クレジットカードでショッピングをするのは現金を持ち歩く必要がなく、財布も軽く済み、さらにポイントプログラムが付帯しているのならポイントも貯まるので大変便利です。
ただし、クレジットカードには利用限度額があり、カード利用実績を作ることで利用限度額が引き上げられてもカードごとに定められた限界があります。
そして、クレジットカードの利用限度額というのは必ずしも上げるばかりが有効ではありません。
場合によってはクレジットカードの利用限度額を下げるほうが使い勝手が良くなるということもありえます。
逆転の発想に思われるかもしれませんが、意識するとカード利用が便利になりますのでチェックしましょう。
クレジットカードの利用限度額を下げる一つ目のメリットは、メインに使っているクレジットカードの利用限度額を上げやすくなることです。
クレジットカードの多機能化が進む2018年において、保険・優待サービス・ポイントプログラムを目当てにクレジットカードを発行するというのは当たり前のものです。
そういったショッピング利用以外を目当てに発行したクレジットカードは高額の利用をすることがほとんどありません。
しかし、クレジットカードはカード会社が1人に割り当てる利用限度額を共有しているため、サブカードの利用限度額を下げることで、メインカードに割り当てられた利用限度額を広げる余地が生まれます。
メインカードの利用限度額を上げたい時はあまり使わないクレジットカードの利用限度額を思い切って下げてみましょう。
クレジットカードでの決済によるショッピングは非常にスムーズですし、ポイントが貯まります。
しかし、カード決済は現金不要で支払いができるため、カード利用しても現金を使っているという意識が起きにくくなり、気づけば膨大な料金を支払っているということもあります。
そのため、クレジットカードの上限金額を下げてしまうことで、定めたライン以上のカード利用が不可能になり、クレジットカードの使いすぎを防止できます。
このやり方は学生になったばかりの子供にクレジットカードを持たせる時などにも有効ですので、一人暮らしや海外旅行や留学をする子供のクレジットカードの限度額を親で管理しておくと使いすぎがなくなるので良いでしょう。
他にもクレジットカードの利用限度額を下げておくことで、万が一にも盗難されたり紛失してしまった時も被害を抑えることができます。
それ以外にも新たなクレジットカードを発行したいけれども、審査が通るか不安という場合はクレジットカードの利用限度額を下げたり、いっそのこと解約するという手段を取ることで、信頼度が上がり審査が通りやすくなります。
ビューカードはJRと提携していることからSuica機能が付帯されており、JREポイントが貯まるので通勤・通学でSuicaカード代わりに使うという方も多いでしょう。
通学、通勤や移動にしか使わないのでビューカードの利用限度額を下げたいという方はカード名義本人がコールセンターに電話して、利用限度額引き下げ申請をしましょう。
年4回開催の「マルコとマルオの7日間」にてマルイ全品10%OFFのセールがあったり、海外旅行傷害保険が手厚いという強力な特典と補償が付帯されているのがエポスカードです。
おまけに年会費が無料ですので、サブカードとして使うのに高い人気と評価を誇っています。
エポスカードゴールドのインビテーションを受けてエポスカードゴールドを発行すればゴールドカードの年会費が無料になるという効果もありますので、ゴールドカード発行のための繋ぎにもなります。
エポスカードの利用限度額を下げたいならカード名義の本人がコールセンターへ電話して利用限度額を下げるよう申請すれば10万円単位の利用限度額の減額が可能となります。
年会費無料で楽天ポイントの還元率が1%な上にスーパーポイントアッププログラムを利用すれば還元率10%超えも夢ではないのが楽天カードです。
海外利用にも適していますし、品揃えが豊富でセール頻度も高い楽天市場でのショッピングにも向いています。
万人向けのクレジットカードですが、あくまで日常的なショッピングしかしないという方なら利用限度額を下げても問題ありません。
楽天ナビから利用限度額を下げるよう申請すれば利用限度額を下げることができます。
利用限度額を上げようとするのがメインとなるクレジットカードですが、あえて利用限度額を下げることで、優れたメリットが発生します。
例えばカード会社は与信というカード利用限度額を共有しているので、利用限度額を下げることで、メインカードの利用限度額を上げやすくなります。
そしてカードの使いすぎを防ぐこともできますし、利用限度額を下げたり、解約することで新たなクレジットカードを発行申込すると審査を通りやすくなります。
利用限度額を下げる方法は色々とありますが、例えばビューカードやエポスカードはカード名義の本人がコールセンターに電話することで利用限度額を下げるよう申請できますし、楽天カードは楽天ナビから利用限度額を下げるよう申請できます。
ただし、利用限度額を一度下げると、また上げたくなった時に審査が必要になりますし、その時の利用状況次第では利用限度額増枠申請が通らないという可能性もあります。
つまり、クレジットカード利用限度額の引き下げ申請をする上で、どのクレジットカードがメインの高額ショッピングに使うクレジットカードなのかしっかり見極めをするのが重要となります。
利用限度額を下げるのは使いすぎ防止以外の目的ならば、あくまでサブカードに限定するようにしましょう。
年会費 | 審査時間 | 発行期間 |
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永年無料 | ※1 | 受取 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.25% | 最大800万円※2 |
ACマスターカードは大手消費者金融のアコムが発行するクレジットカード。
利用限度額はショッピングだけであれば最高300万円、ショッピングとカードローンを合わせると最高800万円となり、他のクレジットカードと比べても高く設定されています。
一般的なクレジットカードの審査とは異なった、独自の審査基準で将来使いたいクレジットカードを持つ前にクレヒスを積むためにメインカードとして使う方が多いです。
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
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無料 | - | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
- | 10万円~300万円 ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |