九州で人気の地方銀行の一つとなっている西日本シティ銀行の商品で、【オールインワンカード】が注目されています。
名前の通り機能が豊富なカードで、気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回はオールインワンカードについて、特徴はもちろん利用枠が少ないという欠点のカバー方法まで詳しく解説していきます。
・オールインワンカードの概要
・オールインワンカードのメリット
・利用枠が少ないというデメリットをカバーする方法
オールインワンカードは、キャッシュカード・クレジットカード・ローンカードの3つの機能が搭載された一体型のカードです。
なお、九州の移動で使えるICカード乗車券が付いた「オールインワンJQ SUGOCA」と「オールインワンnimoca」も用意されており、カードを複数持ちたくない人は1枚に様々な機能がぎゅっと詰まった便利なカードです。
契約をすると西日本銀行のATMや提携コンビニATMを1年間利用手数料無料で利用することができ、2年目以降は取引状況に応じた割引が適用されるため、西日本シティ銀行の利用もお得になるので、西日本シティ銀行に口座を持っている方にもおすすめです。
年会費はゴールド・ベーシック・レディース・キャンパスから選ぶことができ、ゴールドが11,000円(税込、ベーシックとレディースが初年度無料、次年度以降1,375円(税込)、キャンパスカードでは在学中は無料で利用することができます。
キャンパスカードを選ぶと、卒業時に自動的に女性はレディース、男性はベーシックへの切り替えとなりますが、JQ SUGOCA・nimocaではレディースカードを選択できません。
またdocomo・au・SoftBankの携帯電話料金、または九州電力・中国電力・沖縄電力の電気料金をクレジットカードで決済するか、年間10万円以上クレジットカードを利用することで、2年目以降も年会費無料とすることができます。
カードブランドは国際ブランドのVISAカードで、オールインワンカードでは200円→1ポイントのワールドポイントが貯まり、オールインワンJQ SUGOCAではJRキューポ、オールインワンnimocaではnimocaポイントが付与されることになります。
生活の足に車を使う方は、オプションサービスであるVJロードサービスに加入すると、月額825円(税込)で路上の緊急事態に、24時間年中無休対応してもらえます。
ゴールドカードでは、年会費も無料で利用することができます。
オールインワンカードの中でも注目をしたいのは、ICカード乗車券の付いたオールインワンJQ SUGOCAとオールインワンnimocaです。
SUGOCAというのはJR九州の運営する交通ICカードであり、nimocaは西鉄の運営するカードですが、SUGOCAとnimocaは相互利用可能ですし、全国のICカード乗車券でも利用することができるので、使うことの多いほうを選ぶといいでしょう。
JR九州と提携しているオールインワンカードJQ SUGOCAでは、VIASのワールドポイントの代わりにJRキューポというポイントが貯まります。
JRキューポとは、それまでバラバラのポイントとして存在した、eレールポイント(インターネット列車予約のポイント)、JQポイント(JQカードのポイント)、SUGOCAポイントが統合され、一層便利に使うことができるようになったJR九州の統合ポイントです。
クレジットカードの使用で、200円(税込)→1ポイントが貯まり、ゴールドカードでは200円(税込)→2ポイントを貯めることができます。
ICカードの利用では、1回の乗車毎に運賃×1%、ICカード機能で自由席特急券を買うことで特急料金×5%が貯まります。
また、カード残額がある状態で「JR筑肥線・唐津駅入場口」と「福岡市地下鉄」を乗り継ぐと、乗車区間に関係なく10ポイントを貯めることができます。
貯めたポイントは1ポイント→1円としてSUGOCAへチャージしたり、アミュプラザショッピングチケットや旅行券、PontaポイントやTポイントなどの提携ポイントに交換することができます。
JR九州の区間を利用することが多い方や、JR博多シティや各アミュプラザなどのJR九州系列のお店でショッピングすることの多い方は、オールインワンJQ SUGOCAカードを検討してみましょう。
また、福岡・天神のソラリアプラザにてクレジットカードでお買い物をすると、いつでも5%オフになるので、ソラリアプラザをよく利用する方は、オールインワンnimocaを検討してみましょう。
nimocaカードは、オールインワンカードに西鉄のバスのすべてと西鉄電車の天神大牟田線・貝塚線の各駅間の定期を搭載することができるため、1枚でも多くカードを減らしたいという方にはぴったりな1枚です。
エリア内ではオートチャージ機能も働くため、普段の利用時にチャージの手間もいりません。
オールインワンカードnimocaでは、VIASのワールドポイントの代わりにnimocaポイントが貯まります。
バス・市電・筑豊電鉄の利用では利用金額×各路線ごとのポイント付与率と利用金額によるボーナスポイント、電車では利用金額×利用回数によってポイントが貯まり、クレジット払いでは1,000円→3ポイント、ゴールドカード1,000円→5ポイント貯めることができます。
1ポイント→1円としてnimocaポイントに交換でき、バス・電車の乗車賃やお買い物に利用することができます。
また2ポイント→1マイルとしてJALマイルに交換することができるので、飛行機での旅行をする方は覚えておきましょう。
1枚で何役も果たしてくれるオールインワンカードですが、カード利用額が低いことにも注目しておかなくてはいけません。
クレジットカードの利用・分割払いやリボ払い利用・ローン利用の総利用枠が、ベーシック・レディースカードで最高40万円となっており、旅行の支払いや少し大きな買い物をしたときに限度額が過ぎていて使えないということにもなりかねません。
また、オールインワンカードは地方銀行ならではの地域密着型カードであり、東京や大阪にも支店がありますが、やはり機能を十分に使うことができるのは九州です。
もし引っ越しなどで九州を出るときには、カードを見直す必要があるでしょう。
カードの切り替えのときやいざという時のためにも、カードを複数持っていると、より便利な生活を過ごすことができます。
ローン付きクレジットカードとして利便性の高いACマスターカードをサブカードに使用することを検討してみましょう。
ACマスターカードは大手消費者金融であるアコムのローンカード一体型カードのカードで、国際ブランドのMasterCardと提携しています。
券面にアコムの表記はないため、消費者金融ということで敬遠することはありません。
年会費無料で、ネット申込み後に自動契約機(むじんくん)にて最短即日でカードを作ることができるため、急にメインカードが使えなくなったときやカード期限切れを忘れていたときなどにも、すぐに申し込むことができます。
また全国に自動契約機、ATMがあるので、地域を気にせず利用することができます。
クレジットカードの利用限度額は最大300万円※1まで利用できるため、残額を気にすることなくお買い物で利用することができます。
また、ACマスターカードの利便性はクレジットカードだけではなく、冠婚葬祭や事故、車の修理などで大きな出費が訪れたとき、最大800万円※2まで借り入れ可能なローン機能が大きな助けとなります。
クレジットカードとしてもローンカードとしても万全なACマスターカードをサブカードとすることで、オールインワンカードの機能を十分に使い、便利でお得な生活に役立てていきましょう。
※1:300万円はショッピング枠ご利用時の限度額
※2:800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
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無料 | - | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
- | 10万円~300万円 ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |