クレジットカードは申し込みを行うと必ず審査が行われ、住居形態、勤務状況、収入、そして何よりもこれまでのクレジットカードやローンの利用履歴などがスコアリングされて合否が決まります。
クレジットカードやローンの利用履歴は最長で5年間「個人信用情報機関」というところに保管されているのでこれまでトラブルがあった方や自己破産、個人再生などをした方は、5年間はクレジットカードの申し込みを行っても高い確率で審査に落ちてしまう可能性があります。
個人再生は「任意整理」の手続きを行っても返済していく事ができないが、「自己破産」をする事を避けたい場合に用いられる手続きです。そもそも任意整理というものは、司法書士がクレジットカード会社やローンの会社である債権者と返済の方法や返済の額について交渉をして、支払いが可能になるような条件での合意を成立させる手続きのことをいいます。
自己破産とは違い、裁判所が関与することは無いので、書類を提出したりする必要がないため、どうしてもお金の支払いが難しいという方はこの任意整理を選ぶ傾向にありますが、いずれにしても支払いが出来ないという状況は同じであり、順番としては任意整理がむずかしければ個人再生、それも難しければ自己破産というような選択の仕方になります。
個人再生は2001年から始まった比較的新しい制度で、自宅を所持している債務者の為に作られた制度と言われており、大きく分けて2つの選択肢があります。
個人再生の中でも、小規模個人再生とは、仕事などで継続的に収入を得る見込みがあり、かつ借金の総額が5000万円未満の条件を満たせば利用可能となっています。フリーター、パートタイマー、年金生活者などでも継続収入があれば小規模個人再生をすることが出来ます。しかし、小規模個人再生を選択する場合には、返済計画に対して債権者の過半数の同意と、同意した債権者からの借金額が総額の半分以上を占めなければいけないという条件があります。
給与所得者再生は小規模個人再生の条件を満たしている上で、さらに定期収入がありその収入の変動が年収の20%以内であれば利用でき、小規模個人再生とは違い、債権者の同意を得られなくても手続きを行う事ができます
いずれにしても個人再生の一番のメリットは持ち家をそのままに他の借金を整理する事ができるという点です。しかし、持ち家が無い場合には個人再生をすることは難しいため、自己破産をせざるを得なくなります。また個人再生が出来たとしてもクレジットカードやローンで支払いが滞り、個人再生を行ったという時点で個人信用情報機関には履歴が残ってしまいますし、ブラックリストに入ってしまうためクレジットカードの申し込みを行っても審査に通過するのは難しくなってしまいます。
個人再生や自己破産などでブラックリストに載ってしまっても、普通の生活をする分には問題はありません。しかしクレジットカードがしばらく作れない、ローンがしばらく申し込めないといったデメリットが発生してしまいます。
また基本的にはブラックリストに載るのは5年だと言われていますが、厳しい個人信用情報機関やトラブルのあった会社では最長7年までブラックリスト入りされていることがあるので、心配だという方は個人信用情報機関に自信の履歴を請求することが出来るので、情報を得てブラックリストから外れて居ることを確認してから申し込むようにしましょう。
独自審査が行われることや発行までのスピードが早く最短即日で受け取ることができることから人気があるACマスターカード。
これからクレジットカードヒストリー(クレヒス)を作りたいと考えている方にピッタリのクレジットカードです。
カードフェイス |
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年会費 | 無料 |
申し込み資格 | ・満20歳以上で、安定した収入と返済能力を有する方 |
・所定の基準を満たす方 | |
ポイント | なし |
ローンの利息 | 3.0%~18.0% |
特長 | ・リボ払い専用 |
・利用額から0.25%がキャッシュバック | |
・最短即日発行 | |
・ローン機能付き |
ACマスターカードは最短で即日発行され、ポイントプログラムがない分、利用額から0.25%のキャッシュバックがされるというメリットがあります。しかしリボ払い専用のクレジットカードなので、元金はいくらなのか、利息はいくらなのかをきちんと計算しておかなければ元金が膨らむばかりで利息がどんどん膨らんでいってしまいます。
10万円の商品をリボ払いで購入した際に、ACマスターカードの最大金利である18.0%としてどの程度支払回数や利息が変わるかを計算してみました。
(1)10万円の商品を購入して、月々1万円ずつ支払った場合
支払回数(ヶ月) |
11 |
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返済総額 | 109,157円 |
支払利息額 | 9,157円 |
(2) 10万円の商品を購入して、月々5,000円ずつ支払った場合
支払回数(ヶ月) |
24 |
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返済総額 | 119,781円 |
支払利息額 | 19,781円 |
つぎに30万円の商品をリボ払いで購入した際に、ACマスターカードの最大金利である18.0%としてどの程度支払回数や利息が変わるかを計算してみました。
(1)30万円の商品を購入して、月々1万円ずつ支払った場合
支払回数(ヶ月) |
40 |
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返済総額 | 401,540円 |
支払利息額 | 101,540円 |
(2) 30万円の商品を購入して、月々5,000円ずつ支払った場合
支払回数(ヶ月) |
155 |
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返済総額 | 773,271円 |
支払利息額 | 473,271円 |
とくに注目したいのは、30万円の商品を購入して月々5,000円ずつ支払った場合の計算を見ると、実際に駆った金額の倍以上の利息を支払う結果になってしまい、無駄なお金を沢山支払わなくてはいけなくなってしまいます。
リボ払いは月々の支払額に加えて金利がかかって来るので、支払額を安くしておくとその分支払回数も増え、金利も大きくなってしまいます。クレジットカードなので、1度10万円分を支払ってリボ払いにして返済するという使い方をする人は稀で、どうしても光熱費や生活費などをクレジットカード払いにしてしまうと元金はどんどん膨らんでいくので、それだけ支払利息も増えていく結果になってしまいます。
ACマスターカードに限らず消費者金融系のクレジットカードを申し込む際に注意しておきたいのは、トラブルがあった会社の提携している会社や、トラブルがあった会社のカードに申し込むことは避けることです。会社独自のデータとしてブラックリストに載っていると、それだけで審査にはねられる可能性が高くなってしまいます。
とくに消費者金融では通常の審査に加えて独自の審査基準を設けて居るので、例えばアコムでこれまでに未納や滞納、そして個人再生や自己破産などに至って居る場合にはアコムでは無い別の消費者金融系のカードローンを申し込むか、ブラックリストから外れる5~7年間を待ってからクレジットカードを申し込むようにしてください。
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