クレジットカードが限度額を超えてないのに使えないのはなぜ?よくある理由と対処法
日々クレジットカードを利用していると、限度額を超えていないのに使えない時もあります。
そんな時でも現金や電子マネーを持っていれば、支払いの場では問題ありませんが、クレジットカードしか持っていない時は困った事態となります。
また、その時は支払いができても、結局クレジットカードが使えない状態に変わりはないので、最終的には対処する必要があります。
では、限度額を超えていないのにクレジットカードが使えないのは何故なのでしょうか?
本記事では、限度額を超えていないクレジットカードが使えない理由について解説します。
主に5つほど理由が考えられるので、あなたのクレジットカードどの理由に該当しているのか、チェックしながら読み進めてみてください。
・限度額を超えていないのに使えない5つの理由
・カードが使えない時の解決策や対処法
・すぐにカードを使いたいときはスピード発行カードの利用もおすすめ
クレジットカードが限度額を超えてないのに使えない!よくある5つの理由
クレジットカードが限度額を超えていないのに使えば場合、いくつかの原因が考えられます。
まずは、どのような理由からカードが使えないのか、考えられる原因について見ていきましょう。
クレジットカードの有効期限が切れている
1つ目に考えられる原因は、クレジットカードの有効期限が切れていることです。
クレジットカードには有効期限があります。
そして、有効期限は大体3~7年程度と長めなので、意外に忘れてしまう方が多いのが実情です。
期限が切れている場合、そのカードでは何をしても支払いはできません。
対策としては新しいカードを受け取るほかにないので、カード会社に電話、もしくはメールをして新しいカードを発行してもらいましょう。
支払いを遅延して利用が停止されている
2つ目に考えられる原因は、支払いを遅延して利用が停止されていることです。
クレジットカードでは、毎月決められた月に指定した銀行口座から利用金額が引き落とされます。
そして、引き落とし日に利用額に満たない金額の残高しかない場合、引き落としがされずに延滞扱いとなるのです。
当然、延滞扱いとなっている利用者のクレジットカードは、利用額が支払われるまで使用停止となります。
分割払いやリボ払いなどが残っている
3つ目に考えられる原因は、分割払いやリボ払いなどが残っていることです。
分割払いやリボ払いも利用枠内で使われるため、当然、その分の利用可能額が差し引かれた金額しか使えません。
つまりは30万円の利用限度額内で30万円の商品を10回払いで購入しているときは、毎月の支払いは3万円となり、返済にならないと利用できる枠がないということになります。
その事実を忘れて計算していると、「限度額を超えていないのに」と勘違いしてしまう可能性があります。
まずは、毎月の利用明細を確認し、返済は何回完了していて利用枠がどれくらい回復しているのかを見ておきましょう。
暗証番号などの情報の入力をミスしている
4つ目に考えられる原因は、暗証番号などの情報の入力をミスしていることです。
クレジットカードには、クレジット番号の他に名義やセキュリティコードなどがあります。
店舗で利用する際は、暗証番号の入力が必要なケースがありますし、インターネットで使う場合は全てのカード情報を入力しなければなりません。
特に、クレジット番号は桁数が多く間違えやすいものです。
また、暗証番号を他のクレジットカードなどと使い分けていると、どの番号か分からなくなるケースもあります。
そして、どれかひとつでも入力する情報を間違えると利用はできません。
カードごとに暗証番号を変えているというときは、メモを残すなり対策を持つことが大切です。
カードや機器のトラブル
5つ目に考えられる原因は、カードや機器のトラブルです。
クレジットカード自体は利用制限がかかっていなくても、カードには磁気やICチップが使われています。
また、店舗側にもクレジットカードの情報を読み取る機器が使われているので、それらが故障していると限度額を超えていなくても使えません。
そのクレジットカードが別の店舗で使えるなら、それは利用した店舗の機器に問題があったと考えてもいいでしょう。
ネットショッピングでは使えるのに、店舗だとどこに行っても使えない場合は、磁気ストライプやICチップに問題があると考えられます。
その場合はカード会社に連絡をとって交換してもらうようにしましょう。
クレジットカードが限度額を超えてないのに使えない!原因別の解決策
前の項目で、クレジットカードが限度額を超えていないのに使えない場合の原因について解説しました。
続いては、それぞれの原因に合わせた解説策を紹介します。
有効期限が切れているなら新しいカードが届いていないか確認しよう
クレジットカードの有効期限が切れそうになると、こちらからアクションを起こさなくてもクレジットカード会社から新しいカードが送られてきます。
もし、期限が切れている場合は、クレジットカード会社から届いた書類がないか確認してみてください。
また、受け取りは「簡易書留」が多く、本人や家族などが直接受け取る必要があります。
ポスト投函はできないので、不在通知しか届いておらず忘れている可能性もあるでしょう。
郵便局の不在通知を見つけても受取期限が切れてしまっているときは、郵便局へ行っても受け取ることができないので、カード会社に連絡し再度送ってもらうことになります。
本人受取限定の郵便物は保管期限が過ぎると、カード会社へ返送となってしまうため気をつけましょう。
支払いを遅延しているなら連絡してすぐに振り込みしよう
支払日を過ぎて1日、2日程度であっても、できれば引落ならなかったことを連絡しておくのが好ましい行動です。
ただ、25日引落の朝に残高がなく、昼休みに入金した場合であれば、引落は間に合わせることができますが、当日入金ができず、連絡もできなかったときは、クレジットカード会社によっては、引き落とせなかった事実をメールや電話にて連絡してくれます。
その際、「〇月〇日までに引落口座に入金してください」と期日が定められているケースがあるので、その場合は指定日を守って銀行口座の残高を増やすようにしてください。
そのほか、その連絡より先に振込用紙をもらうことで、振込による返済も可能です。
残っている支払いがあるなら繰り上げ返済や別カードの取得を検討しよう
分割払いやリボ払いがあった結果、知らずしらずのうちに限度額を超えていたのなら、繰り上げ返済して利用額に余裕を作ってみましょう。
もし、繰り上げ返済が難しい場合は、分割払いやリボ払いの金額を計算に入れて、毎月利用できる金額を考えておくのが良いです。
また、そのカードの限度額がいっぱいになっているだけなので、他のクレジットカードを使うのも対策のひとつです。
入力ミスなら正しい情報で再度決済してみよう
クレジットカードは数字の羅列なので、しっかり確認しても間違えるケースが珍しくありません。
一度の情報入力でエラーメッセージが表示されただけなら、まずはもう一度情報を確認しながら正確に入力してみてください。
また、クレジットカードには国際ブランドがあり、店舗や施設によって使えるブランドは異なります。
例えば、VISAは使えるけどマスターカードは使えないといったケースがあるので、あなたの持つクレジットカードの国際ブランドが、その場所で使えるのか確認してみましょう。
クレジットカード会社に連絡して再発行してもらう
もし、クレジットカードの磁気ストライプやICチップに問題がある場合は、クレジットカード会社に連絡してください。
特に、日本の店舗ではICチップを使うケースの方が多いので、こちらにトラブルがあると多くの場所でクレジットカードが使えないでしょう。
クレジットカードに不具合があった場合は自分で解決できないので、1日でも早くクレジットカードに連絡して再発行の依頼をしてください。
クレジットカードが使えなくて困っているときの対処法
前の項目で、クレジットカードが使えない場合の対処法について解説しました。
そして、どの方法を試しても使えない場合は、一度そのクレジットカードの利用を諦めて、別のクレジットカードを作るか、他の方法でお金を手に入れるしかありません。
そこで本項目では、おすすめのクレジットカードと他のお金を手に入れる手段について解説します。
スピード発行&受け取りできるクレジットカードに申し込む
まず、別のクレジットカードを発行したいと考えている方には、消費者金融の「アコム」が発行する「ACマスターカード」がおすすめです。
名前からも分かる通り国際ブランドはMastercardなので、国内で利用できる場所が多くなっています。
また、アコムは消費者金融としても即日融資するなど、スピードに定評がある貸金業です。
そのためクレジットカードに関しても、自動契約機の「むじんくん」ならで発行できます。
もちろん、年会費&発行費用はともに無料です。
加えて、アコムは他のクレジットカード会社とは違い独自の審査基準を設けています。
ACマスターカード
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.25%※1 |
ポイントサービス | - |
ETCカード | 発行までの期間※2 | 利用可能額 |
---|---|---|
- | 最大800万円※3 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
Apple Pay・Google Pay |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:毎月のご利用金額から自動でキャッシュバック※2:バーチャルカードは最短20分(※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
※3:800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。
一時的にカードローンを利用する
もし、クレジットカード発行以外の方法で一時的にお金を手に入れたいなら、カードローンを利用してみてはいかがでしょうか。
カードローンとは、金融機関やカード会社などの貸金業者が提供している個人向けの融資サービスです。
契約すれば、いつでも好きな時に銀行やコンビニのATMから現金を引き出せます。
そんなカードローンの中でも、特におすすめできるのが「SMBCモビット」です。
SMBCモビットなら簡易審査が用意されているため、10秒あれば融資可能か審査してくれます。
そして、審査に通ってしまえば融資までの時間は最短15分です。
審査も融資までの時間も早いので、即日でお金を手にすることもできるでしょう。
カードローンと聞くと「利子が高そう」といったイメージを持つかもしれませんが、利用額が少なく、尚且つ短期間で返済できるなら利子はさほど高くなりません。
利用前から返済の目処が立てられるようなら、ぜひSMBCモビットを利用してみてください。
SMBCモビット
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
融資までの期間 | 最短15分※1 |
年会費 | 必要書類 | 延滞利率 |
---|---|---|
無料 | 運転免許証など※2 | 実質年率20.00% |
申込資格 | 担保・保証人 |
---|---|
満20歳~74歳の安定した定期収入がある方 収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
不要 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:審査に通過すれば、原則24時間最短3分でお振込可能です。申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。※2:マイナンバーカード、健康保険証などでも可能。個人番号(マイナンバー)が記載されている本人確認書類または収入証明書類などをご提出いただく際は、個人番号(マイナンバー)が記載されている箇所を見えないように加工して、ご提出いただきますようお願いいたします。
クレジットカードを使えないからと焦らずに落ち着いて対処しよう
今回は、クレジットカードが限度額を超えていないのに使えないケースと、その解決策について解説しました。
使用する際の情報入力で番号などを間違えただけなら、特別な手続きや連絡なしで使えるようになるでしょう。
また、有効期限が切れているだけで、自宅にクレジットカードが届いた可能性もあるなら、その郵便物を探すだけで利用できるようになります。
しかし、クレジットカードに不具合があったり、延滞していて利用停止になっていたりする場合は、クレジットカード会社に連絡しなければなりません。
多少手間に感じても、早めに連絡して解決策を教えてもらうようにしてください。
その間にどうしてもお金を使わなければならない事情がある場合は、スピード発行カードやカードローンの利用を検討してみると良いでしょう。
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