これまでは馬券を購入する際には、競馬場やウインズへ足を運んで購入する必要がありました。
しかし、今ではインターネット購入が主流となり、家や外出先を問わず、どこからでも簡単に馬券を購入することが可能です。
ネットで馬券を購入する方法は主に3つありますので、それぞれメリットを比較しながらご紹介します。
インターネット上で競馬の馬券を購入する方法は、主に下記の3つです。
方法によってクレジットカードの利用可否や購入限度額、支払い方法などの特徴が異なります。
会員登録の条件 | 登録から 利用までの期間 |
利用できる デバイス |
引き落とし口座 | 払い戻しの タイミング |
購入回数制限 | 1回あたりの 最低購入金額 |
1か月の 購入限度額 |
システム利用料 | 地方競馬 発売日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JRAが指定する 銀行口座を 保有していること |
即時 (口座がある場合) |
インターネット (パソコン/携帯電話) |
JRA指定の普通口座 | 通常月曜日午前中 (出金指示を行えば、 即時振込可能) |
9,000回/日 | 100円/回 | - | - | 全発売日 |
JRAが指定する クレジットカードを 持っていること |
即時 (クレカがある場合) |
インターネット (パソコン) |
JRA指定の クレカ引落し口座 |
通常月曜日午前中 または日中 (銀行口座により異なる) |
- | 1,000円/回 | 100,000円/月 ※システム利用料を含む |
100円(税込)/回 | 購入不可 |
A-PAT専用の口座を 新規開設する必要あり |
約2か月 | インターネット (パソコン/携帯電話)、 プッシュホン電話 |
A-PAT専用口座 | 月曜日中 (ゆうちょ銀行のみ 木曜日) |
9,000回/日 | 100円/回 | - | - | JRA開催日または 特定の月曜日 |
元々スマートフォンで馬券を購入できる方法は、「即PAT」「A-PAT」のみでした。
「JRAダイレクト」はパソコンからの購入だけでしたが、2021年11月12日(金)からは変更され、いずれも外出時などにもスマホから馬券ができるようになっています。
ただし、地方競馬の購入はできないため、即PATの利用か、楽天カードを持ってJRAダイレクトと楽天競馬の利用をおすすめします。
楽天カードとは?公式サイトでチェックする「A-PAT」は、Web投票(パソコン、スマホ、携帯)またはプッシュホン投票が可能な購入方法です。
新規に専用の口座開設が必要な点がデメリットですが、Web投票以外にもプッシュホン投票があり、インターネットが苦手な方にも幅広く利用されている投票サービスです。
ただし、加入申し込みから馬券が購入できるようになるまで約2か月かかるため、すぐに馬券を購入したい!という方にはあまりおすすめできません。
「即PAT(即パット)」は、JRAが指定する銀行口座を既に保有している場合、会員登録後すぐにWeb投票可能な点が特長です。
また、即PATはパソコン・スマホ・携帯のどこからでも馬券を購入できる点や、中央競馬だけでなく地方競馬や海外競馬の馬券も購入できる点から多くの人に選ばれています。
さらに、払い戻し金が確定した後に「出金指示」を行うと、即時で払い戻し金を振り込んでもらうことが可能な点も特長の一つです。
即PATで登録可能な銀行口座は下記の通りです。
もちろん新規口座開設して即PATを利用することも可能です。
近所に郵便局・ゆうちょ銀行がある場合、申し込みを行った当日に口座開設が可能です。
その他の銀行の場合、申し込みから口座開設までに1週間~2週間程度の時間がかかることが一般的ですので、すぐに即PAT対応の口座を作りたい!という方にはゆうちょ銀行をおすすめします。
もし数日待てるのであれば、楽天銀行がおすすめです。JRAダイレクトや楽天競馬でも使える楽天カードとも、合性のいい銀行のためです。
「JRAダイレクト」は、JRAが指定するクレジットカードを持っていれば、パソコンから簡単に登録・即日馬券購入が可能なインターWeb投票サービスです。
購入回数に制限はありませんが、1カ月の購入上限が10万円までと定められているため、予算を超えた馬券購入を防げます。
JRAダイレクトに登録できるクレジットカードは下記の通りです。
上記のいずれかのカードであることと、各カード会社のインターネットサービスに登録可能なクレジットカードであることがJRAダイレクトに登録できる条件となっています。
また、家族カードや法人カード、20歳未満の方は購入ができませんので注意しましょう。
上記の条件を満たしているクレジットカードであっても、JRAダイレクトに登録できない場合があります。
主に次の場合には対象のクレジットカードを所持していても登録・購入ができませんので注意が必要です。
また、JRAダイレクトに登録できるクレジットカードは1枚のみです。
「即PAT」「A-PAT」の場合、支払い方法は口座から直接引き落とされるシステムとなっているため、投票前にあらかじめ購入金額を口座に入金しておく必要があります。
一方で「JRAダイレクト」はクレジット決済で馬券が購入できるため、投票時に馬券を購入するための現金を用意できない場合でも投票が可能です。
JRAダイレクトに登録できるクレジットカードは1枚のみのため、馬券購入でポイントが貯まりやすいなど、よりメリットが多いカードを登録した方がお得といえます。
そのため、JRAダイレクトを利用する場合には、クレジットカードを新しく作るというのも一つの手でしょう。
JRAダイレクトと相性のいいおすすめのクレジットカードはずばり楽天カードです。
初年度年会費 | 無料 |
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年会費 | 無料 |
ETCカード | 年会費550円 (税込) |
電子マネー | |
発行期間 | 約1週間 |
還元率 | 1% |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
国内旅行保険 | - |
ショッピング保険 | - |
利用可能枠 | 最高100万円 |
楽天カードならどの国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB、アメックス)でもJRAダイレクトに登録可能です。
さらに、還元率は常時1%ですのでJRAダイレクトでの馬券購入時にもポイントを獲得するできます。
もし競馬ファンの方が楽天カードを新規申し込みする場合には、引き落とし口座を楽天銀行に設定するのがおすすめです。
なぜなら、楽天銀行の口座を保有していると、JRAダイレクトだけでなく、即PATや楽天競馬で地方競馬の投票も可能になるためです。
最後に楽天競馬のサービス内容についてご紹介します。
楽天競馬は地方競馬に特化した競馬投票サイトで、パソコンまたはスマホから全地方競馬の馬券購入が可能です。
最大の特長は、購入した馬券が外れても楽天ポイント(最大10%)が還元される点です。
この他にも、楽天競馬に登録すると、主に下記のようなサービスを利用できます。
ただし、楽天競馬の馬券購入方法は「楽天銀行口座から引き落とし」のみですので、利用の際には口座開設を忘れないようにしましょう。
中央競馬も地方競馬も楽しみたい!という方には、楽天カードでJRAダイレクト、楽天銀行口座で楽天競馬を利用するとよりポイントが貯まりやすいため、楽天カードと楽天銀行口座の開設がおすすめです。
このように、馬券のインターネット購入には様々な種類がありますが、利用できるデバイスや決済方法がそれぞれ異なるため選ぶ際には注意が必要です。
スマホで馬券を購入したいという方や払い戻し金をすぐに受け取りたいという方には「即PAT」がおすすめです。
ただし、即PATではポイントなどを貯めることはできません。
パソコンが利用できる方でクレジット決済をしたい方や、馬券購入でポイントを貯めたい方には「JRAダイレクト」の利用をおすすめします。