買い物や食事、旅行代金など、日々の生活に伴う支払いの大半はクレジットカード払いが可能となっており、現金をあまり持たずにクレジットカードで生活しているという方も増えてきています。
家賃についても同様で、月々の支払いでかなり大きな割合を占める家賃については、これまで現金払いや振り込み、自動引き落としがほとんどだったのですが、ここ最近は入居時費用や家賃がクレジットカード払いでも大丈夫な賃貸物件が増えています。
進学、就職、転勤などの際に、新しく住まいを探して契約する際には、最初に敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などのまとまった費用を現金で支払うのが基本となっています。
こうした入居時費用がクレジットカードで支払えるようになれば、多額の現金を手元に用意して持ち歩かなくても、気に入った物件があればすぐに契約することができるほか、クレジットカードによってはポイントが貯まったり、分割で支払って行けるメリットがあります。
もともとは現金または振り込みで対応していた家賃ですが、2013年に大東建託のグループ会社で管理・運営する賃貸住宅を対象に、「入居時費用の支払い」についてクレジットカード払いをスタートさせました。そして、2014から更に毎月の家賃の支払いにもクレジットカード払いができるようになりました。
その理由としては、クレジットカードを利用することによって、入居希望者が手元に大きな額の現金を用意することなく契約手続きを進められたり、毎月の家賃を振り込む手間が省けたりするほか、物件を早く押さえておきたいという場合にクレジットカードを利用することで先に手付金などを利用することが出来るようになるからです。
クレジットカードを使って、物件を先に抑えておけるというのはとても大きなメリットですが、さらにクレジットカードを利用すると保証人欄が不要になるというのが最も大きなメリットです。
そもそも通常、賃貸物件を借りるのに必ずと言っていいほど必要となってくるのが連帯保証人です。しかし賃貸物件への入居を希望する人のなかには、親族と疎遠で頼みづらいケースや、私的な事情で親や兄弟などには保証人を頼めない人もいます。
また保証人になってくれる方が見つかったとしても、非正規雇用などで収入が低いことや失業中、年金生活者等といった状況から保証人としての収入の要件を満たさないこともあります。一方で老後の蓄えがあって生活に困っていない両親や親族であっても、審査の結果、収入が無い場合には連帯保証人として認められないこともあります。そして万が一家賃を滞納したときの補償を引き受けるという重い責任のある連帯保証人は、気軽に友人や知人には気軽に頼めるものでもありません。
しかし、保証人を頼める人がいないケースであっても、物件によっては保証人代行会社を利用するなどの手段で、保証人不要で部屋を借りることが可能ではありますが、保証人代行会社に手続きを頼むために、割高な料金を支払わなくてはならない場合もあります。
クレジットカードを利用して敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・その後の家賃を支払うことで、連帯保証人を不要としている不動産会社もあるので、クレジットカードを持っておけば保証人を立てる必要なく賃貸不動産の契約をすることが出来る場合も増えてきています。
例えばオリコカードであれば、家賃収納商品として「入居時の連帯保証人は原則不要」、「家賃は口座振替でラクラク」、といったサービスを展開しているので、カード会社側にとってもクレジットカードを利用して貰えるという利点が付いているためクレジットカードのサービスの一環として家賃の保証人を立てることなくクレジットカードで全て決済できる仕組みも増えてきています。
出典:https://www.orico.co.jp/creditcard/payment/rent/
そこでクレジットカード選びが重要になって来るのですが、審査が不安だという方は消費者金融系であるACマスターカードをおすすめします。
年会費 | 審査時間 | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | ※1 | 受取 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.25% | 最大800万円※2 |
ACマスターカードは他のクレジットカードのようにポイント制はないのですが、その代わり利用額から0.25%がキャッシュバックされる仕組みになっています。また発行にも対応しているので、物件を早く押さえたいので急いでクレジットカードを作りたいという方にも向いています。
しかし注意しておきたいポイントが1つあり、ACマスターカードは「リボ払い専用のクレジットカード」であることです。
一括払いであれば翌月にクレジットカードの利用金額が引き落とされるので利息は掛かりませんし、分割払いは、商品を購入する際に何回払いにするかを指定して、手数料を加えた金額がその月の支払額となるので計画が立てやすいです。
しかしリボ払いは、購入した商品などの支払いをあらかじめ決まった金額を、毎月支払うことになるので、同じ月にいくつかの商品を購入しても、その締切日での累積残高に対する手数料を加えて、さらに元金が膨れていく仕組みになっています。
そのため、リボ払いの設定金額内で初回の支払いが終われば利息がかからないのですが、複数回にわたって支払いをした時には、購入した商品ごとに利息や支払額が決まっているのではないので、自分自身で計画をしっかりと立てて、利息がどの程度かかるのかをきちんと把握しておく必要があります。
とくに家賃などはある程度的まとまった金額が引き落とされることになるので、リボ払いの設定金額を高めにしておくことによって、一括払いと同じ使い方をすることが可能になっています。
リボ払いは初期設定ではおよそ3~5千円程度にしてある場合が多いのですが、自分自身でリボ払いの金額を変更することが出来るので、家賃の金額+いくらかをリボ払いの設定金額にしておくことによって、一般的なクレジットカードと同じような使い方をすることが出来るようになります。
また欲しいものがあったとしても、自分自身のリボ払いの残高や利息の計算をしたうえで、ACマスターカードを利用すれば、リボルビング払い専用のクレジットカードとは言っても一般的な一括払いのクレジットカードと同じように使うことも可能になるのです。
現在、クレジットカードで家賃が支払える物件やオーナーさんが増えており、クレジットカードを使うことで、ポイントが貯まったり、ACマスターカードのように0.25%キャッシュバックを利用してお得に家賃を支払えるような仕組みが出来て居るので、せっかくクレジットカードを持つのであればすべての生活において賢くお金を使って運用していきましょう。
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
---|---|---|
無料 | - | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
- | 10万円~300万円 ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |