ごうぎんDuoカードってどんなカード?お得な使い方やどんな方に向いているか解説

「ごうぎんDuoカードはどんなカード?」
「メリットやデメリットを知りたい」
「ごうぎんDuoカードを発行するか迷っている」

山陰合同銀行より発行されている、ごうぎんDuoカードですが、どのような特徴のカードか気になる方も多いかもしれません。

結論としては、キャッシュカードとクレジットカードの機能が1枚に収まったこのカードは、特にごうぎん利用者や山陰在住者にとって便利でお得なサービスを付帯しています。

そんな、ごうぎんDuoカードについて基本情報やメリット・デメリット、お得に利用する方法など詳しく解説、自分に向いているかどうかがこの記事で分かります。

ごうぎんDuoカードのスペック

ごうぎん公式HPより引用

ごうぎんDuoカードは、山陰合同銀行(ごうぎん)より発行のキャッシュカードとクレジットカード一体型のカードです。

VisaとJCBの2種類の国際ブランドから選ぶことができ、国際ブランドによって年会費無料の条件やポイント還元などに違いがあります。

ごうぎんDuoカードのラインナップについて

ごうぎん公式サイトより引用

ごうぎんDuoカードのラインナップは一般カードの2種類に加え「ごうぎんDuoカードGOLD」というゴールドカードも発行しています。

ポイント還元率がごうぎんDuoカードと比較していつでも2倍になり、還元率は1%に相当するカードです。

そのほか、回数制限なしのATM手数料の全額キャッシュバックや、山陰のプロスポーツ観戦特典などごうぎんDuoカードGOLDのみの特典が付帯しています。

ごうぎんATMの時間外手数料を全額キャッシュバック

ごうぎんDuoカードは、ごうぎんATMの時間外手数料が全額キャッシュバックされるため、ごうぎんをメイン口座にしている方にとって大きなメリットとなります。

また、ローソンATMとイーネットATMでも月2回まで手数料がキャッシュバックされる特典もあり、急にATMに行く必要があった際に安心です。

なお、キャッシュバックはごうぎん、ローソンATM、イーネットATM全て上記の流れでキャッシュバックされます。

山陰の提携店舗の特典が豊富

ごうぎんDuoカード&ちょいNAVi

ごうぎん公式HPより引用

松江市を中心とした250店舗以上の加盟店でごうぎんDuoカードを提示することで、割引や限定サービスなどを受けることができます。

ちょいNAViのステッカーが目印となりますが、詳しい対象店舗は運営元の株式会社コーアガス島根の公式サイトをチェックしてみましょう。

ごうぎんDuoカード決済でガソリン割引

島根県と鳥取県の一部の提携ガソリンスタンドでごうぎんDuoカードを使って決済すると、ガソリンが割引価格になります。

ごうぎん公式HPより引用

こちら詳しい対象ガソリンスタンドはごうぎんDuoカードの公式サイトで確認できます。

また、対象のガソリンスタンドには「ガソリン割引」ののぼりが目印となっているのでこちらも確認してみましょう。

ごうぎんDuoカードは条件達成で年会費が無料

ごうぎんDuoカードの年会費は入会初年度が無料、次年度から1,375円(税込)ですが、条件を満たした場合は次年度以降も年会費が無料となります。

以下の条件を満たした場合は、次年度以降も年会費無料となります。
・ショッピング利用額が年間10万円以上の場合（ショッピング利用額には、携帯電話料金等のクレジット決済額を含みます）
・（JCBカードのみ）25歳以下無料
・（JCBカードのみ）月々の携帯電話料金または電気料金をクレジットカードでお支払いいただいた場合

ごうぎん公式HPより引用

JCBブランドの方がVisaブランドよりも年会費無料化の手段が多い点は覚えておきましょう。

ごうぎんDuoカードは山陰にお住まいであれば、ATM無料や加盟店の特典などお得なカードですが、発行時や汎用性の面でデメリットもあります。

今回は、3点のデメリットについて解説します。

発行ハードルは比較的高い

ごうぎんDuoカードは山陰合同銀行の口座を持っていることが申し込みの条件になっていることから、メインターゲットは山陰にお住いの方になってきます。

また、ごうぎんDuoカードは山陰合同銀行が発行され、銀行系クレジットカードに分類されるため、一般的に銀行系クレジットカードは信頼性やステータス性も高い分、流通系や信販系に比べて審査が厳しい傾向があります。

申し込みを行う際は、自身のクレジットヒストリーに注意しつつ、ごうぎんDuoカードの申し込みの資格を満たしているかを確認しておきましょう。

申し込みから手元に届くまで約3週間かかる

また、カードが手元に届くまで、約3週間かかってしまう点も注意しておきましょう。

どうしても早くカードが欲しい方や、ごうぎんDuoカードにこだわりがない方は、発行スピードも早く、還元率や特典などが充実した他のカードを選ぶのもおすすめです。

利用可能枠が低め

Visaを選んだ場合もJCBを選んだ場合も、総利用枠は10〜60万円、キャッシング利用枠は0〜30万円となっています。

一般カードでも昨今は100~200万円の利用可能枠がある場合も多くなっていることに加え、カードを作ったばかりのときは審査次第でもっと低い金額に設定される可能性があります。

カード利用が多い方であればメインカードにするには、旅行や高額な買い物などの際に、心もとないと感じるかもしれません。

ごうぎんDuoカードは、万人向けのカードではありませんが、山陰にお住まいで上手く活用できる方にはお得なカードです。

どのような方に向いているか、また代替案としておすすめの汎用カードも併せて紹介します。

ごうぎんDuoカードは山陰にお住まいでカードをそこまで利用しない方におすすめ

ごうぎんDuoカードは、前提として山陰合同銀行の口座が必要で、キャッシュカードの役割も果たすカードとなっており、山陰にお住まいの方が発行すべきカードです。

特典も山陰地方に特化しており、カード利用枠が低いとはいえどそこまでカード利用をしない方にとっては、機能も十分で、既に山陰合同銀行口座を持っている方はお得に活用できるでしょう。

また、年会費がかかるのが気になるという方は、JCBブランドを選び、携帯電話料金、もしくは電力料金を支払うことで年会費を無料にできるため、迷ったらJCBブランドを選んでおくのがおすすめです。

ごうぎんDuoカード以外でおすすめのカード

ごうぎんDuoカードは山陰の方であれば、お得に活用できますが、デメリットの部分が気になる方や、山陰に限らず汎用性をカードに求めたいという方におすすめカードも紹介します。

審査が不安・利用限度額が高い方がいい・素早く発行したい方向け

ごうぎんDuoカードの「審査」「利用限度額」「発行速度」、の3点が気になるという方はACマスターカードがおすすめです。

ACマスターカード

年会費	審査時間	発行期間
永年無料		受取
還元率	利用可能枠	ブランド
0.25%	最大800万円 ※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。

ACマスターカードは、事前に「3秒診断」というサービスで審査通過の可能性を調べたうえで、申し込みが可能であるほか、限度額も高く、独自の審査基準で発行が可能となっています。

不安に感じる方も多い審査ですが、事前に期待値をチェックしたうえで申し込めるのは安心でしょう。

ただし、ごうぎんDuoカードのような加盟店の優待や旅行保険などは付帯しておらず、機は必要最低限となっているカードです。

普段使いには問題ないため、カードに特にこだわりがない方や機能はシンプルでいいという方にとってはピッタリなカードでしょう。

汎用性の高いカードが欲しい方

クレジットカードにお得、汎用性を求める方にとって、ごうぎんDuoカードは山陰に特化したカードであり、全国どこでもお得なカードという訳ではありません。

還元率やセキュリティ、付帯サービスなどコストパフォーマンスに優れるカードが、三井住友カード（NL）です。

三井住友カード（NL）

年会費	ETCカード	発行期間
永年無料	550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※	でカード番号発行※
還元率	利用可能枠	ブランド
0.5%~7%※	~100万円

三井住友カード（NL）はごうぎんDuoカードと同じく、銀行系のクレジットカードであり、ステータス性が高く、セキュリティ面も強固なカードです。

基本還元率は0.5%と一般的ですが、全国のの利用で獲得ポイントが最大7%^※となります。

また、ETCカードも年一回以上の利用があれば無料で所持できるほか、最高2,000万円（利用付帯）の海外旅行傷害保険や携行品保険などから自分に合った保険を選んで付帯させることもできます。

ポイントキャッシュバックや還元率アップなどのキャンペーンの開催も充実しており、使い勝手やコストパフォーマンスの優れた、人気のカードとなっています。

ごうぎんDuoカードはキャッシュカードとしても、クレジットカードとしても使用できる、山陰合同銀行のATM手数料のキャッシュバックや、山陰の加盟店での割引サービスが魅力のカードです。

発行のハードルが高めであることや利用可能枠の低さ、発行スピードがデメリットといえますが、気にならない方は申し込んでみましょう。

デメリットがどうしても気になる方や、山陰以外でもお得に使えるカードが欲しいという方は「ACマスターカード」や「三井住友カード（NL）」の発行を検討してみるのもおすすめです。