クレジットカードには一般カード→ゴールドカード→プラチナカードのランクがあり、ゴールドカードの申込基準に満たない場合、一般カードの利用を続け、招待を受けたり自信がついたタイミングで切り替えを検討する方が多いでしょう。

ゴールドカードを利用していると「利用枠が足りない」「年会費を払える自分のステータスに見合う上級カードを持ちたい」とプラチナカードの利用を考える方もいます。

ただし、プラチナカードは多くのカード会社で申込不可で、ゴールドカードを継続利用して招待を待つのが一般的です。

それでも、申込が可能なプラチナカードも存在します。

具体的には「JCBプラチナカード」と「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」があります。

この記事では、この2枚のプラチナカードを徹底比較し、自分に合ったカードを見つけられます。

JCBプラチナカードは年会費が27,500円(税込)で、家族カードは1人分が無料、2人目からは3,300円(税込)です。

国内外の旅行傷害保険は最高1億円、ショッピングガード保険は国内外でのカード払いで購入した商品に対して年間最大500万円まで補償がつきます。

さらに、旅行特典も充実しており、航空機遅延保険や手荷物の遅延・紛失に対する保険が含まれているため、海外旅行時の安心感が得られます。

JCBプラチナカードの特典

JCBプラチナカードには、「グルメ・ベネフィット」（国内提携レストランのコースメニューが2名以上で1名無料）や、「プライオリティ・パス」（1,000ヶ所以上の空港ラウンジの無料利用）があります。

その他にも提携ホテルの優遇価格での宿泊や「JCBプレミアムステイプラン」などの特典が付いています。

24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュ」サービスもあり、上質な会員特典が揃った1枚です。

JCBプラチナのポイントプログラム

JCBプラチナのポイントは「Oki Dokiポイント」で、海外利用で2倍、年間利用額に応じて最大25%まで還元率がアップする「JCB STAR MEMBERS」ボーナスも利用できます。

Oki Dokiランドを経由したネットショッピングではポイント還元率を最大20倍まで引き上げられるのも魅力です。

貯まったOki Dokiポイントの使い道

• 500ポイント以上で1ポイント→3円、1,000ポイント以上なら4.5円のキャッシュバック
• 200ポイント→スターバックスカードに1,000円チャージ
• dポイント、Tポイント、auWallet、楽天スーパーポイントには1ポイント→4ポイントで移行
• ANA、JALマイルなどのマイルにも1ポイント→3マイルで移行可能
• Amazonで1ポイント3.5円として利用可能

豊富な旅行特典

年会費22,000円(税込)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、「プラチナ・コンシェルジュサービス」により国内外のレストランやイベントの手配を24時間365日相談可能です。

「プライオリティ・パス」による世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジの無料利用、スーツケース1個の往復無料「手荷物宅配サービス」、空港での「コート預かりサービス」など旅行時に便利な特典も充実しています。

旅行以外の特典には、「スーペリア・エキスペリエンス」経由で国内外のホテルやスパでの優待、「プラチナ・グルメセレクション」で国内提携レストランのコースを2名以上で利用時1名分無料、宿泊予約サイト「Relux」で7%割引と最低価格保証などもあります。

さらに、ハーツレンタカーの年会費無料利用や名門ゴルフ場の予約代行サービスも利用でき、レジャー関連のサポートも万全です。

付帯保険も充実しており、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行傷害保険は最高5,000万円、国内外の渡航遅延便保険は2万円、ショッピング保険は年間最大300万円、犯罪被害傷害保険は1,000万円までカバーされています。

これだけの特典が揃いながら年会費が比較的手頃で、コストパフォーマンスが良いのが魅力です。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費が5,000円お得で、特定の月にショッピングするとポイント還元率が2倍になるため、お得感があります。

さらに、空港でのサービスが多く、宿泊予約サイト「Relux」の割引特典もあるため、海外旅行や出張が多い方に適しています。

一方、JCBプラチナカードはグルメやホテル関連の特典が充実しており、京都でのラウンジ無料利用や、飛行機の遅延や手荷物トラブルに対する補償も備えています。

そのため、ポイント還元率や空港でのサービスを重視する方には三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、グルメやホテル、飛行機関連の補償が欲しい方にはJCBプラチナカードがおすすめです。

どちらも申込可能なプラチナカードで、年会費が2万円台です。

自分のニーズに合ったカードをしっかりチェックしてから決めましょう。