「ベトナムをお得に旅行するには?」
「ベトナムエアラインズカードはベトナム旅行でお得?」

ベトナムを旅行する際に、ベトナムエアラインカードがあるとお得になると聞いたことがある方も多いでしょう。

本記事では、ベトナムエアラインカードの特長はもちろん、ベトナム旅行時に気を付けるべき5つのポイントや、ベトナムをお得に旅行できるクレジットカードの活用術について、詳しく解説していきます。

ベトナムは、インドシナ半島の東側にあり南北に長い国で、日本人が観光に訪れることも多いところです。

首都のハノイやベトナム最大の都市ホーチミンへの旅行が定番で、近年ではハロン湾をはじめ、フエの建造物群、古都ホイアンなどの世界遺産周遊も人気が出てきています。

年々発展してきている国ではあるものの、クレジットカードを使うにはまだまだ気を付けなければならないことがたくさんあります。

そのほか旅行中には気を付けていないと怒られたり、犯罪に巻き込まれたりすることがあります。

ベトナムに行ったら気を付けたいことを5つ紹介します。

文化や習慣の違いに注意

ベトナムでは儒教が発展していて、それに伴い文化や習慣も違います。

例えばバスの中ではお年寄りに席を譲ることや、子どもの頭はむやみに撫でてはいけないことなどは、ちょっとしたことで犯してしまいやすい行為です。

そのほか仏教寺院の中にはホーチミンの観光名所にもなっている永厳寺がありますが、見学するときは僧侶や参拝に来ている仏教徒の邪魔にならないようにするのがマナーです。

露出の多い服装を避けて、昼休みに昼寝をしている仏教徒がいるときは、見学する時間をずらすなども必要なことです。

また、レストランでは必ずテーブル会計、おつりはチップにすると喜ばれます。

会計時はなるべく小額紙幣で支払うことが基本で、これはバスの中でも同じです。

最大紙幣の500,000ドン（2,500円相当）札などを出したら、バスならおつりがないと怒られるか、レストランならすべてのおつりをチップにしなければなりません。

文化や習慣の違いを受け入れて、それに倣うようにしましょう。

スリやひったくりの犯罪予防に車道からは離れて歩く

ベトナムでは無差別のテロはないものの、観光客をターゲットにしたスリやひったくりが発生しています。

子どもたちにより集団スリや、バイクに乗った二人組が追い越しざまにバックやポケットの財布をひったくるなどの手口が多く、楽しく話しながら歩いているのは良いですが油断は禁物です。

話に夢中になって歩いているとひったくられてしまいます。

こうした犯罪に巻き込まれないためには、車道から離れて歩くことがおすすめです。

貴重品は首から下げて、財布はポケットに入れないなど、ある程度の防犯意識も必要です。

ホテルでは貴重品をフロントに預けないで自分で管理することと、外出時にはスーツケースに施錠するのがおすすめです。

部屋にいるときもチャイムが鳴ったらのぞき穴から誰かを確認して、怪しいときはチェーンキーをかけたまま確認すると良いでしょう。

食事や水は衛生面に十分気を付けること

ベトナムは高級レストランでもおなかを壊すといわれていて、衛生面が十分とはいえません。

ですが、食堂や露店で食事をするのも旅の楽しみなので、ローカル料理を食べるときは、箸や皿、スプーンなどは、使う前にティッシュで拭くようにしましょう。

これは現地ベトナムの人たちもやっていることなので失礼には当たらない行為です。

物価の違いに気を付ける

ベトナムの通貨ドンは、約190ドン→1円の価値です。

通貨のレートが日本と異なることは、物価も異なることを意味しています。

例えば1,000ドンの商品なら日本円で5円相当となり、日本人から見るとかなり安く感じてしまいます。

ですが最高額の紙幣が500,000ドン（2,500円相当）であるように、物価そのものが違うのです。

日本人の感覚で安いと考えるのではなく、その場の相場で考えるようにしましょう。

また、むやみに商品に触らないのもマナーの1つです。

商品に触ると、今触ったから買いなさいと怒られることもあります。

クレジットカードの決済ミスに注意

ベトナムでは年々発展していて、クレジットカードが使えるところも増えています。

ですが、まだまだクレジットカードの扱いに不慣れなスタッフが多く、トラブルの原因になっています。

現地スタッフがカードに不慣れなことで起こるトラブルには、二重請求や請求金額の間違いなどが挙げられます。

悪意がなかったとしても、クレジットカード側では防ぎようがないところが怖い部分です。

そのためベトナムでクレジットカードを使っていいのは、ホテルとATMだけと覚えておくと良いでしょう。

ベトナムエアラインズカードは、ベトナム航空のマイレージプログラムのロータスマイルが貯まるクレジットカードで、カードへの入会と同時にロータスマイルの会員レベルが自動付与されます。

ロータスマイルプログラムは、満2歳以上の方ならどなたでも入会できるプログラムで、4段階の会員レベルがあります。

ロータスマイルプログラムの会員レベル

1. プラチナ（スカイチームはエリートプラス）
2. ゴールド（スカイチームはエリート）
3. チタニウム（スカイチームはエリート）
4. シルバー

ベトナム航空またはスカイチーム加盟航空会社を利用したときに、会員レベルに応じたサービスを受けることができます。

ベトナムエアラインズカードに自動付与されるのはチタニウム会員で、次のような特典を受けられます。

• ビジネスクラスチェックインカウンターの利用や優先搭乗
• 予約から96時間以内の国際線エコノミークラスの座席確保
• 超過手荷物1個免除（ベトナム航空便名の運航便のみ）
• 誕生日に1,000ボーナスマイルのプレゼント
• 各フライトあたり30％ボーナスマイルの獲得
• 提携ホテルや銀行からキャンペーン情報が届く
• スカイチームエリート会員資格

上級会員になるとさらなるサービスを受けられるようになり、ゴールドカードに入会した場合はプラスアルファの特典が受けられます。

ベトナムエアラインズカードの基本スペック

三井住友カード公式サイトより引用

ベトナムエアラインズカードはベトナム航空をはじめ、スカイチーム加盟航空会社を利用したときにロータスマイルがもらえて、各会員レベルに応じた特典を利用できます。

ただロータスマイルプログラムの特典は、空港内または機内の座席に関するものがほとんどで、滞在先のホテルやサービスに関するものはキャンペーン情報の提供のみです。

同じように、お得なロイヤリティプログラムを伴うクレジットカードといえば、マリオットボンヴォイアメックスがおすすめです。

マリオットボンヴォイアメックスではロイヤルティプログラムのマリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）で、世界139ヶ国、8,100軒のホテルやリゾートでポイントを獲得できます。

貯めたポイントは宿泊券やマイルに交換することができて、少し足りないときは買い足すこともできます。

会員ランクに応じた特典やサービスの利用で、海外の滞在時間をより充実させることができます。

マリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）の会員ランク

• アンバサダーエリート・・・100泊滞在＋対象になる利用金額年間14,000米ドル
• チタンエリート・・・75～99泊／年
• プラチナエリート・・・50～74泊／年
• ゴールドエリート・・・25～49泊／年
• シルバーエリート・・・10～24泊／年
• 会員・・・0～9泊／年

マリオットボンヴォイアメックスに入会すると、マリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）のシルバーエリート資格を獲得できます。

シルバーエリート資格は通常なら、ホテルやリゾートに10泊以上しないと獲得できないものです。

それをマリオットボンヴォイアメックスの会員になるだけで持てるため、とてもお得に利用できるものです。

マリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）のシルバーエリートの主な特典

• 優先レイト・チェックアウト
• 滞在ごとに10％のボーナスポイントを獲得（1米ドル＝11.ポイント）
• 完全予約保証

さらに、マリオットボンヴォイアメックスを年間で100万円以上利用すると、ゴールドエリート資格を獲得できます。

ゴールドエリート会員資格を取得すると、10%→25%の滞在ボーナスポイントや、客室のアップグレード、エリート専用予約ラウンジなどが利用できるようになります。

マリオットボンヴォイアメックスの基本スペック

ベトナムエアラインズカードとマリオットボンヴォイアメックスを比較してみよう

ベトナムエアラインズカードとマリオットボンヴォイアメックスを比べていくと、まずマリオットボンヴォイアメックスの方が年会費が約4倍も高いことがわかります。

付帯保険の旅行傷害保険は1.5倍、ポイントは2倍、マリオットボンヴォイアメックスの方が上回っています。

ポイントを見ていくと、ベトナムエアラインズカードは主に国内で航空券の購入や普段使いで貯まります。

対して、マリオットボンヴォイアメックスの場合は普段は2Marriott Bonvoyポイント、海外なら、マリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）参加ホテル利用で100円ごとに4Marriott Bonvoyポイントが貯まります。

貯めたポイントは、ベトナムエアラインズカードでは、ロータスマイルとして特典航空券に交換するのをメインに使えます。

Marriott Bonvoyポイントは、ホテルの部屋のアップグレード、ポイント払い、マイルへの交換、ギフトとして贈るなど、さまざまな使い方ができます。

両方のカードを比べてみると、ベトナムエアラインズカードは、空港でのサービスが中心で、カードの利用によりボーナスマイルがもらえることが魅力です。

ベトナムエアラインズカードとマリオットボンヴォイアメックスの比較表

ベトナム滞在の予定がある方は、ベトナムエアラインズカードも空港や機内で魅力的な特典を利用できますが、マリオットボンヴォイアメックスなら現地ベトナムに滞在中もワンランク上のサービスを体験できます。

マリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）の参加ホテルの中には、ベトナムのホテルもあるので、利用の際にはベトナムのマリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）参加ホテルを利用するようにしましょう。