Google Payのお得な使い方を紹介! 電子マネーやポイントをスマホ1台で管理できてポイントの二重取りも可能
現在、多くのお店でキャッシュレス決済が普及しています。
数多くあるキャッシュレス決済の中で、Google Payは電子マネーやポイントカードの登録に重点を置いているサービスです。
そして、Google Payはポイントの二重取りも可能できて、とてもお得なサービスです。
しかし、使ってみたいけれど勝手が分からず、敷居が高いと思っている方もいるかもしれません。
そこで、ここではGoogle Payのお得な使い方を紹介します。
・Google Payについて
・Google Payの登録方法
・「ポイント二重取り」の方法
年会費が永年無料で持ちやすい
利用条件により永年無料のゴールドカードへの招待もあります。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~7%※1 |
ポイントサービス | Vポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
550円(税込)※2 | オンライン申し込みから最短10秒で カード番号を発行※3,4 |
~100万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
---|---|
iD(専用)・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:※2:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
※3:即時発行できない場合もございます。
※4:カードの発行は最短3営業日発行。
電子マネー、ポイントカードも登録できるGoogle Pay
電子マネーの普及で、財布の中が小銭で一杯ということは無くなりました。
しかし、今度は電子マネーのカードの多さが気になっている方もいるのではないでしょうか。
電車やバスに乗れるSuica、加盟店の多い楽天Edy…… など主要な電子マネーだけはなく、ポイントカードや普段使いのクレジットカードも含めると、財布の中が満杯になってしまいます。
そこで、こういったカード類をひとまとめにしてくれるのが、Android 5.0以降のおサイフケータイ対応スマホで使えるGoogle Payです。
iPhoneのApple PayはSuica、iD、QUICPayなどの電子マネー経由で改札や実店舗での支払いに使うことに重点を置いているのに対して、こちらのGoogle Payでは電子マネーやポイントカードの登録に重点を置いているのが特徴的です。
次に、実店舗での利用を中心にGoogle Payの特徴をチェックしていきましょう。
Google Payの特徴(実店舗での利用時)
4種類の電子マネーを登録できる
4種類の電子マネー(Suica、nanaco、WAON、楽天Edy)を登録できます。
各電子マネーにはそれぞれ独自のアプリもありますが、それらを使うことなくGoogle Payアプリから直接、各電子マネーを管理できます。
Google Payアプリ上でのチャージも可能
Googleアカウントに登録したクレジットカードから、Suica、楽天Edy、WAONにGoogle Payアプリ上の操作でチャージできます(WAONにはイオンマークのついたクレジットカードが必要)。
ただし、nanacoに関しては、セブンイレブン店頭やセブン銀行ATMで現金によるチャージを行うか、nanacoモバイルアプリを用いてクレジットカードからチャージします。
ポイントカードを登録できる
全国の多くの加盟店を持つ共通ポイント「Tポイント」「dポイント」のカードを登録できます。
Tポイントは「Tマネーモード」に設定しておくと、電子マネーとしても使えます。
その他、バーコードタイプのポイントカードであれば、何枚ものポイントカードを一元管理できます。
クレジットカードも登録可能
Googleのサービスなどインターネットでの支払いに関しては、Googleアカウントに登録したクレジットカードで支払うことができます。
一方、実店舗での支払いについては、2018年夏以降、JCB、ジャックスなどのクレジットカードがGoogle Payに登録可能となり、カードを持ち歩くことなくお買い物できるようになりました。
また、プリペイド式のVisaカードKyash Visaカード」も同時期から登録可能「となります。
電子マネーの登録は簡単
スマホのGoogle Payアプリを使い始める前に、まずGoogle Payへの登録が必要となります。
これまでGoogleのサービスで支払いの経験のある方は、登録したクレジットカードなどの情報が既に入力されているので、登録をスムーズに行えます。
Google Payアプリへの電子マネーカードの登録は簡単です。
アプリ起動後、[カード]→[カードを追加+]→[電子マネーカードを追加する]とタップし、登録する電子マネーを選択します。
その後は、画面の指示に従って操作します。
このとき、追加できる電子マネーは端末ごとに、各カード提供元で1枚のみとなります。
つまり、同じ種類の電子マネーカードを複数持っていても、登録できるのは1端末あたり1枚のみです。
これと同様に、ポイントカードやクレジットカードについても、Google Payアプリで簡単に登録できるほか、nanaco以外の電子マネーへのチャージもまたGoogle Payアプリ から行えます。
店舗での支払いで電子マネーを使うときには、各電子マネーのサービス名での支払いであることを告げ、カードリーダーへかざします。
たとえば、楽天Edyでの支払いなら「Edyで」、Suicaなら「Suicaで」でOKです。
このとき、Google Payアプリを立ち上げておく必要はありませんが、NFCのロックは解除しておく必要があります。
チャージ時や支払い時には即座にカード残高が更新されるので、残高を意識しやすくなります。
また、電子マネーへのチャージやギフトの受け取りといった取引はGoogle Payのカード取引履歴にすべて表示されるので、お金の出入りの管理に便利です。
「ポイント二重取り」できる電子マネーとクレジットカードの組み合わせ
Google Payに登録する電子マネーとクレジットカードの組み合わせ次第では、いわゆる「ポイント二重取り」も可能です。
たとえば、JR東日本グループのクレジットカード、ビューSuicaでSuicaにチャージする場合、通常のクレジット利用では1,000円(税込)につきJRE POINTが5P貯まるところ、15Pが貯まることになります。
貯めたJRE POINTは1P→1円としてSuicaにチャージできるので、還元率は1.5%ということになります。
さらに、JRE POINT WEBサイトへの登録(無料)により、駅ナカのキオスクやコンビニ、街ナカのイトーヨーカドーやArio、紀伊國屋書店、洋服の青山、コナカ、さらにANA国内線機内販売などでSuicaを使うと100円または200円ごとにJRE POINTが1P貯まり、ポイント二重取りとなります。
100円で1P付与された場合(自動販売機acureなど)で考えると、チャージ分のポイントと合わせて還元率2.5%ということになるので、使い方によってはぐんぐんポイントが貯まっていきそうです。
一方、楽天カードで楽天Edyにチャージする場合も同様に「ポイント二重取り」が可能です。
楽天カードから楽天Edyへのチャージでは200円ごとに楽天ポイント1P(還元率0.5%)が貯まり、楽天Edyでの支払い200円ごとに1P(還元率0.5%)が貯まるので、トータルで還元率1%となります。
なお、ビューSuicaなどJR東日本グループ発行のビューカードを持たず、楽天カードからSuicaにチャージするときにもGoogle Payは役立ってくれます。
モバイルSuicaアプリを使い、ビューカード以外を利用してチャージする場合は、年会費として1,030円(税込)が必要となりますが、Google Payを使うと、年会費無料でどのクレジットカードからもチャージできるのです。
年会費無料でも旅行傷害保険がしっかり付帯
ビューSuicaと楽天カードのそのほかの特徴についても紹介しましょう。
ビューSuicaの特徴
年会費は実質無料
年会費は524円(税込)ですが、明細書をWebで確認するWeb明細サービスを利用すると、JRE POINTが年間600P貯まるため、その場合、年会費は実質無料となります。
ただし、明細書が発行されなかった月はWeb明細サービスよるポイント獲得がないため、継続的にカードを利用することが、年会費実質無料の前提となります。
Suicaへのオートチャージができる
オートチャージとは、Suicaの残額が設定金額以下になると、改札にタッチするだけで、自動的に設定金額がチャージされるサービスです。
ビューSuicaからオートチャージした場合、ポイント還元率1.5%です。
Suicaエリアはもちろん、PASMOエリアでもオートチャージされるので、残高不足の心配がなくなります。
定期券機能を付帯可能
クレジットカードに定期券機能を付帯させられます。
JR線だけでなく、ほかの鉄道会社にまたがる定期券、バス定期券なども1枚の定期券としてクレジットカードにまとめられて便利です。
この定期券の購入時にクレジット払いすることで、ポイントが1.5%になります。
ボーナスポイントも貯まる
年間のカード利用累計額に応じて、ボーナスポイントがプレゼントされます。
プレゼントされるポイント数は、年間利用額30万円で250P、70万円で1,000P、150万円で2,500Pとなります。
国内最高1,000万円の旅行傷害保険が付帯
旅行代金をクレジット支払いすると、国内最高1,000万円の旅行傷害保険が付帯します。
さらに、海外旅行なら最高500万円の旅行傷害保険が自動付帯します。
年会費 | 524円(税込) |
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国際ブランド | VISA、JCB、マスターカード |
入会資格 | 日本国内に居住し、電話連絡のとれる満18歳以上の方。未成年者は親権者の同意が必要。ただし、高校生は申込み不可。 |
利用可能枠 | 10~80万円(入会時) |
付帯機能 | Suica、定期券、JRE POINT |
付帯保険 | 旅行傷害保険(国内最高1,000万円・海外最高500万円) |
追加カード | 家族カード(年会費477円・税別)、ETCカード(年会費477円・税別) |
楽天カードの特徴
年会費は永年無料
年会費無料なので、年会費無料条件などを気にせず安心して持っていることができます。
楽天グループ利用でポイントアップ
通常のクレジット利用でも1%の高還元率ですが、楽天グループの利用なら、楽天トラベルで常時ポイント2倍、楽天市場で最大3倍と、さらにポイントアップされます。
ポイント進呈ルールの変更について
2022年4月1日(金)より、一部サービスについて、楽天ポイントの進呈ルール(進呈対象金額)が下記のとおり変更されます。
- 変更前:消費税をポイント進呈対象金額に含む
- 変更後:消費税をポイント進呈対象金額に含まない
楽天市場の変更点
対象サービス 変更タイミング ポイント付与の対象金額 変更前 変更後 通常購入 2022年4月1日(金)00:00
以降の注文1商品ごとの税込購入金額 1商品ごとの税抜購入金額 定期購入
頒布会
予約購入2022年4月1日(金)00:00
以降に確定された注文注文確定時の税込購入金額 注文確定時の税抜購入金額 その他変更となる対象サービス
変更後のポイント進呈ルールについては、各サービスごとに条件等が異なる為、各サービスサイトをご確認ください。
※条件達成など固定値でのポイント進呈を行っているケースについては、ポイント進呈ルールの変更はございません。
※楽天ポイントカードでは、ごく一部の加盟店を除きポイント進呈対象金額に変更はございません。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
旅行代金のクレジット支払いにより、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。
海外旅行に便利なサービスが付帯
海外レンタカー10%オフ、海外用携帯・Wifiルーターレンタル20%オフ、手荷物宅配優待サービス、楽天カード会員専用ラウンジ(ハワイ・ワイキキ)など、海外旅行に便利なサービスが付帯します。
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | VISA、JCB、マスターカード |
利用可能枠 | 最大100万円 |
付帯機能 | 楽天Edy、楽天ポイントカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最大2,000万円) |
追加カード | 家族カード、ETCカード(年会費540円・税込) |
どちらのカードも年会費無料(実質無料)なのに、しっかり旅行傷害保険が付帯しているのは、大きなメリットといえるでしょう。
普段の使い方と、付帯サービスのメリットを考えてカードを選び、Google Payと上手に組み合わせ、有益に使いこなしてみてましょう。
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