山陰合同銀行(ごうぎん)の口座を持っている方、あるいは、同行の口座を新たに作ることを検討している方におすすめのクレジットカードが、ごうぎんDuo(デュオ) カードです。
ICキャッシュカードとクレジットカードの機能が1枚に収まったこのカードは、特にごうぎん利用者や山陰在住者にとって便利でおトクなサービスが付帯しています。
《特長1》ATM手数料がおトク
ごうぎんDuo(デュオ)カードの利用で、「ごうぎんATM」の時間外手数料が全額キャッシュバックされるほか、「ローソン・イーネットATM」の利用手数料が月3回まで全額キャッシュバックされます。
《特長2》年会費は実質無料
初年度の年会費が無料となるほか、2年目以降も条件をクリアすると、通常1,350円の年会費が無料となります。いずれもクリアの容易な条件なので、実質的には年会費は永年無料と考えていいでしょう。
年会費が無料となる条件は以下の2点。
《特長3》提携店における特典
山陰地方の店舗を中心に割引などの特典を受けられます。山陰地方に住んでいる方には特にメリットの多いサービスといえるでしょう。
《特長4》最大2,000万円の海外旅行傷害保険
カードブランドはVISAとJCBから選ぶことができ、このうちVISAを選ぶと最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。
《特長5》ショッピング保険
カードで購入した品物の損害が90日間補償されます(適用条件はVISAとJCBで異なります)。
以上のことから、ごうぎんDuoカードは、年会費が実質無料のクレジットカードとしては必要十分な機能を持っているといえそうです。山陰地方に住んでいる方なら、山陰の提携店で特典を受けられることもメリットになってくるでしょう。
ごうぎんDuoカードのポイント制度では、VISAかJCBのポイントのほか、独自のDuoポイントも貯まります。このDuoポイントは、ごうぎんとの取引やキャンペーンなどで貯めることができます。
ショッピング1,000円ごとに1ポイント貯まります。ポイントの使い道によって還元率は変わりますが、1ポイント→最大5円相当と考えていいでしょう。
その場合、還元率は0.5%です。ポイントはさまざまな商品に交換できるほか、他社ポイントや電子マネーなどへ移行できます。なお、VISAショッピング累計金額に応じてボーナスポイントもプレゼントされます。
ショッピング1,000円ごとに1ポイント貯まります。ポイントの使い道によって還元率は変わりますが、1ポイント→最大5円相当と考えていいでしょう。
その場合、還元率は0.5%です。ポイントはさまざまな商品に交換できるほか、他社ポイントや電子マネーなどへ移行できます。なお、ショッピング累計金額に応じてボーナスポイントがプレゼントされます。
Duoポイントはごうぎん独自のポイント制度で、さまざまなキャンペーンやごうぎんとの取引などで貯まります。
たとえば、年間のクレジット利用金額に応じて毎年もらえるボーナスポイントでは、年間で120万円利用した場合、60Duoポイント(最大300円相当)がもらえます。さらに、もし、ごうぎんに300万円以上の金融資産の預け入れか住宅ローンがあれば、これが120Duoポイント(600円相当)となり、1,000万円以上の預け入れがあれば、240Duoポイント(1,200円相当)がもらえます。
下記のいずれかのお取引 | 一般カード | ゴールドカード |
---|---|---|
ごうぎんDuoカードをお持ちの方 | 5% | 15% |
お預り資産300万円以上、または住宅ローン | 10% | 15% |
お預り資産1,000万円以上 | 20% | 25% |
出典:http://www.goginduocardclub.jp/savepoint/
貯まったポイントは、電子マネー「ごうぎんデュプリ」に、1Duoポイント→5デュプリポイント(5円相当)で交換できるほか、山陰の特産品への商品交換(例:3,600Duoポイントを2万円相当商品に交換)や、JALマイルへの移行(1Duoポイント→3マイル)などが可能です。また、VISAやJCBのポイントとしても使えます。
ごうぎんDuoカードのポイントはVISAでもJCBでも最大5%の還元率と考えるといいでしょう。必ずしも高い還元率ではありませんが、ごうぎんをよく使う方であれば、Duoポイントも合わせて貯まっていき、トータルの還元率が少しアップします。
ごうぎんDuoカードの2つのデメリットについても触れておきましょう。
まず、第1のデメリットは、カードの総利用枠が比較的低いということです。VISAを選んだ場合もJCBを選んだ場合も、総利用枠は10~60万円、キャッシング利用枠は0~30万円となっています。総利用枠60万円というのは、一見するとそう低くないように思えますが、これは最大で60万円ということであり、カードを作ったばかりのときは審査次第でもっと低い金額に設定される可能性があります。
また、最大の60万円に設定されたとしても、普段の支払いが毎月20万円ある場合は、余分に使えるのが40万円となるため、たとえば、家族4人で海外旅行をするような場合には、利用枠が足りなくなってきます。
第2のデメリットは、カードを申し込んでから手元に届くまでに約3週間もかかってしまうことです。「1ヵ月もかからない」と考えることもできますが、何事もスピーディーになっている昨今、3週間というのはずいぶん時間がかかり過ぎる感じがします。
そこで、それらのデメリットが気になる方におすすめなのが三井住友カードです。
基本となる三井住友カードは年会費1,250円(税別・オンライン入会で初年度年会費無料)で作ることができ、総利用枠は10~80万円と、ごうぎんDuoカードと比べて最大で20万円の増額となります。また、キャッシング利用枠は0~50万円となり、こちらも最大で20万円の増額です。
翌年度以降の年会費は一定の条件を満たすと無料になります。また、この三井住友カードには最高2,000万円の海外旅行傷害保険と、最高100万円のショッピング補償が付帯しています。
気になるのは、手元に届くまでの日数ですが、インターネットで申し込みを完結させられる場合、約1週間でカードが届きます。これなら、それほど待ち遠しくないでしょう。
ただし、三井住友カードは都市銀行系カードであるため、審査面で不安がある方もいるかもしれません。たとえ、届くまでの時間が短いとしても、審査でつまずいてしまっては二度手間となり、かえって時間をくってしまいます。
そこで、審査に不安がある方や、もっと早くカードが欲しい方におすすめなのが、ACマスターカードです。年会費無料のACマスターカードは、消費者金融系クレジットカードなので審査のハードルが低いといわれ、最短当日のスピード発行も可能です。
インターネットで事前申込をすると最短30分で審査結果の連絡があり、街なかでよく見かけるアコムの自動契約機「むじんくん」での契約なら、その日のうちにカードを受け取れます。まさしく超スピード発行です。近くに「むじんくん」がない場合は郵送受け取りになりますが、その場合でも最短で翌々日には発送してくれます。
ACマスターカードは一定の収入があればパートやアルバイトの方にも発行してくれるので、審査面で不安な方でも安心して申し込めます。
もちろん、審査のハードルが低いからといって、使い勝手が悪いということはなく、世界210ヵ国を超える国や地域で使える国際ブランド・マスターカードのクレジット機能により、使用上の不便さはまったく感じません。
海外旅行傷害保険などは付帯しませんが、世界中のマスターカード加盟店でのお買い物に使えるだけでなく、Cirrus マークのATMでキャッシングが利用できるので、海外旅行でも活躍してくれます。
総利用枠は審査結果に応じ、クレジット利用が最高300万円、クレジットとカードローンの利用合計の上限は最高800万円となるので、返済能力の高い方にとっては、高額のお買い物時にも使い勝手のいいカードとなるでしょう。
クレジットカードを作るときにはこのように、発行スピードや総利用枠なども十分考慮することが大切です。