ジャックスカードの解約方法とラブリィポイントの使い方

入会特典に惹かれてクレジットカードの契約をしたものの、案外使う機会が無く別のカードへ切り替えたいと考えることもあります。 ここではジャックスカードを既に持ち、別のカードへ切り替えをする前の退会する方法と、退会する前に気をつけておきたいポイントをまとめてみました。

ジャックスカードとは株式会社ジャックスが発行しているクレジットカードで、以下が基本的な情報になります。

	ジャックスカード
発行会社	株式会社ジャックス
年会費	通常1,250円+税別
申し込み資格	満18歳以上（未成年は親権者の同意が必要）
ポイント種類	ラブリィポイント
ポイント還元率	0.50％

特長１「ポイント」

前年度の利用額に応じて翌年のポイント優遇率が最大で１００％アップするので、使うほどポイントが貯まるだけではなく、翌年もお得に利用することができます。

特長２「海外旅行傷害保険」

海外旅行の傷害保険が自動付帯されており、補償内容は以下の通りです。

特長３「国内旅行保険」

国内旅行の傷害保険は、旅行の費用を事前にカード決済で支払う事で適用されます。
・後遺障害、死亡保険金　最高１，０００万円

オススメしたい方

クレジットカードを持っているだけで海外旅行保険が適用されるので、よく海外旅行をする方には特にオススメです。
またポイントも２００円利用＝１ポイント獲得＝還元率０．５％なので、ポイント率が高いカードを持ちたい方にもオススメです。

一方で海外旅行へ行く機会もなく、年会費のかからないカードを持ちたい方にはあまりメリットのないカードになってしまいます。

ここでは、ジャックスカードのポイントプログラムである「ラブリィポイント」の実際の使い方やどのような商品やポイントと交換できるのかなどを解説しますので、ぜひポイント交換の参考にしてください。

ポイントの引き換え方

ポイントは主に以下の３つの方法で引き換えることができます。

Webで手続きする
Web会員サービスである「インターコムクラブ」にログインし、メニュー一覧から「ラブリィポイントを使う」を選択して手続きする。

電話で手続きする
あらかじめ希望の商品番号・商品名：数量などをラブリィポイントカタログから確認ひｓたうえで、ジャックスカスタマーセンターに連絡する。

応募台紙で手続きをする
カードを手元に用意したうえで資料請求受付サービス（自動音声テレホンサービス）にて「ラブリィポイント引換商品カタログ応募用紙に希望の商品番号・商品名・数量等を記入して応募する。

このように様々な引き換え方があるので、その時の状況に合わせて引き換えることができます。
では、実際にどのようなものと引き換えることができるのでしょうか？ 続いては引き換えることのできるものを種類別に確認していきます。

商品と引き換える

１，０００ポイントから商品と交換することができます。 また、豊富な商品のラインナップはジャックスカードのＨＰからカタログでご確認いただけます。

商品引き換え例

ポイントと交換する

１，０００ポイント以上、５００ポイント単位でポイントとも引き換えが可能です。

・ＡＮＡマイル
５ラブリィポイント→３マイル

・Ｔ−ＰＯＩＮＴ
１ラブリィポイント→０．９ポイント

・ベルメゾン
１ラブリィポイント→１ベルメゾンポイント

・ｎａｎａｃｏポイント
１ラブリィポイント→１ｎａｎａｃｏポイント

商品券と引き換える

以下の商品券とも引き換えができます。
そのためカタログで欲しい商品が見つからなかった場合もこちらの商品券で好きな時に好きなものが買えます。

Ｊデポ・Ｊデポモバイルと引き換える

Ｊデポとは、実際の店舗で使えるポイントで、ジャックスカードを使える店舗であればどこでも利用することができます。
ジャックスカードで買い物の決済をしたときにＪデポを使うと、Ｊデポの金額分を差し引いて請求され、１，０００ラブリィポイントにつき１，０５０円分のＪデポと引きかえになります。

例

３，１５０円分のＪデポを持って買い物に行く

１０，０００円の商品を購入

ジャックスカードで支払う事を伝える＋Ｊデポを提示する

１０，０００円から３，１５０円が引かれた６，８５０円が決済される

一方Ｊデポモバイルがジャックスカードで決済している携帯電話料金の利用料金のみ適用されるものです。
１，０００ラブリィポイントにつき、１，１００円分のJデポモバイルと交換が可能 です。

寄付

１，０００ポイント単位を１口として、１，０００円換算で以下の団体へ寄付を行うこともできます。

クレジットカードは信用などにも関わってくる大切なものなので、退会前もいくつか注意すべきことがあります。

そこで、ここでは退会前にチェックするとべきポイントを解説します。

ポイント１：「入会から退会までの期間」

クレジットカードの支払いや加入情報が載っているクレジットヒストリーには、クレジットカードの申し込み状況が過去６カ月分、クレジットカードの入会・退会状況が過去５年分記載されています。

とくに短期間で入会と退会を繰り返していると、入会特典目的のクレジット契約だと思われたり、何かトラブルがあったため短期間で退会しているのではないかと疑われてしまうので、別のカードを申し込む時の審査に通りにくくなってしまいます。

短期間での解約にはクレジットヒストリーや審査の観点から見ると、マイナス要素になることばかりなので、少なくとも６カ月、できれば１年以上は退会をしない様にしてください。

ポイント２：「リボ払い・分割払いなどの残高」

カードの解約をすると、翌月にリボ払・ボーナス払い、分割払い、キャッシングローンの残高を一括して返済しなくてはならなくなります。銀行の引き落とし口座に支払えるお金がない場合には、リボ払いやキャッシングローンを払い終えてからクレジットカードの退会手続きを取ってください。

ポイント３「ＥＴＣ・家族カード」

クレジットカード会社に追加で申し込みをした家族カードやＥＴＣカードも退会すると使えなくなってしまいます。間違って使わないためにも退会と同時に追加カードもシュレッダーやハサミで切って破棄しましょう。

ポイント４： 「引落先の変更手続き」

クレジット決済で公共料金や携帯電話料金を支払っている方は、まず必ず引き落とし先を変更してから解約をしてください。とくに携帯電話料金の支払いには注意が必要で、決済ができないと遅延損害金が発生してしまうだけでなく、クレジットヒストリーにも未納や滞納と記載されてしまいます。

実はクレジットヒストリーには、クレジットカードの利用状況や情報だけではなく、ローンの借り入れ状況・返済状況、携帯電話の支払い状況についても過去５年分にわたって記録されています。別のクレジットカードの申し込みをした際の審査に落ちてしまわないように、きちんと手続きをしておきましょう。

チェックポイント５：「ポイントの残高」

クレジットカードの退会手続きをすると、クレジットカード利用で貯めていたポイントも失効してしまいます。せっかく貯めたポイントが無駄になってしまわないよう、ポイントの交換をしてから退会の手続きを取ってください。
ちなみに、ジャックスカードで貯まるポイントは以下の通りです。

ジャックスカードで貯まるポイント

クレジットカードの退会は簡単にできる場合が多いですが、実は気を付けたいことがあります。

ここでは実際にクレジットカードを退会する際に気を付けたいこと、さらにクレジットカードを解約した後の新クレジットカードの入会で注意する点などを解説します。

退会について

クレジットカードの退会は、書類や印鑑を揃えるような手続きの必要がなく、電話一本で済むところが殆どです。しかしクレジットカードを一度退会すると、同じクレジットカードに再度入会したいと思った場合には新規入会と同じ手順を踏まなくてはならず、場合によっては新規入会よりも審査が厳しくなってしまうこともあります。

解約前の注意事項をよく読んで極力短期間での解約は避けて、使わないカードはポイント交換をしてから解約しましょう。また退会が済んだクレジットカードは、間違いがないようにシュレッダーやハサミで小さくカットしてから捨ててください。とくに裏面の黒い磁気部分やＩＣチップには個人情報のデータが入っているので、悪用されないためにも切り忘れが無いようにしましょう。

新カード入会について

クレジットカードの解約直後に新クレジットカードの入会申請を行うと、トラブルがあったために退会になったのではと思われてしまうことがあるので、できれば退会の手続きを取る前に新しいカードの申し込みをしておきましょう。

ただしクレジットカードには使える限度額というものが設定されており、限度額はそれぞれの個人の年収や信用度合いによって変わってくるものです。あまりにもたくさんのクレジットカードを持っている場合には、割り振られている限度額がオーバーしてしまっているために、審査に落ちてしまうことがあります。

退会するカードの枚数や、新カードの審査の厳しさなどに合わせて、入退会の申請時期を調整してみてください。

ジャックスカードの退会方法は以下のような流れで比較的簡単に退会することができます。

手元にジャックスカードを用意する

カードの裏面に記載されているカスタマーセンターに電話をかける

電話を欠けると自動音声が流れてくるので、それに従って操作するだけで、解約手続きが完了します。
このように非常にシンプルな方法で解約できます。
※リボ払いやキャッシングなどの利用残高がある場合や、退会に際して確認事項がある場合にはオペレーター対応。

ジャックス・カスタマーセンター(自動音声テレホンサービス)

以下がジャックス・カスタマーセンターの電話番号です。

東京：0570-002277
大阪：0570-005599
札幌：011-271-1680

※電話番号はお間違いのないようおかけください。
※ご利用の際は、カード会員ご本人様よりお問い合わせください。
※カードと暗証番号をご用意のうえ、自動音声案内にしたがってご希望のサービスコードを入力してください。

新しいクレジットカードに申し込むに当たり、たくさんのカードの中から使いやすいカードを選ぶのは大変なことです。そこで、ポイントプログラムがシンプルな「三菱UFJカード VIASOカード」と審査基準が柔軟な「ＡＣマスターカード」を紹介します。

三菱UFJカード VIASOカード

三菱UFJカード VIASOカード

年会費	ETCカード	発行期間
永年無料	年会費無料 新規発行1,100円	最短翌営業日
還元率	電子マネー	ブランド
0.5%〜1.0%

三菱UFJカード VIASOカードは年会費無料、ポイント還元率が０．５％のポイント高還元のクレジットカードですが、１番の特長は年間で貯まったポイントが現金でキャッシュバックされることです。

クレジットカードを使っていて、ポイントの失効期限がわからなくなったり、ポイントの交換でほしいものが特になかったという経験をされたことがある方には、ポイントが自動でキャッシュバックされるので期限や交換に手間を取る必要がありません。

ACマスターカード

ACマスターカード

年会費	審査時間	発行期間
永年無料	※1	受取
還元率	利用可能枠	ブランド
0.25%	最大800万円※2

ACマスターカードは年会費が無料で(※1)の審査、発行ができるクレジットカードです。このカードは消費者金融のアコムが発行しているカードで、独自の審査基準を設けているために収入があれば申込みをすることができ、審査に不安がある方にもおすすめです。急にクレジットカードが必要になった時にも心強い味方になります。

今まで解説してきた通り、クレジットカードは信用をもとに契約されているカードだからこそ、うっかりしていただけのことがのちに大きな信用問題に発展してしまうこともあるので、取り扱いにも注意が必要です。

とくに携帯電話の引落状況は５年間クレジットヒストリーにも記載されるので、きちんと引落先変更の手続きが完了してからクレジットカードを解約するようにしましょう。

また解約自体の手続きは簡単ですが、クレジットカードに申し込みをすると必ず審査が行われるので、簡単に入退会ができるものではありません。新しいカードを選択する時には、ながくお付き合いできるカードを選ぶようにしてください。

また、日常的な買い物や支払いをクレジットカードでしていると案外ポイントが溜まっていることが多いです。
ラブリィポイントの使い方でも確認したように、商品からマイルまで非常に多くの使い道があるので、ポイントを使い切ってから解約したほうが確実にお得です。

ACマスターカード