JCB、VISAブランドの北陸カードは審査が厳しい! 通過する人の特徴と、すぐにカードを手に入れる方法
クレジットカードを申し込むときは、どんな時でしょうか。 まとまったお金を使う時にポイントを貰って活用するため、または現金を持ち歩かないようにしてクレジットカードでお金の管理をするため、社会人になったので1枚はクレジットカードを持っておこうと思ったためなど目的は様々あります。
そしてその際に注意したいのは「どのようなクレジットカードを持つか」ということになりますが、クレジットカードは申し込みをすれば必ず手に入るというものではなく、必ず審査が行われて審査に合格するとやっと手に入るアイテムなので、例えば社会人になりたての方がいきなりステータスカードと呼ばれるゴールドカードなどに申し込みをしても審査に落ちてしまうことになります。
クレジットカードでは3Cと呼ばれる項目がチェックされ、そのチェック項目の総合スコアによって合否が決まります。
クレジットカードの審査での3Cとは?
クレジットカードの審査に受かるための基本的なポイントは、3Cと呼ばれる能力(Capacity)、資産(Capital)、人間性(Character)の3つのスコアで決まっています。
(1)能力=Capacity
クレジットカードの審査において、もっとも重要な要素だと言えるポイントで、職業、雇用先、勤務形態、収入などがこの能力と呼ばれる項目になります。申し込み者にどのくらいの収入があり、どれくらいの金額であれば毎月支払いが出来るのかが見られています。
(2)資産=Capital
申込者の住居形態がチェックされ、最もスコアが高いのが持ち家や実家住まいの方です。しかし賃貸住宅であっても長い間そこに住んでいるということは、トラブルがなくきちんと家賃を納めているという証明になるので有利になりますが、転勤などの理由もなく短期間の間に転居をしている方は、未納や近所トラブルなど何らかの問題があるとみなされることがあります。
(3)人間性=Character
人間性の項目もとても大切なポイントで、クレジットカード会社は申し込み者の人間性を知ることは難しいので、この項目においてはクレジットカードの利用状況、携帯電話料金の支払い状況、ローンの有無や支払い状況が確認されます。これらの情報は「個人信用情報機関」という場所で最長5年ほど管理されているため、5年以内に滞納や未納、個人再生や自己破産などがあった場合には審査落ちしてしまう可能性が一気に高まります。
クレジットカードは申し込み者とクレジットカード会社の間で、クレジットカードの決済金額をきちんと支払えるという「信用」に基づいて発行されるものです。そのためどの項目もとてもだいじではありますが、特に能力・人間性の項目は厳しくチェックされるようになっています。
北陸カードは審査が厳しい?
北陸カードは「ほくほくフィナンシャルグループ 株式会社北陸カード」という会社から発行されているクレジットカードです。
北陸カードの基本スペック(JCB)
カードフェイス
|
|
---|---|
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント | OkiDokiポイント |
1,000円→1ポイント | |
申し込み資格 | 18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
北陸カードの基本スペック(VISA)
カードフェイス
|
|
---|---|
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント | Vポイント |
200円→1ポイント | |
申し込み資格 | 原則として18歳以上、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 |
クレジットカードの審査の厳しさは、外資系→銀行系→カード会社の信販系→流通系→消費者金融系の順となっており、北陸カードは銀行ですが発行はカード会社の信販系のクレジットカードになります。そのため審査の難易度としては中程度かなと思いがちですが、外資系→銀行系→カード会社系と、流通系→消費者金融系ではかなりの審査の難易度に開きがあるので、決して審査が簡単なクレジットカードとは言えません。
北陸カードはVISA・JCBのプロパーカードと同じスペック?
国際ブランドであるJCBやVISAが独自に発行しているクレジットカードを「プロパーカード」と呼んでおり、北陸カードはJCBやVISAと提携しているクレジットカードとなります。しかし同じくカード会社であるJCBやVISAカードの一般カードと比較してもスペックが変わらないため、北陸カードを持ちたい!という方でなければあまりメリットを享受することが出来ません。
JCBカードの基本スペック
カードフェイス
|
|
---|---|
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント | OkiDokiポイント |
1,000円→1ポイント | |
申し込み資格 | 18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
クレジットカードをVISAまたはJCBで持ちたいという方は、北陸カードではなく三井住友カードまたはJCBのプロパーカードを持った方がクレジットカードのステータス性という意味でも軍配が上がります。
そもそもクレジットカードのステータス性とは、そのクレジットカードを持つことでクレジットカードのユーザーの社会的地位などを示すものです。そのため、提携クレジットカードの全てにおいてステータス性が無いという訳では無く、国際ブランドとハイブランドがコラボレーションしている提携カードであれば、ステータス性もさらに高いクレジットカードとなりますが、VISAまたはJCBのクレジットカードを持つのであれば、VISAまたはJCBが独自に発行しているプロパーカードを持つ方がお得だと言えます。
審査に不安がある方・すぐにクレジットカードを持ちたい方
VISAまたはJCBカード、または北陸カードに限らず、一般的なクレジットカードは申し込みを行ってから審査を通過し、家へクレジットカードが届くまでにおよそ3週間程度かかると言われています。そのため、急いでクレジットカードを持ちたいという方は発行の可能なクレジットカードであるACマスターカードをお勧めします。
ACマスターカードの基本スペック
ACマスターカード
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.25%※1 |
ポイントサービス | - |
ETCカード | 発行までの期間※2 | 利用可能額 |
---|---|---|
- | 最大800万円※3 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
Apple Pay・Google Pay |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:毎月のご利用金額から自動でキャッシュバック※2:バーチャルカードは最短20分(※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
※3:800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。
ACマスターカードは消費者金融であるアコムと国際ブランドであるMasterCardが提携して発行しているクレジットカードです。 そのため審査に不安があるという方であっても申し込みにチャレンジしてみる価値のあるカードです。
また特筆すべきは、審査の状況にも寄りますが発行も可能となっているので、ネット上で申し込んだ後に自動契約機で、最短その日にクレジットカードを手に入れることが可能になっているので、どうしても急いでクレジットカードを持ちたいという方にも向いています。
ただし注意しておきたいのは、一般的なクレジットカードは一括払い又は分割払いで支払いを行いますが、ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードとなっています。
リボ払いとは毎月決まった金額を支払うタイプの支払方法で、支払計画が立てやすい反面、毎月一定額しか引き落としされないことに甘んじてカードの利用額をどんどん増やしてしまうとその分元金が増えていってしまい、返済しても返済しても元金が減らないという「リボ地獄」に陥ってしまうことがあります。
どのクレジットカードにも共通して言えることですが、クレジットカード決済したお金がきちんと支払えるのかどうかを確認したうえで計画的にクレジットカードを利用していきましょう。
審査に自信があるという方はJCBやVISAのプロパーカードをお勧めしますが、クレジットカードの発行を急いでいる方や、審査に不安があるという方はACマスターカードをチェックしてみて下さい。
ACマスターカード |
北陸カード(VISA) |
北陸カード(JCB) |
|
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 1,375円(税込) | 1,375円(税込) |
発行期間 | 1~3週間 | 1~3週間 | |
利用可能額 | 上限額:800万円 ※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。 |
10~80万円 | 20~100万円 |
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