エチカやソラチカなど、人気の商業施設を次々と打ち出している東京メトロのお得なクレジットカード【ソラチカカード】は、「クレジットカード」「定期券」「PASMO」「ポイントカード」の1枚4役のカードであり、日常の様々なシーンをスマートにこなすことができます。
ソラチカカードは年会費2,000円+税、家族カードは年会費1,000円となっていますが、現在入会キャンペーンを行っており、年会費初年度無料で利用することができます。
デポジット料金なしで定期券・PASMOを搭載させることができるクレジットカードで、ANAマイレージとメトロポイントの両方の機能を兼ね備えたお得なカードとして、注目が集まっています。
カードブランドは日本発の国際ブランド「JCB」で、高校生を除く18歳以上の方が申し込みことができ、追加できるサービスとしてETCカード(年会費無料)・ 電子マネーの「QUIC Pay」・ 関西で使えるICマネー「PiTaPa」・東海道新幹線の予約サービス「プラスEX」が用意されています。
カードに搭載できる定期券は、東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄となっており、オートチャージ機能が使えるため、残金が少なくても改札で泊まることなくスムーズに改札を通ることができます。
海外旅行の傷害保険・国内旅行の航空傷害保険は最高1,000万円が自動付帯、海外で購入した商品について損害を被った場合、自己負担額10,000円/1事故で年間最高100万円のショッピングガード保険が付帯しています。
ソラチカカードの一番の特長は「メトロポイント」と「JCBのOkiDokiポイント」または「ANAマイル」(カード会社のポイント)の二重取りができるというところです。
メトロポイントは東京メトロの乗車や売店・自動販売機などで電子マネーPASMOを利用する・定期券の購入などで貯めることができます。
利用 | 交換レート | 定期券区外(1乗車) | 平日5ポイント、休日15ポイント |
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自動販売機 | 100円(税込み)→1ポイント |
売店 | 200円(税込み)→1ポイント |
定期券購入 | 1,000円ごと→5ポイント |
エチカ池袋やソラチカ池袋での利用 | 5ポイント~ |
カード会社のポイントプログラムは「マルチポイントコース」「マイル自動移行コース」2つのコースから選択することができます。
マルチポイントコースはOkiDokiポイントが1,000円(税込み)→1ポイントが貯まり、マイル自動移行コースでは、ANAのマイレージクラブには5マイルコースと10マイルコースの2つが用意されています。
マイル自動移行コース | マイル還元レート | 移行手数料 |
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5マイルコース | 1,000円→5マイル | 無料 |
10マイルコース | 1,000円→10マイル | 5,000円+税/年 |
から選択することができます。
比較して10マイルコースのほうが還元率はいいですが、年にいくらぐらい使っているか・使う予定があるかを計算し、どちらのほうがお得にマイルを貯めることができるのかを確認しておきましょう。
マイル自動移行コース | マイル還元 | 移行手数料 |
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5マイルコース | 年間3,000マイル | 無料 |
10マイルコース | 年間6,000マイル | 5,000円+税/年 |
1マイル→1~2円相当と換算したとき、3,000~6,000円分となります。使い方によっては、10マイルコースのほうが損となる可能性があります。
マイル自動移行コース | マイル還元 | 移行手数料 |
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5マイルコース | 年間6,000マイル | 無料 |
10マイルコース | 年間12,000マイル | 5,000円+税/年 |
1マイル→1~2円相当と換算したとき、6,000~12,000円分となります。5,000円+税を払ったとしても、10マイルコースのほうがお得になるといえます。
― | 交換レート | PASMOへチャージ | 10ポイント→10円相当 |
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楽天スーパーポイントへ交換 | 500ポイント→500楽天スーパーポイント |
nanacoポイントへ交換 | 500ポイント→500nanacoポイント |
景品や商品券との交換、Amazonポイントや百貨店などで即時ポイントとして利用、nanacoポイントや楽天スーパーポイント・Tポイントなどの他社ポイントへの移行、JAL・ANAマイルへの交換などに利用することができます。
ANAの国内線・国際線の特典航空券・提携航空会社の特典航空券への交換、楽天スーパーポイントやTポイントなどの他社ポイントへの交換、憧れのホテルの宿泊クーポンや豪華レストランのお食事クーポンとの交換など、様々な使い道が用意されています。
ANAスカイコインへ交換することで、国内旅行商品や海外旅行商品に交換することもできます。
また、メトロポイントはANAマイルと相互に、OkiDokiポイントはメトロポイントとANAマイルに交換することができます。
移行ポイント | 移行レート |
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ANAマイル→メトロポイント | 10,000マイル→10,000ポイント |
OkiDokiポイント→メトロポイント | 200ポイント→1,000ポイント |
移行ポイント | 移行レート |
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メトロポイント→ANAマイル | 100メトロポイント→90マイル |
OkiDokiポイント→ANAマイル | 500ポイント→1,500マイル |
何かお目当ての使い道がある場合、そのポイントへ交換することができるという使い方もできますが、マイル自動移行コースを選ぶとOkiDokiポイントからメトロポイントへの移行はできなくなります。
カードが届いたら、まず「メトロポイントPlus」の登録を行いましょう。
メトロポイントPlusの登録を済ませることでメトロポイントを貯められるようになりますが、初期は設定されていないため、忘れてしまうとメトロポイントが付かないということになってしまいます。
改札機を通るときに行われるオートチャージは、入会時の初期設定では2,000円以下になった場合に3,000円がチャージとなっていますが、オートチャージの条件やチャージ金額は1,000円~10,000円まで1,000円単位で金額を変更することができます。
カードが手元へ届いたときにはチャージ金額は0円であり、バスに乗車する際にオートチャージはされないため、ソラチカカードを利用して最初にバスに乗車するときは、あらかじめチャージをしておく必要があります。
ソラチカカードには定期券を搭載することができますが、東京メトロで発売している2区間定期券「西武鉄道との特殊連絡定期券」「東武鉄道との特殊連絡定期券」は搭載することができません。
また、現在使っているPASMOからチャージ金額や定期券情報を移し替えることができないため、ソラチカカードへの移行を考えてはいるけれど、まだチャージ金額が残っている・定期券の有効期限がまだまだ残っているという方は注意が必要です。
その場合は、ソラチカカードを所持しながらも、現在使っているPASMOのチャージの残高を使い切ることや有効期限まで現在の定期券を使うことになります。
日々のカード利用でマイルを貯めたい陸マイラーにも、いつも東京メトロを利用している地下鉄ユーザーにも、使いやすく・ポイントを貯めやすいクレジットカードとして人気のソラチカカードを利用していきましょう。