ダイナースにETCカードは存在する?その発行方法とメリット
ダイナースにもETCカードは存在します。年会費・手数料ともに無料。カードデザインは、ブルーのグラデーションでダイナースクラブのロゴも入っています。ここでは、ダイナースETCカードの発行方法や特徴について他のハイステータスカードと比較しながら紹介します。
ダイナースETCカードの発行方法
ダイナースが発行しているETCカードは1種類のみで、ダイナースのクレジットカードを所有していることが発行の条件となっています。すでにクレジットカードを持っている人であればWebの申し込みフォームから手続きをすることができますが、持っていない場合はまずクレジットカードを作成する必要があります。
また、ダイナースのETCカードはクレジットカードと一体型になっているタイプではないため、クレジットカードとETCカードの2枚持ちという形で使用することになります。 なお、所有していてもETCカードを作成できない種類のカードもあります。その点については下記にて詳しくご説明します。
ダイナースETCカードが作れるカードと作れないカード
ダイナースカードの中には、持っていればETCカードを作ることができるものとそうではないものが存在します。 ETCカードが作れるカード・作れないカードに分けて以下にご紹介します。
ETCカードが作れないダイナースカード
●リボルビングカード
以前はクレジットカード1枚につき複数枚のETCカードを作成することや、その活用方法次第で料金を抑えることなどが可能だったのですが、現在はカード体系が変わっています。
ETCカードはダイナースクレジットカードの追加カードという形で発行され、料金支払いも1回払いのみの扱いとなっているため、リボルビングカードに付帯させるという形でETCカードを作成することはできません。
ダイナースクラブカード1枚につき1枚のみ発行可能
クレジットカード1枚につき1枚作成することが可能となっています。 クレジットカードの家族カードを所有せず、ETCカードのみを家族用に追加作成することはできません。家族カードを所有していない家族の分もETCカードの発行を希望するのであれば、クレジットカードの家族カードとETCカードを同時に申し込むという方法があります。
家族カードには年会費として5,000円が発生しますが、ETCカードは家族分も無料で作成することができます。
ダイナースが発行するETCカードの特徴
ETCカードはクレジットカードの追加カード(付帯カード)という扱いなので、ダイナースクラブへ入会することのできる、27歳以上で且つ必要審査を通過した人のみが所有できます。
ダイナースクラブカードについて、詳細はこちらをご参照ください。
→
ダイナースクラブカードの概要はこちら
→
ダイナースクラブカードの使い方はこちら
それでは、他の代表的なETCカードと一覧で比較してみることにしましょう。
年会費 | 利用限度額 | 発行手数料 | 発行日数 | 申込み方法 | ポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|
ダイナース | 無料 | なし(※2) | 約2週間 | Web | 100円につき1ポイント | |
アメックス | 1枚につき500円 | なし(※2) | 再発行時のみ必要になる場合も | 約10日 | 電話もしくはWeb | 100円につき1ポイント |
レクサス | 無料 | なし(※2) | 発行・再発行とも無料 | 約1週間~3週間(申し込み方法によって異なる) | 郵送もしくはWeb | 1,000円につき20ポイント |
都市銀行A (SuMi TRUST CLUBプラチナカード) |
無料 | 申し込み時に案内 | 最短3営業日 | 通常100円につき4ポイント | ||
地方銀行B (SURUGA Visaインフィニットカード) |
無料 | 利用状況・個人によって異なる | - | 銀行からのインビテーション | なし(キャッシュバック) | |
信販系(AJゴールドカード) | 無料 | なし(※2) | 無料 | Web | 1,000円につき7ポイント | |
航空会社系(JAL MasterCard CLUB-Aゴールドカード) | 無料 | なし(※2) | 1枚につき1,080円 | Web | なし(JALマイル) |
アメックスゴールドとダイナースはどちらがいいか?
ハイステータスブランドカードの代表格と言えば、ダイナースの他にアメックスゴールドを挙げることができます。こちらの2つについて、審査基準や年間費、クレカ付帯サービスなどについて比較してみましょう。
ダイナースクラブカードが27歳以上・年会費22,000円であるのに対し、アメックスゴールドカードは25歳以上・年会費29,000円となっています。クレジットカードとの一体型は存在せず、ETCカードが別途発行されるという点では共通していますが、ダイナースのETCカードが年会費無料であるのに対し、アメックスのETCは年会費が500円となっています(※3)。
クレジットカード自体の付帯サービスとしては、ダイナースがレストラン・スポーツクラブ・ガソリンスタンドなどと多岐に渡っているのに比べ、アメックスは空港・旅行関係にほぼ特化している印象です。
※3:初年度無料・2年目以降も年度内に1度以上利用すれば無料。
ダイナースが発行するETCカードのまとめ
今回はダイナースETCカードの発行条件や特徴についてご紹介させていただきました。ハイステータスブランドカードの一つとされるアメックスや他の会社のETCカードとの比較も踏まえ、ご自分にぴったりのETCカード選びの参考にしていただければと思います。
ダイナースクラブカード
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