申込者の中にはある程度の年齢を重ねているのに、 新卒社会人の様な過去の金融取引履歴が真っ白な方がいます。
つまりクレジットカードヒストリーが全く記載のない方がいるのです。
この様な方の事を業界用語でホワイト、もしくはスーパーホワイトなどと呼びます。
この言葉には、それぞれそう呼ばれる方のクレジットカードヒストリーに原因があります。
いわゆるホワイトとは、過去に自己破産などを経験し、それから指定期間経過を経て個人情報機関の情報が白紙になっている方のことを言い、スーパーホワイトとは、いわゆる現金主義などでクレジットカードの持参や借り入れを行った経験がない方を指します。
2つの状況は天と地ほど違うのですが、個人情報機関に取っては同じ取り扱いとなります。つまり状況がどうであれ、クレジットカードヒストリーは全くの白紙という扱いを受ける事になるのです。
厄介な事に、これらホワイト、スーパーホワイトと呼ばれる方は審査に通らない事が多いのです。
ポイント!
これには機械審査(自動審査)が大きく関係しています。
先程も述べた通りホワイトには2種類あり、その内容は大きく異なるのですが、機械審査の場合、申込者の年齢が新卒社会人ではないのにも関わらず、クレヒス履歴が白紙であると、審査を自動的に通過させない処理を行ってしまうクレジットカード会社が多いのです。
スーパーホワイトの方には侵害かもしれませんが、機械にはそれがホワイトの方と見分ける事が出来ませんので、クレジットカードを作る際には、ホワイトの方も、スーパーホワイトの方もそれなりの対応を考えなければならない訳です。
基本的に普通に社会人生活を営んでいれば、何かしらローンや借り入れを利用する事があり、それがその人の金融取引履歴として、残っていく訳です。
クレジットカード会社から見ると、カードの申込者は過去数年の間に自社で取引を行っていない限り、初めての取引対象者であり、その履歴などは一切が不明の状態です。
その様な方の金融取引情報は、信用情報機関で取得した過去履歴が情報の全てであり、それ以外に信用性を担保出来るものはない訳です。
クレジットカードの発行は、あくまで信用担保と呼ばれるその人の信用性が全てとなっており、それを具体的に確認できる要素が過去の金融取引となっている訳です。
では社会人になったばかりで過去に金融取引がない場合はどうなるのでしょうか。
そんな場合は、“新社会人向け”のカードが無難となってきますが、基本的には新卒社会人として取り扱われますので、申込み資格年齢や年収に制限を持っていないカードに関しては心配する必要はありません。
申込者がクレジットカードの申し込みを行った場合、クレジットカード会社はその方を大きく2つの要素で精査します。
1つは属性、そしてもうひとつは過去の信用取引であり、その人のクレジットヒストリーとも呼ばれるものです。
属性とはその人の年齢、仕事の内容、自宅所有の内容やその方の収入や支出に基づく毎月の余剰資金の多さ、他の借り入れなどの状況、毎月の支出の内容などの資産状況を指します。これは主に申し込み時に記載した記載内容と情報機関から得た情報などで総合的に判断がなされます。
そしてもうひとつの要素は、その人の過去の金融取引の歴史、クレジットヒストリーになります。過去のクレジットカードの利用状況の有無やその利用状況、特に返済遅延などがないのかどうかが重点的にチェックされます。
クレジットカード会社の入会審査では、この2つの要素で審査が行われ、問題がなければカードの発行が許可される訳です。
また、その審査結果によってもその利用限度額などが決定されます。
これらのカードであれば、絶対にという事は言えませんが、申し込み審査についてもある程度クレヒスに厳格ではない部分がありますので、審査通過の可能性があります。
これらのカードを作成して概ね1年以上の利用履歴が付けば、ステップアップを考えても良いでしょう。
当然ながらカードをただ持っているというのでは実績になりませんので、積極的に利用を行う事が大事です。
仮にこれらのカードでも作成が困難な場合は、 携帯電話の契約を行う事も1つの方法だと言えます。
最近は携帯電話の契約も個人情報機関の利用履歴に掲載される様になってきています。携帯電話であれば、比較的容易に契約が行えますので、1年から半年ほどの利用履歴を作り、その後再度お勧めしたカードの申し込みを行ってみましょう。
ホワイト、スーパーホワイトの方でもクレジットカードの作成をあきらめる必要は全くありません。
ただ、普通の方と比較して、少し時間がかかるだけですので、その辺りは割り切って時間を掛けてカード作成をしていく様に心がけましょう。
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