デビットカードとは直接口座引落しでお買い物ができる便利なカードです。
キャッシュバック特典やポイント還元がついているデビットカードもあるので、現金支払いよりも恩恵を受けやすいというメリットもあります。
ただし、選び方には要注意。
還元率に10倍も差がついてしまう可能性があるので、比較をしてから選びましょう。
早速、三大銀行と3つのネット銀行を例に比較と解説をします。
・キャッシュバック率の高いデビットカードならネット銀行
・デビットカードの選択により10倍の差が開く
・高還元を求めるならクレジットカードがいい
・現金還元のあるクレジットカード2枚
カード名 | 銀行 | 年会費 | キャッシュバック率 | ポイント還元 | ブランド |
---|---|---|---|---|---|
SMBCデビット | 三井住友銀行 | 無料 | 0.5% | 0.5% | Visa |
三菱UFJ-VISAデビット | 三菱UFJ銀行 | 0.2% | 月10ポイント | Visa、JCB | |
みずほJCBデビット | みずほ銀行 | 0.2%~0.4% | - | JCB | |
ゆうちょデビット | ゆうちょ銀行 | 0.25% | - | Visa | |
Sony Bank WALLET | ソニー銀行 | 0.5~2% | - | Visa | |
あおぞらキャッシュカード・プラス | あおぞら銀行 | 0.25%~1% | - | Visa |
上記テーブルのデビットカードには2つの共通点があります。
ひとつは年会費無料、もうひとつは国際ブランドがVisaまたはJCBから選べるという点です。
ネット銀行のキャッシュバック率が高い傾向にあるのは一目瞭然。
三菱UFJ-VISAデビットは0.2%ですが、Sony Bank WALLETでは最大2%と10倍の差が開いています。
運用コストが実店舗のある銀行より少ないため、ユーザーに還元できるのです。
Sony Bank WALLETやあおぞらキャッシュカード・プラスなら、ランクアップによって1%超えのキャッシュバックが目指せるので、上位ランクを目指してみてはいかがでしょうか。
SMBCデビットや三菱UFJ-VISAデビットのように、キャッシュバックだけでなく、ポイント還元も併せ持つデビットカードが存在するので、単にキャッシュバック率だけ見ないように注意しましょう。
また、デビットカードによっては、キャッシュバックが無く、ポイント還元だけあるデビットカードも存在します。
カード名 | 銀行 | ポイント還元 | ブランド |
---|---|---|---|
楽天銀行デビットカード | 楽天銀行 | 1% | Mastercard®、Visa、JCB |
デビットカード(イオン銀行キャッシュ+デビット) | イオン銀行 | 0.5% | JCB |
Visaデビットカード | PayPay銀行 | 0.2% | Visa |
上記3枚はいずれも年会費無料、キャッシュバックはなし。 |
口座を持っている銀行からデビットカードを発行するとラクですが、日常的にデビットカードを使う予定なら、キャッシュバック率の高い1枚を作る方がお得です。
クレジットカードの中にも、キャッシュバック制度があるカードが存在します。
三菱UFJ-VISAデビット |
ACマスターカード |
LIFEカード |
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入会審査・ 加入条件 | ||
三菱UFJ銀行 普通預金口座を お持ちの個人 個人事業主で 日本国内に 居住されている 15歳以上(中学生は除く) の方であれば加入可能 |
入会審査あり 18歳以上の 電話連絡が可能な方 |
|
ポイント特典等 | ||
- | - | 初年度1.5%、翌年度以降1~2% |
現金還元率 | ||
0.2% | 0.25% | 学生カードのみ海外利用3%キャッシュバック付帯。その他の場合、貯めたポイントからキャッシュバックに交換するコースのみ。例)10,600ポイント→50,000円に交換etc. |
ポイント有効期限 | ||
- | - | 5年 |
キャッシング | ||
キャッシング不可 | 上限額:800万円 ※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。 |
最大200万 |
海外利用 | ||
可能 | 可能 | 可能 |
付帯補償 | ||
ショッピング補償あり | 補償なし | 補償なし |
発行ができて人気のACマスターカードは、ショッピング利用額の0.25%キャッシュバックされます。
一方でライフカードは、ポイントからキャッシュバックコースへの交換手続きが必要ですが、還元率が高く、公共料金の支払いでもポイント還元されるため、おすすめの1枚です。
保険制度はクレジットカードの特権だと勘違いされがちですが、デビットカードも種類によって旅行保険やショッピング補償が付帯します。
逆に、クレジットカードでも保険制度がないカードが存在しますので、保険を重要視する方は気をつけて確認するようにしてください。
クレジットカードはお金を一時的に借りることになるため、必ず支払い能力があるか発行審査が行われます。
一方で、口座から即時引き落としが行われるデビットカードは審査がありません。
さらに、15歳から使えるデビットカードが多く、オンラインゲームやショッピングをする機会も増えた近年では、お子さん用に作るご家庭も多いようです。
キャッシングサービスは使えないので、明らかに見劣りしてしまう部分もあります。
しかしながら、海外に行ったときはATMから現地通貨で引き落とせるのは、銀行と強く結びついているデビットカードならではのメリットです。
余計な金利が取られませんので、日本で両替してから行くより旅行や留学を気軽に楽しめます。
海外ATMでの引き出し
PayPay銀行公式サイトより引用
Visaデビットカードは、「VISA」「PLUS」マークがある海外ATMで、お客さまの口座から現地通貨が引き出せます。ご利用時は、暗証番号の入力が必要となります。キャッシング(借り入れ)とは異なり、金利は発生しません。
ポイント還元率に関して見ると、1%以上のクレジットカードも多い傾向があります。
独自の優待サービスも付帯している場合が多いので、取り立てて理由がない場合は、デビットカードよりクレジットカードを持った方が利益が多くておすすめです。
キャッシングサービスはお金を借りるサービスなので、デビットカードでは使用できません。
キャッシングを使う可能性が高い方はクレジットカードを持つようにしましょう。
デビットカードは銀行口座から直接引き落としをするので、一括しか選択がありません。
クレジットカードは分割払いやリボ払いなどが選択肢にあるので、高額なお買い物も無理せず返済できます。
デビットカードのキャッシュバックについて比較と解説をしてきましたが、特に押さえて欲しいポイントは2つです。
デビットカードはネット銀行の方がキャッシュバック率が高い傾向にあります。
ただし、実店舗の銀行のデビットカードもキャッシュバック率の他にポイントプログラムもある可能性があるため、総合した還元率を確かめるようにしてください。
特に理由がなければ、デビットカードよりクレジットカードを持つほうが還元率や優待特典がよいのでおすすめです。
ACマスターカードなら0.25%のキャッシュバック制度がある上、審査に不安な方も安心な3秒診断を事前に試せるので、まずは下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください。
ACマスターカードの公式サイトで3秒診断を行うライフカードはポイント制度ですが、ポイント交換先にキャッシュバックコースがあります。
ポイント還元率が0.5~1.5%と高い上、珍しく公共料金支払いでもポイントがザクザク貯まるので、倹約家な方に持って欲しい1枚です。
ライフカードの公式サイトへ当コラムを通して、満足のいく1枚に出会える手助けに少しでもなれれば幸いです。
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
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無料 | - | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
- | 10万円~300万円 ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |