オリコカードローンとクレジットカードの金利と審査難易度を比較
オリコカードローンの機能とは?
株式会社オリエントコーポレーション(通称「オリコ」)では、お客様の多様なニーズにあわせて、さまざまなクレジットカード、ローンを展開しています。
その中には「オリコカードローンCREST」という、カードローンを利用したい人のための商品も存在しています。
オリコが発行しているカードには、他にも「オリコカードローンCREST JEWEL」と「オリコカードローンCREST for Biz」というカードローン商品も存在していますが、「オリコカードローン CREST」は利用可能枠が最高500万円、貸付利率の最も低い割合が4.5%となっています。利用可能枠の高さと貸付利率の低さを重視する人にとっては、他の2種類のカードよりも魅力的だといえるでしょう。
ただし、このオリコカードローンCRESTは総量規制の対象となっているために、借入ができる限度額は年収の3分の1までと限られています。
借入の方法にも選択肢があり、借入がしやすい点も魅力の1つです。
郵便局、銀行、信用銀行などのATMやCDで借り入れができるだけではなく、インターネット上のサービスである「eオリコサービス」や電話を利用することで、当日にカードの決済口座に振込んでもらえます。場所や時間にこだわらずキャッシングが利用できるため、忙しくてスケジュールに余裕がない人でも借入を受けることができます。
返済は毎月27日に口座から自動的に引き落とされます。ですが、他にもお金に余裕がある場合には、セブン銀行やローソンのLoppiといった定型金融機関やインターネットを使って、追加返済を行うことも可能です。
返済の金額を決めるプランには、利用残高が少なくなるにつれて返済金額も少なくなる「残高スライド返済コース」と、利用可能枠におうじて返済金額が決まっている「定額返済コース」の2種類があり、負担なく返済できる方法を選択することができます。
オリコカードローンのクレジットの金利を比較
オリコカードローンの金利や限度額を他社のカードローンと比較した場合、どのような位置付けにあるといえるのでしょうか。図も用いて比較をしましょう。 まずは、他社のカードローンと金利の比較を行います。
ローン会社 | 金利 | 無利息期間 |
---|---|---|
オリコカードローン | 4.5%~18.0% | ー |
プロミス | 4.5%~17.8% | あり |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | ー |
オリコカードクレジットローンの金利である4.5%から18.0%という範囲は、ここにあげた他社の利率の中では高い方であるといえるでしょう。
利率の範囲が同じく4.5%から18.0%となっているカードローンも少なくはないものの、他社のカードでは無利息期間を設けているものもあるため、金利の面ではやや分が悪いと言えるでしょう。
限度額についてはどうでしょうか。
ローン会社 | 限度額 |
---|---|
オリコカードローン | 500万円 |
プロミス | 500万円 |
SMBCモビット | 800万円 |
このように、限度額も他社と比較して高い金額であるとはいえません。
しかしオリコカードクレジットローンの限度額である500万円もけっして低い金額ではなく、通常のキャッシングでは不都合が生じる可能性は低いと考えられます。
ただし限度額は年収の3分の1と限られているため、誰でも500万円の限度額を利用できるわけではないことを覚えておいてください。
このように、オリコカードクレジットローンの特性を考慮すると、金利や限度額の面で特に秀でているわけではないようです。別の方法を検討しても、メリットのある方法を見つけることができるでしょう。
オリックス銀行カードローンとプロミスをつかって、お得なキャッシングを!
オリックス銀行のカードローンは審査が早く、金利も他のカードローンに比べて低いことから、使いやすいカードローンの1つとして知られています。
「満年齢が20歳以上69歳未満」「日本国内に居住」「原則、毎月安定した収入がある者」「オリックス・クレジット株式会社、もしくは新生フィナンシャル株式会社の保証が受けられる」という4つの条件を満たしていると申し込むことができます。
※外国籍の方は、永住者または特別永住者の方
利用限度額は最大800万円で、他の銀行カードローンと比較しても高い値となっています。
借り入れ利率は、利用限度額におうじて設定されたコースごとに違っています。利用限度額が高くなるにつれて、借り入れ利率もあがる傾向があります。
返済は借入残高によって変化する「残高スライドリボルビング方式」となっており、借入残高が少なくなるごとに毎月の返済額も低くなります。借入残高が30万円以下の場合は毎月の返済額が7,000円で、この金額も業界最低水準となっています。
借り入れ方法には、インターネットによる登録口座への振込みと、提携ATMからの出金という2つの方法が選べます。場所や時間の制限を受けずに借り入れが申し込めるのは、利用者にとっては扱いやすいポイントといえるでしょう。
ただし銀行系のカードローンであるオリックス銀行カードローンは、オリックス銀行と保険会社の2つが審査を行うため、融資までに時間がかかってしまう傾向があります。
そのため、急にお金が必要になる可能性がある人は、その時のための備えもあると安心です。
SMBCグループのプロミスが行っているキャッシングは、平日9時から14時50分までの振込みであれば、受付完了から10秒程度で振り込んでもらえます(それ以外の時間帯は翌営業日の9時30分ごろとなっています)。三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関の銀行口座を利用している場合は、どの曜日や時間であっても受付完了から10秒程度で振り込んでもらえます。
最大の融資額は500万円、借り入れ利率も実質年率で4.5%から17.8%までとなっており、カードローンに近い条件で利用することができます。ただし遅延利率は実質年率で20.0%となっているので、注意してください。
急いでお金が必要な時にはプロミスのキャッシング機能を利用すると、効率よくキャッシングを利用することができます。
プロミス
実質年率 | 利用限度額 | 融資までの期間 |
---|---|---|
4.5%~17.8% | 500万円まで | - |
年会費 | 必要書類 | 延滞利率 |
- | 運転免許証、収入証明書など※1,2 | 実質年率20.00% |
- 利用限度額内で繰り返し利用可能
- 利息は利用日数分のみ
- アプリやWebからいつでも申し込み可能
プロミスは満18歳~74歳まで申し込みができるカードローンで、カードローンの中でも特に借入可能な年齢が広いのが特徴です。また、安定した収入があることが条件ですが、主婦や学生、アルバイト・パートの方でも申し込みができます。
そして、プロミスは初めて利用する方には借り入れの翌日から30日間は無利息で利用できます。また、無利息期間に全額返済し、引き続き追加で借り入れを行った際は、初回の30日間の無利息期間の残日数も無利息で利用できます。
また、申し込みは24時間365日Webやアプリから可能で、土日祝日や夜間、早朝の時間帯でもすぐに申し込みができるので、万が一のときでも焦ることはありません。
年会費 | - |
---|---|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
利用限度額 | 500万円まで |
融資までの期間 | - |
必要書類 | 運転免許証、収入証明書など※1,2 |
延滞利率 | 実質年率20.00% |
申込資格 | 満18歳~74歳の安定した定期収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済日 | 毎月5日、15日、25日、末日から選択※3 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:マイナンバーカード、健康保険証などでも可能※2:借り入れ希望額が50万円を超える方。または他社での利用残高と合計して100万円を超える方。申し込み年齢が19歳以下の方。
※3:三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行、および公式サイトに記載の金融機関以外で口座振替によるご返済を希望される場合は、ご返済期日は毎月5日となります。
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