰える「自動付帯」と、旅行の費用をクレジットカードで支払う事で保険が掛かる「利用付帯」があります。
また、自動付帯と利用付帯がセットになっているものもあり、クレジットカードを利用する事で、自動付帯で掛かっている保険金額の上限が上がるものもあります。
ただし、海外旅行の際の保険が自動付帯になっているクレジットカードはごく僅かで、付いていても金額が低めのケースが多いのが特徴です。
三井住友カード デビュープラス | エポスカード | JCBゴールド (ORIGINAL SERIES) |
|
---|---|---|---|
カードフェイス | |||
国内旅行 | × | × | 利用付帯1億円 (内、自動付帯5,000万円) |
海外旅行 | × | 利用付帯3,000万円 | 自動付帯5,000万円 |
海外に行く際に現金を持って行くのは勿論ですが、ただし大金を持ち歩くのは窃盗被害に遭った場合や落としてしまった場合には現金だけでは心配が残ります。そこで海外へはクレジットカードを持って行って買い物をする事も多くあります。
しかし海外で使いにくいカードを持って行っても支払う時に毎回確認しなくてはならないためあまり使い勝手が良くありません。
三井住友カード(旧三井住友VISAカード)の展開しているカードは、国際ブランドがVISAやMasterCardとなっています。VISAはアメリカの企業の運営するクレジットカードブランドで、世界シェアがナンバー1のブランドであり、世界160カ国以上の地域で使用できることからも日本のみならず海外でもしっかりと威力を発揮してくれます。
三井住友カード デビュープラスには海外旅行保険がついていない?
さて、本題となる18歳から25歳限定の三井住友カード デビュープラス(旧三井住友VISAデビュープラス)ですが、残念ながら旅行保険は付帯していません。
そのため、海外旅行先で怪我や病気になってしまった場合、補償が受けられないので高額な入院料や診察料を支払うことになってしまいます。
事故や病気は必ず1度きりで終わるとは言えず、いつ事故に遭うか、病気になるかは予測が出来ないものだからこそ、しっかりと準備したいものです。
そこで持って欲しいのが三井住友カード(NL)。年会費が永年無料なのに、海外旅行傷害保険が付帯しているので、メインカードとしても、旅行時のみのサブカードとしてもおすすめです。
しかし、他社が発行するカードも検討したい方もいるかと思いますので、年会費無料で保険付きのおすすめカードを3枚加えて、次の項目でご紹介します。
海外保険がついているお得なカード5枚
海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードでも、ポイント還元率が高い、空港サービスが充実しているなど付帯しているサービスはそれぞれ異なります。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~7%※1 |
ポイントサービス | Vポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
550円(税込)※2 | オンライン申し込みから最短10秒で カード番号を発行※3,4 |
~100万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
iD(専用)・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:※2:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
※3:即時発行できない場合もございます。
※4:カードの発行は最短3営業日発行。
三井住友カード(NL)は一般の方だけでなく、学生の方にも提供しているカードです。
海外旅行傷害保険は、旅行代金を三井住友カード(NL)で支払いをするとを受けることができます。
カード券面がナンバーレス仕様なので、カード番号を他人に盗み見される心配がありません。セキュリティにも特化したカードなので、慣れない海外でも安心が増えるのはかなりのメリットです。
また、カードは最短翌営業日に発行されるスピード発行のため、郵送期間を長く考えても1週間ほどで手元に届くと考えられます。急ぎクレジットカードが欲しい方にも非常におすすめです。
エポスカード
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
ポイントサービス | エポスポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
無料 | 最短即日 | - |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
EPOS PAY・Apple Pay・Google Pay 楽天edy・Suica・PayPay d払い |
エポスカードは、海外旅行傷害保険が利用付帯で最高3,000万円と手厚くなっているだけでなく、充実したトラベルサービスも受けられるのが特徴のカードです。
海外アシスタンスデスクでは、現地情報の案内から、ホテルやレストランの予約、パスポートの紛失まで様々な問題を日本語で対応してもらえるほか、Visaブランドで利用先に困るケースも少なく、キャッシングにも対応しています。
また、エポスカードは200円につき1ポイントのエポスポイントが貯まり利用に応じて、上位カードのエポスゴールドカードのインビテーションが届きます。
エポスゴールドカードはインビテーションでのランクアップで、年会費が永年無料になるほか、海外旅行傷害保険の拡充や空港ラウンジサービスも利用できるようになります。
JCB CARD W
JCB CARD W
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%~10.5% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
ポイントサービス | Oki Dokiポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
無料 | 1週間程度 | -- |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
Apple Pay・Google Pay QUICPay |
JCBが発行するJCB CARD Wは、通常のJCBカードの2倍ポイント還元されるのが特徴です。、年会費無料でポイントが貯まりやすいと人気のクレジットカードです。
JCBと提携している昭和シェルやイトーヨーカドーなどの、JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗で利用するとポイントが最大5倍もらえます。ネットショッピングは「Oki Dokiランド」を経由すると最大20倍のポイントを貯められます。
海外旅行のツアー料金や航空機代をJCB CARD Wで支払うと、最高2,000万円の海外旅行傷害保険の補償を受けられます。
ショッピングガード保険は、海外でJCBカードを利用して購入した商品が壊れてしまった、盗難にあってしまった場合に200日間であれば最高100万円が補償されます。
三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJカード VIASOカード
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~1.0% |
ポイントサービス | VIASOポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
無料※1 | 最短翌営業日発行 | ~100万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
Suica・楽天Edy・QUICPay・Apple Pay |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:年会費は無料。新規発行手数料1枚につき1,100円(税込)※2:即時発行できない場合もございます。
三菱UFJニコスが発行する三菱UFJカード VIASOカードもまた、年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯するカードです。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯で受けられ、海外で何かトラブルにあった場合は日本語対応の海外アシスタントサービスが電話で対応します。
ポイントは通常1,000円の利用につき5ポイントが貯まリ、還元率は0.5%です。一見低く見えますが、「ポイント名人.com」を経由してネットショッピングをすると、お店ごとにボーナスポイントが加算され、還元率が最大12.5%にまでアップできます。
貯まったポイントはオートキャッシュバックされるので、ポイントの有効期限を心配する必要がなく、他社クレジットカードのようにポイントを交換する手間がかかりません。
最短翌営業日発行なので、「海外渡航までに時間がないがクレジットカードを作りたい」という方もすぐに発行することができます。
SMBCモビット
SMBCモビット
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
融資までの期間 | 最短15分※1 |
年会費 | 必要書類 | 延滞利率 |
---|---|---|
無料 | 運転免許証など※2 | 実質年率20.00% |
申込資格 | 担保・保証人 |
---|---|
満20歳~74歳の安定した定期収入がある方 収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
不要 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:審査に通過すれば、原則24時間最短3分でお振込可能です。申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。※2:マイナンバーカード、健康保険証などでも可能。個人番号(マイナンバー)が記載されている本人確認書類または収入証明書類などをご提出いただく際は、個人番号(マイナンバー)が記載されている箇所を見えないように加工して、ご提出いただきますようお願いいたします。
海外旅行保険はついていませんが、万が一のときに利用をおすすめできるのはカードローンです。
その中でも特におすすめなのは、SMBCモビットになります。
SMBCモビットは最短即日融資に対応しており、審査時間は最短で15分で完了します。
そして、借入限度額も最高800万円となっており、緊急時の支払いには十分です。
ですが、カードローンなので、返済も発生します。その返済の面においてもSMBCモビットは返済額のうち利息分200円につきVポイントが1ポイント付与されるため、カードローンを利用するにも関わらず、お得に利用できるメリットがあります。
海外旅行には2枚持ちという選択肢もあり
三井住友カード デビュープラスは海外旅行傷害保険がついていないので、旅行先で病気やケガをしてしまった場合には補償を受けることはできませんが、ポイント還元率が高く、海外での利用ポイントが2倍、入会後3ヵ月以内であれば6倍とたくさんのポイントを貯めることができます。
そのため、こともおすすめです。
- 三井住友カード デビュープラスをメインのカードとして利用し、海外旅行用として2枚目に自動付帯のカードで旅行傷害保険を付ける。
- 三井住友カード デビュープラスは普段国内で利用し、海外旅行には2枚目の利用付帯のカードで旅行傷害保険を付ける。
また、世界ではVISAカードがシェア率No.1で世界中のクレジットカードの約半分がVISAブランドとなっています。
VISAカードはどの国でも利用できるほど、多くの加盟店が存在しているので海外旅行で使いやすいですが、旅行先で立ち寄ったお店がVISA加盟店ではない場合はVISAカードを使うことはできません。
VISAカードの他に、2枚目にJCBやMasterCardなどの違うブランドのカードを持っていればVISAカードが使えないお店であっても、2枚目のカードで支払うことができます。
カード2枚持ち以外で保険を付ける方法
海外旅行に行く際は住み慣れていない都市で過ごすため、何かトラブルが発生した際にどれだけ備えているか、準備しているかが大切なポイントとなります。怪我や病気の際の安心のためにも、海外旅行へ行く際の保険は欠かせません。
損保ジャパン日本興亜の「新・海外旅行保険Off!」というサービスを例にすると、インターネットで申し込むことで店頭での申し込みに比べて最大54%の割引になるのでお得に加入できます。
(例1)ヨーロッパ6日間
個人プラン 2,340円(1人)
ファミリープラン 3,770円(2人)(例2)ハワイ7日間
個人プラン 2,640円(1人)
ファミリープラン 4,280円(2人)
フリープランで海外へ行く際には日数や国などを自由に設計できる点や、出発当日の申し込みが可能な点など利用者にとってお得が多いのが特徴です。三井住友カード デビュープラスをメインで持っている人は、このような手段で、保険をつけるのもひとつの手です。
余計な費用をかけたくない方は、年会費が永年無料で負担が無い三井住友カード(NL)を発行して、海外旅行に使ってみてはいかがでしょうか。
三井住友カード デビュープラスと2枚持ちしても、ポイントプログラムは同じVポイントを貯めらめるのも良い点です。
保険は「備えあれば憂いなし」の代表格であると言えます。しっかり準備をして思いっきり旅行を楽しみましょう。
まずは
これ!
三井住友カード(NL)
年会費 | ポイント還元率 | 発行までの期間 |
---|---|---|
永年無料 | 0.5%~7%※1 | オンライン申し込みから最短10秒で カード番号を発行※2,3 |
ETCカード | 国際ブランド | ポイントサービス |
550円(税込)※4 | Vポイント |
- 年会費永年無料
- 日々の利用でポイントが貯まりやすい
- カード番号の記載がなく、安全性が高い
三井住友カード(NL)は年会費永年無料で、ポイントが貯まりやすく、カード番号の記載がないため、店舗での利用の際にカード番号が見られる心配がないカードです。
それ以外にも、カードの使い方次第でポイント還元率を大きく増やしたり、SBI証券の投資信託でつみたて投資を三井住友カード(NL)から行うとVポイントを貯めることができます。
また、電子マネーはiD(専用)、WAONが使え、Apple PayやGoogle Payにも紐づけることができるので、日々の様々なシーンでの支払いでとても便利に使えます。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%(200円=1ポイント) |
ポイントサービス | Vポイント |
追加カード | ETCカード・家族カード |
電子マネー | iD(専用)・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
利用可能額 | ~100万円 |
国内旅行保険 | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | - |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:※2:即時発行できない場合もございます。
※3:カードの発行は最短3営業日発行。
※4:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
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