オートバックスのETCコミコミセットで取り付けまで一貫して頼む際の注意点と準備

ETCの利用には車載器とETCカードが必要

有料道路の料金所で現金を支払うことなくスムーズに通過できるETCは、運転者が便利なだけでなく、渋滞緩和や排気ガスの軽減などによるエコロジー効果の点でも高く評価されています。

そのETCをまだ使っていない方、そして、ETCをすでに使っていて、ETC2.0にも関心があるという方のために、まずはETCの基本的なところから押さえていきましょう。

まずETCを利用するには、ETC車載器とそこへ挿入するETCカードが必要です。

ETC車載器ですが、これは車のダッシュボードに設置するタイプのほか、本体は目立たない場所に設置してアンテナ部分だけをフロントガラスに取り付けるタイプもあります。この車載器が料金所のアンテナとの間で交信して、有料道路に入ったときや出たときのチェックと料金情報のやり取りを行うわけです。この通信のため、料金所は時速20キロ以下で通過しなければなりません。

一方、車載器に挿入するETCカードはクレジットカ―ド会社が発行するものであり、これに紐付けされたクレジットカードから通行料金が決済されます。車載器の持ち主が誰であれ、決済はETCカードの契約者が行うことになるので、たとえば、レンタカーに搭載されたETC車載器に自分のカードを挿入して使ったりできます。

ETCカードの多くは、紐付けられたクレジットカードとは別に発行されますが、中にはクレジットカードと一体型になったものもあります。なお、ETCカードの発行手数料や年会費はカード会社によってそれぞれ異なります

クレジットカードを持たない方でも持つことのできるETCパーソナルカードというものもありますが、これは、デポジット(預託金)を預けなければならないため、クレジットカードを持つことのできる方なら通常のETCカードを持つほうがいいでしょう。

ETCカードには年会費無料のマイレージサービスもあり、有料道路の通行料金の支払い額に応じてポイントが貯まるため、クレジット決済に伴うポイントとの「二重取り」も可能です。マイレージサービスにより貯めたポイントは無料通行の形で還元されるほか、それとは別に、地方部では平日朝夕の割引も適用されます。

また、このマイレージサービスに登録していなくても、ETCを使っているだけで適用されるさまざまな割引があるので、有料道路をよく使う方なら短期間のうちに、ETC車載器などの代金分のおトクが返ってくるのではないでしょうか。

ETC2.0で圏央道が約2割引になる

続いてETC2.0について確認していきましょう。

ETC2.0では従来のETCの機能に加え、さまざまな運転支援サービスがドライバーに提供されます。それを支えるのは、全国の高速道路の約1600ヵ所に設置されている「ITSスポット」というアンテナです。このアンテナと車載機器との間で、高速かつ大容量の双方向通信(=DSRC)を行うことで、渋滞情報や安全運転支援、災害時支援情報などの情報提供サービスや経路情報を活用したさまざまなサービスが利用できます。

→利用できるサービスの詳細はこちら

ETC2.0を利用するには、ETC2.0対応の車載器(「ITSスポット対応」「DSRC対応」の車載器も含む)と、設置する車両情報を車載器に登録する「ETC2.0セットアップ」が必要です(セットアップについては後で詳しく触れます)。

また、ETC2.0の高速・大容量通信を活用した図形・画像情報等を活用するには、カーナビまたはスマートフォンと、それに連動するETC2.0車載器が必要となります。

ETC2.0の主な機能について次に紹介しましょう。

ETC2.0の主な機能

安全運転支援

今、走っている道路における渋滞や落下物、合流注意地点、急カーブ、天候情報などを、事前に図形と音声で注意喚起し、ドライブ中の「ヒヤリ」体験をなくします。

渋滞回避支援

隣県の道路交通情報を受信することで、交通状況を考慮した最適なルート選択が可能になります。ETC2.0では最大1,000kmの道路交通情報により、郊外から首都圏に入る時点で首都圏全体の所要時間を受信できるため、ETC2.0対応カーナビが最適ルートを選択できるようになりました。

災害時支援

ETC2.0では、地震などの災害発生と同時に、災害発生状況と併せて支援情報が提供されるため、予測のつかない災害時でも落ち着いた行動がとれます。具体的には、「地震発生。後方確認しハザードランプをつけ、ゆっくり左側に停車してください」といったアナウンスがカーナビから流れます。

圏央道利用料金が約2割引になる

以前は圏央道経由のほうが都心経由よりも料金が高かったのですが、2016年4月からは既存のETC車ではどちらのルートでも、出発地と目的地が同じなら同一料金となり、さらに、ETC2.0車では圏央道の料金水準が約2割引きとなりました。

→圏央道利用料金の詳細はこちら

高速道路からの一時退出可能

高速道路から一時退出後、道の駅など指定の施設に立ち寄りETC2.0送受信機を通過し、退出後1時間以内に高速道路に戻ると、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金になります。現在これは、国土交通省による実証実験として実施されています。

オートバックスの「ETCコミコミセット」ならリーズナブルな価格で全部コミコミ

ETC車載器には設置する車両の情報を登録する必要があり、その作業のことをセットアップといいます。これは「セットアップ店」として認められたカーディーラーやカー用品店、自動車整備工場などで行われ、通常、設置とセットアップで1万円前後かかりますが、オートバックスの「ETCコミコミセット」を利用すると、車載器代金込みのリーズナブルな価格で、購入・設置・セットアップまで行ってくれます。

セットアップは1つの車載器ごとに1台の車両情報を登録するため、1つの車載器を複数の車両で共有することはできません。なお、車載器メーカーが指定する方法以外(シガーソケット等による簡易取付など)で設置した車載器はETCシステム利用規程違反となるためメーカー保証が受けられず、セットアップ店におけるセットアップ(再セットアップ含む)も不可となります。

車載器に登録される情報はナンバープレートなどの情報であり、これは暗号化された上で登録されます。このとき個人を特定する情報は登録されませんが、セットアップ時には車検証と運転免許証等の提示が必要です。これによりセットアップ店は車検証における車両使用者と車載器利用者が一致することを確認します。

法人車両やETC使用者の家族が来店して手続きを行う場合は、来店者が法人に所属していること、あるいは家族であることを証明する身分証明証か委任状が必要となります。

注意したいのは、ETC2.0登録店ではETCのセットアップも可能ですが、ETC登録店ではETC2.0のセットアップはできないという点です。セットアップ証明書は、車の買い替えなどに伴う再セットアップ時や、マイレージサービスなどのサービスへ申し込むときに必要になることがあるため大切に保管します。

車載器の購入、設置、セットアップはそれぞれ別の店で行うこともできますが、通常、すべて同じ店で行なったほうが安く上がることが多く、特にオートバックスの「ETCコミコミセット」なら、ETC車載器+セットアップ+取付工賃+税がすべてコミコミで、ETCなら1万800円〜1万4,000円、ETC2.0なら、GPS付き発話型で2万4,820〜3万7,000円、カーナビ連動型で3万4,000〜4万7,000円、スマホ連動型で3万1,820円、カーナビ連動型光ビーコン付きで3万9,800〜5万4,000円となります。なお、最後の「光ビーコン付き」というのは一般道の情報も表示できるというものです。

車載器は店舗受け取りとなり、受け取りまで注文から5〜7営業日かかる場合があります。注文確認のお知らせメールにはシステムの都合上、「商品代金には取付工賃がふくまれておりません」といった旨の記載がありますが、取り付け工賃はきちんと含まれているので安心してください。

ETCカードを作るのにおすすめのクレジットカード2選

リーズナブルな価格でETC導入のほとんどの部分をお任せできる「ETCコミコミセット」ですが、ETCカードの発行手続きは自分で行なう必要があります。すでにクレジットカードを持っている方は、そのカード会社で申し込むのが手間のかからない方法ですが、この機会に新しいクレジットカードを作ってみるのもいいでしょう。

たとえば、アメックス(アメリカン・エキスプレス)の一般カード、通称アメックス・グリーンはどうでしょうか?

アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カード

アメックス・グリーンでETCカードを作る場合、新規発行手数料として1枚あたり850円(税別)がかかりますが年会費は無料です。アメックス・グリーン自体の年会費として1万2,000円(税別)かかりますが、他社ゴールドカードに匹敵する特典が付帯するので、それ自体には割高感はありません。

たとえば、アメックス・グリーンには最高5,000万円の旅行傷害保険(海外・国内)のほか、国内28空港・海外2空港の空港ラウンジの無料利用や、国内外1,000ヵ所以上の空港VIPラウンジを1回27米ドルで利用できる「プライオリティ・パス」に年会費無料で登録できるといった特典が付帯します。

ポイントサービス「メンバーシップ・リワード」では100円の利用につき1Pが貯まり、もちろん、ETCの利用でも貯まります。貯めたポイントは1度でも利用(特典に交換)すると有効期限が無期限となるので、じっくり腰を据えて貯められるでしょう。

ポイントは、ANAマイルやそのほかの提携航空会社のマイルへの移行(2,000P→1,000マイル)のほか、提携ホテルのポイントへの移行(2,000P→1,250Hオナーズポイント)、楽天スーパーポイントやTポイントへの移行(3,000P→1,000楽天スーパーポイント)などができるほか、カード利用代金へ充当(1P→0.3円)することも可能です。

「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間参加費3,000円・税別)に登録すると、ポイント交換レートがグンと上がるので、ポイントの貯まり具合次第では、それを利用してもいいでしょう。

年会費 1万2,000円(税別)
申込資格 20歳以上、定職がある方
ポイントサービス メンバーシップ・リワード(100円の利用につき1P)
付帯保険 最高5,000万円の旅行傷害保険(海外・国内)
その他の特典 空港ラウンジサービス
追加カード 家族カード(年会費6,000円・税別)、ETCカード(年会費無料・新規発行手数料850円・税別)
アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カード
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また、ETC利用分がポイント2倍付けとなるVIASOカードもおすすめのクレジットカードの1枚です。

VIASOカード
VIASOカード

ETCカードは新規発行手数料1,000円(税別)を支払った後は年会費無料で使うことができ、ETC利用代金のほか、携帯電話料金やインターネットプロバイダー料金などについても、ポイント2倍付けが適用されます。

貯まるポイントはVIASOポイントで100円の利用ごとに0.5Pが貯まり、貯まったポイントは1P→1円としてオートキャッシュバックされるので還元率は0.5%ということになります。ETC利用ならこれが2倍付けとなり還元率は1%となります。

せっかく貯めたポイントを使い忘れて無効にしたことのある方、または、その心配のある方にとって、このオートキャッシュバックはありがたい仕組みだといえるでしょう。

年会費無料で作れるカードですが、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯するほか、登録型リボ払いサービス「楽Pay」への登録により年間限度額100万円のショッピング保険も付帯するため、日常的な利用には必要十分な機能を持っているカードだといえます。

国際ブランド マスターカード
年会費 無料
申込資格 原則として18才以上(高校生不可)で電話連絡可能な方。
未成年の方は親権者の同意が必要です。
ポイントサービス VIASOポイントプログラム(100円の利用につき0.5P)
付帯保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険、年間限度額100万円のショッピング保険(楽Pay登録期間中)
追加カード 家族カード(年会費無料)、ETCカード(年会費無料・新規発行手数料1,000円・税別)
VIASOカード
VIASOカード
詳細ページボタン 申込みボタン

申し込みからカード発行までの期間にかんしては、VIASOカードが最短で翌営業日の発行アメックス・グリーンが2〜3週間後の発行となります。ただ、その期間よりも、自分のライフスタイルに合っているかどうかを考慮してカードを選んだほうがいいでしょう。

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