ANAマイレージクラブモバイルプラス月額300円(年間3,600円)を年間751円にする方法
クレジットカードは現在各社から色々な特長を持って発行されており、買い物先やスーパーなどで割引などを推されて言われるがまま入会してしまったということはよく耳にします。その場合、個人情報機関に登録されるので短期での退会することにより、新しいクレジットカードの発行をしてもらえなかったなどのリスクがあることから、あまりおすすめできません。
クレジットカードは長く使えてしっかりと利用できるものを選んでいくのが賢い選び方なのです。
特にマイルを貯め始めたばかりの方は、マイレージクラブにしようか、ANAカードにしようか悩んでしまうところでしょう。
マイルを貯める場合にチェックしておきたいANAマイレージクラブモバイルプラスとANAカードの2枚を比較してどのような方に向いているのかをチェックしていきましょう。
それぞれのクレジットカードのスペックを見てみよう
まずはクレジットカードの比較をする前に、それぞれがどのようなカードでどのような特長を持っているのかを確認していきます。
JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ
◆カードスペック
カードフェイス |
|
年会費 | 300円+税 |
※初年度無料 | |
※初年度移行1.250円 | |
(1) MyJチェックのご登録 | |
(2) 年間合計50万円(税込)以上のショッピングのご利用 | |
のどちらも出年会費が300円 | |
家族カード | 400円+税 |
国際ブランド | JCB |
申し込み資格 | 18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
ポイント | Oki Dokiポイントプログラム |
1,000→1ポイント | |
海外旅行死亡保険 | 3,000円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 3,000万円(利用付帯) |
(出典:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_amc.html)
カードの特長1「ANAマイレージ」
ANAマイレージクラブサービスとして、ANAフライト・AMC提携パートナーの利用でANAマイルが貯まります。貯まったマイルは無料航空券などに交換でき他にもフライトの利用やANAの提携店の利用で貯めたマイルは、航空券のほかANAが提供するツアー代金に充てたり、提携施設が利用できるクーポンなどに交換が可能。ただしあくまでもANAマイレージクラブサービスのポイントプログラム専用カードとしてのみ利用できるので、クレジットカードの利用ではポイントは付与されない。
カードの特長2「ポイント倍増」
1,000円→1ポイントが貯まるOki Dokiポイントプログラムですがスターバックスコーヒーではポイントが5倍、イトーヨーカドーではポイントが3倍貯まります。また貯まったポイントはJCBギフトカードや nanacoポイント、ディズニーキャラクターQUOカード、楽天Edyなどに交換することが出来るので、電子マネーをメインに交換したい方にはおすすめです。
ANAカード
カードフェイス |
|
年会費 | 2,000円+税 |
※初年度無料 | |
家族カード | 1,000円+税 |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
申し込み資格 | 満18歳以上の方(高校生・大学生は除く) |
ポイント | Oki Dokiポイントプログラム |
1,000→1ポイント | |
海外旅行保険 | 1,000万円 |
国内旅行 | 1,000万円 |
(出典:https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/ana/index.jsp)
◆カードの特長1「マイル移行プログラム」
VISAが発行しているクレジットカードの中でもスペックは割とベーシックなクレジットカードだと言えます。ANAカードは1ポイント→5マイルまたは1ポイント→10マイルのいずれかからポイインと制度を選ぶことになりますが、後者を選んだ場合には年会費として6,480円が掛かるので注意が必要です。
カードの特長2「海外旅行保険」
航空会社とコラボレーションしてるだけあり、クレジットカードに付帯している保険がカードを持っているだけで付帯している「自動付帯」となっています。海外旅行の際にはその都度保険を掛けているとまとまったお金が掛かってしまうので、クレジットカードに自動付帯で保険が付帯しているものか、またはクレジットカードの利用付帯分に合わせて、さらに補償金額を上げる目的で別個の保険に加入するようにしてください。
JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブとANAカードの比較
|
JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ | ANAカード |
年会費 | 300〜1,250円 | 2,000円+税 |
国際ブランド | JCB | VISA・MasterCard |
ポイント | 1,000円→1ポイント | 1,000円→1ポイント |
海外旅行保険 | 3,000万円(利用付帯) | 1,000万円(自動付帯) |
国内旅行保険 | 3,000万円(利用付帯) | 1,000万円(自動付帯) |
マイルの扱い | ポイントカードに留まる | 1ポイント→5マイル |
1ポイント→10マイル | ||
(年額6,480円) |
年会費ついて
年会費は各種手続きを踏めば年間300円で持つことが出来るJCB一般カード/プラスANAマイレージクラブの方がお得にはなりますが、(1) MyJチェックのご登録と(2) 年間合計50万円(税込)以上のショッピングのご利用のどちらもがなければ300円にすることが出来ないので、クレジットカードをメインで利用するという方では無ければお得感はあまり感じられません。
国際ブランドについて
VISAとMasterCardは世界的に見ても双璧を成す2大ブランドなので、クレジットカードが使える国であればこの2つを持っていてそう困ることはありません。一方でJCBは日本で最初に発行された日本危惧王によるクレジットカード会社で、アジア各国を中心にか韓国や台湾、シンガポールなどでのシェア率が高いので、JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブは渡航先によってはJCBが使えず現金払いをしなくてはならない場面も出てくる可能性があります。
クレジットカードの良い所は現金を持ち歩かなくて済むところです。どうしても旅行者に見られてしまうので、ある程度のお金を持っていると思われてスリやひったくりなどの犯罪に巻き込まれてしまうことも少なくありません。そういった場合にクレジットカードを一枚もっておくことで高額なお金を持ち歩く必要がなくなり、安心材料になるのです。
旅行保険
クレジットカードに付帯している保険には2種類あり、1つはクレジットカードを持っているだけで保険の対象となる「自動付帯」、そしてもう1つは前もって旅行の代金や渡航費用をクレジットカードで支払うことによって保険の補償対象となり得る「利用付帯」です。
JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブは旅行の代金を支払いさえすれば補償額が最大で3,000万円もの金額になりますが、クレジットカード払いをしない場合には補償の対象外になってしまいます。
日本に居る場合には健康保険制度があるので高いお金を出したとしても知れて居ますが、海外で治療を受けた場合にはとてつもない高額な請求が来てしまうことがあるので、JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブを利用するのであればクレジットカードで決算をしてから旅行へ行くようにしましょう。
マイレージについて
JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブはクレジットカード機能にANAマイレージクラブ機能が搭載されているクレジットカードです。そのためフライトや提携店舗での買い物ではマイルが貯まるものの、日常使いではマイルを貯めることが出来ません。
その点ANAカードであればまずは貯めたポイントをANAマイルに変換する=日常使いでもANAマイルを貯めることが出来るということになるので、より沢山のマイルを貯めて行きたいという方はANAカードがおすすめです。
ANAカードを選べばANAマイレージクラブモバイルプラスに加入することなく、さらにANAVISASuicaカードを選べばリボ払い登録と年1回の利用で2,000円の年会費が751円(税別)にまで抑えることができます。
クレジットカードは一度持てば出来るだけ長く使い、実績を作っていきたいものだからこそ、クレジット選びは慎重にするべきです。海外へ行く機会が多く、VISAのブランドにこだわりたいという方、旅行へ行くにしても保険を掛けておきたいという方はANAカードがおすすめなのでぜひ検討してみてみましょう。
ANA VISA
- 初年度年会費無料
- マイルがどんどん貯まる
- 「iD」標準搭載
クレジット×ANAマイル×交通ICカードの3機能が組み合わさった万能カード
ANAマイルの貯められるクレジットカードの中では年会費がもっとも安いクレジットカードで、かつ毎年1,000マイルのボーナスポイントが貰えるので年会費以上のサービスがいきなり受けられる内容が◎。ANAマイルを初めて貯める初心者にもおすすめの1枚。
電子マネー | 初年度年会費 | 年会費 | ETC専用カード | 発行期間 |
---|---|---|---|---|
無料 | 2,200円 | 550円 (初年度無料) 年1回利用で無料 |
最短3営業日 | |
還元率 | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 | ショッピング保険 | 利用可能枠 |
0.5% | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 ※国内航空限定 |
年間最高100万円 | 20-80万円 |
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