累計利用額に応じて最大で5%オフで利用できるゲゲゲの鬼太郎カード。
改悪するという噂もあり、「本当にお得なのか?」「他にも良いカードがあるのでは?」と気になる人も多いでしょう。
そこで、ゲゲゲの鬼太郎カードが本当にお得なのか、特徴や基本情報を調査したうえで、人気高還元カードと比較シミュレーションしてみました。
結果をもとにゲゲゲの鬼太郎カードがどんな人におすすめなのかも解説します。
・ゲゲゲの鬼太郎カードとは?
・ゲゲゲの鬼太郎カードの最大5%割引の条件
・ゲゲゲの鬼太郎カードのポイント制度
・ゲゲゲの鬼太郎カードは本当にお得なのか?
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短5分でカード番号を発行※ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.0%~10.5%※ |
ゲゲゲの鬼太郎は水木しげる原作の妖怪が出てくる物語で、1950年代から漫画、アニメ、映画と幅広く50年以上続いている作品です。
そんな子供から大人まで知る存在である鬼太郎が、山陰信販のクレジットカードのデザインに起用され、ゲゲゲの鬼太郎カードが登場しました。
ゲゲゲの鬼太郎カードは3種類あり、全面に目玉おやじがちりばめられたデザインや、ゲゲゲの鬼太郎のメインキャラクターがファミリーとして描かれているデザイン、鬼太郎と目玉おやじのツーショットのデザインなど、ファンにとっては激レアの自慢したくなるようなデザインが特徴的です。
ゲゲゲの鬼太郎カードは、カード利用料金1,000円につき5わくわくポイントが付与されます。
リボ払いを利用するとボーナスポイントが1,000円につき5ポイントもらえ、貯めたポイントはギフトカードや商品券、寄付、他社ポイントやマイルへの移行、ポイント払いに利用できます。
新規入会特典は入会後の最初の誕生月は1ヶ月間カード利用料金が3.0%OFFの割引が適用される内容となっています。
キャッシングを除くすべての利用料金が3.0%OFFになるのは、ほかのカードでもなかなかないでしょう。
誕生月を過ぎて入会した方は、入会直後に特典を利用することはできませんが、次の誕生月まで楽しみにゲゲゲの鬼太郎と一緒に待つことができます。
年会費 | 初年度年会費無料 次年度以降1,045円(税込) |
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ポイント | わくわくポイント 0.5%還元 |
国際ブランド | JCB |
入会資格 | 日本国内在住の高校生を除く18歳以上の方で、提携金融機関に決済口座がある方。 |
付帯保険 | カード盗難紛失保障サービス、海外旅行保険サービス:最高2,000万円 国内旅行傷害保険:最高1,000万円 |
追加可能カード | ETCカード(年会費無料) |
発行元の山陰信販は鳥取県の信販会社で、鳥取県はゲゲゲの鬼太郎の作者の水木しげるさんの出身地です。
県内には水木しげるロードと呼ばれるエリアがあることや、境港市は妖怪の町と呼ばれているなど鬼太郎とは深い縁がある地域です。
ゲゲゲの鬼太郎カードは、クレジットカード業界でもトップクラスの割引率を誇る、誕生月の決済割引というサービスが付帯しています。
誕生月の割引特典は、誕生月を除く11カ月間のカード利用料金の合計金額で割引率が決まり、国内・海外でのカード利用料金が対象になります。
ただし、カード利用料金のうち、キャッシング利用分は対象外です。
普段の買物はもちろんスマホ利用料金などの固定費の支払い、電子マネーへのクレジットチャージも利用すれば、誕生月の割引率決定条件もクリアしやすくなるでしょう。
割引率は、カードの利用料金の合計が10万円未満は1.0%OFF、10万円以上30万円未満は3.0%OFF、30万円以上は5.0%OFFの設定です。
最高割引率が適用される条件の30万円を達成するには、月額あたりいくらのカード利用料金が必要でしょうか。
30万円÷11ヶ月=27,270円となり、毎月平均28,000円のカード利用があると誕生月の5.0%OFFの条件をクリアできる計算です。
電子マネーへのクレジットチャージ、スマホ利用料金、ネット回線利用料金、水道光熱費や家賃など、毎月支払いが確定している固定費を一部だけでもゲゲゲの鬼太郎カードで支払うことが抑えるべきポイントと言えるでしょう。
ただし、電子マネーのクレジットチャージはわくわくポイントの対象外なので注意しましょう。
ゲゲゲの鬼太郎カードの誕生月割引特典で魅力を感じるのは、誕生月に電子マネーへのクレジットチャージ利用分も割引になるということです。
例えば、5.0%割引の誕生月中に10,000円チャージした場合、実質9,500円でチャージしたことになるのです。
クレジットカードでは、電子マネーへのクレジットチャージ利用分はポイントや割引の対象外となることが多い中、割引対象になることはゲゲゲの鬼太郎カードを持つ大きなメリットです。
普段から電子マネーを使用する方は、ゲゲゲの鬼太郎カード経由でのクレジットチャージをフル活用することをおすすめします。
最大5.0%割引を受けられる誕生月割引特典は、ショッピング利用分なら幅広い用途の利用料金が対象ですが、ポイントプログラムのわくわくポイントの付与対象については少し内容が異なります。
わくわくポイント付与は、Edyチャージ、nanacoチャージ、ANAプリペイドチャージ、ANA PAY、kiigo、KYASH、FamiPayチャージ、TOYOTA Walletチャージ、Revolutなど、電子マネーのチャージ等、キャッシングのご利用分、およびカード年会費(保険料含む)等は対象外となっています。
わくわくポイントを積極的に貯めるなら、ゲゲゲの鬼太郎カードをショッピング利用するか、公共料金やスマホ利用料金などの固定費の支払いに使用することがおすすめです。
また、付与条件が1,000円ごとなので、なるべく端数を無駄にしないためにも固定費などを併せて支払うことがポイントです。
有効期限はポイント獲得月から2年間で、ポイントの増減が発生しても有効期限の延長はありません。
固定費の支払いなどをうまく活用して毎月一定数のポイントを獲得し、計画的にポイント交換をする使い方が理想的です。
誕生月を除く11ヶ月間に貯まるわくわくポイントは、普段のカード利用料金に対して0.5%還元で貯まります。
ポイント数は山陰信販カード会員専用オンラインサービスのSC‐Web会員になるといつでもWeb上から確認できます。
わくわくポイントの交換方法は、夢わくわくポイント応募用紙に必要事項を記入して郵送するか、山陰信販カード会員専用オンラインサービスのSC‐Webサービスから申込むか、コンタクトセンター(0859-32-7331 平日 9:30~18:00)への電話による申込み方法があります。
貯めたわくわくポイントは、ギフトカードや商品券などの金券類を中心に、寄付、他社ポイント、マイルなどに交換でき、ポイント払いに使用することもできます。
ギフトカードへ交換 | ポイントを寄付 | 他社ポイントへの移行 |
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1,000ポイント →1,000円分 |
500ポイント~ |
500ポイント以上 500ポイント単位 |
・JCBギフトカード ・VISAギフトカード ・鬼太郎クオカード ・図書カード ・百貨店共通商品券 ・Amazonギフト券 |
・(社)日本ユネスコ協会連盟 ・境港市観光協会 ・ガイナーレ鳥取 ・島根スサノオマジック |
・dポイント・・・1わくわくポイント→1dポイント ・auポイント・・・1わくわくポイント→1auポイント ・楽天スーパーポイント・・・1わくわくポイント →1楽天スーパーポイント ・nanacoポイント・・・1わくわくポイント→1nanacoポイント ・JALマイレージバンク・・・1わくわくポイント→0.5マイル換算 (本人のJALマイレージバンクの7桁または9桁のお得意様番号が必要) |
わくわくポイントをポイント支払いするときのレートは、1わくわくポイント→1円で、1,000ポイント以上500ポイント単位での利用ができます。
ゲゲゲの鬼太郎カードでのショッピング利用料金の支払いに充当でき、申し込みはSC‐Webのマイページからの申込限定となります。
毎月1日から月末までのポイント払い申し込み分を、翌月のカード利用料金請求金額の支払いに充当する仕組みです。
キャッシングの利用料金は対象外のため使用できません。
ゲゲゲの鬼太郎カードを発行するときは、入会する前に自分の誕生月のタイミングをチェックしてみましょう。
ゲゲゲの鬼太郎カードの入会特典には、入会後最初の誕生月はオール3.0%OFFでカード決済が利用できます。
入会してすぐに特典を利用したいなら誕生月の前の月に入会することがおすすめです。5月が誕生月だとしたら、4月の入会になります。
30万円の割引率決定条件は月平均28,000円のカード利用でクリアできるので、固定費をうまくカード払いに変更して達成するようにしましょう。
なぜ固定費をカード払いにする方が良いのかというと、ゲゲゲの鬼太郎カードのポイント還元率は0.5%で、ポイント還元率としては一般的でも高い方ではありません。
自分の欲しいものは5.0%OFFになった誕生月に集中させて買うことで、トータルの出費を安く済ませることができます。
還元率0.5%、誕生月には最大5%割引の鬼太郎カードですが、実際にどのくらいお得なのでしょうか?
結論から言うと、使い方によっては、他のカードの方がお得になることがあります。
ゲゲゲの鬼太郎カードをお得に使うポイントとして、誕生月以外では合計30万円利用に抑え、誕生月割引5%の条件を満たし、誕生月に決済を集中させることです。
また、誕生月の割引が適用される決済は、利用限度額内であることも押さえておきましょう。
今回は、還元率1%のJCB CARD Wと比較してみました。
ゲゲゲの鬼太郎カードを誕生月以外30万円利用で、誕生月30万円利用(合計60万円) | ||
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誕生月以外30万円利用 | 1500ポイント | |
誕生月30万円利用 | 1500円分ポイント還元+15000円割引 | |
合計 | 18000ポイント相当 |
JCB CARD Wはいつでも還元率1%なので下記となります。
JCB CARD W | |
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年間60万円利用 | 6000ポイント |
誕生月割引に決済を集中させることで、鬼太郎カードがかなりお得になることが分かります。
ただし、誕生月割引は限度額の範囲内になるので注意が必要です
それでは、ゲゲゲの鬼太郎カードとJCB CARD Wを毎月5万円ずつ利用した場合ではどうでしょうか?
ゲゲゲの鬼太郎カード毎月5万円利用 | |
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誕生月以外で毎月5万円(11ヵ月,合計55万円,割引率5%達成) | 2750ポイント |
誕生月も5万円 | 250ポイント+2500円割引き |
合計 | 5500ポイント相当 |
JCB CARD Wの場合
JCB CARD Wの場合 | |
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毎月50,000円(12ヵ月,合計60万円) | 6000ポイント |
毎月コンスタントに利用した場合だと、いつでも還元率1%のJCB CARD Wに軍配が上がります。
また、誕生月割引は、誕生月以外の決済額の合計によっては、割引率が1%,3%となるため、より合計相当ポイントが減少してしまいます。
ゲゲゲの鬼太郎カードは、やや利用額管理の手間がかかりますが、誕生月以外の利用を抑え、誕生月割引だけを集中的に利用できる方には、かなりお得なカードとなります。
JCB CARD Wは、年会費も無料で、還元率はいつでも1%、Amazonやセブンイレブンなど有名加盟店での利用で還元率が2%~になるので扱いやすくおすすめなカードとなっています。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短5分でカード番号を発行※ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.0%~10.5%※ |
ゲゲゲの鬼太郎カードはポイント還元と誕生月の割引特典を受けられるクレジットカードです。
わくわくポイントの還元率は0.5%、誕生月の割引特典は最低でも1.0%OFF、最大で5.0%OFFと、工夫次第でお得に使えることが特徴です。
今後、改悪の可能性も否めず、一般的なクレジットカードのポイント還元とは異なりますが、受けられる実質還元率は業界でもトップクラスです。
ゲゲゲの鬼太郎カードへの入会を検討するなら、入会月のタイミングと11ヶ月でどれだけ固定費を支払えるかをチェックして、割引特典の条件をクリアできるよう調整することがおすすめです。
また、個性的でレア度の高いカードデザインや、鬼太郎ゆかりの地、水木しげるロードへの協力もできるカードのため上手に使ってお得な買い物をするようにしましょう。
使いやすさや安定的な高ポイント還元率をお求めの方には、前述の、還元率1%~、年会費無料のJCB CARD Wもおすすめです。
年会費 |
永年無料 |
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還元率 |
1.0%~10.5%% |
発行期間 |
通常1週間程度、最短3営業日 |
ETCカード |
無料 |
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
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無料 | 最高2,000万円(利用付帯) | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
通常1週間程度、最短3営業日 | 個別設定 |